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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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なんだかあわただしい一週間を何とか終えての久々の日曜日。

 昨日は 英語のミーティングをこなした後、夕方から急逝した大学時代の後輩のための「お別れライブ」に参加してきた。
 
 私が3年の時に1年だった後輩たちに会うのは 30年ぶり。
薄暗い小さなライブハウスにぎっしり並ぶ顔を、思い出せたり思い出せなかったり。

 「Chieさん 久しぶりですね。」と声をかけてくれた女性を前にして、
「なんだか懐かしいのに、ごめんなさい。わからないの。どなたですか?」と正直に言ってみた。

 「みんなにわからないって言われるから大丈夫ですよ。ノリです。」

「あ~!のりちゃん。あ~ほんとだ。のりちゃんだ。なんだか雰囲気違うね。かなりやせたよね。」

「あの頃は、ほっぺたぷんぷんでしたからね。」

こんな会話がはずんで、後輩たちのまさしく元気な演奏を楽しく聞き、とりに主人がギターを弾いているバンドで盛り上がり、温かいライブは終了した。

亡くなったM崎くんの思い出話に、途中ちょっとしんみりする場面もあったけれど、同期の仲間や先輩の、演奏に託した思いは、天までとどいているに違いない。
 
照りつけるお日様に押され気味の日々が、今日の雨で一区切りの休息。
こんなにも自分が雨を待ち焦がれていたとは。・・降り始めてみて初めて気がついた。

 しとしとと振る雨が、アスファルトの表面を色濃く変えていくのを見るだけで、からっからに乾いた自分自身も潤っていくようだった。

 野球のユニホームに身を包んだ数人の大学生が、突然の雨に傘もなく濡れながら走っていた。 車で追い越際に見た彼らの表情は、それでもなんだか楽しそうだった。 

 9月に入って普通の生活が始まり 一週間が過ぎた。
雑用をこなすペースが夏休み中にぐんと遅くなってしまったようで、やってもやっても家事が終わらず空回りしているような気がする。

 家事に振り回されて一日があっという間に経ち、それでもなお家の中が片付いてなかったりするときこそ、自分がこの上なく無能に思える瞬間だ。

 そろそろセイタカアワダチソウの季節。
スギ花粉より 私にはてごわい。
セイタカアワダチソウのあの黄色は、いつも私を怠惰にする。

 そんな怠惰な私なのだが、 9月に入ってから今日までの一週間に、中学時代の友人、高校時代の先輩、おのおのとランチをご一緒させてもらった。

 「友達も頑張って生きてるんだから、私も頑張ろう。」と、単純明快な励みをもらって、近い将来の再会を約束して手を振り合い別れた。

 これからは女友達を大事にしていきたい。
家事が全部終わってなくても、逢いに行っちゃおう!と思う。
先月末にまた一才年をとってしまった。

 その日が誕生日であることを、わざわざ人に言うことがはばかられ、ひっそり年をとるようになってからもうかなり久しい。

 年齢的には更年期真っ只中でありながら、今割と元気に過ごせていることが本当にありがたい。・・・思い追い返すと、5~6年前が心身ともにつらい時期のピークだったと思う。

 その時期は、「親の介護」と「子供の反抗期」により、「更年期のすぐれない自分」が板ばさみになっていて、明るい要素がひとつもなかったのだ。

 下降的に ホルモンバランスを大幅にくずして不調をきたすこの時期の女性が、上昇的にではあるけど なぜか同じくホルモンバランスを崩している思春期の子供たちのとてつもなく大きな「理由なき反抗」に出会う。なんとまあこう都合よく、というか 都合悪く、悪い時期が重なるもんだ。と驚いた。

 それに加えて 何かと頼みの綱であり続けてくれた親が、日々衰えに拍車をかけ、認知症の発症とともに子供帰りしていく姿に途方にくれたものだ。

 それを思うと、現在の多少の体のきつさは 充分耐えられる範囲のもの。

 八方塞で毎日をこなすことだけで精一杯だったあの頃。
ハルが我が家に来てくれたのは、そんな時だった。

 そのときから我が家の運気はガラリと変わった気がする。

 小さな幸せをたくさん抱きかかえ、ハルは我が家に降りて来てくれた。

 


 

 
 
 以前のブログに、自分の膝の故障から始まり 電化製品が次々と壊れて あ~まいった。・・みたいなことを書き連ねた時からの いわば続編です。

 ぶいーん と変な音がしていて こりゃかなりやぱいぞ。とそのとき思っていた冷蔵庫は、冷蔵の温度表示が HOT の Hになったままとなり、表示どおりの庫内の高温に、マーガリンもソフトにゆるみテカテカし出す始末。

 この猛暑でしょ。冷蔵庫壊れるなんて、すごい危機感で。
予定外出費は控えよう、とか何とかもう言ってられなくて。
翌日量販店に駆け込んだ。

 冷えたお茶が飲める幸せ。マーガリンは焼きたてのパンにのっけて初めて溶け出す。
氷ができて落ちる音。冷蔵庫のドア一枚の向こう側は、外がどんなに猛暑であっても ひんやり世界を繰り広げてくれている。 ありがたい。・・身に沁みる言葉だ。

 デジカメも修理中。2月に買ったばかりなので、初期不良といえるのかな。
数回に一回フリーズ。そのたびにバッテリー引き抜いて使っていたけど、頻度が増えてこりゃだめだ。と持ち込んだ。

 人間の熱中症に類するものが、家電にもあるのじゃないかしら。この猛暑で。
 
 私の故障した膝は、もう大丈夫なようです。今日もがんがん踊ってきました。
お医者さんにも無罪放免を言い渡され ホッとして。

 バレエ帰りのコインパーキングでの出来事。
私にとってのコインパーキングとは・・・各駐車スペースに番号がふってあって、精算時に自分の番号を入れると料金が表示され、精算後 駐車板が降りるというヤツ。

 そういえば今日の所は 入庫するとき駐車券が出たのに、「車に乗ったまま精算する」ということに考えがなかなか及ばなかった私。頭がすごーく固くなっているんだ。ほんとに。

 その頭の固い私がとった行動はというと、駐車券を持って精算機の前にすくっと立ち、「駐車券を挿入してください。」と書いてあるにもかかわらず その挿入口がないのにあわてふためき、ここだろう、と覆ってある金属カバーを力づくで下に下げ、無理無理顔を出した挿入口に駐車券を突っ込んでみた。

 精算機は 「カードを出します」 とかなんとかわけのわからないことを無機質な声で私に告げながら、挿入口をなんとしてでもカバーしようとするのだ。

 何回か格闘して、「猛暑だもの。精算機も壊れるよね」と自分の真なる愚かさに気がつかないこと2~3分。 ぎゃっ。 と思ったね。

 車で精算機に横付けしたら、あれだけ抵抗していた駐車券挿入口の金属カバーが、最初からこうしてくだされば・・と言わんばかりに、涼しげに スルーッと降りた。

 一番壊れているのは、私だった。



 

 
毎日目にする「ゲゲゲ」の文字。
小さいときから聞きなれて 慣れ親しんできた。

 それでも毎日毎日「ゲゲゲ」「ゲゲゲ」と、その音や文字に触れてると、その当たり前になってた響きや印象が ふとしたことで本来の不思議さを取り戻し、私に迫ってくることがある。

 いつも何も考えずに書いていた漢字の形が、突如としてとても奇妙に見えてしまって、何回書き直しても正しい字を書いている気がしなくなる不思議さに似てなくもない。

 テレビをつけっぱなしで家事をやっていたら、「なつかしのメロディー」的な番組が知らぬ間に始まっていた。

 本当に懐かしいな、と次々流れる歌に耳を傾けていたら、「ゲゲゲの鬼太郎」の主題歌を歌われていた熊倉さんが登場した。

 熊倉さんの独特なお声。お話されているのを聞いているだけで、私のわくわく度は頂点を目指し始めていた。

 あの怪しいメロディーに乗せて歌が始まると、私は完全なる「虜」になっていた。
私の異常な集中力が、熊倉さんの歌の終わりと共にゆるんで 次の瞬間には拍手をしていた。

 どこを探してもきっと見つからない。誰にも似てない。その唯一無二の素晴らしいお声に今さらながら感激してしまった。

 「ゲゲゲハウス」。 子供じゃなく、自分のために買ったのは、私。

 



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