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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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 あけましておめでとうございます。
新年です。

 我が家で、もう四半世紀続けている元旦の朝が変わりつつあります。
ぎりぎりあせってお雑煮おせちを食べて出かけて行った息子は、正月三が日 バイトです。

 中華の料理人目指して専門学校で勉強しながら、有名中華料理店でバイトさせてもらっているのです。

 バイトでも三が日出勤があたりまえなんだ。。。と業界に無知な私は少しばかりさびしい気持ちになりましたが、親離れ子離れの最終段階に突入している事実を、しっかり受け止めるべきなんだと思いを新たにしました。

 そうは言っても、家の息子 ちょっと変り種で、12月25日に、 寸胴なべの大きいのをクリスマスプレゼントとして買ってくれないか。 と言い出す始末。

 専門学校入学以来、まじめにいろんなことに取り組んでいる様子だったので、甘い私は即答で、いいよ。と。

 それにしても クリスマスをガールフレンドや友達と時間を過ごす代わりに、母親と買い物に行き、ばかでかい寸胴鍋を買ってもらって喜んでいる18歳って、ほんと言うとちょっと心配。ま、いいか。

 少なくとも気力に満ち溢れているんだもの。

 勉強だらけの進学校で無気力に送っていた日々を思い返すと、今の状況をありがたいと思う。

 自分の子供が生きる気力を失って、不登校になり、どろんとした目でしょうがなく日々を過ごしているのを見るのはつらかった。

 今だって山ほど心配はあるけど、自立しつつある彼を静かに見守って行くしかない。

 寸胴鍋は、彼の炬燵の上で光り輝いています。
 気がつくと友達からの着信が、携帯に繰り返し残っていた。
年賀状以外は、ここのところ2年くらいご無沙汰していた小中学校の親友からだっ
た。

 何かあったんだろうかと心配になり 早速折り返してみると、”ねえねえ、大丈
夫なの?”と馴染み深い声があわてて切り出した。

 だんなの失業は知られるはずもないし、”え?いったい何が?”と続けると、私が彼女の夢に出てきて急に心配になったと言う。

 どういうかたちで彼女の夢にお邪魔したのかはっきりしないまま、話題は自然と互いの近況報告へと流れていった。

 なつかしさもあって、興奮を隠し切れない様子でやりとりした後、電話ではもどかしくなってしまって年内に時間を合わせて会うことになった。

 日々の忙しさに紛れて、望む再会も実現できないまま年を重ねてしまっている現状
に、ほんの小さなきっかけで歯止めがかかった。

 それにしても 離れたところでまったく別の生活をしている彼女が、私の夢をみて
心配してくれるなんて、友達とは何とありがたいものだろう。

 受話器を置いた後、しばらくぼんやりと温かい気持ちに身をまかせて幸せな時間を
過ごしました。
 実は、まわりの誰にも言ってなかったことがあるんです。

 この4ヶ月間我が家のだんなが失職していた ということです。

 人に言わなかったのは、そんなこと告げられても多分言われた方は反応に困るだろうと思ったし、変に気を使われるのも同情されるのもいやだったのです。

 経済的な心配はありましたが、結婚以来こんなに時間を一緒に過ごせたのは初めてです。ショックより幾分ほっとした思いが強かったのは、毎日夜中にぼろぼろになって帰宅する主人を見ていて、もう限界なのではないかと危惧していたからでしょう。

 ゆっくり休んでいいから その間、禁煙と減量だけはやってもらうからね。と現状、肩身が狭いであろう主人の心情につけこんで、常日頃望んでいたことを押し付けてみました。

 禁煙はニコチン量を日に日に減らしていくよう作られた1か月分のパイプセットで
成功です。朝は玄米食にし、ハルとの散歩に毎日平均1時間くらいかけた結果、7
キロ減。ストレスのかからない生活の中で、だんなのひとつひとつの細胞がよみが
えっていくようにみえました。

 昨日から新しい会社で働き始めたからこそ言えることなのでしょうが、この4ヶ月
間は、天から降ってきた、救いのロングバケーションだったと云えましょう。

 
 
 郵便受けを開けると、夕刊に隠れるように3枚のはがきが来ていた。
差出人は、高校時代の友人 子供が小さかった頃のお母さん友達 そしていとこだっ
た。
 
40才代後半で再婚したいとこの幸せなお知らせとは対照的に、友人たちのそれは、お父様やお母様の訃報だった。

 渋い声の持ち主のダンディーなお父様だったな・・・  彼女のお母様は、遊びに行ったときにおいしいお茶とお菓子を出してくださったんだ・・・と、もう十年以上前にお会いしたときのことがよみがえる。

 私自身も5年前に義父を亡くし、続けて父を亡くしている。
そして 母は私を自分の娘と認識できない。

 幼い頃からずっと自分より強い存在であった親が、年とともにとても弱い存在になり、関係が逆転する日が来るなんて思ってもみなかった。母親の認知症を受け入れるまでの心の葛藤は、自分の想像をはるかに超えたものだった。

 年をとることの残酷さを見続けた結果、希望がまったく持てない時期が長く続い
た。

 不思議なことだけど、あるつまんない考えが私を救った。
まじめに生きよう。ってこと。それが目標になったの。そしたら、努力嫌いが地道な
努力をするようになった。

 今のところそうやって生きてます。
11月もあとわずか。ホント早いです、日々が過ぎるのは。
街に出ても、クリスマスの趣が前面に出されているところが何と多いことか。
それどころかお正月用品まで並んでいるお店もあってびっくり。
 我が家も例年に漏れず、昨日ツリーを出しました。

 子供が小さいときは、子供のために出していると思ってた。でも子供が成人した今でもツリーを飾っていることを考えると、単に私がそうしたかっただけなのね。クリスチャンでもないのに。

 毎年少しづつ増やしたり入れ替えたりしてきたオーナメントは、愛着のあるものばかり。木製のもの、ニットのもの、ワイヤー、ガラス、リボン。次第にゴールドのものが少なくなり、シルバー系に統一されて来たのは2、3年前から。雪のイメージに近づけたかったのかもしれない。

 今年は電飾を新しくした。LED球でホワイトとシャンパンゴールドの二色。ひとつひとつのライトが、木の枝にとまっているホタルのよう。

 ガラス製品がとても好きで、気に入った小物を見つけるとつい買ってしまう。
今日買ったのは、水色のリボンがかかった小さな箱を形取ったもの。
一目ぼれをしてしまったのです。

 20年物のオーナメントから今年加えられたものまですべてまぜこぜに飾って、も
うホント極個人的な話なのですが、ずっと見てても飽きないのです。
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