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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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「悪い・・いつものヤツみたいだから今日はバスで行ってくれる?」
昨日の朝のことだ。

年に二度ほど訪れる『めまいの日』。
おかしいくらいに律儀なスピードで 同じ軌道を繰り返し辿り、天井が左周りの弧を描く。
こうなってしまうと車の運転はおのずとできない。
最寄り駅までの送り迎えは、上に書いた お決まりのフレーズ で中止となる。

小さなころから三半規管の弱い子だった。
車酔いが酷く、遠足なんて地獄だった。
先生や友達に迷惑かけるんじゃないかと緊張することで、より症状を悪化させてしまうという
悲しみ 辛さ みじめ のスパイラルにどっぷりはまっていた。

成長するにしたがって、私のヤワな三半規管も一緒に成長してくれたようで、今では
車の運転もバンバンするし、現在はお休みしているバレエを踊っていた時も、これでも
かって言うくらい回転技をこなしていた。

それでも持って生まれたものは強いんだね。
どんなに塗り込めようと思っても、時々ひょっこりと顔を出す。
そして私は弧を描く天井を見つめながら、それがトリガーとなって、生きてきた年月や
経験で塗り込めようとしていた 本当の私の部分 と対峙することになる。

たぶん・・だけどね、こういうことがなければ私はもっと積極的に何でも行動に移し、
その結果幸運にも・・いや不運にも・・どちらかわからないけれど、自信家になっていた
かもしれない。

「動的平衡」の生物学者 福岡伸一さんが好きで、彼の書く文章のファンでもある。
彼は、ややこしい専門分野の領域を、私のような単細胞にもわかるように優しい
文章で説明してくれる。そしてその文章が生物学者でありながら、とてもロマンチック
で美しいのだ。

「コロナ禍で見えた本質」という記事で彼はこのように言っている。

・・・・・・・最も身近にある自然は、自分の身体だ。
生命としての身体は、自分自身の所有物に見えて、決してこれらを自らの制御下に
置くことはできない。
普段、都市の中にいる私たちはすっかりそのことを忘れて、計画通りに、規則正しく、
効率よく、予定に従って成果を上げ、どこまでも自らの意志で生きているように思いこんで
いる。
ここに本来の自然と、脳が作り出した自然の本質的な対立がある・・・・・・・

自分の身体をコントロールできず、辟易しながら生きてきた私は、彼の言うところの
ピュシス (本来の自然) に近い生き方をしてきたのかもしれない。

 前回触れた 修理後の冷蔵庫、順調です。
でもね、今まで壊れていた左ドアの押しボタンを無意識に押せるようになったのはここ数日
なの。どういうことかっていうとね、慣れちゃってたのよ、右ドアをボタンで開けて左ドア
を手でこじあけることに。

何回もやっっちゃって、「あ、またやっちゃった・・」って夫婦で競争のように言って。

つまりね、発見なんだけどね、人間は不便に割と簡単に慣れる ってことだと思う。
便利さとか生活水準とか、一度上げたら戻れない ってよく聞く話じゃないですか。
でも戻れると思う。人間の順応性は思うよりずっと高いんじゃないかって。

ハイテクノロジーの時代に気が狂ったの?っていわれるかもしれないけど、
みんなで「せーの!」ってほんの少し不便に慣れることで、環境への影響とか変わって来る
ような気がするけどだめかな。 めっちゃみんなが信頼できるリーダーが必要だと
思うけど。

昨日ねソファーに寝っ転がって、眩暈に吐きそうになりながら、「愛の不時着」観たよ。
他に何もできないから エピソード8まで観た。

主役の りさんが誰かに似ているなって思ってたら、わかった!・・・
娘のお婿さんのヨッシーに似てたの。
顔はあそこまでハンサムじゃないけど (でも嵐の大野くんに似てるって何回も言われてる) 
背は180㎝あるし、何よりも性格が りさんに似ているのです。

私はね、彼には申し訳ないという気持ちと、言葉で表せないような、考えると涙が出てきて
しまうような感謝の気持ちでどうしようもないのね

この前「ワークマンコーデ」とかまた変なこと私書いたよね。
いやあ、でもホント買ったもの全てよかったよ。

ワークマン って元々、というか今も作業着専門店じゃない?
作業服に求められるものって 耐久性 撥水とか防水そして通気性 伸縮性 フィット感
つまり着心地? そして安価であること・・等々 だと思うけど、これに色がきれいで
形が可愛ければ最強でしょ・・と私は思うんだけれど、きっとあんまり賛同は得られない
のだろうな。

現場用の部品や掃除機を作っていた マキタ が、家庭用掃除機も作ってるでしょ?
こういう感じが私にとって魅力的なの。
コアなゆるぎない部分があって、外側に柔らかく広がっていく感じが好きなの。

眩暈が治ったらすごいな。一気にここまで書いて、今長すぎたかなって。
娘が7月に退院するので、またいつ書けなくなるかもわからないから
意地汚くなってる。

この covid19(アメリカの友達のカーラが、コロナのことこう書いてたので、私も
使ってみたかったの) で、新しいドラマの代わりに昔のドラマが放映されていて、
『愛しているといってくれ』は懐かしかったなあ。

でね、突然だけど それにちなんで・・・

『愛しているといわせてね』
いつだって心のどこかに いるよ












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