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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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先日朝ごはんの片づけを普通にしていたら、テレビを見ていた息子が突然素っ頓狂な声をあげた。

「そこでずっと何してんの?まさかあれからずっと後片づけじゃないでしょ?」

「え?そうだけど。長くかかりすぎ? ちょっと丁寧にやってるだけなんだけどな。」

どうも歳と共に仕事が遅くなっているようだ。
「仕事がはやい」というのは、若かりし頃の私の長所でもあったはずなのに。

ひとつには自分の意識の問題も関係していると思う。
日常生活で、あまり鋭角的な動きをしたくないと思っているのだ。
まあるく動いて、物の形に合わせながら仕事をしていると、いつの間にか時間が経ってしまう。

私はどんどん効率も要領も悪い人間になっていってるのかもしれない。

先週の水曜日、大学時代の友人たちと渋谷で飲んだ。
大学卒業以来、初めて顔を合わす友人を囲んでの飲み会だった。
ただ翌日から家族旅行で、朝早く出かけることにもなっていた。

この状況で、大人ならセーブするだろうし、以前の私なら一次会で帰ったはず。
だって次の日、朝早いのだから。

でも私はそうするべきだと考えながら、実際にはしなかった。
ビール飲んでサワー飲んでワイン飲んで2次会まで行ってしまった。

終バスを逃したので駅から千鳥足で家まで歩くことに。タクシー拾うのも家人に迷惑かける
のも嫌だった。

本当に酔っぱらっている時はジグザグにしか歩けないものなのね。
そうやってふらふら歩いているうちにどんどん気持ち悪くなってきた。

何とか家にたどり着き、ごめん!と言いながら玄関をドタバタ抜けてトイレに直行。
思い切りもどしてしまった。

私はいったい何歳だっけ? こんなことする年齢ではいたってないはず。

私はここに来て、反抗期なのかもしれません。
効率や要領の良さとか、明日のために今日をセーブするとかが今の肌質に合わない。

そして要領の悪い効率を求めない最近の私は、自然と待つことが嫌いじゃなくなった。

わざと楽しみを先延ばしにしたりもする。
読みたいのに「火花」を買わない。文庫になるまで待とうと決めていた。
でも文庫はやめて品切れの「文芸春秋」を昨日本屋で予約してきた。
あと数週間の待つ楽しみ。

息子も参加の家族旅行は、渋滞のピークと言われていた13、14日だったにもかかわらず、
全く渋滞を経験することなくスムーズに運んだ。ひどい二日酔も午後には楽になった。

お酒はもう懲り懲りだと今は思っている。でも同時に感じてる。
そう思いながらも頭の悪い行いを繰り返すのだろうな。と。










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今日は幾分涼しいのかな?
メールが来ても、人と顔を合わせても、開口一番出る言葉は「暑いねえ。」
友達の暑中見舞いメールに、「この暑さは もはやサバイバル。」と、正直な心境を
書いて返した。

サバイバル・・大げさではないのだ。何とかこの夏を乗り切るために、冷し甘酒や
赤シソジュースを飲み、呼吸法に頼っている毎日。

身体が暑さでくたーっとなってくると、あえてきついヨガポーズをとってみる。
逆立ちもする。血流がよくなるからだろう、いくぶん頭がすっきりする。

 1、2キロの誤差は当たり前。という古びたアナログの体重計にそろそろ危機感を感じて、
先月、タニタの最新型体重計を購入した。

この新兵器は、体重だけでなく、骨の量、代謝量、内臓脂肪、体内脂肪量、筋肉量、そして
体内年齢まで、まったく遊びのない冷ややかなデジタルで明確に表示してくれる。

買った当初の私の体内年齢、40歳。ふむふむ。まずまずじゃないの。実年齢より16歳若い。
悪くない。

それでね、ずっと暑さに負けそうになるぎりぎりのところで生活しながら、いつもの
ヨガのあと、ある日体重計に乗ったら、体内年齢表示が「18歳」。????

ヨガの直後だからなんか体の急激な変化があって誤作動したのかな、とあまり気に留めなか
った・・のだけれど、あれから2週間経っても、私の体内年齢は18歳のまんまです。
目覚めに計っても、食事直後に計っても、輝かしい「18歳!」emoji

どうして若返っちゃったんだろう。
ダンナに言ったら、「すごおい。『奥さまは18歳』じゃないか。」と嬉しそう。
やっぱ男は妻が若いほうがいいのか・・いや違う違う!勘違いしそうになった。
私はもうすぐ57歳になる初老の女。

私がこのことで嬉しいと思っていると思うでしょ?
違うのよ。40歳も鯖読むってまず、まず裏切りじゃない? 
そして思うのは、こんなに疲れやすい18歳の人がいるはずないじゃないか、と
冷ややかにデジタル表示を見返している。


いちど~わあおいでえ~emoji。これまで何度も聴いたであろう歌声にやっと応えて、今回草津温泉に行って来た。

草津はイメージ通りの温泉街だった。
でもその背後に、その湯の特色でもある酸性濃度の強さが金属を錆びさせ、人々の生活を不便に
していることも知った。

温泉観光街として繁栄しながら、その温泉の湯に寝食され、錆び行く街。

「草津はみなさんのようにサクッと来て温泉入ってすぐ帰るのが一番いいですよ。住むところ
としてはけっこうきびしいですよ・・」と、地元のガイドさんが言っていた。

湯畑の周りのお店を散策してたら、ふかしたての温泉まんじゅう丸々一個が目の前に差し出された。反射的に受け取ると、饅頭の薄皮が放つ高温の蒸気で、指をやけどしそうになった。
間髪入れずに緑茶のはいった湯のみまで渡されて、立ったまま、むしろ「喫茶」のような試食を
することになった。でもこの有無を言わさず食べさせられた温泉まんじゅうがすごくおいしくて、
12個買ってしまった。

翌日、草津から志賀高原に抜けてもう一泊した。今回は2人と一匹旅。

旅行から帰ってきたら、なぜか娘と息子が泊まりに来た。
いつものことだが、ハルは家族がそろうととても満足そう。






























































料理を仕事にしている息子は料理のプロである。
主婦として、30年料理を作り続けてきた私は、その長さに関係なく料理のアマである。
そのことに改めて気が付いたのは、久しぶりに戻ってきた息子の何気ない言葉だった。

ミートソースを作る過程で、私が にんにく 玉ねぎ ピーマン 人参 しいたけをみじん切り
にしていた時のことだった。

「疲れるからあんまり細かくしなくていい?」という私のヘタレの質問に、「そりゃ家庭料理だ
からいいけどさ、ミートソースは肉が主役なんだから、その主役より主張しちゃいけないわけよ。
だからわき役の野菜は本当はひき肉の一粒より小さく、ま、少なくとも同等くらいにするべきだけ
どね・・でもその包丁じゃ無理でしょ。」

最近包丁を研いでいない。その切れ味の鈍い包丁で、私はできるだけみじん切りを細かくして、
フライパンでみじん切りの野菜をじっくりと炒めだした。

そしたらね、息子が何気なく言ったのよ。「つぶれた玉ねぎの匂いがするなあ、やっぱり。
特にネギ類は、研ぎたての包丁で切らないと、匂いが臭くなるんだよ。切ったネギとつぶした
ネギは、炒めると匂いが断然違う・・」

ひょえーっと思いながらも私は面白くなって、「ね、もっと専門的なこと言ってみて言ってみて。」と催促した。「肉もね、ひき肉だからと言って、最初からばらばらにしない方がいいんだよ。でかいハンバーグ作るみたいに塊で周りを焼いてうまみを閉じ込めちゃうんだよ。そうやって
からほぐすと全然味が違う。」

途中から息子に交代して、味付けを任せた。
盛り付けまでしてもらって、とても豪華なお昼ごはんになった。

今回はちょっとしたきっかけで、プロの仕事を垣間見させてもらったけれど、普段の息子は、
私の作ったものを何も言わずおいしそうに食べてくれる。

プロの料理と家庭料理を別物として見てくれているんだと思う。

でもやっぱり包丁くらい研がないとね。


固く閉じられていたものがやんわりと開き、外の世界とつながった瞬間を見た気がした。
それは、ガラスコップの水の中で浮遊している小さな塊が、鮮やかな水中花を咲かせたよう
な瞬間だった。水中花は日の光を通して、いっそうきらきらと輝いた。

負けず嫌いの男がいた。
真面目な努力を惜しまず、勝ち続けてきた。
ごくたまに訪れる振るわない時期には、いっそうの努力をして走り続けてきた。

万人からの賞賛、万人からの憧憬のまなざし。
美しい褒め言葉や憧れの視線が、絶えず彼にからみつく。

賢い彼はそこにズレを感じ始める。暗くて深い井戸のような穴を見つけてしまったのだ。
彼は心を閉ざし始める。

自分の行いが人に与える影響というのは本当にわからないものだ。
よかれと思ってやったことが案外人を傷つけている場合だってあるからだ。
だからそんなこと、考えたってしょうがない。

彼の目の前に、夢を実現させた人たちが集った。
ひとまわり以上年齢が下の彼らは、彼を目指して行動を起こし、夢を勝ち取った
人達だった。

その事実が彼の固い心をほどいた。
あんなに嬉しそうな表情、久しぶりに見たよ。

目に見えないことが、ふと見えてくると感動するよね。

心がやわらかいまま、いい仕事がたくさんできますように。



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