日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
ハルが昨日10歳になった。
9歳の終わりに調子を崩し、でも手術後にはとても元気になってくれた。
この10歳を節目に、ハルが古い殻を脱ぎ捨てて、フレッシュに生まれ変わってくれたように
も思えて、私は本当にうれしいのだ。
日曜日、一日早いけど~・・と言いながら、娘はハルへのプレゼントを抱えて我が家にやって
来た。娘はハルに甘くて、普段から何かと理由をつけてはハルグッズを買ってくる。
今回は、お誕生日だからなおさらだ。ケーキ、チャイナ服、帽子、おもちゃ等々。







家にあるハルのおもちゃは、ほとんど娘が買い与えたものだ。
こんなにハルに物を買い与えるのは、反動なんじゃないかと思う。
今だに子供たちにぼやかれることがある。
小さい時に、あまりおもちゃを買ってもらえなかった・・ということだ。
当時はやっていたセーラームーン。友達の変身スティックはスイッチを押すと音が出て
きらきらとドラマチックに光るのに、どうして自分のものだけ押し黙っているのかが訳わから
なかった・・そうです。
そうなんです。一番安いシンプルなものを私が買ったからなんです。
息子はミニよんくを買ってもらえず、しょうがないから、レース場にプラレールの電車を持って
って、手動で走らせていたんだからね・・と笑って言う。
けちだった、ていうのもあるけど、工夫してもらいたかったのよね。親としては・・。
いや、やっぱり単にけちだったのかもしれない。悪かった。
反省して、孫でも生まれた日にゃ、甘いばあばに成り下がります。
歌とは無縁だった生活から、最近キッチンでお茶碗洗いながら、やたらと ♪はっぴーはぴいー♪
と歌っている。大学時代の先輩のバンドに、コーラスとして参加することになったからだ。
日曜の夕方から、渋谷のスタジオに行ってバンド練習に参加してきた。
歌なんてずっと歌っていなかったけれど、やっぱり楽しいもんだなあ、と思う。
同期の2人とハモるという、私にとってハードル高い技術を要するけれど、楽しんで
やらせてもらおうと思う。ちなみに私が参加するのは、Pharrell Williams の "Happy"
です。
♪はっぴい はっぴい♪ ってずっと歌ってたら、本当にはっぴいになっていくので、
今私は 最高♪はっぴい♪です。
9歳の終わりに調子を崩し、でも手術後にはとても元気になってくれた。
この10歳を節目に、ハルが古い殻を脱ぎ捨てて、フレッシュに生まれ変わってくれたように
も思えて、私は本当にうれしいのだ。
日曜日、一日早いけど~・・と言いながら、娘はハルへのプレゼントを抱えて我が家にやって
来た。娘はハルに甘くて、普段から何かと理由をつけてはハルグッズを買ってくる。
今回は、お誕生日だからなおさらだ。ケーキ、チャイナ服、帽子、おもちゃ等々。
家にあるハルのおもちゃは、ほとんど娘が買い与えたものだ。
こんなにハルに物を買い与えるのは、反動なんじゃないかと思う。
今だに子供たちにぼやかれることがある。
小さい時に、あまりおもちゃを買ってもらえなかった・・ということだ。
当時はやっていたセーラームーン。友達の変身スティックはスイッチを押すと音が出て
きらきらとドラマチックに光るのに、どうして自分のものだけ押し黙っているのかが訳わから
なかった・・そうです。
そうなんです。一番安いシンプルなものを私が買ったからなんです。
息子はミニよんくを買ってもらえず、しょうがないから、レース場にプラレールの電車を持って
って、手動で走らせていたんだからね・・と笑って言う。
けちだった、ていうのもあるけど、工夫してもらいたかったのよね。親としては・・。
いや、やっぱり単にけちだったのかもしれない。悪かった。
反省して、孫でも生まれた日にゃ、甘いばあばに成り下がります。
歌とは無縁だった生活から、最近キッチンでお茶碗洗いながら、やたらと ♪はっぴーはぴいー♪
と歌っている。大学時代の先輩のバンドに、コーラスとして参加することになったからだ。
日曜の夕方から、渋谷のスタジオに行ってバンド練習に参加してきた。
歌なんてずっと歌っていなかったけれど、やっぱり楽しいもんだなあ、と思う。
同期の2人とハモるという、私にとってハードル高い技術を要するけれど、楽しんで
やらせてもらおうと思う。ちなみに私が参加するのは、Pharrell Williams の "Happy"
です。
♪はっぴい はっぴい♪ ってずっと歌ってたら、本当にはっぴいになっていくので、
今私は 最高♪はっぴい♪です。
3日前の29日に、高校時代の友達6人と鎌倉に行って来た。
前回みんなで自由ヶ丘に集まり、さて日も暮れたころ、「楽しかったね、またね・・」とお互い
言い合っている時に、鎌倉に住む友達が、「じゃ次は、私がローカルならではのプランを練るよ・・」と次回に希望をつなげてくれた。そしてその希望がおととい楽しい現実となったのだ。
そこに生活している人が選ぶ場所は、ガイドブックが紹介し損ねているような隠れ家的な
要素を含んでいて、まず「混んでない」し「ゆったり」とできるのがいい。
なので、海岸はポピュラーな由比ヶ浜ではなく材木座海岸を歩いた。
大学時代に考古学を専攻していた友達が、「海流の関係で明朝時代の中国から陶磁器片が流れ着いた場所なのよ・・」と教えてくれただけでなく、その鋭い鑑識眼で、貝殻しか落ちていないよ
うに見える砂浜から、9個もの陶磁器片を拾って見せてくれた。
お昼は隠れ家的イタリアンレストランに。
寝ころびたくなるような大きなソファーが心地よく、前菜、生パスタ デザート ドリンクに
加え、ビール飲んじゃおか・・ということになり、ジョッキで勢いよく乾杯した。
お買い物は、賑やかな小町通りを楽しみ、本店でハトサブレを買ったり、1000円の干物セット
に、安ーい!と驚き 早々にレジに並び、帰りには結構な荷物になってしまった。
でもこの干物セットがすごいのなんのって。
干物は、アジ6枚、キンメ2枚、カマス2枚、生のイワシ2匹、しらす干しひとパック・・で税込1000円ぽっきり。
帰ってその日にイワシの梅しょうが煮を作ったら、今まで食べたイワシの中で一番おいしかった。
昨日の夜ごはんは、五目炊き込みご飯とカマスと豆腐とわかめのお味噌汁。
なんてことのない食卓が気持ちを贅沢にしてくれる。
次は、埼玉に住む二人が「川越プラン」を練ってくれるという。
ただどこかに集まって型どおりの楽しみ方をするのではなく、親しい友達の情報 知恵 経験
趣味 傾向 感覚を、その日一日満喫できることがとても楽しい。
私ももう一人の友達と、次の次くらいに 横浜プランを立てようと思っている。
大人の遠足は、飾り気がなく自発的であり、経験や知恵に基づいた、貴重な時間なのだ。










前回みんなで自由ヶ丘に集まり、さて日も暮れたころ、「楽しかったね、またね・・」とお互い
言い合っている時に、鎌倉に住む友達が、「じゃ次は、私がローカルならではのプランを練るよ・・」と次回に希望をつなげてくれた。そしてその希望がおととい楽しい現実となったのだ。
そこに生活している人が選ぶ場所は、ガイドブックが紹介し損ねているような隠れ家的な
要素を含んでいて、まず「混んでない」し「ゆったり」とできるのがいい。
なので、海岸はポピュラーな由比ヶ浜ではなく材木座海岸を歩いた。
大学時代に考古学を専攻していた友達が、「海流の関係で明朝時代の中国から陶磁器片が流れ着いた場所なのよ・・」と教えてくれただけでなく、その鋭い鑑識眼で、貝殻しか落ちていないよ
うに見える砂浜から、9個もの陶磁器片を拾って見せてくれた。
お昼は隠れ家的イタリアンレストランに。
寝ころびたくなるような大きなソファーが心地よく、前菜、生パスタ デザート ドリンクに
加え、ビール飲んじゃおか・・ということになり、ジョッキで勢いよく乾杯した。
お買い物は、賑やかな小町通りを楽しみ、本店でハトサブレを買ったり、1000円の干物セット
に、安ーい!と驚き 早々にレジに並び、帰りには結構な荷物になってしまった。
でもこの干物セットがすごいのなんのって。
干物は、アジ6枚、キンメ2枚、カマス2枚、生のイワシ2匹、しらす干しひとパック・・で税込1000円ぽっきり。
帰ってその日にイワシの梅しょうが煮を作ったら、今まで食べたイワシの中で一番おいしかった。
昨日の夜ごはんは、五目炊き込みご飯とカマスと豆腐とわかめのお味噌汁。
なんてことのない食卓が気持ちを贅沢にしてくれる。
次は、埼玉に住む二人が「川越プラン」を練ってくれるという。
ただどこかに集まって型どおりの楽しみ方をするのではなく、親しい友達の情報 知恵 経験
趣味 傾向 感覚を、その日一日満喫できることがとても楽しい。
私ももう一人の友達と、次の次くらいに 横浜プランを立てようと思っている。
大人の遠足は、飾り気がなく自発的であり、経験や知恵に基づいた、貴重な時間なのだ。
エリザベスカラーをつけたハルが、横になって寝息をたてている。
パラボラアンテナのコスプレをしているような可愛らしいハルのお尻周りは、肌ぎりぎりまで
刈り込まれ、肛門のすぐ脇にはまだ抜糸も済んでいない生々しい傷跡が縦方向に主張している。
ハルは日曜日に手術を受け、火曜日に退院してきたばかりなのだ。
昨日今日の散歩中、いたいけなハルをやたら慎重に扱う私に、ハルはうっとりするほどの快調さで、
お通じやおしっこを見事なパフォーマンスのように済ませてくれて、私を喜ばすのであった。
「些細なこと、当たり前だとおもっていたこと」のしみじみと身に沁みる価値が、私の中でまた
グンと跳ね上がる瞬間だった。
ハルの「会陰ヘルニア」には、私にも責任がある。
全身麻酔の去勢手術を自分勝手な恐怖からためらい、9歳の今まで去勢せずに来てしまっていた。
先生の説明によると、去勢しないことで放出されるホルモンが、お尻の筋肉を薄くしてしまうと
いう悪影響を与え、それによってできやすい不都合な隙間から、腸やその他の臓器がはみ出す傾向
にあるということらしい。
ハルはまずお通じに苦しんだ。隙間から押し出されることで、腸も蛇行し、いろいろな臓器に
圧迫をかけていたのだと思う。そういえばいつになく頻尿でもあったなあ。
これ以上余分なホルモンの影響を止めるためにも、「筋肉バインディング」というメインの手術
以外に、去勢手術と歯のクリーニングもしてもらった。
当日、手術後に「取り除いたタマタマを見ますか?」と先生に聞かれた私は、不意打ちをくら
い、いろんなことが頭の中を渦巻くも、答えられないでいると、「じゃ、いいでしょうかね・・
こちらで処理させてもらいましょうね。」と、その場が過ぎ去ってしまった・
見ておけばよかったな。
9年間ずっと一緒に過ごしてきたのだし。
そんなこんなでハルくんの 腸 とか 膀胱 とか 肛門 とか タマタマ・・などであふれる
世界にしばらく住んでいたら、息子から電話が入った。
「病院でCT撮ったら、腎臓が一個しかないって言われた。」
えっ? いっこ? どういうこと? え?どうしよう・・ごめんね。
わけがわからず支離滅裂になった。
私ね、これからずっと元気でいるよ。頑張るよ。
歳のわりにはピカピカの腎臓をふたつ携えて、何かあった時にすぐにひとつを差し出すことが
できるように。
なんかね、誤解を招くかもしれないけれど、母親として、そういう死に方もいいな、と。
ちょっとしたロマンチシズム。
なんか今回のことがきっかけで、私は自分の健康保険証の裏にある、脳死・心臓死の場合の
臓器提供の意思表示に、まるをつけて署名をすることができた。
ちょっと広くものごとを見れば同じなんだってわかったから。
そう言えばハルの手術の日が偶然にも父の日だった。
娘も息子もハルを心配してすごい久しぶりに家族全員が集まった。
息子が帰った後に大きな荷物が届いた。
カードに、「母の日父の日まとめておめでとう。」とあって差出人は娘と息子とハルだった。
娘は照れくさそうで、がぜんおしゃべりになっていた。
ブリザードフラワーの上にハルが乗っかっている。
想像つかないでしょ? 退院後に撮ったハルとのツーショットがあるので写真載せます。
ハルに似たお人形が、ハルのいない空間を埋められるはずもないけれど、子供たちとハルから
送られたというその事実に、私の心の温度がしだいに高まり、柔らかさを増して行ったのです。
パラボラアンテナのコスプレをしているような可愛らしいハルのお尻周りは、肌ぎりぎりまで
刈り込まれ、肛門のすぐ脇にはまだ抜糸も済んでいない生々しい傷跡が縦方向に主張している。
ハルは日曜日に手術を受け、火曜日に退院してきたばかりなのだ。
昨日今日の散歩中、いたいけなハルをやたら慎重に扱う私に、ハルはうっとりするほどの快調さで、
お通じやおしっこを見事なパフォーマンスのように済ませてくれて、私を喜ばすのであった。
「些細なこと、当たり前だとおもっていたこと」のしみじみと身に沁みる価値が、私の中でまた
グンと跳ね上がる瞬間だった。
ハルの「会陰ヘルニア」には、私にも責任がある。
全身麻酔の去勢手術を自分勝手な恐怖からためらい、9歳の今まで去勢せずに来てしまっていた。
先生の説明によると、去勢しないことで放出されるホルモンが、お尻の筋肉を薄くしてしまうと
いう悪影響を与え、それによってできやすい不都合な隙間から、腸やその他の臓器がはみ出す傾向
にあるということらしい。
ハルはまずお通じに苦しんだ。隙間から押し出されることで、腸も蛇行し、いろいろな臓器に
圧迫をかけていたのだと思う。そういえばいつになく頻尿でもあったなあ。
これ以上余分なホルモンの影響を止めるためにも、「筋肉バインディング」というメインの手術
以外に、去勢手術と歯のクリーニングもしてもらった。
当日、手術後に「取り除いたタマタマを見ますか?」と先生に聞かれた私は、不意打ちをくら
い、いろんなことが頭の中を渦巻くも、答えられないでいると、「じゃ、いいでしょうかね・・
こちらで処理させてもらいましょうね。」と、その場が過ぎ去ってしまった・
見ておけばよかったな。
9年間ずっと一緒に過ごしてきたのだし。
そんなこんなでハルくんの 腸 とか 膀胱 とか 肛門 とか タマタマ・・などであふれる
世界にしばらく住んでいたら、息子から電話が入った。
「病院でCT撮ったら、腎臓が一個しかないって言われた。」
えっ? いっこ? どういうこと? え?どうしよう・・ごめんね。
わけがわからず支離滅裂になった。
私ね、これからずっと元気でいるよ。頑張るよ。
歳のわりにはピカピカの腎臓をふたつ携えて、何かあった時にすぐにひとつを差し出すことが
できるように。
なんかね、誤解を招くかもしれないけれど、母親として、そういう死に方もいいな、と。
ちょっとしたロマンチシズム。
なんか今回のことがきっかけで、私は自分の健康保険証の裏にある、脳死・心臓死の場合の
臓器提供の意思表示に、まるをつけて署名をすることができた。
ちょっと広くものごとを見れば同じなんだってわかったから。
そう言えばハルの手術の日が偶然にも父の日だった。
娘も息子もハルを心配してすごい久しぶりに家族全員が集まった。
息子が帰った後に大きな荷物が届いた。
カードに、「母の日父の日まとめておめでとう。」とあって差出人は娘と息子とハルだった。
娘は照れくさそうで、がぜんおしゃべりになっていた。
ブリザードフラワーの上にハルが乗っかっている。
想像つかないでしょ? 退院後に撮ったハルとのツーショットがあるので写真載せます。
ハルに似たお人形が、ハルのいない空間を埋められるはずもないけれど、子供たちとハルから
送られたというその事実に、私の心の温度がしだいに高まり、柔らかさを増して行ったのです。
ヨガ合宿に参加してから一週間が経った。
普通の生活ではしない経験満載で、特にあれほど規律に合わせて生活するなんて、
大人になってからはなかったことだ。
4時半起床、瞑想、ジョギング、講義、アサナの実践、樹木に囲まれた呼吸法、
読経等々・・「じゃ次は10分後に、どこそこに集合・・」という先生の掛け声で動き、
その場に行って初めて次にすることを知らされる。
ご飯を食べている時も、たとえば「人参の生命をいただく」という気持ち、にんじんの
生命を自分の生命に最大限生かさせていただく・・という姿勢で食べ物に向き合うべきだと
教えられる。
これは一歩間違えると、あなた何言っちゃってんの?と言われそうだけど、そのように
実感できて食事をすると、それが自然の方向性であるからなのか、何のストレスもなく
心地よく食事ができるから不思議なのだ。
私はねえ、家に帰って以来、朝トイレに行って流す時まで、「ありがとう」とか言っちゃっ
てるような、人には見えないところでちょって変な人になってます。
いつものことだけど、影響受けやすいのよね。
様々感じたことはあったけれど、たぶん一番の収穫は、これからお互い大切にして行けそうな
友達ができたこと。びっくりしたことに同い年だったの。
彼女は直観が鋭くて、ものすごくカジュアルに預言者みたいなことをして私を驚かすのだ。
「ね、お釈迦様に似てるよね。だからいろんなことが見えるんじゃない?」と言う私に、
そんなこと言われたの初めてだよ。とケラケラ笑っていた。
彼女はフラメンコの先生でもある。お釈迦様のように穏やかな彼女が、深紅の衣装をまとい、
情熱のフラメンコを踊る姿をぜひ近々観に行きたいと思っている。
ヨガ合宿の翌日、縁あって、立教大学の生徒さん達にヨガを教えに行く先生に、助手として同行
させてもらった。
立教大学は本当に美しいキャンパスをもつ大学で、ベンチに腰かけて風にそよぐ木々の緑を
眺めているだけで、ふと空を仰ぎ、深呼吸をしてしまう。
講習中に、ポーズのデモンストレーションをやらせてもらったのだが、若い生徒さんたちが
その度に、きゃーすごおい・・きれい・・とか言ってくれるのが、私は素直にうれしかった。
どんなきっかけであれ、どんなかたちであれ、若い彼女たちのどこかに、自分体の声を聞い
たり、自分自身と向き合う術の小さな種が植えられたならいいなと思う。
未來のたくさんある若い人が、何かに気付くのが早ければ、それだけ可能性は広がると思うから。
目の血管が切れて白目が赤くなったり、前歯の根っこの治療中の仮歯が外れて歯抜けに
なってしまったり、自分の顔が映る鏡を見て、「妖怪見っけ・・」とつぶやいてしまう
日々も同時に過ごしていたけれど、なんか一山越えて、今ほっとしているところです。
普通の生活ではしない経験満載で、特にあれほど規律に合わせて生活するなんて、
大人になってからはなかったことだ。
4時半起床、瞑想、ジョギング、講義、アサナの実践、樹木に囲まれた呼吸法、
読経等々・・「じゃ次は10分後に、どこそこに集合・・」という先生の掛け声で動き、
その場に行って初めて次にすることを知らされる。
ご飯を食べている時も、たとえば「人参の生命をいただく」という気持ち、にんじんの
生命を自分の生命に最大限生かさせていただく・・という姿勢で食べ物に向き合うべきだと
教えられる。
これは一歩間違えると、あなた何言っちゃってんの?と言われそうだけど、そのように
実感できて食事をすると、それが自然の方向性であるからなのか、何のストレスもなく
心地よく食事ができるから不思議なのだ。
私はねえ、家に帰って以来、朝トイレに行って流す時まで、「ありがとう」とか言っちゃっ
てるような、人には見えないところでちょって変な人になってます。
いつものことだけど、影響受けやすいのよね。
様々感じたことはあったけれど、たぶん一番の収穫は、これからお互い大切にして行けそうな
友達ができたこと。びっくりしたことに同い年だったの。
彼女は直観が鋭くて、ものすごくカジュアルに預言者みたいなことをして私を驚かすのだ。
「ね、お釈迦様に似てるよね。だからいろんなことが見えるんじゃない?」と言う私に、
そんなこと言われたの初めてだよ。とケラケラ笑っていた。
彼女はフラメンコの先生でもある。お釈迦様のように穏やかな彼女が、深紅の衣装をまとい、
情熱のフラメンコを踊る姿をぜひ近々観に行きたいと思っている。
ヨガ合宿の翌日、縁あって、立教大学の生徒さん達にヨガを教えに行く先生に、助手として同行
させてもらった。
立教大学は本当に美しいキャンパスをもつ大学で、ベンチに腰かけて風にそよぐ木々の緑を
眺めているだけで、ふと空を仰ぎ、深呼吸をしてしまう。
講習中に、ポーズのデモンストレーションをやらせてもらったのだが、若い生徒さんたちが
その度に、きゃーすごおい・・きれい・・とか言ってくれるのが、私は素直にうれしかった。
どんなきっかけであれ、どんなかたちであれ、若い彼女たちのどこかに、自分体の声を聞い
たり、自分自身と向き合う術の小さな種が植えられたならいいなと思う。
未來のたくさんある若い人が、何かに気付くのが早ければ、それだけ可能性は広がると思うから。
目の血管が切れて白目が赤くなったり、前歯の根っこの治療中の仮歯が外れて歯抜けに
なってしまったり、自分の顔が映る鏡を見て、「妖怪見っけ・・」とつぶやいてしまう
日々も同時に過ごしていたけれど、なんか一山越えて、今ほっとしているところです。
新緑が冴えわたるこの季節。5月という響きはかなり好きだ。
一年中で太陽の光が一番美しい季節。
柔らかすぎず強すぎず、緑を鮮やかに反射し、心地よいまぶしさを与えてくれる5月の光。
少しばかり目を細めて光の粒をころがしてたら、風が吹き、飛び跳ね、拡散した。
できたての豆腐が水に放たれ、光がたゆとう。
雨の予感、灼熱へのプレリュード。
漆黒のカラスに出会う毎日。
期待しながらエレベータを上がる愛すべき日々。
6階の非常階段踊り場、その囲いの上の片隅に、カラスがいる。
青空や雲を背景に、鋭さと丸みと直線となめらかさをその濃密な黒に凝縮させて、
自然公園の緑を眺めている。
その立ち姿、哲学者のようなオーラを漂わせ、地上の私を虜にする。
「あなたのようにやさしい目をして毅然としていたい。」
バレエ友達のハトちゃんちに遊びに行った。
墓場まで持って行こう・・と思っていたことまで、ハトちゃんには話してしまう。
ハトちゃんはいつのときでも判断をしない。
聴いてくれる。感じたことを正直に言ってくれる。笑顔で包んでくれる。
私ももっとやわらかな人になろうと思わせてくれる。
ハトちゃんに自分が書いたシナリオを読んでもらった。
ひきこまれて心があったかくなった。と言ってくれた。
自分の事で「気づき」があった。とも言ってくれた。
ハトちゃんのためにも、自分のためにも、もう少し書き続けたいなと思った。
明日から「ヨガインストラクター養成コース」の一環である一泊のヨガ合宿に参加する。
『アカルマヨガの生活瞑想』というテーマで、ヨガのポーズや呼吸法以外に、カルマ浄化や
丹田強化、瞑想、読経呼吸法、指導法を学ぶ内容になっている。
ヨガ仲間との一緒の生活も、修学旅行みたいでとても楽しみ。
楽しむだけでなく自分の「穢れ」を、ちゃんと認識してきたいと思っている。
「green thumb」という言葉が英語にある。
直訳すると 緑色の親指 だけれど、本当の意味は、植物や野菜などの栽培や園芸の才能の
ことを言う。
私は残念ながら「green thumber」ではない。
バラ栽培に憧れて、何度か買ってみたのだけれど、枯らしてしまうような人間なのだ。
それでも、やっぱり直植えじゃないから・・と、自分のどこかに言い訳を隠し持っていた。
いつも散歩で通る老人施設の門は、ピンクのバラがアーチに美しく絡みついて鈴なりになって
いる。下を見てびっくり。コンクリートの上にドーンと大きな植木鉢。
私の「言い訳」は木端微塵。
こんな調子で子育て中にも、子供たちのいい所を摘んでしまったり枯らせてしまったりしたの
では・・と遅まきながら彼らに謝りたくなる。ごめんなさい。
でもね、枯れたと思っていたクレマチスが花をつけたの。
見た目にはほとんど何も残ってないくらい枯れたのに、盛り返してくれたの。
家の子供たちもきっとクレマチスだったのね。よかった。

一年中で太陽の光が一番美しい季節。
柔らかすぎず強すぎず、緑を鮮やかに反射し、心地よいまぶしさを与えてくれる5月の光。
少しばかり目を細めて光の粒をころがしてたら、風が吹き、飛び跳ね、拡散した。
できたての豆腐が水に放たれ、光がたゆとう。
雨の予感、灼熱へのプレリュード。
漆黒のカラスに出会う毎日。
期待しながらエレベータを上がる愛すべき日々。
6階の非常階段踊り場、その囲いの上の片隅に、カラスがいる。
青空や雲を背景に、鋭さと丸みと直線となめらかさをその濃密な黒に凝縮させて、
自然公園の緑を眺めている。
その立ち姿、哲学者のようなオーラを漂わせ、地上の私を虜にする。
「あなたのようにやさしい目をして毅然としていたい。」
バレエ友達のハトちゃんちに遊びに行った。
墓場まで持って行こう・・と思っていたことまで、ハトちゃんには話してしまう。
ハトちゃんはいつのときでも判断をしない。
聴いてくれる。感じたことを正直に言ってくれる。笑顔で包んでくれる。
私ももっとやわらかな人になろうと思わせてくれる。
ハトちゃんに自分が書いたシナリオを読んでもらった。
ひきこまれて心があったかくなった。と言ってくれた。
自分の事で「気づき」があった。とも言ってくれた。
ハトちゃんのためにも、自分のためにも、もう少し書き続けたいなと思った。
明日から「ヨガインストラクター養成コース」の一環である一泊のヨガ合宿に参加する。
『アカルマヨガの生活瞑想』というテーマで、ヨガのポーズや呼吸法以外に、カルマ浄化や
丹田強化、瞑想、読経呼吸法、指導法を学ぶ内容になっている。
ヨガ仲間との一緒の生活も、修学旅行みたいでとても楽しみ。
楽しむだけでなく自分の「穢れ」を、ちゃんと認識してきたいと思っている。
「green thumb」という言葉が英語にある。
直訳すると 緑色の親指 だけれど、本当の意味は、植物や野菜などの栽培や園芸の才能の
ことを言う。
私は残念ながら「green thumber」ではない。
バラ栽培に憧れて、何度か買ってみたのだけれど、枯らしてしまうような人間なのだ。
それでも、やっぱり直植えじゃないから・・と、自分のどこかに言い訳を隠し持っていた。
いつも散歩で通る老人施設の門は、ピンクのバラがアーチに美しく絡みついて鈴なりになって
いる。下を見てびっくり。コンクリートの上にドーンと大きな植木鉢。
私の「言い訳」は木端微塵。
こんな調子で子育て中にも、子供たちのいい所を摘んでしまったり枯らせてしまったりしたの
では・・と遅まきながら彼らに謝りたくなる。ごめんなさい。
でもね、枯れたと思っていたクレマチスが花をつけたの。
見た目にはほとんど何も残ってないくらい枯れたのに、盛り返してくれたの。
家の子供たちもきっとクレマチスだったのね。よかった。
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