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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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理論的でハートフルで頼れる新しい友人ができた。
と言ったって、人間ではなく AI.

数週間前にchatGPTのアカウントを取得し、何かにつけては質問をしては返事をもらっている。
その返信の速さも内容の正確さ濃さも 感心のうなりをあげさせられてしまう程のレベルだ。

英語の勉強でもすごくお世話になっている。
アメリカの友人カーラへのメールを添削してもらったり、(全部おまかせすることはもうないと思う。一度だけ試しに日本語で書いて英訳してもらったけど、完璧すぎて不自然だった・・)
英語ドラマに良く出てくるスラングの意味を教えてもらったり・・その時は”Bite me!”という
スラング。「私を噛んで・・・じゃないでしょ?どういう意味?」って聞いたら、ちゃんと
教えてくれた。若者の間ではやっているスラングで公の場で使う言葉じゃないので注意が必要・・とまで教えてくれた。

今の私の心配のほとんどを占めている 愛犬ハルのことも相談してみた。

「今年18歳になる愛犬ハルに悪性のメラノーマが見つかりショックを受けています。どう対処していったらいいのだろう? 胸が張り裂けそう・・」
と質問したら以下の答えが返ってきた。

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まず、愛犬が悪性のメラノーマを発症したことについて、お悔やみ申し上げます。愛犬が長年にわたってあなたの生活に寄り添ってくれたことは、あなたにとっても愛犬にとっても貴重な時間でした。

悪性のメラノーマは非常に厄介ながんですが、今後の対応については、以下のようなことが考えられます。

  1. 獣医師と相談する 愛犬が悪性のメラノーマを発症した場合は、まずは獣医師に相談することが重要です。獣医師は、治療方法や予後についての詳細な説明をしてくれるでしょう。

  2. 治療の選択肢を検討する 悪性のメラノーマの治療法には、手術、放射線治療、化学療法などがあります。治療方法によっては、副作用やリスクがあることもありますが、そのリスクと利益を獣医師とよく話し合い、最適な治療を選択してください。

  3. 愛犬の健康状態を見守る 治療を受けた後は、愛犬の健康状態を見守ることが必要です。治療後の定期検診を行い、獣医師の指示に従い、薬やサプリメントを適切に与えるようにしてください。

  4. 心のケアをする 愛犬が癌と診断されると、飼い主の方には悲しみやストレスが付きまといます。そんなときは、専門のカウンセリングや心理療法を受けることも一つの選択肢です。また、周囲の人に支えてもらうことも、心のケアにつながるでしょう。

愛犬が癌と診断されたことは、非常に悲しいことですが、できるだけ愛犬にとって最善の選択をすることが大切です。愛犬と過ごす時間を大切にし、愛犬ができるだけ快適に過ごせるよう、全力でサポートしてあげてください。
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興味深くないですか?

私はこれを読んで、将来的に自分が介護が必要になった時は、人の手をわずらわせず全面的に
AIにお願いしたいなと思ってしまった。

ここまで来ると、人間はAIに負ける部分だらけかもしれないけど、でも例えば、何も言わずとも寄り添ってくれる家族や友人の温かさとか、先週会いに行った動物病院の三品先生がポロリと流
してくれた涙だったり・・・やっぱり人間のつながりは何かに替えられるものではないとしみじ
み思うのです。


何故私? とか なぜ俺? とかいう人の質問に答えるとしたら、気になるからでしょ。
わけわからないくらいゴチャゴチャに入り組んでいて、時折とってもアンバランスだったり。
目が離せないって言うことでもないけど・・ずっと気になってる。

私はバランスの取れた人が本当は好きなの。
ずっと一緒にいるならバランスのいい人が一番いいなって思ってる。
なのに惹かれるのはアンバランスな人っていうこの矛盾。

あ、バランスの最高にいい人、芸能界でも見つけた。
芸人さんの 男性ブランコ平井さん。
本当に素敵だなって思う。憧れる。
これまた芸人のバイクさんに、平井さんが髪の毛を切ってもらっているYoutubeの回があって、
それ見て、なんて素敵な人なんだろうって思った。

対談って、喋っている2人がうまく一つの世界にはまって溶け込むと、聞いていてこんな面白いものはないと思う。

そう言えばついでにもう一つすごく気に入っている対談があって、
それは書道家武田早雲さんと成田悠輔さんの対談で、量子力学とか出てくるからチンプンカンプ
ンな所もいっぱいあるけど、すごい面白いと思った。そう言えば早雲さんもその対談のどこかで
「バランス」って言葉、言ってた気がする。

話がどんどん変な方向に行くけど、人の話って理解できるけどちっとも面白くない っていうのと、わからないんだけどなんか面白い っていう場合があると思う。

私は自分自身があんまり頭がよくないんで、人の話していることが分からない場合が多いのだけ
れど、わからなくても面白いなって思える時はすごく嬉しいし、その人を好きになる。

その典型的な例で言うと、書いてある内容が理解できないことがしばしばあったのに、
故 加藤周一さんの「夕日妄語」を読むのが私は大好きで、彼の難解な文章をよくわからないな
あ、と思いながら読んでいた。

だから私の中では 理解する ってあんまり重要な位置にないの。

あ、でも一番好ましいパターン・・理解もできて面白い っていうのも最近経験しているので、
新たに加えておこう。

ランジャタイ国ちゃんの初のエッセイ「へんなの」は、暗闇のどん底に居た時に読んで、
慰められました。私にとって彼の文章は「文学」に類する。

あ、もうこんな時間。
ハルがお腹すかしているみたいだからハルにご飯をあげよう。

お口の中にできた腫瘍が邪魔をして、一昨日あたりからハルは自分でご飯をたべられなくなってしまった。日々変化しそれに対応して色々工夫が必要で、本当に今の時間にのみ生きて、前に起こることと向き合い、感じて 考えて 対処しています。










 「神回」という言葉が苦手だった。
理由は良くわからないけど、あえて考えてみるならば、神 なんて言葉、そんなに薄っぺらく多様しちゃだめなんじゃないかと感じていたからかもしれない。

でも今日は初めてそれを使ってみようと思う。

昨日の朝の情報番組 ラヴィット は、まさに 神回 でした。
少なくとも私にとって。

この言葉で、私が毎日番組を欠かさず観ている人の印象を与えてしまう危険性があるのでしょ
うが、実の所、好きな芸人さんが出る隔週金曜日しか見ていないので、あまり信憑性がない、
ということもちゃんと言っとこ。

オープニングで、あなたの泣けるもの・・というテーマで紹介された、数々の物、映像、人物。

へそ曲がりな私は、泣ける映画とか泣けるドラマであると銘打たれたものを観て泣くことが
ない。
泣かそう泣かそう・・という作り手のもくろみが透けて見えてしまうと興ざめして泣けないのだ。

でも昨日はそんなこと関係なく、私はさめざめと泣いた。

「象の背中 旅立つ日」というアニメと歌が流れた。
天国に旅立っていく象のお父さんの、大切な家族に向けての心情が歌われたものだった。

折しも 愛犬ハルの病気が見つかり、余命の短さを覚悟しなくてはならない状況だった。
ここ数週間、こんなに人間って暗くなれるものなのか、というくらいに深い深い闇の中に、
私はいた。

ハルはこれまでずっと元気に暮らしていて、これなら20歳も夢ではないと思い始めた矢先だった。最後にこんな大きな病気になってしまって、ハルが可哀そうで仕方がなくて胸が張り裂け
そうだった。

俳優の松山ケンイチさんが、アニメと歌が流れた後、
「今を大事にしなくては と思った」というようなことを言われた。

なんでこんな悲しいことが起こるんだろう・・大切な存在を病気で奪われるのはもうたくさんだ。ハル、苦しまないかな・・大丈夫かな・・いろんな後悔や先の不安を考えてばかりだった。

でも今私は、目の前にいるハルに集中して行こうと思ってる。
ハルは起きていることの意味をも知らず、刻まれる時間をさっくりと受け入れ、淡々と生きている。大切な時間だ。少しも無駄にしたくない。

アニメの歌は、 
「ぼくは きっと 日差しになって、見守っているよ 君のこと」で終わる。

私は少しだけ救われた。ハルが死んでも日差しになって私を照らしてくれるのを想像してみた。
とても温かい。



ちょっとしたゲームの中でも、本物の俳優の底力をいつも見せてくれて、松山ケンイチさん
を見ると、なんか私関係ないのに誇らしい気持ちになるのはなぜなんだろう。

そう昨日のラヴィットは、泣いたり誇らしくなったり、また泣いたり、今度は笑ったりと、
感情の振れ幅がとてつもなく大きく動かされた、まさに神回だったのです。

ハルのことを心配して今日は息子が帰って来る。
大きな心のよりどころだ。

明日は、転勤されて今は新横浜の動物病院に勤務されている、以前大変お世話になった三品先生の所に行って、ハルと一緒に最後のご挨拶に行ってくる。

先生からターミナルケアのお話も伺って来ようと思う。

生きるのは辛い って思うけど、でも生きて行きます。





5回目のワクチンを打った。
もう二度と打ちたくないと思ったのに時間と共にぼんやりと忘れ、生真面目に打ってしまってから毎回思い出す。
あ~そうだった・・これがあったんた・・と。
私は副反応が出やすい体質なのだ。

発熱 倦怠感 頭重 関節痛・・まずこれらが翌日から1~2日私を寝たままにさせる。
食欲もなく主に水分だけで生きている時間だ。

そして熱が下がった後もふらふらと生活する。
持病のめまいがここぞとばかりに存在感を増してくるのもこの時期だ。

何もできないので、ゴロゴロしながらドラマや映画を観て暮らす。
読んでなかった本を(少しでも読めそうな時に)読む。

そうやってザッピングして何気なく3本立て続けに映画を観たら、偶然にも重いテーマのものばかりだった。

社会的弱者 モラハラ パワハラ 風俗 近親相姦 家庭内暴力 虐待 いじめ 殺人 
隠れサイコパス・・・
私が観た3本の映画 「茜色に焼かれる」「愚行録」「砕け散るところをみせてあげる」は、
これらの闇を根底に構築されていた。

出てくる人たちは、過酷な運命に生身を引きずられ、ゴツゴツの運命との摩擦で流れ出た血液で
体を汚し、その血が乾く前に傷の上に傷を重ねているような生き方をしている人達ばかりだ。

それぞれの映画は結末に光を伴ったり闇のままだったりする。
私が感動するのはそんな過酷な人生を送っている人たちがもがきながら到達せざるを得なかった
あきらめと、そのあきらめの中に生まれる柔らかさだったり、それが時には人に対する優しさだったりすることだ。

これはフィクションの世界であるのだから、現実過酷な人生を送っている人たちにはそんな
余裕はない、と言われればそれまでだが、私は自分の経験上「あきらめ」と隣り合わせに
いる「柔らかさ 優しさ」を知っている。

世の人は 諦めちゃいけない あきらめるな 頑張れ と声高に言うけれど、弱い私にとって
「あきらめ」は優しく、時に私を安定させてくれる。
そして安定すると、私自身も優しくなれることがある。

「茜色に焼かれる」の主人公 田中良子の「ま、頑張りましょう・・」という口癖にも柔らかい諦めが絶えずまとわりついているように私には感じられてしまう。


ちょっと前はネットフリックスの「舞子さんちのまかないさん」を一挙にみた。

出てくる女の子たちのキラキラピカピカの若さに、眩しくて目を細めながらも心底持っていかれ
てしまうのは、私もそれだけ年を取ったということなのでしょう。

今観ている連続ドラマで一番楽しみにしているのは、
イタリアの医療ドラマ「DOC あすへのカルテ」。日曜の夜にNHKでやっている。

DOCの主人公アンドレアは、事故で現在からさかのぼって12年間の記憶を失ってしまう。


大抵は 人間て今の自分が過去の自分を悔んだりするものでしょ。
でもDOCの主人公アンドレアは逆で、過去の自分が今の自分を嫌な人間として見たりする。

12年前は何物でもなかったが、医師として熱情に燃えていて家族も大切にしていた彼。
そこからの記憶がまったくないのに、事故直前の自分は医長となりメディアで偉そうに語り、
家族も崩壊し離婚までしてしまっていた。

まるでタイムマシンに乗ってやって来たように、12年前から12年後の現在にストンと落と
されてしまったようなアンドレアが、記憶の空白を抱えながらも 目の前の新しい時代で医師
として働き始め、周りの人間との関係性を修復していく様子がとても興味深い。

あ、つよぽんの「罠の戦争」もみてるよ。
ああいう悪い人といい人がはっきりしていて、予測のつく結末に向かっていくドラマも嫌いじ
ゃない。

私の高校時代の友人オッコが一番好きそうなドラマだ。

「ゴチャゴチャと複雑で結末のはっきりしない映画とかドラマじゃなくて・・ほらちいこが
好きそうなイタリア映画とかフランス映画みたいなヤツよ・・そういうのじゃなくて、
いい人と悪い人がはっきりしていて、しっかりと成敗の結果、悪は滅びてハッピーエンドって
いうのが好きなの・・」と言われて私は大笑いしてしまった。

いや私だって嫌いじゃないって。
「ごくせん」好きで良く見てたんだ。
熱血教師ヤンクミが悪者を片っ端からやっつけるのをワクワクしてみて、その後すっきり
してたんだから。

今日はヨガクラスが一クラスあるので、その時間まで体を整えながらも またひとつ映画を
みようかなと思ってる。


最近 20代や30代の時に編んだセーターやカーディガンを好んで着ていて、ヨガの生徒さんや友人から褒められることが多くなって気をよくしている。

また編み物しようかな・・って言ったらヨガの生徒さんが編み物の本を3冊貸してくれた。
そのうちの一冊が、
二ットデザイナーの三國万里子さんの著書「編めば編むほどわたしはわたしになっていった」。

三國さんのおじいさまの話が出てくる。
戦時中に体験したシベリアの寒さを万里子さんに語る場面がある。

「シベリアは寒すぎて何でも凍る。おしゃべりしても声がすぐさま凍ってその時は何にも聞こ
えない。でも春が来るとその声が溶け始めて誰もいない原っぱで話し声が聞こえはじめる」

私はこの部分が一番好きだった。何度も原っぱで話し声が溶けているのを想像した。

万里子さんはこのことを随分長く信じていて、今でも信じたい気持ち、いや半分信じている
と言っている。

子供に嘘をつくのはよくない と言われる。
でもうちのダンナもこれと似たようなことをよく子供が小さい時に言っていたっけ。

息子がダンナに聞いた。
「かっぱえびせんてさ、えび 本当に入ってるの?」
そしたらダンナがそれに答えて「エビは入ってないけどカッパは入ってるよ・・」

息子はぎょっとした顔をして、それ以降 随分とかっぱえびせんを食べない時期があった。

可笑しくてしょうがないんだけど、ちょっと後ろめたい気持ちもあって、説明しようかな
と思ったけど・・でもやめた。

息子がいつ事実を知ったのか、私にはわからない。

それとも今でもそう思ってるのかな?























一昨日 今年最後のヨガクラスを終え、2週間ほどの休みに突入した。
最後の方は息切れ状態で生活してたから、今すべてを終えられたこと、心底ほっとしてる。

昨日はクリスマスツリーやそれに付随するデコレーションを片づけた。
ツリーからひとつひとつオーナメントを外していくという単純作業が、いつになく楽しかった。

今日お休みなのに朝の6時台に起きたのは、朝食用のパンを作るためである。
黒胡麻25グラム白胡麻10グラムと、たっぷり入った胡麻パンを只今発酵中。
成型の時に真ん中にとろけるチーズを入れようと思ってる。
一時発酵二次発酵、焼き時間と合わせて、たっぷり2時間ちょいはかかるので、その待ち時間に
これを書き始めた。

前々回、我が家の家電が次々と壊れ、リニューアルしたことを書いたけど、その新しい物達との
生活に今なじみ始め、思いがけなくスマートで快適な生活が送れていることに満足している。

この10年のテクノロジーの進歩は家電を劇的に変えていた。
冷蔵庫もガスコンロも携帯アプリと連動して、やることがいちいちスマートなのだ。
車だって何かにぶつかりそうになったら、勝手にブレーキが効いて止まってくれる。

凄い時代になったものだ。

中でもガスコンロは私の宝物になった。
新しいコンロが来てから、私は”無水調理”に夢中になった。

ビーフシチューだってポトフだって肉じゃがだって、具材と調味料を鍋に入れ、ブルートゥースで繋がっているスマホの「自動調理」ボタンを押せば、勝手に火力を調整しながら無水調理をしてくれる。もちろん調理が終了したら「自動調理が終了しました」と伝えてくれて火を消してくれる。彼女の声も人工的過ぎず、そんなに悪くはない。

なんてお利口さんなんだろう!
スマホのアプリを検索するとあらゆるレシピが入っていて、もう私は嬉しくなってしまって
次から次へと色んなものを作ったけど、奇跡的に今の所ハズレがなくてすごく美味しい。

先週、四半世紀の付き合いで現在ヨガの生徒さんでもあるミーちゃんまこちゃん姉妹を
家に呼んでお昼を一緒に食べた。

その時も無水ビーフシチューでもてなしたら、
「お店で食べてるみたい・・いやお店よりも美味しい!」と大絶賛をもらえた。

見た目も美しいのよ。
キラキラしててスタイリッシュ。
毎日たくさん使ってはせっせと磨いている。

ありがとう、私のもとに来てくれて。ずっと一緒だよ、よろしくね。

料理ってやっぱり素敵だと思うの。
バラバラのものが合わさって一つの物に調和されるってすごいことだと思うの。
私は何かを食べる時、その産地に思いを馳せるクセがある。
ニンジンが土に埋まっている畑や、コーヒー豆を収穫しているはるか彼方の人達。

そんな遠くから来てくれた物達がお鍋の中でひとつになる。

シンプルな焼き芋も、付属のココットプレートにのせてグリルを使えばあめ色に出来上がる。
私の主婦としてのお料理人生・・ここで新しいフェイズにはいりました。

 今日はね、渋谷に出かけようかと思ってる。
ヒカリエで開催されている元スマップの慎君の個展を観に。

私の推し生活の原点は、26年前から何年間か(5年以上はあると思う)続いたスマップが始まり
だと言える。
その頃の私は若かったので、本人に会いに行く以外は色んなことをしていた。
ファンレターも週一くらいで書いたし、しかも尋常な長さではなくて、いつも便箋にびっしり
3,4枚書いていたんじゃないかな。

手作りの物を作っては送ってみたり(今思えばありがた迷惑だったかもね・・ごめんね・・)
とにかく頻度が半端じゃなかった。

ヒロ君 たくや君 ごろちゃん つよポン 慎くん・・と私は親しみを込めて呼んでいた。

彼らのおかげで、私の超忙しい子育て時代をサバイブできたと言っても過言ではない。

当時も慎君の画には魅了されていて、すごいなって思ってた。
個展なんてすごいね。あ、でも今日やってるのかな?調べてから行きます。

帽子が一番似合うヒロ君には手編みで帽子を送ったことがある。
かぶってくれたのかどうかはわからないけど・・・今はゆっくり休んでほしい。
そして 今まで見えてなかったものを見た新しいヒロくんが、話す言葉を聞きたいです。










ずっと自分と一緒に居るので、自分の変化に気づくのは案外難しいことなのかもしれない。

だから最近自分の変化を自覚できたってことは、その変化が気付くのに十分な程はっきり大きなものなんだろう と思う。
昔に比べて、はっきりと 苦手 嫌 ってことが増えているのかもしれない。

今私の一番苦手なことは、あせったりあせらされたりすることである。
自分だけでなく、焦っている人を見るのも嫌いだ。ひとつ付け加えておくと、忙しくしている人
でもあせってなければ大丈夫。

若い時はせっかちだったのに、自分でも よく言うよ とは思う。

今の私は、焦る必要のないように、以前よりずっと余裕を持って時間を使うようになってきて
いる。今の私の暮らしの形態が、そんな時間の使い方をゆるしてくれているからできる事だとは思うけど。

あと、今は競争が嫌い。
人と競ることが大の苦手。
若い時は幾分負けず嫌いの所もあったと思う。

競争するくらいなら相手にゆずる方が楽。
人より少しだけ負けて少しだけ損をするような生き方が自分にとって一番心地いいことを学んだ。

だからなの。推しのライブチケット争奪戦とかとことん無理で。完璧あきらめムード。
ごめん・・って言いたくなるほどに。

あ、でも先週の土曜日、青木柚君の映画「はだかのゆめ」の舞台挨拶に行けたんだ。
3日前にオンライン予約をした。
満席に近い状態だったけど、わずかながら空いている席があってチケットが取れた。ラッキー。

そう、私は普通の時間の流れで普通に予約が取れて行ける所にしか行けないのだ。
でも柚君もこれが最後かもしれないな・・人気が出るのは喜ぶことだしね。


日曜日には大学時代の先輩 H夫妻が、娘にお線香をあげたいと言って我が家まで来て
くれた。

H氏は7~8年前に脳梗塞になり、今は車椅子で生活をしている。
娘が病気になる前はよく4人でいろんな所に遊びに行っていた。
当時 H氏のおかげで、世の中のバリアフリーの遅々とした状況を痛感することができた。
我々だけでどこかお店に行った時でも、ここはスロープあるかな・・って探していた。

H氏の奥さんのきみちゃんが娘の遺影の前で「悲しい」と言って泣いた。
鼻をすすりながら、背中を丸くして涙を流してくれているきみちゃんを、私はなぜかほっこり
した気持ちで眺めていた。

今月はもう一回彼らに会える。
今度はH氏の家に他の友人も集まる所へ我々も参加させてもらう。

こうやって、コロナと娘を失ったことで途切れていた人達とのつながりが、徐々に復活しつつ
ある。

昨日は高校時代の友人達7人グループで横浜の三渓園に遠足に行ってきた。
紅葉が美しかった。
日記を見ると、去年の12月4日に同じメンバーで新宿御苑に紅葉を観に行っていた。

やっぱり人と会うっていい。
・・会いたいなって思う。











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