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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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歩道脇に並ぶ満開の桜のトンネルを、上向き加減でゆっくりと歩いていく。
この季節、田園都市線つくし野駅でお花見をすることは、我が家では ほぼお決まりになっている。

 以前この地域に住んでいた時は、この桜の麗しさをそんなに気に留めず 愚かにも見過ごしてきてしまった。高校入学から結婚するまでの11年間、目前の欲求や忙しさに追われて、桜を楽しむ余裕や器がなかったのかもしれない。

 毎年桜の季節が末広がりに楽しみになっていくというのは、年とともに 多くのことが下り坂になっていくことを思うと、ちょっとした予想外のプレゼントと言えなくもない。

 ポップスに「桜」が登場し 多くのスポットライトを華々しく集め、おしゃれな桜ケーキや桜茶など さまざまな場面でフィーチャーされるようになった結果、それまでのちょっぴり古めかしい「桜」のイメージががらりと変わった気がする。

 お花見を特集した写真つきの雑誌や記事をつまみ読みしていて、近い将来どうしても行きたい所に出逢ってしまった。

 それは「福島の桃源郷」と言われる場所で、梅 花桃 桜 レンギョウ ボケ サンシュなど四季折々の花が一斉に咲き誇り、写真であるのに その夢のような色彩に表情が固まってしまうほどだ。

 憧れの場所を自分の中にひとつずつ増やしていく。それは遠いところへと視線を導くには、一番自然な方法なのかもしれない。と今気がついた。

 今日は曇り空。 似たもの同士の背景色で、桜の写真を撮ってきました。



 



 
3月も今日で終わり。

 今日は、家庭教師の生徒さんと彼女のお友達が遊びに来てくれて、一緒にパンをつくりました。 高校3年生になる彼女たちとおしゃべりしたり パン作りをしたり、食事をしていたら、私も年齢を忘れて、あつかましくも高校生になったような気分になりました。

 何を食べてもおいしいおいしいと感激してくれる彼女たちに、最近面倒に感じることも多々あった 料理やお菓子を作ることの素晴らしさを再確認させてもらいました。



 食事後、「嵐」が大好き という彼女らとともに 再放送の「花より男子」を3人でキャーキャー言いながらみました。

 きらきらした目で、将来の夢を語る彼女たちに、若いっていいなと思い、でも私も若くないけど頑張ろう。と思わせてくれました。

 一人の生徒さんを教え始めると、大学に受かるまでの6年間教えることはよくあることで、週一ペースの長期的なお付き合いになるのです。

 小学校6年に教え始めたときに幼かった生徒さんが、中学高校とあがるにつれて 男の子が男性に、女の子が女性になっていくのを身近に感じることができるのです。

 自分の子供以外のよそのお子さんと 長期的な深い付き合いができるところが、家庭教師の醍醐味と言えるかもしれません。

 昨日は娘の21才の誕生日で、久しぶりに紅茶のシフォンケーキを作りました。
今日それを切り分けて、みんなで食べました。

一日中雨がしとしと降り続くと、家中に洗濯物の花が咲く。

 そこから蒸気が放たれているという証拠なのか、窓ガラスの結露がかなりしぶとい。ふき取ってまた気がつくと、ぎらぎらと窓一面を覆い尽くしている。

 でもこれはけっして文句ではないのです。
面倒くさがりの私にはめずらしく、結露取りは私の小さな趣味。

 掃除機の先っぽのような形をした結露専用の道具をご存知だろうか?

 プラスチック製でとても軽く 幅20センチくらいのヘッド上部のヘリに ゴムベラを横長のテープ状にしたようなものがしっかり貼り付けられている。

 これを窓に押し付けると、ピタッとぬかりなくガラスをキャッチし、下から軽く移動させるだけで結露は誇り高き玉状を破壊され、上下左右一緒くたになって受け皿に流れ込む。

 ヘッドの中央にピンポン玉大の穴があり、取り外し可能な筒状の持ち手へとさらに流れ落ちるのだ。

 窓から窓へと移動しすべての作業完了の後、半透明の持ち手いっぱいに溜まった水量を心ゆくまで眺める。そしておもむろに持ち手をはずし、洗面所のシンクにジャッと投げつける。

 目に見えないものが形になり、それらを集めて捕らえ、確認できたという充実感。

 ところで、この雨はほころびかけた桜にとっていいものなんだろうか、悪いものなんだろうか。

 膨らみつつあるちいさな蕾にうるおいを与えてくれているのであればいいなと思う。          あと一週間くらいかな? 満開まで。

 3月3日の午前中に、ばたばたとお雛様をだしているお母さんはそうそういないだろう。 それが、ま、私です。

 去年おととしは、ぎりぎりになって お内裏様とお雛様だけをクローゼットから引き出し、チューナーの上に飾った。 桃のお飾りに屏風、そして台も小物も省略されて 着の身着のままという感じに、おふたりはとても居心地悪かったに違いない。

 今年は、当日 という間に合わせのようではあったけど、ひとつひとつ丁寧に磨きながら あるものはすべて飾った。悲しいことに、お雛様のお扇子がおととしあたりから見当たらない。

来年は余裕を持って、どこかに買いに行こうと思う。でもお扇子だけって売ってくれるのかしら?








 上品なお顔のお二人が、娘の初節句に我が家の仲間入りをしてから すでに21回目の顔合わせです。光陰矢の如し。とはよく言ったもんだ。

 女の子なのに髪の毛がなかなか生えそろわないことを心配していたあの頃が懐かしい。

 その娘は今や大学3年生。就職難の今、就職活動中です。
毎日気がつくと、私の頃にはなかったエントリーシートに没頭している娘。
いつものんびりしている彼女が、危機感を感じながら真剣に取り組んでいるようだ。

 おひな祭りを祝ってあげられるのも、もうそんなにないだろうな。と思い、鮭のちらし寿司と甘夏ケーキを作りました。


 




 
 
上着を着ないで早朝のお散歩に出かけた。
セーターのゆるい編目から外気が入り込んでひんやりしても、寒いというよりは 体や気持ちがシャキッとした。

 寒さが少しづつ遠のいて行く。

 春の気配は、早朝の公園のあちらこちらにも感じられる。

 無味乾燥だった木々の小枝に新芽が顔を出し、桃の花の可憐なピンクが、枯葉色の公園に 心弾む予感を運んでくれている。





 明日はきみさんのお誕生日。

 午前中に苺のケーキを作り、オリンピックのフィギュアを見てから、小春日和のような気候の中、東名を飛ばして平塚のグループホームを訪ねた。




 きみさんの口に食べ物を運んでいると、私の頭の奥底にある一シーンが必ずよみがえる。

 よだれかけをしている私。3歳くらいかな。
食べることよりも 他のことに興味がいってしまってごはんを食べようとしない幼児の私。
その私をスプーンもって追い掛け回し、なんとか食べさせなきゃ、と必死のきみさん。

 あの頃あんなに苦労させたのに、きみさんは ケーキが口元に運ばれるのを、大きなお口を開けて待ってくれる。
 
 この次は、満開の桜の木の下で一緒にお弁当を食べようね。




 


 

 

 
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