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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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バレエのお茶会に持って行ってなかなか好評だった、
「たことポテトのマリネサラダ」 のレシピを載せます。

材料

ゆでダコ   200グラム
きゅうり    一本
トマト     一個
赤パプリカ  1/2個
黄パプリカ  1/2個
紫玉ねぎ   1/4個
メークイーン  2個
オリーブ黒(瓶詰or缶詰) 12個

エクストラバージンオリーブオイル 1/2カップ
ワインビネガー             1/3カップ
塩                     小さじ1
ドライオレガノ ドライバジル     各小さじ1
こしょう                  適宜

1 紫たまねぎは、薄切りにして塩水にさらしおく。 

2 オリーブ以外の野菜をすべて1センチ角に切る。 

3 メークイーンは、片めにゆでておく。

4 すべての野菜を混ぜ合わせて、オリーブオイル
  ワインビネガー 塩コショウ ドライオレガノバジル
  を混ぜ合わせたマリネ液と混ぜ合わせる。

常温で、一日おくと、より味が落ち着いておいしくなります。
お試しください。

昨日、今年最後のバレエのお稽古を終えて、お友達と
ランチをして帰った。

リウマチと診断されてから、歩くこともままならなくなるのかな、
と恐々生きてきたのに、ありがたいことに今もバレエが続けられ
ている。 

でも油断はできない。
リウマチ因子の値は、いまだに標準値の4~5倍あるので、
いつどうなるかわからないのだ。

専門の担当医にその辺のことを尋ねてみると、

「もっと数値が高くて何の症状も出てない患者さんをもうひとり
知っているよ。逆に数値が標準でも、つらい症状が出てしまう人
もいる。これは一概にこうなんだ・・ということは言えないところでね・・」

いつまで この超ラッキーな状態が続くかわからないけど、とりあえず
今やれることはやって、普通に過ごして行こうと思ってる。

来年の6月にバレエの発表会がある。
申し込みの締め切りが迫る中、最悪のケースが頭をよぎり、出ない
方向に考えが落ち着こうとしていた。

バレエの先生にその気持ちを伝えると、「そういうことが起きた時は
その時に考えればいいじゃない。 だって今踊れてるんだから。」と
笑顔で言ってくれた。

昨日、今年最後のお稽古で、発表会の演目が知らされ、ほんのさわりだけ
振りつけてもらった。 嬉しい。



女の端くれである私にとって、「レディースデイ」とは、なんと嬉しいシステム
だろう。

その劇場によって異なるが、月曜日とか水曜日に、女性であれば
映画が千円で観れるのだ。 「シニアカップル料金 一人千円」にも
すでにしっかりあてはまる私は、もう映画に千円以上を出す気になれない。

三日前のレディースデイに、「任侠ヘルパー」を観てきた。
つよぽん が めちゃくちゃカッコ良かった。

その日私は、私にしては珍しく、スカートやブーツを履き、ドレッシーな
コートを羽織って・・つまり、おしゃれして一人で映画館に繰り出した。

ららぽーと内に劇場があるので、チケットを買った後、上映時間までウィンドウ
ショッピングをして楽しんでいた。

中央に、ゴディバのお店とそのイートインがあり、一度食べて夢にまで出てくる
ほどおいしかった 「ミルクチョコレートデカダンス」 に、もう一度ありつけることが
できた。


ずっと観たかった映画が始まるまでの小一時間で、食べたかったものをゆっくりと
味わう。 こういうのを、「 幸せな時間 」 と、私は呼ぶ。

薫り高いチョコレートドリンクに、生クリームがたっぷり渦巻き状に絞られて
いるため、穴の大きなストロー相手に、ほっぺたが引っ込むほど吸いこむ
ことで、脳みそがとろけてしまいそうなこの贅沢な味覚が、やっとこさ私のもと
にやってくる。

最後の最後、容器の底にちょっぴり残っているものも無駄にしないために、
私は、人目もはばからず、ストローを思い切り吸って、ズーズー とお行儀の
悪い音を何度かたてた。 いつになくドレッシーに決め込んでいるにもかか
わらず・・である。

大きなストローを見ると、あの芳醇なチョコレートの香りがよみがえる。

そういえば、私には 大好きな CMがある。

「おおきなスプーンで食べてね。」という、ハーゲンダッツのコマーシャル
である。 

おちょぼ口で物を食べるなんて、食べた気がしない・・と、一口の大きい
私が、このコマーシャルを初めて見たとき、「実にいいコマーシャルだ・・。」
とひとりでつぶやいていた。







車ばかり乗っていると、ちょっとの距離を自転車に替えただけで、
自分にかかる重荷がぐんと増えたように思っていた。

じゃあ、今度は自転車を徒歩に替えてみると、その重荷となるエネルギーは、
他の道に分岐することなく、ただひたすら原始的に 自分のみに向かって、
どっさりと覆いかぶさってきた。

当たり前のことなのだが、自分の体重を自分で支えて一歩づつ前に進めて
行かなくては、何も始まらないのだ。

苦しい苦しい・・と思いながら、歩き続けていたら、先週の土曜日、大学時代
の忘年会後に終バスを逃した際、「たった30分だもの、歩いて帰っちゃおう。」
と、リズミカルに歩き始め、気がついた時には我が家に到着していた。

ただそれだけのことなのに、歩き に自分の体が順応しつつあるのが、
何ともうれしく誇らしかった。

昨日は、往復一時間ちょっとの歩きを、久々に自転車に戻してみた。
すると、こんなに楽していいのだろうか、と小さな罪悪感さえ感じるのであった。

人は、同じことをやっていても、ある人にとってそのことはすごいストレスで
あり、またある人にとっては、そんなもの、屁でもない・・ということが、まま
あるだろう。

今、私があこがれ、目指しているのは、「図太さ」なんだ。
たとえば 歩くのを、そんなに嫌だと思わない 余裕なんだ。

人間を、とことん脆弱にすることのできる豊かさと文明の、いい所のみを
堪能するためには、それを享受する側の私たちが、いつでも原始的な
ものへ戻れるように、普段から「図太くなる」練習を積んでいかなきゃ
いけないんじゃないかと、最近気づいたの。

「かわいらしいおばあちゃん」に、将来はなりたい。なんて言ってたけど、
やめた。

目指すは、「図太い 婆さん」だ。


人間は考える葦でありながら、足で歩き 前に進む。

今週を振り返ってまとめると、実にこんな感じ。
とにかくよく歩いたんだ。

心配事がある。でも自分は直接何もしてあげられない・・という時、
なぜか「歩いてみよう。」と思った。

思考回路を通過しているのかいなのか、疑わしいほどに素早く
ある考えが浮かび、迷わず行動に移している時がある。

自転車で行くと、スポーツジムまで20分弱。
これを歩きに替えた。 お百度参りじゃあるまいし。

でもきっと、似たものがあるんだと思う。
歩く という人間の基本行動に戻って、一歩踏み出す度に、
無駄なものをそぎ落とし、私の祈りは凝縮されていく。
そんな感じがした。

過度の重労働で、体を徹底的に痛めつけてしまった息子が、
思い切って休息を取る決心をした。

「お腹を痛めて産んだのよ。お願いだからその体、
だめにしないでね。」
と言っていた私は、実際かなりほっとしている。
何年か振りに、お正月も一緒に過ごせそう。

今日は、バレエのお稽古後、「お茶会」があった。

バーを片づけたお稽古場が、そのまま会場となり、みんなで輪になって
床に座りこみ、みんなで持ち寄ったものを和気あいあい食べるのだ。

それはそれはバラエティーに富んでいて、海苔巻き、おはぎ、ケーキ、
サラダ。果物・・圧巻は、初めての試みの、チーズフォンデュ。
回を重ねるごとに、豪華になっていく。

私は「くるみとレーズンのヨーグルトケーキ」と「タコとポテトのマリネ」を
持って行った。

ハトちゃんは、作るのに6時間もかかる、あのミラクルケーキを作って
きてくれた。朝4時までかかったんだって。

ほんとにすごい、ハトちゃん。
約束通り写真載せておくよ。マリネのレシピは来週中には載せるからね。
ありがとう!

















ヘルニアで歩けなかったハルが、医者の注射と薬で元の元気を
取り戻しつつある。

困るのは、「まだまだ安静が必要なのだからぴょんぴょんはだめよ。」と
諭しても、おや?っという表情をしながら首を30度傾け、何のこと言ってるの?
と理解できず、痛さが減少した今、大好きな歯磨きガムを前にすれば、嬉しさ
に飛び跳ね、クルクル回ろうとするのだ。

初日は、お医者さんにも看護士さんにも愛想を振りまき、好きなタイプだとわかると、
ぺろりとお顔までなめさせてもらっていたのに、注射や検査を重ねるうちに、さすが
のハルも、診察室で私から離れようとしなくなった。

「さみしいな。ハル君目をそらすようになっちゃたね。」とお医者さん。

獣医さんの行き帰りにイチョウ並木を通る。
鮮やかな黄色のイチョウ葉が、風に乗って舞い上がる。

圧巻は、道路に散りばめられた大量のイチョウ葉が、勢いづいた風にビュン
とすくわれ、まるで羽化したばかりの黄蝶の群集が一斉に初めて飛び立つ
かのように、風に舞う様である。

風はいつの時でも、なかなかの演出家である。

ここのところ、気が落ち込むことの多かった日々に変化をつけようと、普段なら
絶対にぜった~いにしない、お金の使い方をしてみる。

数週間前の、カラー刷りのきらびやかな新聞広告に目を奪われ、その高価な
シャンパンを購入してしまった。

正直言って、私は高価なシャンパンなんていまだかつて飲んだことがない。
実はシャンパンよりも、その美しいボトルにほれ込んで、思い切ったのだ。

ペリエ ジュエ ベル エポック 2004 フローラルエディションのボトルは、
芸術家とのコラボの特化バージョンとして、私の大好きな花、アネモネが、
通常のものより多めの金色細工が施されて、色香を漂わせ、ボトルに絡み
つくように描かれている。

必要性の極端に低い贅沢品に、2万円以上も使った貧乏性の私は、当然の
ことながら罪悪感を感じてしまうのは必至で、その予防線として、同じくらいの
額を寄付することにした。

スマスマで、つよぽんが、「東日本大震災後、まだまだ皆さんの助けが必要
です。」と言っていたので、まずそこに、一万円。 
(つよぽんといえば、今年中に、映画、任侠ヘルパーを観る予定。)

あとは、国境なき医師団に、月々千円の引き落としで、寄付をすることにした。

少し気分が楽になった。
思慮深い、真の善人の方々の寄付とは、趣をおおいに異にすることだろうが、
しないよりしたほうがいいかなとも思って。

その超高価なシャンパンは、娘と息子のお休みが重なった時に、晴れて開け、
一緒に楽しもうと思っている。









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