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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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早朝6時。東の空の明らみが濃度をあげ始める。
今日の太陽は今日のみの太陽。その表情を思う。

オレンジ色の粒子を拡散させて、雲の切れ間から今日の太陽が
今、生まれた。

毎日のことなのに、今日はことさらその存在のありがたみを思う。
光の輪の広がり、きらめきに向かってゆっくりと目をつむる。
そのあたたかみと明るさに、ただじっとする幸せ。

すぐ上には重そうな雲が垂れ込めている。
生まれたばかりの太陽はそこへとひっぱりあげられて、姿を消す。
途端に部屋がひんやりとする。
今日は一日曇天になるのかな?

曇りの日も雨の日も嵐の日も、姿の見えない太陽に想いを寄せてきた。

だって太陽はお天気なんて意に介さず、着々と燃え続けているのだから。
いつの日か燃え尽きるまで、一分一秒も休むことなく燃え続けているのだから。

テレビをつけると、猟奇的なドラマよりも怖い現実のニュース。
声高に誰かがしゃべり、隣の人をねじ伏せる。
暗黙のルールにがんじがらめにされた人たちが、お決まりの返しを繰り返す。

多面体の、人工的に磨かれた一面のみを見続けて、疑問をもつことさへ半ばあきらめて、
乾いた笑いを発していたら、思いもかけないものが私のもとに届いた。

人を素敵だなと思うとき、

彼らは自然な表情をしている。
作り笑いを身に着けなければ生き残れない世界。
でも本当の自分である時の彼らは、なんて自然ないい表情をするのだろう。
それは笑顔に限らなくて、イラつき、焦り、あきれていたりする時でさへもそう思う。
心と調和のある表情は呼吸ともシンクロしている。

人が好きなことをしているときの表情は、それこそ呼吸とシンクロしているようだ。
歌を歌っているとき。絵を描いているとき。
こんな表情するんだね。

多面体がくるくると回る。回り続ける。

その人たちを素敵だなと思うとき、

なんだかんだ言いながら、お互いのリスペクトが根底にあるのを垣間見られたとき。
その真反対が多い世の中。仲よさそうなのに実際は憎み合ってるって、悲しいもの。

彼らの場合、長い時をかけて、いろいろ取捨選択してきて今 ”素直” ってすごい
素敵。私自身も素直な関係がとても好き。自分の弱さを認めたり、相手の想いにより
そってみたり。

いろんな可能性を感じさせてくれるのもうれしい。
何かを取っ払って、人が一歩踏み出すのを目撃できるのはワクワクするもの。

歩き出す行き先はどこのなのかわからないけれど。
それは「明日の自分はわからないけど・・今すごく楽しい・・」っていう言葉が
すべてを表しているように思える。

君たちの手にしている地図が、ボーダーレスであることを願ってしまう。
国境なんてなかったらいいのにと思う。
圧力に負けないで、自分の行きたい方向に、信じる方向に進んで行ってね。


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蝉しぐれがまだ、脳みその裏側のほうで鳴っている。

それは音(おと)の記憶に過ぎず、それとセットになって私の肌に張り付くいてくる、あの息苦
しいほどの熱の記憶と共に、「日々遠のいていく」というのが例年の定め。

現実は、考慮なしに身に着けた半袖に、ひやりと肌寒さを感じてしまう今日この頃。

それでも薄い長袖を羽織れば、暑過ぎもなく 寒過ぎもなく、何をするにも快適な季節で
あるには違いない。

 昨日、10月に予定している「3年2組高校女子会、大人の遠足 in 横浜」の予行のために、
Hitomiと横浜に行ってきた。

 外見もレトロで可愛らしい「あかいくつバス」を利用して、みなとみらい から 赤レンガ倉庫
港の見える丘公園など、有名どころで降りては、散策を楽しんだ。

 横浜を一日楽しみたい方は、みなとぶらりチケット5百円がお勧めです。

チケットを買えば乗り降り自由、一日フリーパスでお買い得ということです。
あかいくつバス = 中華街元町ルート と みなとみらいルート の2ルートをうまく乗り
継いで利用すれば、横浜のほとんどの名所を網羅することができます。
バスからの眺めも飽きません。子供のころのようにワクワクして窓ガラスに張り付いてました。
あかいくつバス以外にも、そのチケットで、ぶらり三溪園バスにも乗れちゃいます。

本当はね、横浜美術館で美術鑑賞→隣接のレストランミュゼでランチ→赤レンガ倉庫で
雑貨めぐり→港の見える丘公園で、ローズガーデン散策 洋館訪問→ その辺のカフェで
お茶・・・

・・・みたいなコースを考えていたんだけれど、まずランチをしようとしていたミュゼが
結婚式披露宴で貸切、美術館が特別なイベント(横浜トリエンナーレ)のため、常設のものは展示
していないということで、前半の計画は白紙に。

 美術館の、その特別イベントは、現代アートの国際展で、美術館の外観そのものも変貌を遂
げていた。何百もの紺色やオレンジ色のライフジャケットが、美術館入り口両側の大きな柱を、
シダ植物のように覆っていた。

 Hitomiが、現代アートは私たちにはちょっとね・・ほら、????ってなっちゃうことも多い
からさ・・と言った。私も確かに、と思って、美術館は取りやめることにしたのだ。

 家に帰って旦那に、丹下健三さんの建築物がライフジャケットとビニールボートで覆われて
いてね・・と言ったら、あれは「難民」を表現してるらしいよ、と教えてくれた。

 なるほどそうだったのか、と納得はしたれど、芸術ってさ、意味もわからず心にズシンとくる
ものじゃないかなー・・意味教えてもらって、なるほどっていうのは芸術って言えるのかなあ
・・と、難癖つけたりしていた。

港の見える丘公園内にある大佛次郎記念館で猫を特集したイベントをやっていて、私たち世代
にはそっちの方がやさしいね、と話し合い、芸術の秋を満たす方向は、そちらに担ってもらう
ことにした。

暇なし、金なし、体力なしのナイナイ尽くしの私ではありますが、日々の中に上記のような
ことも入れながら、なんとか毎日を回しております。






一か月に一度は更新しようと自分の中でなんとなく決めていたのに、6月を逃してしまうと、
枠組みがほどなく緩んでしまって、そのままズルズルと七月も後半に突入してしまった。

これは顕著に「私」を象徴するいきさつだ・・と言えることが、ちょっぴり情けない。

もう今更書いても誰も読まないだろうな、と思いながら、気が向いたときに書いてみる。
これ、何の意味もなさないようで、実は今の私の好みに非常に合っている。

もしかしたら、物好きなどなたかが、読んでいるかもしれない。そう思うとそれはそれで
わくわくするし、私がツラツラ書いたことが、誰にも読まれずに、シーンとした深い暗闇
にチリのように積み重なり、横たわり続ける様子を想像すると、何ともいえないロマンチック
な気持ちになれるのだ。

 というわけで、私はブログを書き続ける。
あけてしまった空白の時間を埋めるべく、前回から今までのいろいろな出来事を時系列順に
並べる・・なんてことはしないけれど、生活は、何とか最低限度でも回って来ている。と、
お知らせしておこう。

 久しぶりにブログを開いたことで、自分のブログのタイトルをいつになくかみしめること
ができた。『My favorite things』・・・私のお気に入りの物たち。

 私はこの頃たくさんの物を買っている。
買いながら、欲望に任せて物を買うことは、罰当たりな行為だと、どこかで思い、少し
罪悪感を感じている。

「断捨離」とか「ミニマリスト」とか、物に支配されない素敵なシンプルライフが、じわり
じわりと、世の中のロールモデルになっているのも承知している。

年取るごとに、不必要なものをそぎ落とし、自分のエッセンスの濃度をあげていくことが、
私世代の向くべき方向じゃないか、とも思っている。

 そういうことを知りながらも、私は自分が一目ぼれしてしまった色合いのフレアースカート
を買ってしまう。死ぬまでに間に合う、十分な数のスカートを持っているのに、だ。

その、水色主体のパネル柄、コットンシルクフレアースカートは、風にそよぐと、自然と一体
になることができる。

心地よい丸み、複数素材の憎い程の配合バランス、好きな色合い・・この三つがそろったスニ
ーカーも買ってしまう。

観葉植物がたくさん置いてある、お花屋さんのバーゲンに行っては、大きなゴムの木の鉢植えを
衝動買いしてしまう。

 言い訳をしていい?
最近ね、物との出会いが運命的だと感じるの。その感覚を感じた時はちょっと無理してでも買っ
てしまう。

人に対しても、年々そうなっている傾向があるんだけどね、物との関係性も深まっているという
か、本気で向き合えるようになってきた。本当に好きなものに出会ったときに。

いつか壊れてしまうかもしれないけれど、できれば一生おつきあい願いたいと思える。
そのものの手触り、その時間を慈しむことができる幸せ。だから、ひとつひとつ大切に扱う。

どんなちっぽけなことでも、関係性を大切にしていきたい。

旦那の定年まであと一年ちょっと。あと数回のボーナスの大切な一回分が7月に支給された。
私は考えた挙句、「発酵フードメーカー」を買ってもらった。

これはもう奇跡に近い。
大好きな甘酒とヨーグルトが自分で好きな時に作れるなんて夢のようだ。

「発酵」というプロセスも実に魅力的だ。

米麹とごはんを発酵させて甘酒を作っているとき、牛乳にヨーグルトの種菌を混ぜて、ヨーグルトを発酵させているとき、私は意味なくそこに耳を近づけてみたりする。

実際には何にも聞こえないのだけれど、菌や酵母が有機化合物を分解する音が聞こえるような
夢心地で、私はできあがりをひたすら待つ。


約3週間前の土曜日、結婚披露宴会場で、横の親戚テーブルから、いとこのJunの声がやけに
冴え渡っていた。

「ちいちゃんとこ、フライパンゲームってのがあったでしょ? 泊まりに行った時によく遊ん
だんだよ」
話相手はJunの隣に座っている私の兄であり、披露宴の主役は花嫁衣装を身にまとった娘で
あった。

私も実にウキウキと、「花嫁の母」をやらさせてもらっていたわけだ。
慣れない留袖などを着ていたけれど、それゆえに特別感が増したのか、いつもよりも「おすまし」
してしまったのは否めない。

後から友達に「感激して泣いた~?」と聞かれたが、それに対しては期待を裏切って、
「ぜんぜ~ん!」

だって「結婚なんてナンセンス・・」みたいなことをほざいていた娘が、本当に気のいい
お婿さんと出会ってこの日を迎えられたことが、天恵のように思われ、嬉しくて仕方がなかった
のだ。

式から一週間後の土日に、要あって、娘もお婿さんもそれぞれ実家に戻ることになった。
結婚後の初めての里帰りだ。

日曜の朝、朝ご飯を食べながら、テレビでは「ひつじのショーン」が流れていた。

私が横目でテレビを見ながら、「ひつじのショーンの小さなゴム人形が欲しくて、前随分ネット
で探したけど見つからない」と娘にぼやくと、
「え~、あるでしょ、そんなの・・」と言って2,3分後、私の携帯の着信音が何度もなり始めた。

しかしながら・・デジタルネイティブ世代の彼女の、ガジェット扱いの早いこと。
私が携帯を開くと、5つも6つもリンクが送られていて、それをわくわく開いていくうちに、
とうとう運命的な「のせキャラひつじのショーン」に辿りつくことになるのだ。

いとこのJunが言ってたように、小学校時代の私はフライパンゲームに熱中した。

プレイヤーは、プラスチックの5色のフライパンの一つを選び、バランス台の上に乗せる。
フライパンの裏には小さな円が記してあって、小さなバランス台とそのしるしを合わせ、
フライパンを乗せることからゲームが始まるのだ。

さて次にレシピカードを順番に引く。
ポークチャップ定食とかカレーとかのレシピだったと思う。で、材料がそこに記されている。
ゲーム箱の中央にはプラスチックでできた材料がごちゃ混ぜに置かれている。
その中からレシピ通りに小さなスコップシャベルのようなもので材料を拾い上げ、
フライパンに載せていく。

つまりバランスゲームだ。一番早くすべての材料をフライパンに載せられた人が勝ち。
バランスを崩してフライパンが傾いた人は最初から・・
そういうめちゃくちゃ単純なゲームだった。

今私のもとには「のせキャラひつじのショーン」 プラス 少しスケールが小さい地主と犬
がある。

のせキャラには地主と犬がはいってなかった。
「地主と犬は諦める・・・」と、ぼそっと言って、アマゾン注文した私の様子を、娘は何と
お婿さんにメールで知らせていた。恥ずかしい。

お昼にハルの散歩の後、カフェでご飯を食べていると、娘が携帯を見ながら「ひょえ~っ」と
叫んだ。お婿さんがガチャポンで「地主」と「犬」を当ててくれていた。
それも2回やっただけで。娘が「ほらっ」と写真付きのラインを見せてくれた。

なんていいお婿さんなんだ! 力強い義理の息子だ!

夕方娘の家に娘を車で届けると、すでにお婿さんが帰っていた。
彼はニコニコしながら私に近づき、「はい」と赤と黄色のガチャポン玉を渡してくれた。

「ありがとう!嬉しい!おかげでコンプリートだよ!」と、私は自分の喜びを素直に伝えた。

 おととい下田から帰ってきた。

下田はペリーロードが素敵だった。
その中でも、私が一目ぼれして購入した2枚のお皿の絵の作者で、「草画房」店主、尚生さん
とは、英語で言う hit it off で、会った途端に馬が合うというのか、
昔からのお友達のようにおしゃべりがはずんでしまった。たまに銀座で個展をされるので、
その時は招待状を送ると約束してくれた。人生の楽しみがひとつ増えました。

書き始めると止まらない。でもここらへんでやめておこう。
ではまたそのうち。






























花曇りの今日。時折霧雨が花びらを濡らす。
近隣の桜たちは8,9分咲き。あと数日は散らずに傍にいてくれるだろう。

こんな日の桜のピンクは なんだか少し気だるく見えて、だからあの圧倒的な存在を前に
しても、心も体もどこか弛緩しながら楽しめるような気がするのだ。

 桜が咲く。始まりの季節が訪れる。
ここ数日、8時くらいに散歩をしていると、スーツ姿のお母さんと、おろしたての
制服を着たお子さんが、照れくさそうに写真を撮ったりしている場面に何度か
出くわした。

 小学校の前にさしかかると、マイクを通した自己紹介の言葉が空へと拡散していた。

「みなさんと一緒に、お勉強も遊びも楽しみたいです。よろしくお願いします!」
という新任の先生の挨拶に、生徒たちが「よろしくお願いします」と一斉に応えていた。

数百人いるであろう生徒達が、同じ反応をすることに、同じ言葉をひとつにまとめて
発するその技術に、少々驚いた。昔にはなかったことだ。
パターン化されているのかな?

 どんな様子だろうと視覚で確かめてみたくなり、歩みを止めて爪先立ちになると、
そこには不思議な光景が広がっていた。

生徒たちが全員、列を作って体育座りをしていたのだ。
朝礼台の前に並んで立っている先生方を、生徒たちは膝を抱えながら、少しアゴを上げて
眺めていた。朝礼で倒れる子供達の数が昔より増えているのだろうか。

 ものの5分そこにいただけで、小学校の何気ないあり方にでさえ、私が当たり前と思って
いたもの事と違っていることに気づかされた。

世の中大きく変わってきている。私がただ気づかなかっただけなのだ。

歳を取るということは、世の中との、小さなズレの積み重ねであるとも言える。

信念みたいなものは揺らいでしまったらもはや信念ではなくなってしまうだろうから、
それは別として、ちょっと違和感を感じてしまう今の時代とのズレを感じながら、
でも受け止めていくことが今の私には必要なのだと思う。


やりたいことができないよ~・・とぼやいている状態は、そんなに悪いものではないはずだ。
少しずつはやれているので、やりきった感がない分 その物事への執着が長く続く。

私はそうやって一つ一つのことを長く続けてきた。死ぬまでそうやって行くのだろう。
ステージがあがれば難しさのステージもあがる。ひとつ階段をあがると今まで見えなかった
ものが見えてくる。それは楽しくもあり同時に攻略不可能な高い壁にも見える。

その日暮らしの私は、過去も未来もあまり気にならなくなった。
ヨガを毎日してたら、自然とそうなった。
今やっていることの肌触りが私の生きている証のような。
それが、今の私です。














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