日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
意志力の弱い私が、このブログを何年も続けられているのは、人に読んでもらうということ
よりも、自分の考えを整理する道具としてこの場を使ってきたからだと思う。
サービス精神も、いくらか合わせ持って来たにせよ、私は文章を書くことで、大きい顔した
何かの陰に隠れていた、本当の思いや考えにハッと気づかされ、思考がしだいに澄んでいく心地
良さを何度も経験してきたのだ。
書く という行為はそれだけ客観性や論理性を要求されて、結果俯瞰で物事を見ることを容易に
してくれるようだ。
さてさてそんな私が最近趣味レベルではあるけれども、フィクションを書くことにも楽しみを
おぼえ始めている。フィクションの形は、脚本・・つまりドラマとか映画とかのシナリオである。
以前このブログでも触れたことがあるが、今年あるきっかけがあって、「シナリオ8週間講座」
に通い始め、脚本のいろはを学んだ。
講座終了後、約3か月のインターバルを経て、本科へ再入学して、現在隔週でシナリオセンター
の横浜校に通っている。
毎回「4千字シナリオ」の宿題が出されるのだが、創作においては「一つの決まった小道具をシーン
の中に使う」という制約のみ与えられるだけで、あとは本人にすべて任されている。
例えば私が本科に入学してから書いてきたシナリオは、小道具が ハンカチ 帽子 マッチ 写真
時計 等で、それにからめてストーリーを立ち上げていく。
ひとつ驚いたことがある。
ブログを書くことでいろいろ助けられてきた私だが、まさかシナリオを書くことが別の意味で
自分の支えになってくれるとは思わなかった。
自分が創り上げたキャラクターたちに助けられるのだ。
なんという不思議な経験だろう。
私はぼんやりと考えていたりすることがある。お話を完結したあの物語の主人公は今頃どうし
てるんだろう?と。そして、あーそうだ、彼だって頑張っているんだから私だって踏ん張らねば・・などと真剣に思ってしまっている自分がいる。
心が通じ合う知り合いが増えた感じ?
もしもこの傾向が助長するのであれば、私は脚本を書くことを簡単にはやめられないかもしれ
ない。
素人が書くたった10数分のドラマとはどんなものだろうか、と興味のある方がいるかもしれ
ないので、いまからひとつの原稿をPDF化してリンクを張ろうと思います。
この物語に登場する主人公も、私を励ましてくれる人の一人です。
原稿
3日前にバレエの先生から発表会の衣装を渡された。
完全なる「チュチュ」です!最初からチュチュに付いてるパンツが見えてしまっているほど
スカートのボンが体から垂直近くの角度で張り出している。申し訳ないです・・とちょっと
思うけど、舞台の上では年齢関係ない・・はずなので。
いつも発表会を欠かさず観に来てくれるKさんがプログラムを取りに来がてら家にお茶しにいら
してくれた。彼女の地に足の着いたぶれない生き方が好きで、10歳年上の友達が素敵に生きて
くれているとそれだけで心が満たされます。
今日はこれからピアニストのさなえさんのコンサートに行ってきます。
目をつけていた、素敵なお花のアレンジをしてくれるお花屋さんに、パープル系のブーケを作っ
てもらって、さなえさんに持って行こうと思います。
親友のハトちゃんも来るので余計に楽しみです。
よりも、自分の考えを整理する道具としてこの場を使ってきたからだと思う。
サービス精神も、いくらか合わせ持って来たにせよ、私は文章を書くことで、大きい顔した
何かの陰に隠れていた、本当の思いや考えにハッと気づかされ、思考がしだいに澄んでいく心地
良さを何度も経験してきたのだ。
書く という行為はそれだけ客観性や論理性を要求されて、結果俯瞰で物事を見ることを容易に
してくれるようだ。
さてさてそんな私が最近趣味レベルではあるけれども、フィクションを書くことにも楽しみを
おぼえ始めている。フィクションの形は、脚本・・つまりドラマとか映画とかのシナリオである。
以前このブログでも触れたことがあるが、今年あるきっかけがあって、「シナリオ8週間講座」
に通い始め、脚本のいろはを学んだ。
講座終了後、約3か月のインターバルを経て、本科へ再入学して、現在隔週でシナリオセンター
の横浜校に通っている。
毎回「4千字シナリオ」の宿題が出されるのだが、創作においては「一つの決まった小道具をシーン
の中に使う」という制約のみ与えられるだけで、あとは本人にすべて任されている。
例えば私が本科に入学してから書いてきたシナリオは、小道具が ハンカチ 帽子 マッチ 写真
時計 等で、それにからめてストーリーを立ち上げていく。
ひとつ驚いたことがある。
ブログを書くことでいろいろ助けられてきた私だが、まさかシナリオを書くことが別の意味で
自分の支えになってくれるとは思わなかった。
自分が創り上げたキャラクターたちに助けられるのだ。
なんという不思議な経験だろう。
私はぼんやりと考えていたりすることがある。お話を完結したあの物語の主人公は今頃どうし
てるんだろう?と。そして、あーそうだ、彼だって頑張っているんだから私だって踏ん張らねば・・などと真剣に思ってしまっている自分がいる。
心が通じ合う知り合いが増えた感じ?
もしもこの傾向が助長するのであれば、私は脚本を書くことを簡単にはやめられないかもしれ
ない。
素人が書くたった10数分のドラマとはどんなものだろうか、と興味のある方がいるかもしれ
ないので、いまからひとつの原稿をPDF化してリンクを張ろうと思います。
この物語に登場する主人公も、私を励ましてくれる人の一人です。
原稿
3日前にバレエの先生から発表会の衣装を渡された。
完全なる「チュチュ」です!最初からチュチュに付いてるパンツが見えてしまっているほど
スカートのボンが体から垂直近くの角度で張り出している。申し訳ないです・・とちょっと
思うけど、舞台の上では年齢関係ない・・はずなので。
いつも発表会を欠かさず観に来てくれるKさんがプログラムを取りに来がてら家にお茶しにいら
してくれた。彼女の地に足の着いたぶれない生き方が好きで、10歳年上の友達が素敵に生きて
くれているとそれだけで心が満たされます。
今日はこれからピアニストのさなえさんのコンサートに行ってきます。
目をつけていた、素敵なお花のアレンジをしてくれるお花屋さんに、パープル系のブーケを作っ
てもらって、さなえさんに持って行こうと思います。
親友のハトちゃんも来るので余計に楽しみです。
中学時代の友達と会う時、ただみんなで会えて話ができるだけで十分・・
と思いがちで、いつも行き当たりばったりで、こだわりのない場所選びを
していた。
中間の渋谷とか新宿とかたまには横浜あたりで、ふらっと行って入った
カフェやレストランで、ありきたりのものを頼んでは、おしゃべりを
楽しんでいた。
でも今回、「会いたいな。」とメールをもらった私は、「たまには青山で懐石料理とか
どう?私予約するから・・」と提案したら他の二人が乗り気だったので、青山通りの
青学はす向かいにある「雅灯」に電話して、私たちにしては贅沢な4千円の懐石ランチ
を予約した。
当日、落ち着きのある個室に通されて、香り高い季節のお料理をいただきながら、
話もはずみ楽しいひとときを過ごすことができた。
コースの一品に、かぶのお料理が出される。
中央がくり抜かれていて、そこに詰められた色とりどりの具が、半透明の白いかぶを引き
立てている。その上に絶妙な濃度のあんがかけられていた。
おいしいね、おいしいね・・と言いながら、お箸をスッと入れては温かいかぶを口に運ぶ。
3人とも何度かそれを繰り返すと、お皿の上にはかぶの茎葉が3~4cmほど付いた、飾り用の
フタだけが横たわっていた。
その時みいちゃんが言ったのだ。ね、この蓋、「かぶ」なんだし、蒸してあるみたいだから
食べられるんじゃない?
どれどれ・・と私が蓋の白い部分をかじってみる。
「こりゃ固い。だめだよ。」
みいちゃんはまだあきらめない。「青い軸のところはずいぶんやわらかそうだよ・・」
今度は3人で緑の茎をほぼ同時にかじってみる。噛んだとたんに無理だとわかった。
筋張っていて噛みきれないのだ。「あっ、これ無理!」と私が言った途端、3人で爆笑。
涙が出るほどおかしかった。おばさん3人が高らかに笑っても、個室だから問題ない。
「きっと、誰も食べようとしないだろうね。笑われるんだよ、私たち。洗い場で。
3つともかぶの軸に歯型が付いているって。一つは白い部分までかじってあるって・・」
ひとしきり贅沢な空間とおいしいご飯とおしゃべりと「爆笑」を楽しんだ後、素敵な雑貨屋さん
に行きたいという二人を、スパイラルマーケットに連れて行った。
十分にひとつひとつの品物を吟味して、それぞれが気に入ったクリスマスのオーナメントや
カードや文房具を購入した。
最後に表参道ヒルズに行ってカフェでお茶をした。おしゃべりの花がもう一花大きく開いた。
12月1日から点灯される表参道のイルミネーションを見ることができなかったのが唯一
残念だったけれど、あらゆる意味で贅沢な時間を過ごした私たちはとても満足して、
じゃまたね・・と言ってそれぞれが別々の電車に乗り、帰途についた。
と思いがちで、いつも行き当たりばったりで、こだわりのない場所選びを
していた。
中間の渋谷とか新宿とかたまには横浜あたりで、ふらっと行って入った
カフェやレストランで、ありきたりのものを頼んでは、おしゃべりを
楽しんでいた。
でも今回、「会いたいな。」とメールをもらった私は、「たまには青山で懐石料理とか
どう?私予約するから・・」と提案したら他の二人が乗り気だったので、青山通りの
青学はす向かいにある「雅灯」に電話して、私たちにしては贅沢な4千円の懐石ランチ
を予約した。
当日、落ち着きのある個室に通されて、香り高い季節のお料理をいただきながら、
話もはずみ楽しいひとときを過ごすことができた。
コースの一品に、かぶのお料理が出される。
中央がくり抜かれていて、そこに詰められた色とりどりの具が、半透明の白いかぶを引き
立てている。その上に絶妙な濃度のあんがかけられていた。
おいしいね、おいしいね・・と言いながら、お箸をスッと入れては温かいかぶを口に運ぶ。
3人とも何度かそれを繰り返すと、お皿の上にはかぶの茎葉が3~4cmほど付いた、飾り用の
フタだけが横たわっていた。
その時みいちゃんが言ったのだ。ね、この蓋、「かぶ」なんだし、蒸してあるみたいだから
食べられるんじゃない?
どれどれ・・と私が蓋の白い部分をかじってみる。
「こりゃ固い。だめだよ。」
みいちゃんはまだあきらめない。「青い軸のところはずいぶんやわらかそうだよ・・」
今度は3人で緑の茎をほぼ同時にかじってみる。噛んだとたんに無理だとわかった。
筋張っていて噛みきれないのだ。「あっ、これ無理!」と私が言った途端、3人で爆笑。
涙が出るほどおかしかった。おばさん3人が高らかに笑っても、個室だから問題ない。
「きっと、誰も食べようとしないだろうね。笑われるんだよ、私たち。洗い場で。
3つともかぶの軸に歯型が付いているって。一つは白い部分までかじってあるって・・」
ひとしきり贅沢な空間とおいしいご飯とおしゃべりと「爆笑」を楽しんだ後、素敵な雑貨屋さん
に行きたいという二人を、スパイラルマーケットに連れて行った。
十分にひとつひとつの品物を吟味して、それぞれが気に入ったクリスマスのオーナメントや
カードや文房具を購入した。
最後に表参道ヒルズに行ってカフェでお茶をした。おしゃべりの花がもう一花大きく開いた。
12月1日から点灯される表参道のイルミネーションを見ることができなかったのが唯一
残念だったけれど、あらゆる意味で贅沢な時間を過ごした私たちはとても満足して、
じゃまたね・・と言ってそれぞれが別々の電車に乗り、帰途についた。
目の前にあることを毎日ひたすらこなしながら、時にはへたってしまったり、
何も考えられなくなってぼんやりしたりしながら数週間を過ごしていた。
先週の土曜日、年に一度の青山ライブがあった。
数年前からだんなのバンドが出演していて、私と娘は主に写真係をやっていたのだが、
今年は私も先輩バンドのコーラスメンバーとして参加することになり、なのでいつもの
感じに緊張も加わった。
すべてが終わった後に、会う人会う人に、Chie、踊りが切れ切れでかっこよかったね・・と
言ってもらえた。歌のことは誰も何も言わなかった。いまいちだったのかもね。
やっぱり私は音楽よりも踊りを続けることが正解なんだね、きっと。
バレエのリハーサルも山場を迎えています。昨日は本番で使うホールでのリハーサルに
行って来た。今回の踊りは3人で踊る短いもので、できるだろうか・・と不安になるような
難所がないので踊ることが楽しい。
こんな風に毎日の忙しさに紛れさせてしまっているけど、世界中に蔓延する不穏な空気を吸い
ながら、どこか落ち着かない。
何かが起こると、自分は自分の生活だけ守っていていいのだろうか・・という疑問が小さく
私の中で生まれる。震災の時もそうだった。でも極端に燃費の悪い自分には、お金を寄付する
ことしかできず、何か違うんじゃないかと思っていた。
でも最近はね、あまり大きいことは考えなくていいんじゃないかと思うようになった。
例えば、地域ケアセンターで、地域の人たち向けにボランティアとして3か月間の無料のヨガ
クラスを受け持ってみる。
これが目からウロコでね。利害関係抜きで、人に自分の得意なものを提供し、喜んでもらえる
・・こんなに気持ちがスッキリするとは思わなかった。
もちろん収入源も必要なのでずっと無料というわけにもいかないけれど、時々短期的に
こういう形でボランティアができたら自分の精神の健康にもすごくいいと思った。
最近思うのね。今57歳になって、これから大事なのは利害関係だけで成り立っていない人間
関係だって。来年から、ヨガのクラスも4クラスになるけれど、そこで会う人たちとの関係を
私は神様からいただいた宝物のように大切にしていきたいと心底思うのだ。
何も考えられなくなってぼんやりしたりしながら数週間を過ごしていた。
先週の土曜日、年に一度の青山ライブがあった。
数年前からだんなのバンドが出演していて、私と娘は主に写真係をやっていたのだが、
今年は私も先輩バンドのコーラスメンバーとして参加することになり、なのでいつもの
感じに緊張も加わった。
すべてが終わった後に、会う人会う人に、Chie、踊りが切れ切れでかっこよかったね・・と
言ってもらえた。歌のことは誰も何も言わなかった。いまいちだったのかもね。
やっぱり私は音楽よりも踊りを続けることが正解なんだね、きっと。
バレエのリハーサルも山場を迎えています。昨日は本番で使うホールでのリハーサルに
行って来た。今回の踊りは3人で踊る短いもので、できるだろうか・・と不安になるような
難所がないので踊ることが楽しい。
こんな風に毎日の忙しさに紛れさせてしまっているけど、世界中に蔓延する不穏な空気を吸い
ながら、どこか落ち着かない。
何かが起こると、自分は自分の生活だけ守っていていいのだろうか・・という疑問が小さく
私の中で生まれる。震災の時もそうだった。でも極端に燃費の悪い自分には、お金を寄付する
ことしかできず、何か違うんじゃないかと思っていた。
でも最近はね、あまり大きいことは考えなくていいんじゃないかと思うようになった。
例えば、地域ケアセンターで、地域の人たち向けにボランティアとして3か月間の無料のヨガ
クラスを受け持ってみる。
これが目からウロコでね。利害関係抜きで、人に自分の得意なものを提供し、喜んでもらえる
・・こんなに気持ちがスッキリするとは思わなかった。
もちろん収入源も必要なのでずっと無料というわけにもいかないけれど、時々短期的に
こういう形でボランティアができたら自分の精神の健康にもすごくいいと思った。
最近思うのね。今57歳になって、これから大事なのは利害関係だけで成り立っていない人間
関係だって。来年から、ヨガのクラスも4クラスになるけれど、そこで会う人たちとの関係を
私は神様からいただいた宝物のように大切にしていきたいと心底思うのだ。
1,2か月、何も植えられずに一面土色だった畑が、散歩道の一角にあった。
久しぶりに通ったら、そこはすでに、青々としたみずみずしい菜っ葉で覆われていた。
突然の緑の出現に、勝手に思い込んでいた私の茶色い脳みそが、跳ね上がるように
ぴくりとした。
色の変化もさることながら、何も存在しなかった平坦な地面の上に、今、光と大気を
求めて伸びる触手のように、つややかな葉が何層にも繰り出されている。
なかったものが今そこにある、という事実。
現れることと、消えること。生まれることと、死ぬこと。
その矢印の方向性が真反対に見える二つのことを、少しずつではあるけれど、公平に
見られるようになってきた。
私はもしかしたら、順調に歳をとっているのかもしれないと思う。
久しぶりに通ったら、そこはすでに、青々としたみずみずしい菜っ葉で覆われていた。
突然の緑の出現に、勝手に思い込んでいた私の茶色い脳みそが、跳ね上がるように
ぴくりとした。
色の変化もさることながら、何も存在しなかった平坦な地面の上に、今、光と大気を
求めて伸びる触手のように、つややかな葉が何層にも繰り出されている。
なかったものが今そこにある、という事実。
現れることと、消えること。生まれることと、死ぬこと。
その矢印の方向性が真反対に見える二つのことを、少しずつではあるけれど、公平に
見られるようになってきた。
私はもしかしたら、順調に歳をとっているのかもしれないと思う。
スマホの万歩計が1万5千歩を超えたのは、スマホを買って以来初めてのことだ。
先週の火曜日 高校時代の友達5人と一緒に、近ごろ定期的に楽しんでいる「大人の遠足」
のために、川越へ行って来た。
埼玉に住んでいる友達二人が、予行演習後に決めてくれた一日の行程は、本当に楽しいものだった。
川越の駅を降りて歩くこと約20分。
まず最初に徳川家にゆかりの深い「喜多院」を訪れた。
江戸城から移築された「家光公誕生の間」や「春日局化粧の間」に上がり込み、しばらく立ち尽く
すことで、「歴史」とは、教科書や書物やドラマの中だけでなく、実際にあったことなんだと改め
て実感することがきた。
建物を出て、次は「五百羅漢」が待ってくれている場所へと移動する。
全部で538体ある「五百羅漢」さんの中から、自分と相性の良さそうな羅漢さんの写真を撮らせ
てもらった。「夜中にひっそりと羅漢さんの頭をなでに来ると、一つだけ温かいものがあって、そ
れが自分の親の顔に似ている羅漢さんなんだって・・」と、歴史に詳しいhitomiが言っていた。
小江戸川越の、古い建物が並ぶ、蔵造りの街並み・商店街。
「時の鐘」もオンタイムで聞くことができました。
お芋とお煎餅に目がない私にとって、小江戸の「菓子屋横丁」は、いけません。罪です。
気になるものを一個ずつ買っていたら、かなりの量になりました。そしてあれから約一週間が過
ぎ去りました。大方のお菓子は私のお腹へ納まりました。きっと体重も増えたことでしょう。
バレエの発表会が近づいているのに確実にやばいです。
羅漢さんの中にも、目が合ってしまうような感覚を楽しんでいましたが、商店街を歩いていたら
「きつねのお面」と思い切り目があいました。
「ね、帰り道に私、あれ買うから。覚えといてね・・」と言っていたら、友達は実にえらい人達
で、帰りにその店の前に再び来ると、「ほら ちいこ。お面お面・・」とみんな口々に私を促し
てくれました。
「ありがとう!かたじけない・・」と言いながら、ヒョットコもいいな・・と浮気心が出まし
たが、最初の印象を大事にして、お狐さんのお面を購入しました。私がお面を袋に入れてもらっ
てお店から出てくると、みんなが笑っている。
「本当に買っちゃうんだ・・」という、ほんの少しだけ驚きを含んだ、でも優しい包み込むよう
な表情で。
丸一日、仲の良い友達とべったりの遠足を楽しみ、たくさんのお菓子ときつねのお面を大事に
持ち帰りました。
翌日、友達の「楽しかったねメール」の中に、「・・で、お面君もご無事でしたか?」と、お面
に触れているものがいくつかあったので、50枚以上の川越写真に加えて、自分のお面装着写真
もDrop Boxに入れてみんなに送りました。
それがやたら好評だったので、ここにも最後に載せておきます。
結局のところ、私のやることはいつも、バカっぽさを拭い去ることができないのです。






先週の火曜日 高校時代の友達5人と一緒に、近ごろ定期的に楽しんでいる「大人の遠足」
のために、川越へ行って来た。
埼玉に住んでいる友達二人が、予行演習後に決めてくれた一日の行程は、本当に楽しいものだった。
川越の駅を降りて歩くこと約20分。
まず最初に徳川家にゆかりの深い「喜多院」を訪れた。
江戸城から移築された「家光公誕生の間」や「春日局化粧の間」に上がり込み、しばらく立ち尽く
すことで、「歴史」とは、教科書や書物やドラマの中だけでなく、実際にあったことなんだと改め
て実感することがきた。
建物を出て、次は「五百羅漢」が待ってくれている場所へと移動する。
全部で538体ある「五百羅漢」さんの中から、自分と相性の良さそうな羅漢さんの写真を撮らせ
てもらった。「夜中にひっそりと羅漢さんの頭をなでに来ると、一つだけ温かいものがあって、そ
れが自分の親の顔に似ている羅漢さんなんだって・・」と、歴史に詳しいhitomiが言っていた。
小江戸川越の、古い建物が並ぶ、蔵造りの街並み・商店街。
「時の鐘」もオンタイムで聞くことができました。
お芋とお煎餅に目がない私にとって、小江戸の「菓子屋横丁」は、いけません。罪です。
気になるものを一個ずつ買っていたら、かなりの量になりました。そしてあれから約一週間が過
ぎ去りました。大方のお菓子は私のお腹へ納まりました。きっと体重も増えたことでしょう。
バレエの発表会が近づいているのに確実にやばいです。
羅漢さんの中にも、目が合ってしまうような感覚を楽しんでいましたが、商店街を歩いていたら
「きつねのお面」と思い切り目があいました。
「ね、帰り道に私、あれ買うから。覚えといてね・・」と言っていたら、友達は実にえらい人達
で、帰りにその店の前に再び来ると、「ほら ちいこ。お面お面・・」とみんな口々に私を促し
てくれました。
「ありがとう!かたじけない・・」と言いながら、ヒョットコもいいな・・と浮気心が出まし
たが、最初の印象を大事にして、お狐さんのお面を購入しました。私がお面を袋に入れてもらっ
てお店から出てくると、みんなが笑っている。
「本当に買っちゃうんだ・・」という、ほんの少しだけ驚きを含んだ、でも優しい包み込むよう
な表情で。
丸一日、仲の良い友達とべったりの遠足を楽しみ、たくさんのお菓子ときつねのお面を大事に
持ち帰りました。
翌日、友達の「楽しかったねメール」の中に、「・・で、お面君もご無事でしたか?」と、お面
に触れているものがいくつかあったので、50枚以上の川越写真に加えて、自分のお面装着写真
もDrop Boxに入れてみんなに送りました。
それがやたら好評だったので、ここにも最後に載せておきます。
結局のところ、私のやることはいつも、バカっぽさを拭い去ることができないのです。
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