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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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ずっと自分と一緒に居るので、自分の変化に気づくのは案外難しいことなのかもしれない。

だから最近自分の変化を自覚できたってことは、その変化が気付くのに十分な程はっきり大きなものなんだろう と思う。
昔に比べて、はっきりと 苦手 嫌 ってことが増えているのかもしれない。

今私の一番苦手なことは、あせったりあせらされたりすることである。
自分だけでなく、焦っている人を見るのも嫌いだ。ひとつ付け加えておくと、忙しくしている人
でもあせってなければ大丈夫。

若い時はせっかちだったのに、自分でも よく言うよ とは思う。

今の私は、焦る必要のないように、以前よりずっと余裕を持って時間を使うようになってきて
いる。今の私の暮らしの形態が、そんな時間の使い方をゆるしてくれているからできる事だとは思うけど。

あと、今は競争が嫌い。
人と競ることが大の苦手。
若い時は幾分負けず嫌いの所もあったと思う。

競争するくらいなら相手にゆずる方が楽。
人より少しだけ負けて少しだけ損をするような生き方が自分にとって一番心地いいことを学んだ。

だからなの。推しのライブチケット争奪戦とかとことん無理で。完璧あきらめムード。
ごめん・・って言いたくなるほどに。

あ、でも先週の土曜日、青木柚君の映画「はだかのゆめ」の舞台挨拶に行けたんだ。
3日前にオンライン予約をした。
満席に近い状態だったけど、わずかながら空いている席があってチケットが取れた。ラッキー。

そう、私は普通の時間の流れで普通に予約が取れて行ける所にしか行けないのだ。
でも柚君もこれが最後かもしれないな・・人気が出るのは喜ぶことだしね。


日曜日には大学時代の先輩 H夫妻が、娘にお線香をあげたいと言って我が家まで来て
くれた。

H氏は7~8年前に脳梗塞になり、今は車椅子で生活をしている。
娘が病気になる前はよく4人でいろんな所に遊びに行っていた。
当時 H氏のおかげで、世の中のバリアフリーの遅々とした状況を痛感することができた。
我々だけでどこかお店に行った時でも、ここはスロープあるかな・・って探していた。

H氏の奥さんのきみちゃんが娘の遺影の前で「悲しい」と言って泣いた。
鼻をすすりながら、背中を丸くして涙を流してくれているきみちゃんを、私はなぜかほっこり
した気持ちで眺めていた。

今月はもう一回彼らに会える。
今度はH氏の家に他の友人も集まる所へ我々も参加させてもらう。

こうやって、コロナと娘を失ったことで途切れていた人達とのつながりが、徐々に復活しつつ
ある。

昨日は高校時代の友人達7人グループで横浜の三渓園に遠足に行ってきた。
紅葉が美しかった。
日記を見ると、去年の12月4日に同じメンバーで新宿御苑に紅葉を観に行っていた。

やっぱり人と会うっていい。
・・会いたいなって思う。











日常に埋もれて暮らしていると数週間なんて瞬く間に過ぎてしまって、ふと気づいたときには、
知らぬ間に過ごしていた膨大な時間の積み重ねが目の前に幻のようにそびえ立っていることに
驚くのだ。

以前から出不精で引きこもりがちであった私は、前にも増して家に居ることが好きでしょうがなくなっている。
おそらくそれは17歳になった愛犬ハルとの限られた時間を、掌にそおっとのっけては頬ずりす
るように、宝物のように大切に大切にしていることも起因していると思う。

とにかく自分の家が好きで、前にも書いたように 家にある物すべてに愛情を感じている。

そうは言っても機能的に仕事をしてくれている家電などは、10年も経てば残念ながら寿命が来てしまうというものだ。

我が家ではまず13年間だましだまし使っていた冷蔵庫が突然機能しなくなった。
冷凍庫の物は溶け始め、買ったばかりのアイス チョコバッキーが見る間に形を失い、水分と
化した。こんなことなら我慢しないで一回に2個も3個も食べときゃよかった、と本気で
思った。

そんな呑気なことを思えたのも束の間、意識を切り替え、冷凍してあった肉類を無駄にしないよう台所に半日以上立ち続け、これでもかって程料理した。

その夜ヤマダ電機に行って翌日には新しい冷蔵庫を配達してもらい、安堵する。

冷蔵庫の次は食洗器、そしてガスコンロ、挙句の果ては車・・と、十数年お世話になって来た
物達との別れと新たな物達との出会いが クロスオーバーする。

例えば車。今から十数年後って私生きているのかな? 生きていたとしてももう免許を返還する
頃だろう・・ 明らかにこの車が人生最後の車になる。

そう思うと感慨深い。最期まで仲良く行こうね・・って車や冷蔵庫に話しかけてしまう。

話しかけるだけでなく、細かくメンテや掃除をしようと思う。
自分自身の老体にも同じように思っている。
さよならするまで「丁寧に」「大切に」「愛情深く」・・・こんな妙なことを思って過ごして
いたら日にちが経ってしまっていたのだ。

11月12月は友人が遊びに来てくれたり、遊びに行ったり、友人が出演するライブに行ったりと、私にしては珍しく 人と会う機会が目白押しだ。

12月に入ってすぐ、高校時代の友人グループの遠足がある。
今回は私が幹事を引き受けた。横浜の三渓園に紅葉を観に行く。

あのね、現実が忙しくたって忘れたわけじゃない。ただどうしていいのかわからないだけ。

学生時代の後輩のリカから昨日手紙が来た。文通が始まったみたいで嬉しい。
この時代だからこそ、文通はいいのかもしれない。心があたたまる。
リカとの再会も実現しそうです。

何にも面白いことは浮かばない。
ただ淡々と生きてます。
でも落ち着いていて平和です。










肌寒くなってきました。
いつの間にか長袖になり、綿シャツから、同じ綿でもコットンセーターに移り変わり、それでも
まだ無防備な気がして、その上にコートを羽織って散歩してます。

肌寒いと「ぬくもり」が恋しいです。
私にはうってつけのハルがいます。

「ハル君、抱っこさせてください」と丁寧にお願いしてもつれなかった夏の日々も遠くはるか
彼方に過ぎ去り、ハルの方から私にぬくもりを求めてくれる季節がやってきました。

ネットサーフィンをしていて、衝動買いで自分用のブランケットを買いました。
アクリル製なのに柔らかくて肌触りが抜群に良くて 柄も何気なくて素敵なの。

ソファーにごろ寝・・が私の一番の趣味なのですが、そのお気に入りのブランケットが怠惰な
私の寝転び時間を上質にしてくれる。

そうこうしていると、ハルがのそのそと近づいてきます。
ブランケットにくるまれている私を静かに見上げ、ある瞬間思い切ったように勢いソファーに
飛び乗ってくる。

心地良いスポットを探すように、私の身体の上を肉球で踏みしめ、モモのあたりで落ち着いたかと思うと、とぐろを巻いて寝てくれる。
ハルの重みは幸せの重み・・私はこれを何度書いたことだろう。
何度書いても、何回でも言いたくなる。

それでも私は時々貪欲になり、もっとハルのぬくもりを感じたくて、彼を腕の中にすっぽりと
引き入れてしまう。
ハルの穏やかな寝息は、ハルの温かく柔らかな体を小さく波打たせる。
目をつむり、静けさの中でハルを隅々まで感じきる。
これが私の、極上の幸せ。

肉体的に触れ合える幸せもあれば、遠く遠く離れていても、同じ時間を生きているんだ。と思う
だけで感じられる幸せもある。少しやせ我慢・・とも言えなくもないけど、でもそれも幸せです。


数日前に学生時代の後輩のリカから、あたたかいお手紙と共にお花券が送られてきた。
嬉しくて、私も手紙で返事をした。久しぶりのやり取りだ。

学生時代、後輩の中で一番仲が良かったのがリカで、本当に可愛いなって思ってた。
リカも私を慕ってくれていたと思う。

私は実は当時、リカとキスしたことがある。
「2人がキスするところを見てみたい」と男性の先輩にせがまれてしただけのことなのだけど。

でも良かったなって。今になってすごくいい思い出になってる。
今度リカに家に遊びに来てもらおう。
いまだに先輩風吹かせて、美味しいものいっぱい作っちゃおう。


ベランダの植物たちはある時からすくすくと伸び始めた。
ある時・・というのは、鉢を大きいものに植え替えしてからのこと。

伸び悩んでいるベンジャミンやオリーブを元の小さな鉢から外す時、根っこがぎゅうぎゅう詰めに固くなっているのを目の当たりにしてしまった。

なんて残酷なことをしていたのだろう。
そんな過酷な状況下にいた彼らは、それでも大きな鉢に植え替えられて数週間で、まるで解放
されたかのように、枝や葉を外へ外へと広げだしたのだ。

私ね、単純だからすぐ人間に置き換えちゃうところがある。
私は子供たちに、のびのびと成長できるようなゆとりある鉢を用意してあげていただろうか。
いや、あげていなかったなあ・・

子育てで後悔することはいっぱいあるけれど、あの時はあの時で一生懸命だったのだから、
どうしようもなかったんだ・・といつも思って終わりにすることになる。


鉢植えのこと書いてて思い出した!

こんなものがあったらいいのにな・・
でもサイズとか、ちょうどいいものを見つけるなんて奇跡みたいなもんでしょ・・
って思ってたようなその物ずばり を見つけた時、きつねにつままれたような気持ちになるって
知ってます?

私はつい先日経験しました。
植木鉢をベランダのヘリに並べるためのスチールホルダー。
風の強い日に植木がヘリから落ちるのを防ぐ目的で探してました。

文章では説明しにくいので明日写真を挙げます。
そうしたらどれだけサイズが奇跡的にぴったりだったかわかってもらえると思うから。

こんなことあるんだ・・ってくらいピッタリのものってめちゃくちゃ気持ちいい。

ゆとりが必要って言ったりぴったりがいいって言ったり忙しくてすみません。
私が一貫性のない人間であることがばればれで恥ずかしい。

あ、今日はこれから忙しいの。
柚君出演のドラマ一回目。
オールナイトニッポン
ハナシ寿司  

だからもうお風呂に入ります。

アマプラで「バクダッドカフェ」を100円でレンタルできて、一週間レンタル期間中にあと
2~3回は観たいと思ってる。大好きな映画の一つです。
あの映画が持っているものすべてが好きです。

好きなものを好きって言える この自由。

今度こそ本当にお風呂入ります。





















人を一度好きになると、関係性が長く続くのが私の取り柄の一つだと思う。

友達でも師弟関係でも恋愛関係であっても、一度関係が出来上がってしまうと、よほどのことが ない限りずっと続く。 夫婦関係も然り である。

つまりね、君はそれに類するから長く続いているんだと思う。

その一方・・ちょっと前に流行った「推し」って言葉があるでしょ?
自分中心に考えると、自分はその推しのファンってことになるのかな? 
本当のファン程熱狂的ではないけど、私は夢中になれる人をたやすくメディアで見つけては ワクワク することができるタイプの人間だ。

その人が出ている番組とかYoutubeとか映画とかドラマとかを調べて、見逃さないようにする。
追う行為はとても能動的で楽しいものだ。

推し活が現実の関係と大きく違うのは、私の一方的想い、一方通行であるということ。
そのせいなのかどうかわからないけれど、推し活に関して私はとても飽きっぽく、少し経つと
また新しい人を見つける傾向がある。

でも新しい推しを見つけたからと言って、今までの人達を忘れるわけではなく、やっぱり好きには 違いなく、緩めではあるけれど、追い続けことになる。

なので追う人がどんどんいっぱいになってくる。

俳優さん 芸人さん アーティスト・・あれ? さかなクンはどういう括りなんだろう? 
今もさかなスター観てます! 本も読みました! って具合に 忙しいのです。
嬉しい悲鳴だ。

そして現在本格的に追っているのは、俳優の青木柚くん。

ドラマ More than Wordsで初めて出会ってから、今までの彼の出演映画やドラマを可能な限り観 まくった。

一か月間だけNHKオンデマンドにも契約して、過去の朝ドラやスペシャルドラマも観るというはまり様。

以前三谷幸喜さんが菅田将暉君のすごさを表すのに、こんなようなことをおっしゃっていたことがあった。
「俳優さんというのはもちろん台本があってセリフを言っているのですが、稀にそんなセリフなど存在しないみたいに、その人から自然と出てくる言葉のようにセリフをしゃべる俳優さんがいて、そのごく稀な俳優の一人が菅田君なのです」

私も三谷さんのおっしゃることに深く賛同しますが、青木柚くんに対しても、同じように感じて います。

10月末から始まる地上波の深夜ドラマも楽しみだし、一番の楽しみは来月公開になる映画
「はだかのゆめ」。

小さな光が遠くにあると、心がどん底に悲しくて寂しくても 私は生きていけると思うんだ。

・・・あのね、推しの話だから、現実に近い君はやきもちを焼かないようにね。

私はね、道徳的にも倫理的にもとてもレベルの低い人間で、貞操観念もあんまりない。
現実的になることは99%ないと思うから正直に言うけど、いつだって自分を差し出せるよ。
こういうとすごく自由に生きてきたみたいに聞こえるかもしれないけれど、実の所そんな経験
今まで一度もなく、このまま自由にかつ清く死んでいくと思うけどね。

最近ね、生き物に対する愛おしさもさながら、物に対しても愛情深くてね。
洋服も食器も家具も、自分の好きなものしか選んでこなかった。

私の周りにある全ての物達は、私にとって頬ずりしたくなるような愛着のあるものだけれど・・ふと思ったのよね・・私が死んだらその物達は途端に存在価値を失ない、無意味なものとなってしまうのだということを。

私の死は、同時に私の物達の死をも意味するということだ。
何という大きな責任だろう。

そう思うとね、お茶碗や急須を洗うだけで 愛をあふれさせてしまうのだ。
洋服をたたみながら微笑みかける私は・・そりゃ不気味でしょうけど、マジ本気なのだ。

この部分はね、若い時と比べると大いに変わったところだと思う。
若い時は新しいものが好きだった。物をぞんざいに扱って、古くなったら新しいものに買い替え ればいいって思ってた。

今は正反対。
古いものも大切に使って、古いからこその良さを味わいたいと思ってる。

そりゃそうよね。自分が古いんだもの、そう思わなきゃやってけないってところもあるんで しょうよ、きっと。

75歳でいらっしゃる料理研究家の栗原はるみさんが、Gパンが一番好きってインタビューで おっしゃってた。

嬉しかったなあ。はるみさんのGパン姿、可愛らしくて素敵だもの。
私もずっと死ぬまでGパンはこう!って思うことができた。

ベランダですくすくと育ち、緑の葉っぱを横へ上へとのびのびと広げている私の植物たちの話を
書こうと 思っていたのに全然違う方に行ってしまった。

次回はそれで行きます、多分。
ではまた。
私は完全なる朝型人間なので、集中力が必要なことは、午前中にするって決まってる。

今日いつもと大きく違うのは、これを夜に書いているってこと。
しかもちょっと酔っぱらっていて不自然に気分がいい。
何を見ても聞いても、いや何にもなくったってにんまりと口角を上げてしまう。

さてさてこんな気分で何を書こうかなあ。

そうだ、私ね、以前は ”可愛いおばあちゃん”になりたい、なんて言ってたこともあったけど、
最近それ違うなって思えてきてね・・

私ね、今はおばあちゃんとおじいちゃんの間位を目指して、より自由になりたいな って思って
るの。~何言ってんだかわかんないでしょ~?

宇多田ヒカルさんが、ご自分が「ノンバイナリー」であることをカミングアウトされて・・
私はそれまでこの言葉聞いたことなかったんだけどね。

自分で認識する性を固定しない立場を取る人・・って言うのかな、
not he, not she, just meっていう英語が一番わかりやすいかもしれない。

これまで女性であることで知らず知らずのうちに抑制してきてしまった部分を、少しずつ解放
して行きたいんだ。

だからって見た目を変えるとかそんなじゃなくて、服は今まで通り好きなものを着るし、化粧だってする。

最近唯一変わって来たことと言えば 下着かなあ・・

若い時には平気で付けていたワイヤーの入ったタイプのブラジャーとかブラジャー自体にしっかりおわん型の形が立体的に型取られているモールドタイプのブラジャーなどはもう今では完璧
無理。

モールドタイプは厚みもあって胸を盛れるから、胸を大きく見せたい場合には重宝するだろう
けど、今の私はノンバイナリーを目指しているのだからそこはどっちかというと逆を行っている。

色々探しあぐねた結果、
”ボリュームを抑えて、フラットブラ&ショーツ” というのに辿り着いた。

ブラジャーに見えないほど平ぺったくて、でも伸縮性があるのでフィット感もありながら
ストレスフリーで体を包んでくれるブラ&ショーツなのだ。(写真を撮って載せようかと思った
けど、これはもしかしたら非常識なことなのか。酔っぱらってるのでよくわからないので
一日寝てからにします。)

なんか深い話をしてたはずが下着の話になってしまって。でも体の形と性って、どうしたって
複雑に入り組んで関係しあっているものだから・・簡単に切り離せなくて、だから自分の性に
違和感を覚える人は困惑してしまうのよね。

アマプラオリジナルドラマ、More than words を観た。

性欲望のまったくない彼女にとっては真逆の行為なのに、でも好きな人たちを想うあまりに自分のぎこちない性を差し出すシーンで胸を掴まれた。

全ての登場人物の ぎこちなく不器用な性に、そして生に、優しさとあたたかさを感じた。

年を取ったからこそ、年齢や性から解放されなくて一体何の自由があると言うんだろう。
これは年を取ることの醍醐味だと思うんだけどな。




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