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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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朝の8時過ぎにはすでにもうかなり気温が上昇していた今朝の出来事。
いつもの通りハルと散歩をしていたら、突然左側から「おはよう。」
という声がした。

ハッとして振り向くとそこに人間の姿はなく、福祉施設の敷地に
置かれた巨大な鳥かごの金網にへばりついている鮮やかな色をしたオウムと
目が合った。

とても人間的な声だったので、感心しながら私も「おはよう。」と明るく返して
再び歩き始めたら、背後から「おはよう。おはよう。おはよう。」と立て続け
に言ってくれた。

その声を聞きながら、中学校時代の忘れられないワンシーンがまたよみがえってきた。

中学一年の時、クラスの誰かが家から持って来たのかどうだったのか、詳しいいきさつ
は忘れたが、教室にセキセイインコがいた。 

なんとなくクラスで飼っているような感じになって、私もエサとか水やりとか
していたと思う。

ところが夏休みに入る前日、担任の先生も生徒も、夏休み中のセキセイインコの
世話について話し合うこともなく無責任に解散してしまった。

新学期があけて、かごの中でセキセイインコは死んでいた。
私たちが餓死させてしまったのだ。

それを聞いた英語の細川先生が、授業中に「君たちはなんて残酷で無責任なことを
したんだ。」と、涙をためて私たちを叱った。

普段から柔和でまじめでおとなしい細川先生が、こぶしを振り上げて真剣に怒っている
姿に、私たち生徒は、自分達のしてしまったことがどんなに取り返しのつかない許され
ないことであるかを改めて思い知り、うなだれた。

細川先生は私たちが中2になるとき、自ら志願して養護学校に移られた。
いつも真面目で本気の細川先生を尊敬していたので、とても残念だった。

たいして頭の良くない勉強嫌いの私が、今の今まで英語を使えているのも、
間違いなく細川先生のおかげである。

もう先生はこの世にいらっしゃらない。
ずいぶん前に病気で亡くなられたと聞いた。

でも私は先生の教えを忘れない。
その証拠に、先生がガリ版で刷って下さった英語プリントを、いまだに
大切に持ち続けている。






「熱中症」という言葉を、メディアで見ない日はない。
「水分を取りましょう。」「クーラーをうまく使いましょう。」
と、いろんな場面で警告をしてくれている。
重症化すると死に至るのだから、けっしてあなどってはいけない。

先日珈琲屋さんで、いつものように味見用のサービス珈琲を淹れてもらい、
木の椅子に座ってくつろいでいたら、テーブルの上のかごに袋詰めされた
キャンディーがお行儀よく並んでいるのに気がづいた。

「病みつきになる梅塩キャンディー。熱中症予防にもなります!」
という、普通だけど十分心にそそる宣伝文句。
・・汗をたくさんかいた後に、甘くて酸っぱ塩辛いこの飴を食べたら
おいしいだろうな。と、コーヒーを飲みながらイメージしてたら、
次の場面では、飴一袋持ってレジの前でお財布を開いていた。

これが本当に病みつきになってしまって、あのたわいない宣伝文句が
かっきり100パーセント事実であったことに敬意を表しつつ、今度は
梅好きの娘と友達のハトちゃんの分も合わせて3袋も買い求めた。

バレエのお稽古場でハトちゃんに渡すと、彼女はその場でピリリと袋を開けて、
続けて個包装をひとつずつ丁寧に取り出し、仲良しのサトちゃんとついでに
あげた本人の私にまでおすそわけしてくれた。

口の中で飴を転がしながら、
「すごくおいしい・・いっぺんにたくさん食べてしまわないように気をつけなきゃ。」
と真剣な顔でハトちゃんは言ってくれた。

実は、この「梅塩飴」以外にこの夏ずっぽりはまっているものがある。
「エルダーフラワー」というハーブドリンクだ。

OKストアーで見つけたそのドリンクはひとビン1200円もするため、買い物かごに入れる
までに少しばかり躊躇の時間を過ごしてしまった。

でも「10倍希釈」という表示に、数週間はきっともつ。悪くない。と判断して
思い切って買ったのが本当に良かった。

エルダーフラワーを炭酸水で割り、氷を2,3個落浮かべてストローで飲む。
私にとって何ともほっとする時間なのだ。

これだけ愛飲しているのに、つい一週間前まで本当のエルダーフラワーにお目に
かかったことがなかったのが不思議なくらい。

でもとうとう見ることができたんだ。テレビ越しではあったけれど。
その時の私は、長い文通で相手に好感触を持ったあと、初めて顔合わせをして、
その外見にも大いに魅了されてしまって余計にその人を好きになってしまった乙女
のような気持ちだった。

素敵な花なのよ。

どう言ったらいいのだろう。
カリフラワーがあるでしょ?
あのカリフラワーに、超一流の彫刻家が小さな花びらを細かにほりあげて立体
感を出したら、その小花の隙間を風がスッーと通った感じ。

えのきだけがあるでしょ?
えのきだけを肉厚にして、先っぽの丸いところがひとつひとつぱんとはじけて
お花が咲いちゃった感じ。

マスカットのようなさわやかな香りと味わいをもつエルダーフラワーの姿は、
こちらが恥ずかしくなるくらい純白で可憐で重厚だった。




























2泊3日の旅行中に、家じゅうの植木鉢を風呂場に運んでおいた。
出発前にたっぷり水をやって日光から遠ざけておけば、干からびない
だろうと思ったからだ。

今朝、窓辺に一鉢一鉢戻し、水やりしながら元気のない葉っぱをむしっていたら、
片手にこんもり載るほどのかさになってしまった。2日間の放置が、けっこうな
ダメージを彼らに与えてしまったようだ。

引きちぎられたバジル ミント ローズマリーの枯葉は、それでもまだまだ
香り高く、締め切り状態でよどんだ部屋の空気に、清涼剤の役目を担ってくれた。

深呼吸してしばらくそのスーッとした香りをむさぼっていたら、その香りと香りの
隙間から、まったく違う種類のにおいが私の鼻腔に届いた。

私の体についた温泉の硫黄のにおいだ。

2日目に泊まった乗鞍高原にあるペンションの温泉は、今までで一番硫黄くさい温泉だった。

その湯水は、カルピスを何瓶もぶちまけたような白濁色で、そのむせ返る湯気は、
「ゆで卵の匂い」・・のようなかわいらしい表現ではいや一割だって表せ切れないもので、
脳天に直接ガツンと来るダイナミックな硫黄そのものの匂いとしか言いようがない。

硫黄の匂いに慣れてない息子は、湯あたりをしてしまったほどだ。
私はと言えば、効能書きの一番目に「リウマチ」と書かれているのを見て、
ふむふむとうなづき、じわじわ体に染み入る強烈な臭さを堪能していた。

お天気の良さに押されて、昨日はたくさん遊んでしまった。
ハルも短い脚でよく歩いて感心感心。しかもとても楽しげだった。
車山高原のリフトにも一緒に乗り、逆方向のすれ違うリフトに乗っている人たちが、
「ワンコも乗ってるね。」と、私たちに笑顔を向けてくれた。

昨日の夜8時頃こちらに戻ってきたので、仕事で一緒に行けなかった娘の仕事終わりに
合流して、一緒に夕飯を食べてお土産を渡して、この旅行の〆とした。







































二週間前に、久々に出席した英語のスピーチクラブで、久々に
皆さんの前に立ってスピーチをしたら、ベストスピーカーに
選ばれた。それだけでなく、一年間通してのBest Prepared Speaker
のひとりにも選ばれて、賞状と副賞を受け取った。

とてもありがたいことでありながら、この時私は何を思っていたか・・
というと、「このまま勝ち逃げはできないな。」

というわけで、今日も私は午後からスピーチクラブのミーティングに
おずおずと出かけます。

前回のスピーチは、自分の原稿を基にスピーチをする通常のものとは違って、
「物語の読み聞かせ」をするプロジェクトだった。

私がこの分野に対し さほど不得手感を感じないのは、昔々やっていたこと
に一部起因している。

ほとんど人に言ったことがないことを、今打ち明けようと思う。
私は若い時に声優の学校に通っていたことがある。

若い・・と言ってもすでに結婚していたから 26歳くらいで、
数年は子供を作らず2人の生活を楽しもう・・と二人で決めて、
「じゃあ何か学ぼう。」と思った時に、声優学校の生徒募集のちらしに
目が留まり、通いだしたのだ。

今思えば信じられない先生方に教えてもらっていた。
例えば、昔も今もときめく野沢雅子先生 肝付兼太先生。

この経験が、母親になってから役立つとは思ってもみなかったけれど、
実際寝る前の絵本の読み聞かせにどれだけ役にたったかわからない。

そして何十年も経った今、英語のスピーチにも一役買ってくれている。
何でもやっておくもんだな、と思う。

今日のミーティングでは、私は人のスピーチを評価する役目を担っている。

評価の仕方を教えてくれる学校には通っていなかったし、人を評価できるほど
の器でないという自覚が常々あるので、この分野は、大きな苦手意識が
私の上達を大きく阻んでいるようだ。










パスタランチのドリンクに「ピンクレモネード」を選んでみた。
不思議と今まで出会う機会がなかった私にとって初めての飲み物。

涼やかな氷の音と共に運ばれてきた「ピンクレモネード」は、
想像していたよりも穏やかな色合いだった。

バスタは、「ぷりぷりエビとそら豆のペペロンチーノ」をたのんだ。

たくさんあるメニューの中のひとつを選ぶとき、自分の中の、ある
傾向に気が付いた。

「味、おいしさ」を追求するのと同じくらいに「色」を追及している
ということ。

娘とだんなは、トマトクリーム系を選んでいた。
「ワタリガニのトマトクリームパスタ」は、かなり私の鼻腔にアピール
してきたけれど、最終的にそこに落ち着くことはなかった。

私はトマトクリーム系はめったなことでは頼まない。
ソースの濃度の高さから、具もパスタも絡むというよりすべてソースにコーティング
され、結果 全体がトマトクリームソース一色の色になってしまうからだ。

「あっちの方がおいしそう。あれにすればよかったな。」という後悔が
私にはほとんど皆無であることを思うと、この「色からの選択」という
アプローチも、なかなか悪くはないんじゃないかと思っている今日この頃である。






















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