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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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フタをなくした保存ビンは、素っ気無い入れ物に成り下がる。

圧力鍋もおもりがなければ、図体のでかい、ただの鍋でしかない。

 不注意な私が、がちゃがちゃと生活し始めると、何かを取りこぼしたり 何かが何かに紛れ込んだり 生活全体が混乱する確率が、一気に上昇する。

 ある物全体のごく一部でありながら、その小さな部分がそのものの存在の要である・・そういう小さな物たちがどこかに紛れて姿を消してしまうので、私はとても困るのだ。

 大事なカメラのレンズキャップがみあたらない。
2~3日前に、タルトタタンの写真を撮った時にはずしてどこかに置いたはずなのだから、絶対家の中にあるはずなのに、いくら探してもかくれんぼから出てきてくれない。

 おもりを無くした圧力鍋は、玄米を炊く能力を失い、実力を出す場を奪われて、うなだれている。しょうがなく ひとまわり小さい圧力鍋を生協で購入した。

 自分の非を棚にあげ、こんなに物がなくなるなんて、それはたぶん家のどこかに小さな隙間があって、そこに誘われた私の物達がスルリとそこに落ちて、別世界に行ってしまったのではないかと本気で思うのである。

 探しても見つからなかったものたちに、もしももう一度会えるなら、たとえ交通の便が悪かろうが、時間がかかろうが、私はその再会の旅に喜んで出かけるだろう。

 目の前にありながら 壊れ行くものもある。
長年使っていた、お気に入りの 陶器の冬鍋がそろそろ危うい。
これも 他ならぬ ふた が危ういのだ。

 買ったばかりの時に、不注意でまっぷたつに割ってしまったフタを、瀬戸物用のボンドでくっつけて何年も使ってきた。

 二人と一匹の生活も間近である今、少し小ぶりの鍋に買い換えようかと思っている。

 ふた と おもり は、大切です。

















 



 



 



 どちらも車の中で信号待ちをしている時だった。

目前で、一秒前にこの世に存在していた命が、一秒後には絶たれていた。

 数年前にはお年を召したご婦人が、そして、数日前には小さなかわいい黒猫ちゃんが、それぞれ不注意な対向車と、そしてバイクの犠牲となったのを目撃してしまった。

 ところが、あれだけショックを受けた数年前の事故を、今ではほとんど思い出さなくなってしまっている。時々現場を通るときに身を引き締めるくらいの程度に、もはやなってしまったのだ。

 数日前の黒猫ちゃんの事故の直後、駐車場の車中で、さんざんぱら泣いて、その日は一日中、思い出してはじめじめと泣いていたのに、今ではひとつの出来事として片付けようとしている自分がいる。

 出来事そのものが、日々とともに薄れていくのは、ありがたいことでもあるのだが、その反面 忘れてはいけないんじゃないかという思いもあり、「覚えていて思い出すんだ」と自分に言い聞かせたりもしてみる。

 不思議なことに、出来事そのものは、そのように意識的に喚起する必要があるわけなのに、そのとき自分が心にずっしり感じたことは、流れる時間とは無関係に、逆に研ぎ澄まされていく。

 当たり前の日常が、一瞬で消え去るという無常観。

他の死にささえられて成り立つ、自分の生 というもの。

手のひらを合わせたときの 両手のぬくもり。

猫ちゃんの分も、ハルをかわいがるんだ。という稚拙な思い。

心で口ずさんだ鎮魂歌。

すべては、自分の血となり肉となり、私の中で生き続けていく。

 



 
11月1日から、スポーツクラブのトライアルに参加させてもらっている。
10月の時点で、「ネットで申し込みをして3400円払えば、2ヶ月間施設使い放題」という誘い文句にひき付けられ、バレエの回数も減らしていることだしちょうどいいかな、ということで、入会したのだ。

 なるべく関節に負担がかからなようなヨガクラスを中心に、プログラムに参加したり、コアの筋肉を鍛えるためにマシントレーニングをしたり・・関節に負担をかけないためには周りの筋肉で支える必要があるものだから・・そしてその後には温泉サウナ三昧。と贅沢な時間をすごさせてもらっている。

 お金は使い方によっては、元を取るどころの騒ぎじゃないくらい 有効に使えるものなのね。

 お風呂入った後に外を歩いていると、ここ数日でぐっと寒くなったのを実感します。今朝のお散歩も空気がかなりひんやりしていた。

冬到来直前の、秋と冬の間の透明感のある変わり目にいながら 写真を撮っていました。
























修理に出していた車が、とうとう戻ってきてくれた。
引き出しに入れっぱなしのカメラも、ちゃんと無事だった。

 カメラのない10日間で、秋も色濃く深まり、大事な何かをとり損ねた気もする。ごめん。うそで~す。書いてみただけで 実はそんなこと、全然気にならない性質なの。

 ちょっと前に撮った写真と日曜に撮った写真を両方いっぺんに載せても、秋は秋。

ちょっぴりためてしまった秋色を、ずらずらと並べます。なので、文章これにて簡潔。じゃなくて完結。・・・変換間違えなんだけど なかなかいいので、このままにしとこう。



























 ひとつ気づいたことがある。

自分の心が穏やかで、地に足がついているような感覚があるときは、そんなに文章を書きたいと思わないみたいだ。

いつも心や頭が雑然としているのが常で、でも その状態のまんまで他の人も読むかもしれない文章を書くということは、まずは ごちゃごちゃをわかりやすく並べ、遠くから見てみる作業を私にさせてくれるようなのだ。うまくすると、空回りしていた私の思考が、かっちりレールの溝にはまり、ゆっくりと進みだすこともある。

そういう意味で、この数週間はめずらしく迷いのない日々だった。
こんな感じでずっと生きていけたらいいな・・という日々だったのだ。

毎日のヨガで、酸素不足だった私の脳みそが、活性化されたのだろうか。

病気のことを考慮して、週3回だったバレエのお稽古を、週1回に思い切って減らしてみたら、また違う世界が見えてきた。

おとといバレエのお稽古に行き、帰りに英語のフリーカンバセーションクラスに参加した。
参加したといっても、生徒は私ひとりという贅沢な時間。

お相手のネイティブは、オーストラリアから日本に来てまだ5週間しか経っていない青年。お互いに話題はつきなく、抜群に楽しい1時間だった。これも脳が活性化されているからなのか、自然に英語が出てくれたので、自分でもちょっとびっくりした。
彼も私の英語をとてもほめてくれたので、よしもっと!と気持ちを新たにする。

昨日のお稽古はお休みして、その後のお稽古場でのお茶会にだけ参加した。
パイナップルの ロールケーキを2本差し入れに持って行った。

そういえば今週はやたらとメールのやりとりが多い週だった。
友人たちと気軽にやりとりできるメールは、いくらデジタルネイティブでない私も、ありがたいなあ、と感謝せざるをえないです。




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