日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
ダンナが退職し年金生活が始まってから、早いもので半年が経った。
まだはっきりしたことはわからないけれど、私が稼いだお金を食費代に回し、残りの出費は
いただいている二人の年金を合わせたもので、何とか生活していけるような気がしている。
もちろん余裕があるわけではないので、色々工夫をして出費を抑えている。
思いもしなかったけれど、最近はこの工夫をすることが何かと楽しい。
もしかしたら、ものすごいお金持ちよりも、工夫をしなくてはやってけない私達の方が
ずっと幸せなんじゃないかとさえ思ったりもしてる。
先週金曜日、大学時代の一年上の先輩K氏からお誘いを受けて、あきる野市にあるお家に
夫婦で遊びに行かせてもらった。
お家の前には川が流れ、新緑が眩しい程に溢れ返り、鳥が歌うように啼いていた。
奥様がご実家のお世話のために長期留守中だったにもかかわらず、お部屋の中はピシッと整頓
されて塵ひとつ落ちてなかった。
一緒にお昼を食べたりお茶を飲んだり、近くの尾根にハイキングにしたりしながら話を
していたら、40年以上の付き合いなのに、へ~そうなんだ・・と彼について初めて知ること
も多く、あれ?私の持ってるイメージと違うな・・とも思った。
私がK氏に抱くイメージは、昔の言葉で言う「シティーボーイ」。
何をやらせてもソツなくカッコいい。
つまりうちのダンナとは真逆のタイプと思っていたのに、今回お邪魔して話しているうちに、
K氏とダンナの共通項がたくさん見つかり驚いた。
まず観ているテレビ番組が似ていた。
相撲が好きだったり、Eテレが好きだったり・・
ムジカピッコリーノの天才子供ドラマー(今は大人になってる)佐藤奏ちゃんのことで二人で
話が盛り上がっていた。
100分で名著も観てるって言ってたなあ。
伊集院さんのコメントがなかなか深いんだよね~ってところでも意見が一致した。
大学時代タイトでファンキーな音楽をやりながら、サーファーでもあったK氏は、小花柄の
シャツをよく着ていた。
「ユニクロ一色になっちゃったからもう少しオシャレしようと思っていたのに、気がづい
たらもっとすごくて しまむらになってたよ・・」と今回尾根を歩きながら笑って言う彼に、
「タカハシは? タカハシは知ってる? もっと安い店なんだよ」と言ったらしっかり知って
くれていた。
ワークマンプラス オーケーストア 業務スーパー・・私たちが利用している店すべてを
熟知していた。
これには驚きだった。
だってK氏は私たちと大きく違って、家賃収入のある裕福な人なのだ。
「堅実なんだね」「結構女性の部分が多い人なんだね」って言うのが私の新発見で、
後者については本人も、本当にそうだよ、昔からそうだったんだよ。と言っていた。
亡くなった娘のことでも、何度もお花を送ってくれて、去年の年末は冷蔵庫でも送られ
てきたのかって位大きな箱でポインセチアの変わり種の見事な鉢植えを送ってくれた。
今週の土曜日は、クリちゃんのライブに行った時、5年ぶりに再会したイコさんときいちゃん、そして二人に加えてK氏も家に遊びに来てくれることになった。
家で早い夕飯を食べてから、弾き語りやバンド演奏ができるライブハウスに行くのだ。
お世話になってるみんなにご飯をふるまえるのが、私は嬉しい。
5月に入って水出しコーヒーの器具を引っ張り出し、一日おきに淹れている。
やっぱり美味しい。本当に美味しい。
少し面倒でも水出しコーヒーを作る過程が好きだ。
五感が全て刺激される。
黒光りする深煎りの豆が鮮やかで、豆を挽けばアロマが瞬時に立ち上り、雨だれのように落ち
るドリップ音が耳に心地よく、ガラスサーバーの中で濃褐色の液体が徐々に存在感を膨らませる。
そして一口飲めば、美味しくて夢見心地、ため息をついてしまう。
五感のひとつ、「触感」も、実はある場面で楽しんでいる。
豆を挽いた後、器具にコーヒーを移す時、どんなに気を付けても粒子がテーブルに落ちて
しまうのは仕方のないことだ。
たとえ見た目には何も落ちてないように見えても 実際は落ちているのだから。
指や掌でテーブルを軽く触れば、どんな細かな粒子も感じることができる。
これ、腕でやってみても腕は鈍感でそこまで感じとることはできない。
指先とか掌のセンサーのスペックの高さに、私は何時の時でも感動する。
これを意識しだしてから、私は何でも指先で確かめることが好きになってしまった。
例えばシーツの上に砂粒が一つ落ちていても、人間の指先はそれを感じて捉えることが
できる、それくらい指の触覚の精度は高い・・って昔何かで読んだことがある。
人間の体の素晴らしさは数えきれないほどあるだろうけど、私は今この「指先や掌の触覚」
に感動し、ハマってます。
人間のこの触覚の精度の高さ故、赤ちゃんや子供、大好きな人のほっぺとか きっと触りたく
なるのね。
水出しコーヒーの季節は、私の感度が上がる季節です。
まだはっきりしたことはわからないけれど、私が稼いだお金を食費代に回し、残りの出費は
いただいている二人の年金を合わせたもので、何とか生活していけるような気がしている。
もちろん余裕があるわけではないので、色々工夫をして出費を抑えている。
思いもしなかったけれど、最近はこの工夫をすることが何かと楽しい。
もしかしたら、ものすごいお金持ちよりも、工夫をしなくてはやってけない私達の方が
ずっと幸せなんじゃないかとさえ思ったりもしてる。
先週金曜日、大学時代の一年上の先輩K氏からお誘いを受けて、あきる野市にあるお家に
夫婦で遊びに行かせてもらった。
お家の前には川が流れ、新緑が眩しい程に溢れ返り、鳥が歌うように啼いていた。
奥様がご実家のお世話のために長期留守中だったにもかかわらず、お部屋の中はピシッと整頓
されて塵ひとつ落ちてなかった。
一緒にお昼を食べたりお茶を飲んだり、近くの尾根にハイキングにしたりしながら話を
していたら、40年以上の付き合いなのに、へ~そうなんだ・・と彼について初めて知ること
も多く、あれ?私の持ってるイメージと違うな・・とも思った。
私がK氏に抱くイメージは、昔の言葉で言う「シティーボーイ」。
何をやらせてもソツなくカッコいい。
つまりうちのダンナとは真逆のタイプと思っていたのに、今回お邪魔して話しているうちに、
K氏とダンナの共通項がたくさん見つかり驚いた。
まず観ているテレビ番組が似ていた。
相撲が好きだったり、Eテレが好きだったり・・
ムジカピッコリーノの天才子供ドラマー(今は大人になってる)佐藤奏ちゃんのことで二人で
話が盛り上がっていた。
100分で名著も観てるって言ってたなあ。
伊集院さんのコメントがなかなか深いんだよね~ってところでも意見が一致した。
大学時代タイトでファンキーな音楽をやりながら、サーファーでもあったK氏は、小花柄の
シャツをよく着ていた。
「ユニクロ一色になっちゃったからもう少しオシャレしようと思っていたのに、気がづい
たらもっとすごくて しまむらになってたよ・・」と今回尾根を歩きながら笑って言う彼に、
「タカハシは? タカハシは知ってる? もっと安い店なんだよ」と言ったらしっかり知って
くれていた。
ワークマンプラス オーケーストア 業務スーパー・・私たちが利用している店すべてを
熟知していた。
これには驚きだった。
だってK氏は私たちと大きく違って、家賃収入のある裕福な人なのだ。
「堅実なんだね」「結構女性の部分が多い人なんだね」って言うのが私の新発見で、
後者については本人も、本当にそうだよ、昔からそうだったんだよ。と言っていた。
亡くなった娘のことでも、何度もお花を送ってくれて、去年の年末は冷蔵庫でも送られ
てきたのかって位大きな箱でポインセチアの変わり種の見事な鉢植えを送ってくれた。
今週の土曜日は、クリちゃんのライブに行った時、5年ぶりに再会したイコさんときいちゃん、そして二人に加えてK氏も家に遊びに来てくれることになった。
家で早い夕飯を食べてから、弾き語りやバンド演奏ができるライブハウスに行くのだ。
お世話になってるみんなにご飯をふるまえるのが、私は嬉しい。
5月に入って水出しコーヒーの器具を引っ張り出し、一日おきに淹れている。
やっぱり美味しい。本当に美味しい。
少し面倒でも水出しコーヒーを作る過程が好きだ。
五感が全て刺激される。
黒光りする深煎りの豆が鮮やかで、豆を挽けばアロマが瞬時に立ち上り、雨だれのように落ち
るドリップ音が耳に心地よく、ガラスサーバーの中で濃褐色の液体が徐々に存在感を膨らませる。
そして一口飲めば、美味しくて夢見心地、ため息をついてしまう。
五感のひとつ、「触感」も、実はある場面で楽しんでいる。
豆を挽いた後、器具にコーヒーを移す時、どんなに気を付けても粒子がテーブルに落ちて
しまうのは仕方のないことだ。
たとえ見た目には何も落ちてないように見えても 実際は落ちているのだから。
指や掌でテーブルを軽く触れば、どんな細かな粒子も感じることができる。
これ、腕でやってみても腕は鈍感でそこまで感じとることはできない。
指先とか掌のセンサーのスペックの高さに、私は何時の時でも感動する。
これを意識しだしてから、私は何でも指先で確かめることが好きになってしまった。
例えばシーツの上に砂粒が一つ落ちていても、人間の指先はそれを感じて捉えることが
できる、それくらい指の触覚の精度は高い・・って昔何かで読んだことがある。
人間の体の素晴らしさは数えきれないほどあるだろうけど、私は今この「指先や掌の触覚」
に感動し、ハマってます。
人間のこの触覚の精度の高さ故、赤ちゃんや子供、大好きな人のほっぺとか きっと触りたく
なるのね。
水出しコーヒーの季節は、私の感度が上がる季節です。
この記事にコメントする