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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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自分の目や耳から入ってきた情報が、心に到達してよどんだオリになることがある。
そのオリが透明感を鈍らせ、かえって真実を見えづらくする。

そのオリは、時間の経過とともに たぷんたぷんと濃度を増やし、動きが鈍くなっていく。

手探りの、そのまた先に手を伸ばすことが危ぶまれ、静かにしょんぼり過ごした私の一週間。

でもその合間に親友が遊びに来てくれたし、そしてあい変わらずハルはかわいいし。

「ハルが人間だったら、ジゴロになっちゃうかもねー。私だってハルにはひざまずくよ。」「ほんとハンサムだし、もてもてだよね。」

このくだらない会話を 何度 私と娘の間で交わしたことか。

ハルの目は魔法の目。
一度視線があったなら、こちらが「負けた・・」と逸らすまで、その澄んだ視線をはずさない。

私の悪魔も下心も、すべて見透かされていたとしても、ずっと私を見つめて欲しい。
ハルの視線、ハルの存在に日々浄化され、なんとか人間らしく生きているのだから。





見頃の桜を、車内から、電車の中から 文字通り高嶺の花を見るまなざしで見ている。

土日に限っていえば、今日明日が桜のピークなのに、心ゆくまで桜に向き合えるほどの余裕がないのが残念。

今日は、所属する英語クラブ(Denentoshi Toastmasters English)で、あっという間に順番が回ってきてしまった4回目のスピーチを、なんとか無事に終わらせてきた。

 時間があればお経を唱えるようにスピーチを練習していたら、3日前あたりから、舌先がとても痛くなってしまった。

 鏡で見ると、舌の先端に 小さな半透明のビーズみたいな口内炎ができていて、これがちょっとでもどこかに擦れるとものすごく痛いのだ。

 ほら、英語の習い初めに練習する あの「L」の音が、そう とても苦痛で、「L」の入る単語を全部他の単語に変えてしまおうかと思ったくらいだ。

 なんか れろれろ言いながら練習を繰り返し、でも本番は容赦なく発音するよう心がけた。あー、終わってよかった。

 この何日かはずっとそんな状態だったのに、チーズトーストの上にタバスコかけずにはいられなくて、「ウッ」とか言いながら食べていた。

 去年の根強いマイブーム、「干し柿」への執着は、今ではかなり落ち着きを見せている一方、ただいま 「マフィンのきのこチーズ焼き」にぞっこん。 お昼何にしようかな・・と思いかけた時には もうすでに私の中では決まっているのだ。

 舞茸を先頭に、えりんぎ しいたけ えのき等を粗みじんに切って、シュレッドチーズも一緒にマフィンに載せ、そのまた上に網の目状にマヨネーズを絞り、最後にカリカリとブラックペッパーを振りかける。

こぼさないように そおーっと運び、焼き色がしっかりつくまでトースターで焼き上げる。その焼き上がりのあつあつに、タバスコを振る。ただそれだけ。

一種類の食べ物や物への執着、と言えば、5年前に亡くなった父の領域であった。
ずっとどこかで、そんなのつまらないじゃない・・と思っていたのに・・やっぱり遺伝子なのかしら? これ、書き出すと長くなるから、また次にしよっと。
新聞に載っている、「被災者の声」を毎日読んでいる。

行方不明の奥様を求めて、ひとつひとつの避難所を訪ね歩いたご主人。
いつも目の前にあって当たり前だったあの笑顔。その笑顔をたたえて、ひょっこりと避難所の奥から現われることを震えるほどに祈り、待つ。

・・ここもいなかった・・と背を向けて次の避難所へと向かう。
訪ねた避難所の数が増えるごとに、言いようのない不安が膨れ上がる。

いや、生きている。絶対に生きてるんだ。とその不安、かぶりを振って打ち消す。

あの笑顔に会えないまま、それでも日々は過ぎていく。それでも自分は生きている。

死んだのかもしれない・・意味ある言葉になる前に、何度も押さえつけ、つぶしてきたのに、この日 ぽっかり自分でつぶやいてしまった。

翌日から、目をそむけてきた遺体安置所に行く決心をする。

眠りにつこうと目を閉じると、がれきの下で 冷え冷えと横たわる、動かぬ妻の体が
浮かんでくる。泥からわずかに突き出た指先を見ただけで、その小さな爪を見ただけで、自分の愛する妻だとわかってしまう。

その指には血が通い、体は呼吸し、ともに生きてきたのだ。
長い年月、つらいときも嬉しいときも、共に生きてきたんだ。

「・・どうしても見つけてあげたい。」と、ご主人は、静かに言った。











先週の睡眠不足がちょっと遅れて悪影響を及ぼし、夕方に近づくほどに朦朧としてしまった。    夕飯を食べてから「ちょっと横になるから・・」の「ちょっと」が、ぶっ通しの4時間爆睡になるとは思わなかった。

ただいま 午前2時45分。
家族はみんな眠りの中。
私ひとり、パソコンのキーを、こつこつ うっています。

早朝ひとりで行動することはよくあっても、夜にめちゃ弱い私が、一人夜中に何かをしているというのは滅多にないこと。

とてもあこがれるんだけどね。夜中に夢中で仕事をしていたら、知らぬ間に朝日が差し込んでいた・・みたいなの。

でも不思議。12時前は、もう "きのう" なんだね。
7時間くらいぶっ続けで眠って一日と一日の間におおげさなインターバルがないと、
その区切りが私にははっきりして来ないようだ。

それでね、その「昨日」・・にお散歩に行ったふるさと村の様子です。






















物欲がなくて、なあ~んにも欲しくない。
清らかに聞こえるけれど、これはいいことなんだろうか?
最近疑問に思っていたのだ。

 父母の介護と子供達の反抗期が重なって、一時期 病気とは行かないまでもプチ鬱症状になった経験がある。

 そのときの無欲感を思い出すと、最低限の衣食住に加えて、何かが欲しい!と思えることは、生きていくための必要エネルギーに類似してるのかもしれない、と思える。

 ここ最近、雑誌や本以外何を見ても物欲がわかなかった私に、とうとう買いたい物が現われた。

それは、何を隠そう「デジタル一眼」です。

 最近いろいろな方の素晴らしい写真を目にする機会に恵まれて、じわじわとその思いが強くなってきたのだ。

 おととい、YAMADAに行って、カタログをどっさりもらってきた。
タイミングよく創刊された「もっとデジイチライフ」もすみからすみまで読んでいる。「デジイチ貯金」も始めた。

 あとは、機が熟すのを待つだけかな。

 



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