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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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久しぶりに息子が帰って来た。
これまでは我が家から車で15分くらいの所に住んでいたのだが、来月半ばくらいに
都会に引っ越すと言う。

実家が近いと甘えが出るし・・とか言ってたなあ。
そんなこと考えてるとはちょっと驚いた。

私にしてみればすでに息子はあっさりきっぱり親離れをしたと思っていたから。
だからたまに帰って来ても、息子は息子でありながら、もはや私の知っている息子ではないよう
な気がしていた。

それは数年前のことだった。ぶらっと帰って来た息子が何かの話のついでに言ったのだ。
「昨日知り合いのツテで、烏骨鶏バラさせてもらった」と。

「えっ?バラすってどういうこと?もしかして・・・」と私は次の言葉を言いあぐねていた。

「決まってんじゃん。生きてる鶏の首をチョンと切って、肉を無駄なく部位ごとに分けたんだよ」

「嘘っ!!あんた小っちゃい時からそういうの一番苦手だったじゃん。虫も殺せないって
いうか、気が小さいっていうか・・そんなこと、できちゃうの?」

私が信じられない というような表情で唖然としてると、
「料理人なんだもん必要でしょ? そういうことも」

私はその時に痛感したんだ。あ~息子は完全に巣立って遠くへ行ってしまったって。
なんかちょっぴり寂しいような誇らしいような、ないまぜな気持ちがその時の私を支配したの
を覚えてる。

 水曜日はレディースデイ。映画が1100円で見られる日。
封切りされたばかりの「怒り」を観てきた。

原作がある場合、映画を観る前後どちらかに、原作の小説や漫画を読むのが楽しみになっている。
何を楽しむかと言えば、例えば別種の表現手段としての小説と映像、それらが同一題材を扱った
時に生じるズレ、違い、もしくは奇跡的な重なりなどを感じることを楽しむのだ。

小説は、読者に、文章で映像を喚起することができる。
映像は、観る側に、セリフにならない登場人物たちの心情への共感を促す。

人は生まれながらにして善良ではないかもしれないが、小説を読んだり映画を観たりすることで、想像力や共感能力が発達することも大いにあるんじゃないかと思う。

そこに期待して、ゆる~いペースではあるだろうけれど、小説読んだり映画観たりして過ごす
時間を、大切にしたいと思っている。







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