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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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今までの人生で 何を一番感謝したいかと聞かれれば、母親にならせてもらえたこと 
と答える。

振り返れば後悔の多い私の子育て。
思春期のあなたにお手上げ状態だった私は、あなたを避けるかのようにジムに通ったり
夕飯だけおいて仕事に出かけたり、自分自身のやりたいことに熱中していた。

あなたが校内合唱発表会で伴奏者としてピアノを弾いた というその事実さえも、由梨ちゃん
ママとの世間話の流れで知った。

「なんで言ってくれなかったの?」と言う私に
「Chieko、私に興味ないだろうと思ったから・・」とあなたは淡々と言った。

今ならわかる、あなたの気持ちが。もう遅いけど。

7月1日に退院決定。
何事も思う様にはいかないようだ。
奇跡は起こらない。

あなたが病気になってから、あの時の欠落を埋めるかのようにびったり寄り添い
蜜月の日々を送ってきた。

そしてこれからも。

時間的にも身体的にもパソコンに触れる余裕があるかわからない。
短期間のカムバック、私の身勝手だったかもしれない。

もしもお付き合いくださった方が一人でもいたならば、その方に
ありがとう。

P.S. チーズケーキ材料の黄金比を探っている。
  細い糸を注意深く繋げ、手繰り寄せるかのように
「悪い・・いつものヤツみたいだから今日はバスで行ってくれる?」
昨日の朝のことだ。

年に二度ほど訪れる『めまいの日』。
おかしいくらいに律儀なスピードで 同じ軌道を繰り返し辿り、天井が左周りの弧を描く。
こうなってしまうと車の運転はおのずとできない。
最寄り駅までの送り迎えは、上に書いた お決まりのフレーズ で中止となる。

小さなころから三半規管の弱い子だった。
車酔いが酷く、遠足なんて地獄だった。
先生や友達に迷惑かけるんじゃないかと緊張することで、より症状を悪化させてしまうという
悲しみ 辛さ みじめ のスパイラルにどっぷりはまっていた。

成長するにしたがって、私のヤワな三半規管も一緒に成長してくれたようで、今では
車の運転もバンバンするし、現在はお休みしているバレエを踊っていた時も、これでも
かって言うくらい回転技をこなしていた。

それでも持って生まれたものは強いんだね。
どんなに塗り込めようと思っても、時々ひょっこりと顔を出す。
そして私は弧を描く天井を見つめながら、それがトリガーとなって、生きてきた年月や
経験で塗り込めようとしていた 本当の私の部分 と対峙することになる。

たぶん・・だけどね、こういうことがなければ私はもっと積極的に何でも行動に移し、
その結果幸運にも・・いや不運にも・・どちらかわからないけれど、自信家になっていた
かもしれない。

「動的平衡」の生物学者 福岡伸一さんが好きで、彼の書く文章のファンでもある。
彼は、ややこしい専門分野の領域を、私のような単細胞にもわかるように優しい
文章で説明してくれる。そしてその文章が生物学者でありながら、とてもロマンチック
で美しいのだ。

「コロナ禍で見えた本質」という記事で彼はこのように言っている。

・・・・・・・最も身近にある自然は、自分の身体だ。
生命としての身体は、自分自身の所有物に見えて、決してこれらを自らの制御下に
置くことはできない。
普段、都市の中にいる私たちはすっかりそのことを忘れて、計画通りに、規則正しく、
効率よく、予定に従って成果を上げ、どこまでも自らの意志で生きているように思いこんで
いる。
ここに本来の自然と、脳が作り出した自然の本質的な対立がある・・・・・・・

自分の身体をコントロールできず、辟易しながら生きてきた私は、彼の言うところの
ピュシス (本来の自然) に近い生き方をしてきたのかもしれない。

 前回触れた 修理後の冷蔵庫、順調です。
でもね、今まで壊れていた左ドアの押しボタンを無意識に押せるようになったのはここ数日
なの。どういうことかっていうとね、慣れちゃってたのよ、右ドアをボタンで開けて左ドア
を手でこじあけることに。

何回もやっっちゃって、「あ、またやっちゃった・・」って夫婦で競争のように言って。

つまりね、発見なんだけどね、人間は不便に割と簡単に慣れる ってことだと思う。
便利さとか生活水準とか、一度上げたら戻れない ってよく聞く話じゃないですか。
でも戻れると思う。人間の順応性は思うよりずっと高いんじゃないかって。

ハイテクノロジーの時代に気が狂ったの?っていわれるかもしれないけど、
みんなで「せーの!」ってほんの少し不便に慣れることで、環境への影響とか変わって来る
ような気がするけどだめかな。 めっちゃみんなが信頼できるリーダーが必要だと
思うけど。

昨日ねソファーに寝っ転がって、眩暈に吐きそうになりながら、「愛の不時着」観たよ。
他に何もできないから エピソード8まで観た。

主役の りさんが誰かに似ているなって思ってたら、わかった!・・・
娘のお婿さんのヨッシーに似てたの。
顔はあそこまでハンサムじゃないけど (でも嵐の大野くんに似てるって何回も言われてる) 
背は180㎝あるし、何よりも性格が りさんに似ているのです。

私はね、彼には申し訳ないという気持ちと、言葉で表せないような、考えると涙が出てきて
しまうような感謝の気持ちでどうしようもないのね

この前「ワークマンコーデ」とかまた変なこと私書いたよね。
いやあ、でもホント買ったもの全てよかったよ。

ワークマン って元々、というか今も作業着専門店じゃない?
作業服に求められるものって 耐久性 撥水とか防水そして通気性 伸縮性 フィット感
つまり着心地? そして安価であること・・等々 だと思うけど、これに色がきれいで
形が可愛ければ最強でしょ・・と私は思うんだけれど、きっとあんまり賛同は得られない
のだろうな。

現場用の部品や掃除機を作っていた マキタ が、家庭用掃除機も作ってるでしょ?
こういう感じが私にとって魅力的なの。
コアなゆるぎない部分があって、外側に柔らかく広がっていく感じが好きなの。

眩暈が治ったらすごいな。一気にここまで書いて、今長すぎたかなって。
娘が7月に退院するので、またいつ書けなくなるかもわからないから
意地汚くなってる。

この covid19(アメリカの友達のカーラが、コロナのことこう書いてたので、私も
使ってみたかったの) で、新しいドラマの代わりに昔のドラマが放映されていて、
『愛しているといってくれ』は懐かしかったなあ。

でね、突然だけど それにちなんで・・・

『愛しているといわせてね』
いつだって心のどこかに いるよ












冷蔵庫が最も活躍する季節がやって来た。
残り物のおかずやお茶、お米も小麦粉もハルの歯磨きガムまでも、何もかも冷蔵庫に保存
したくなるのだけれど、庫内スペースには限りがあるため、優先順位に頭を悩ます。

そんな頼みの綱の冷蔵庫のドアが壊れてしまった。
我が家の冷蔵庫は観音開きで、左右対称のドアに、それぞれ押しボタンが付いていて、
それをポンと押すとちょうどいい勢いでパカンと開いてくれるというシステム。

庫内右半分にある物を取りたいときは、右の押しボタンを押せばいいし、全開したい時は両方
のボタンを同時に押せばいい・・はずだったのに、2か月くらい前のとある日、左のボタンが
作動することをピタリとやめた。まるで強い意志があって、それによって作動することを拒ん
でいるかのように。

さてここからが本題で、壊れたら修理をしてもらう、というのが自然な流れでありましょうが、
何しろ具体的な年数はわからないけれども、10年物と言ってもいいくらいの古冷蔵庫。

「多分部品もうないよね・・」とあきらめムードのまま日々は過ぎ、左を開けたい時には、
まず右を開け、自らの手で左ドアをこじ開ける・・というメチャクチャ面倒な動作をし続け
ていたら、いつの間にかそれがルーティンとして日常に浸透してしまっていた。

ところで 私の体調と精神状態は、冷蔵庫を見ればわかる。というくらいで。
ぐったりしているときは冷蔵庫の奥の方で賞味期限切れのものを腐らせていたりして。
必要あって冷蔵庫を開けても目の前に広がる乱雑さを見なかったことにしようと思うのか、
即座にドアを占めるのだけれど、でも見なかったことにしたって「見た」のだからムリなん
だっつーの。

自己嫌悪と反省の日々のあと、やおら冷蔵庫の大掃除をしたりするのがいつものことで。

でね、こんなにきれいになったんだからドアも直してあげたいな、と なんか変な勢いつい
ちゃって、取説と保証書のファイルを探したら、これがあったのよ!

「10年保証」という文字が見えて、購入日の数字をドキドキしながら 探す。
2010年 8月22日・・・ぎりぎり10年保証内! こんなうれしいことある?

この保証のおかげで無料で直してもらえました。
加えて 修理のおじさんがホント優しくて、消耗しているだろうから、ついでに右も変えと
こうね。って動いている右ドアまでも部品交換してくれたの、ホントありがたい。

なんだろな・・お金がかからなかったから良かった、とかそういうんじゃなくて、
この一連の流れがすごくうれしかったのね。
こんなささいなことなのだけれど、流れに味方をしてもらったような なんかあったかい
気分になれたんだ

まだまだ使うよ 冷蔵庫。
数年前買い替え時期に、冷蔵庫のとなりにぴったり収まるキッチンカウンターと食器棚を
ネットで探していたら、ジャストサイズのバーゲン家具を見つけて購入したから、今それら
3つが無駄なく気持ちよく収まっているの。

シンデレラフィット!
この言葉もその状態も好きで、(ガラスの靴がシンデレラの足にぴったり合うように、
物が無駄なく隙間なくきれいに収納できること・・なのかな) 最近もシンデレラフィット
目指して保存容器の大人買いをしてしまった。

私、洋服とかカバンとかインテリアのブランドにはまったく興味なくて。
でも保存容器はお気に入りのブランドがあって、ちょっと割高なイタリアやフランス製品
を使っている。

あ、そうだ。そう言えばこの前ワークマンでめちゃ洋服買った。
信じられないほど安い。ストレッチジーンズが1280円。帽子780円。
そのうちワークマンコーデの写真、覚えてたら上げるね。
ヘビーデューティーでありながら、けっこう可愛いんよ。

昨日買ったカリフラワーを、早く調理しなくてはと思い、(カリフラワー、すぐ傷んで
茶色くなっちゃうから) さっき「カリフラワーとパプリカのピクルス」と、「カリフラワー
とサーモンのクリームシチュー」を作った。
夕飯作り終えればもうしめたもの。

後は自分の時間。何しようかな・・映画観ようかな
明日は大阪。

シンデレラフィット って、人間関係にもあるんだね















絶望している人間が書いたものを人が読んで面白いかどうか・・
興味深い と思う人もいるかもしれないけど、書く側としては、コールタールでも
塗りたくるような文章をお披露目するのは自分の趣味じゃない。
そう思ってここから離れたのだけど。

ほんの少しの希望が出てきた今、今だけかもしれないけどちょっとの間戻ってきました。

娘は大阪の病院に入院中で、ずっと受けたくて、でもエントリーを断られ続けて来た治験
を受けている真っ最中です。

どうして受けられるようになったのか、というのは色々あって、ここでは詳しく説明
するのはスキップしますが、娘が幾分元気だった時に彼女がやって来た仕事が、まわり
まわってこの幸運を届けてくれた・・・という感じの言い方が 一番うまく事実を伝え
てくれるかな。

彼女が入院中のこれから約一か月間、急に私身軽になって、
自分の時間を持てるというのが、なんだか照れくさい。

介護のことの詳細を書くつもりはないけれど、嫌がる老体を無理無理動かしていたら、
結果、色んな意味でスペックがあがった気がする。

ご飯も滅茶苦茶作ったし、リハビリとかマッサージにも時間を費やした。
基本ヘタレな私は、ヨガの先生とかやってる割には腕力がない。
今もすぐに疲れてヘタレにはかわりはないけど、力がなくても自分と同じ体重の彼女を
持ち上げるコツとか知らず知らずのうちに学んでいたみたい。

4か月ぶりくらいに美容院に行って、ヘアケアに無頓着な私でも平気なべリーショート
にしてもらって、前髪もパッツン短く切ってきた。
眉毛のはるか上にある前髪。
ああ楽だわあ。

美容師さんに「ほんと久しぶりですね」と3回くらい言われて、
「もうちょっとで髪の毛ゴムで結び始める所だったの。結んだら最後、もうここ来ないと
思う・・」
と言ったら美容師さんが焦って
「なら、絶対結ばないでください!」と言ってくれたのがなんだか嬉しい。

さあ、お買い物に行かなくちゃ。今日はそんなに書くつもりはなかったんだ。
夕飯はタコのパエリア。高いサフラン買っちゃった。
サフランの鮮やかな黄色が溶け出す前に、深紅をまとう一瞬の あのワクワク感。
残り少ない蜂蜜のビンを逆さにして、したたり落ちる蜂蜜が極細の糸のようになって、
途切れそうで途切れない、そんな時の甘くてじれったい感覚。

私は確実に日常に助けられている。


君によって軽やかに説かれる 『 独占欲 フリー 』  の 幻想。

そして今、それにまみれた君が吐く ため息の可愛らしさよ




懐かしいな。記事を書くこの枠組み。
最後に書いたのが3月25日。一か月半も経ってしまった。

いや、逆だろう。辞めるって言ったのに一か月半で戻ってくるのは早すぎる。
戻ってきたわけではないのです。
3日前から思い立って一年ぶりのシナリオを描き始め、今書き終わりました。
それを載せたかったのです。

テーマは出会い。ただ少し普通でないのは、今を反映させてリモートの出会いです。
脚本は映像化目的の道具みたいなものだから、読み物としてはよみづらい。
その上今回のは『リモート』が大きく介在しているため、登場人物の対面せりふがめちゃくちゃ
少ない変なシナリオになってしまいました。

〇が書いてある行は『柱』と言って、場面を表しています。
この脚本では「カメラのレンズが向いている方向」と思っていただくとわかりやすいと思います。
あちらこちらと柱が交互に何度も変わったりするので慣れないと混乱するかもしれません。

『ト書き』は、柱とセリフ以外に書いてある部分のことを言いますが、
カメラが捉える人物の動作や表情、場の説明 です。
今回はこの事実だけ伝える『ト書き』をちょっと小説っぽくしてみました。
正当な脚本には不合格の脚本ですが、楽しんで描きました。

20分ほどの短いドラマ。 タイトル 『2メートル弱』
タイトルの赤い字 『2メートル弱』をクリックすると原稿のPDFに飛びます。

オウチ時間に 小さな出会いのドラマ いかがでしょうか。






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