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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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 今までの3回で5文型のうちの3文型まで話をしてきましたが、今日は4文型5文型に行く前に、副詞や修飾語句についてお話します。

 子供の頃、こういうゲームをしたことありませんか?

紙切れを5~6人に配り、次の項目をそれぞれの人に割り当て、思いついたことを書いてもらうという遊び。  誰が いつ どこで 誰と どんなふうに 何をした

それらを集めてつなぎ合わせて、偶然にもとんでもなくおもしろい文章ができたりすると、場が盛り上がったりしませんでしたか? 

この 「誰が」と「何をした」にあてはめられたものが、例えば

トムが 走った。     Tom ran.   だったら、1文型
トムが 英語を勉強した。 Tom studied English. だったら、3文型 ですよね。

日本語の 「何をした」が、動詞だけなのか、それとも目的語をとるかで違ってきますよね。

じゃ、それ以外の『 いつ どこで 誰と どんなふうに 』というのは、何であると考えればいいのでしょう?

これらは 主語でも動詞でも目的語でも補語でもなく、修飾語句なのです。

Tom studied English in the library with me yesterday.
トムは、昨日 私と 図書館で 英語を勉強しました。

この場合、in the library と with me と yesterdayが、場所 時などを表す修飾語句で 文の主要素(主語 動詞 目的語 補語)ではないのです。

何かを人に伝える時に、正確で詳しい情報を・・と考える場合、この『いつ どのように どこで どんなふうに どれくらい』 などが大きい役割を果たすことがわかると思います。

そして、場所 や 時、様態、頻度、程度を一語で表すことのできるものが 副詞 です。

now, yesterday・ 時  here, there・・場所 well, hard ,carefully・・様態 often, sometimes・・頻度 enough ,almost・・ 程度
などが、あります。

来週は 副詞 と 副詞節 について触れて行きたいと思います。
 今日は、今まで説明してきた  3文型を使って、自分の気持ちを言える表現を中心に 進めていきます。

I know the news. ・・・は 主語 動詞 目的語 の第3文型ですね。
(私はそのことを知ってるよ。)

一の巻きで説明したように 主語と目的語の場所には 名詞 が来ますよね。

では、上記の英文中の そのこと のかわりに、知っていることの中身を文章にしたい場合はどうすればいいでしょう? 例えば 

私は 彼がすごくやさしいこと を知ってるよ。

I know that he is so gentle.
I know the news.

He is so gentle. (彼はとてもやさしい)・・・という2文型の文章の頭に 魔法の that をくっつけるだけで、この文章を 名詞 に変身させることが可能なのです。日本語で言えば、文章の終わりに こと という魔法の言葉をつけることで、文章を名詞化できるように。・・彼がすごくやさしいこと。

名詞にしてしまえばしめたもので、主語の場所 目的語の場所 補語の場所にもって行けることは 一の巻きで説明しましたね。

私は~と思います。~と感じます。~することを希望します。など自分の言いたいことを言うのに、この thatは、とても便利です。

I think that you have a very good chance.
(君はうまくいくと思うよ。)

I hear that you got a new job.
(新しい仕事に就いたんだってね。)
この場合の hear は単に耳で聞くというより聞いて知っているよ。という感じ。

I hope that it will be fine tomorrow.
(明日晴れるといいな。)

特に I think that~ (私はこのように思います。)や I feel that~(私はこのように感じます。)は、自分の意見や気持ちを言うのにすごく便利です。

thatのあとに この映画はいいね、(いいと思う)とか 彼女は君の事好きだよ、(『好きだと感じる』好きという印象だなあ)とか メールは楽しい。(楽しいと思う)とか何でももってこれるわけです。

ちなみに メールするは texting とか text- messaging.

I think that text-messaging is a lot of fun.

さてこんなありがたい that ですが、さすが魔法のことばで、省くこともできるのです。

 I feel I fell in love with him. ( 彼に恋しちゃった感じ。)
の feel のあとの 見えない魔法 見てね。

最後に that節 (主語と述語動詞があるちゃんとした文章を名詞にすることができる that を that節・・といいます。)が 補語の場所に来る 典型的なものをあげておきますね。

The problem is that I fell in love with her.
(問題なのは、彼女に恋しちゃったってことなんだ・・)
 先週は、「一の巻き」で、文の枠組みの大切さに触れました。

今日は、「目的語」 と 「補語」 についてお話します。

I love you. ・・は、主語 動詞 目的語 の典型的な第3文型です。

さて、ここで be動詞 って聞いたことありませんか?

This is a pen. I am Chie. They are my friends.
の is am are がそれです。 

be動詞は、A is B. 「A イコール B」 のように、Aの正体をあらわすような名詞をBに置いたり、Aの様子を知らせてくれるような形容詞を置いて、イコール関係をあらわすことができます。

形容詞をおいてみると、例えば、He is cool.(かれはかっこいい) や She is sweet.(彼女は優しくて感じがいい) の cool も sweet も 形容詞です。

つまり、どうもなじみにくかったであろう、「補語」とは、目的語とちがって、上の例文のように、主語とイコールであったり、主語の説明をするものであったりするわけです。

You are his teacher. 主語 動詞 補語 の 第2文型 
この場合、あなたが イコール 彼の先生。

You like his teacher. 主語 動詞 目的語 の 第3文型
こちらの場合は、あなたは、彼の先生を 好き、なのです。

何か は これ です。・・といいたい場合は、be動詞を使った 第2文型で言えばいいのです。

ただし、第2文型をとるのは、be動詞ばかりではありません。

She looks young. 彼女は若く見える。
I became an English teacher. 私は英語の先生になりました。
It sounds great !       いい感じだね。

上の3文、動詞をはさんで主語と主語のあとにくるものをよ~く見てみてください。
彼女→若い
私→英語の先生     総て主語の説明や正体になっているでしょ?
それ→すばらしい

こういう場合は、be動詞でなくても 第2文型 です。

だんだん進んでいくと、「補語」というのが重要になってくる場面もあるので、ここで 2文型と3文型の違いを はっきりさせておきましょう。

来週は、2文型 3文型 を使って 普段使えそうなものを並べてみようかなとおもいます。ではまた次回。  続く。





 以前のブログで予告しておいた 「英文法」シリーズ を今日から始めます。
毎週一回、月曜か水曜に更新していくつもりです。
基礎の基礎なので、英語に自信のある人向けではありません。
英語を始めたばかりの人、英語が苦手で基礎を勉強しなおしたい人、学生時代から遠ざかっていて興味はあるけど二の足を踏んでいる人などに合っているのではないかと思います。 では第一回目、始まります。


 英語を学んだ経験のある人なら、「5文型」って聞いたことがあると思う。
でもその固い響きになんだかしっくりこないまま、今に至る人も多いはず。

 そんなに大事じゃないんじゃない?と思ってる人がいたら、「そんなことないんだよ。」と私は言いたい。

 だって例えばお家を建てるときでも、まず土台や枠組みがしっかりしてないと、何も乗っけていけないでしょ? 細部にこだわりたくてもまず枠組みが大事。

主語鳥は)> 動詞飛ぶ)・・・・・・・・・・・・・・・・第1文型
Birds fly.

主語私は動詞好きです目的語スポーツが)。・・・第3文型
I like sports.

英語には て に を は などの助詞がないので、よりこの文型が大事。

さてここで主語と目的語に着目してみると、「私」も 「スポーツ」も 「鳥」も「名詞」であることに気づくでしょ? まずそれを納得することが第一ポイントです。 

「名詞」と一言で言っても、「仲間と一緒に懸命にバスケットボールを練習したこと」のように「こと」をつけることで長い文を名詞化したものとか、「昨日あの路地の薄暗いところで出会った美しい女性」のような たくさん修飾部分がついたものも「名詞」であり、やはり主語や目的語や 次回説明する補語の部分にもってくることが可能なのです。

「遠足」は私の一番の思い出です。の 遠足 のかわりに
「仲間と一緒に懸命にバスケットボールを練習したこと」は、私の一番の思い出です。
 私は、彼女に一目ぼれをしました。 の 彼女 のかわりに 
 私は、「昨日あの路地の薄暗いところで出会った美しい女性」に一目ぼれをしました。  のように。

英語もそれは同じで、ここで取り上げた 第1第3文型の、主語の部分、目的語の部分の名詞は、後に追々説明していく 「動名詞」や 「不定詞の名詞用法」 や 名詞を文で後ろから修飾する「関係代名詞」などを使うと、どんどん長くなってしまうのです。

長い文はわかりにくい。でも文の構造さへ見えてくれば、ぐっとわかりやすくなるはず。 

今日は、何故文型が大事なのか、ということに触れてみました。 続く。

 


 


 
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