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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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去年から 4キロくらい太ってしまった。

週3回行ってたバレエを週1にしたから?
アイスクリームが大好きで、中毒のようになってしまったから?
子供たちが家を出たことで、家事労働も半減したから?
ゴロゴロする時間が増えたから?
更年期だから?
歳とともに代謝も落ちてきたから?!

などなど、思い当たる節は大あり、なのである。

で、これじゃあいけないと心底思い、スポーツジムにまじめに通うことにした。
「大いに燃焼、大いに減量!」を目標に定めたのだから、今まで利用したこと
の無かったトレッドミルにも乗るし、筋トレも増やし、プールでも泳ぐ。

行き返りは、車を使わず自転車で。
でもちょっとズルしてる。 なぜなら、電動アシストつきだから。

家の周りは坂がやたらめったら多くてね。
買う時に とても迷ったけれど、本当に電動にしてよかったと思ってる。

最近は、この自転車がお気に入り。

川沿いの農道に出てしまえば、ほとんど車も通らない。
ひたすら田んぼ道をまっすぐ行けばいい。

稲が育ち、毛足の長い 広大な緑のじゅうたんが、ペダルをこいでも
こいでもまだまだ続く。

加えて、空が青くて雲がぽっかり浮かんでいたりすると、ペダルをこぐ
というリズミカルな動作が自意識から離れだし、車輪と一体化した私が、
なめらかにその景色に溶け込んでいくのだ。

自分である という意識が、どんどん小さくなっていく。
小さく小さくなっても、なくなりはしないけどね。

今日はジムもお休み。
病院へ行き、血液検査をしてもらう。

体が動いてくれる。 なんて素晴らしいんだろう。






自分に似合わない言葉のひとつ、「バカンス」・・らしきものを
過ごした一週間だった。

もったいぶった言い方でなく、私なりに言い換えれば、単なる
休暇 温泉旅行ということなのだけれど。

個人的に、休暇と呼べる日々が構成するものを挙げてみると・・・

これしなきゃ あれしなきゃ、という日常の雑事から完璧離れ、 
緊張を解いてゆっくりと体を休める。

ハルといちゃいちゃする。

好きな本を読む。

おいしいものを食べ 温泉に浸かり きれいな空気もたらふく
吸いこむ。 

密度の濃い自然に、体も心もすっかり預けて、好きなだけ
ぼんやりする。そのまま眠たくなったらうとうとしたり、ほんとに
眠っちゃったりする。

ふと目覚めては、今度はテレビ画面を前にして、オリンピックの
観衆の中に溶け込み、握りこぶしに力を入れて声援を送る。

楽しみのオリンピックはまだまだ続くけれど、私の休暇はもう
ほとんど終わり。

家に帰り、少し生き返った気がする今、日常に戻ったとしても、
元気で働き者の自分バージョンで 日常を送れるかもしれない・・
と、ちょっと希望を持ったりしているところだ。

















































 
一見プレーンなチョコレートケーキ。
油断して庖丁入れたら さあ大変! 

何しろ断面がすごいのだ。
予想だにしない、”市松模様” が、
突然目の前に現れるのだから。

バレエの友達、ハトちゃんが、この暑い中、
我が家まで遊びに来てくれた。

ハトちゃんは看護婦さん。
日勤 夜勤 准夜勤。

過酷なスケジュールを日々の生活で繰り返しながら、
その合間にバレエに通うスーパーレディー。

そして そのまた合間の、わずかな隙間で、
とてつもなく手のこんだケーキを作っては、
おみやげに持って来たりするのだ。

単純な疑問。 いつ寝てるの? ハトちゃん。

お昼ごはんに作った、’ カシューナッツペーストを隠し味にした ’
チキンカレーを、彼女がとても気に入ってくれたので、
レシピを手渡すと、

「ちえちゃんにも、今度このケーキのレシピ持って来るね・・」
と言う彼女に、「ありがとう。でも私、たぶん作んないと思う・・・。」

見ただけで どれだけ手間がかかるか単純計算し、
早々と結論に到達してしまった。

ハトちゃんの魅力は、彼女の自然な穏やかさである。

ある時 勤め先のお医者さんに言われたそうだ。

「ハトさんは、とても穏やかですね。
それは、どうしてなんですか?」

この質問・・すごいよね?
どうしてなんですか?って言われてもねえ。
医者のくせに面白いこと言うもんだ。

でもそう言いたくなる気持ちもよくわかる。

半世紀近く生きてきて、その間 数多くの避けられない修羅場も
くぐり抜けながら、医療現場に長年勤務して。

にもかかわらず、この ”純粋培養された後に、ぽいっと俗世に放り
出されたばかり” のようなフレッシュなハトちゃん っていったい・・

と、その医者は思ったに違いない。

私も思うけど、深くは考えない。
彼女が彼女であることに、深く感謝。

ハトちゃん、楽しい一日を、ありがとう。



















ひまわりが咲いているのを見ると、興奮する。
見方によっては グロテスクで派手派手しい あの突出した姿は、
確かに真夏の花だ。

草深い場所でも、頭ひとつ出し、ぎらぎらの太陽光線を、笑顔で
浴びる。 

真ん中の、茶色い部分の大小で、ひまわりらしさが決まる。と思ってる。
私の中では、グロテスクでなければ「ひまわり」ではないのだ。

茶色い部分が圧倒的に大きくて、でこぼこともり上がっていたり
すれば、面と向かうのに勇気を要するほどの存在感だ。

夏の終わりと共に、一面に種をぎっしり抱え込む余力を思うと、
なかなかない しぶとい茶色に見えてきた。

ひまわりを後にして、ぶどう畑の横を通ると、収穫直前のぶとうが
ひと房ひと房 紙袋で覆われて垂れ下がっていた。

一粒一粒、ぷちんと取っては、甘がみし、滴る果汁も余すことなく
吸い絞る。 爪を葡萄色に染める、あの夏の夕暮れ。

夏のかけらがひとつずつ集まり始める。

省エネモードの私だけれど、今年も ちゃんと 夏の季節に迎え入れて
もらえるだろうか?






















金曜日が忙しい。

久しぶりに 一人住まいしている息子が帰ってきた。

「健康だけには気をつけて、それで人に迷惑かけずに生きていてくれれば、
あとはお好きにどうぞ・・・。」というスタンスで、わりとあっさりと接している
つもりなのに、いざ顔をみると、バレエからピューンと帰宅して、お昼ご飯を
いそいそ作って、一緒に食べたりしているのだ。

日の傾く頃、先週に引き続き、電車に揺られて都心に向かった。
大学時代の同期を中心にした集まりに参加するために、渋谷に
向う。

満員電車並みの人混みのハチ公付近は、外気であるはずなのに閉塞感
いっぱいで、見知らぬ人の体温とすえた匂いにうんざりして、でも半歩ずつ、
じれながらスクランブル交差点に近づいていくしかなかった。

やっとこ目的地に着き、お馴染みの細い階段を軽快にかけあがると、
そこには 安心できる 顔 顔 がいた。

途端、いびつによじれていた感覚が、ふっとゆるんで温度を上げ、ビールと
つくね、手羽 も手伝って、にぎやかなおしゃべりに流れ込んでいった。

家でテレビを見たり映画みたりして過ごすのが、私の典型的な「金曜の夜」
なのだが、でも たまにはこういう金曜の夜も いいな。





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