日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
いつものお散歩コースを行くと、いくつかの畑の横を通り過ぎる。
畑と言っても様々で、数列ごとに、違う野菜が育っている所もあれば、
歩きながら頭をちょっとかしげて上目使いにしたあたりには、ぶどう畑や
梨畑が葉を一面こんもり茂らせて、果実の成熟具合に耳を澄ましている。
モンシロチョウが、あちらこちらでひらひらと飛んでいた。
りん粉が光を反射して蝶の輪郭をおぼろげにする。
白いきらめき達がサラダ菜に一粒の宝石を落とす。
先週の土曜日、友達のお誘いを受けてバレエを観に行った。
精霊となった「ジゼル」が蝶のように舞う。
真っ白な精霊たちが音の波に調和して曲線を描いてゆく。
悲しげな白の世界では、重力は姿をひそめ、観てる私もふっと浮遊し
蝶になる瞬間があった。
でも、悲しいかな、今はちゃんと体が重いです。
「生きてる証」と思うことにしようと思う。
畑と言っても様々で、数列ごとに、違う野菜が育っている所もあれば、
歩きながら頭をちょっとかしげて上目使いにしたあたりには、ぶどう畑や
梨畑が葉を一面こんもり茂らせて、果実の成熟具合に耳を澄ましている。
モンシロチョウが、あちらこちらでひらひらと飛んでいた。
りん粉が光を反射して蝶の輪郭をおぼろげにする。
白いきらめき達がサラダ菜に一粒の宝石を落とす。
先週の土曜日、友達のお誘いを受けてバレエを観に行った。
精霊となった「ジゼル」が蝶のように舞う。
真っ白な精霊たちが音の波に調和して曲線を描いてゆく。
悲しげな白の世界では、重力は姿をひそめ、観てる私もふっと浮遊し
蝶になる瞬間があった。
でも、悲しいかな、今はちゃんと体が重いです。
「生きてる証」と思うことにしようと思う。
今朝、今年初めてのトウモロコシにありつくことができた。
出始めの旬の野菜は、間違いなくおいしくて、見た目も
美しい。
ここで、黄色い野菜の連想ゲーム。
黄色いパプリカ、黄色いかぼちゃ、そしてトウモロコシ。
あれ、もう浮かばない・・他に何かあったっけ?
トウモロコシは、渋めの黄緑色の皮と極細の絹糸のような多数のひげが、
着物のように折り重なって、この圧倒的な黄色い並びを秘密にしている。
この世で初めてトウモロコシの皮をむいた人は、ものすごい衝撃と感動を
受けたに違いない。
私なんか すでにその秘密を知っていても毎年楽しめるもの。
めきめきっと音を立てて皮をむく。
鮮やかな輝き、黄色の行列は、真夏のひまわり畑のようだ。
言ってるうちに、夏もすぐそこね。
暑さにふーふー言いながら暮らすのは目に見えているのに、夏野菜を食べながら、
焦がすような夏らしい夏に憧れている自分がいる。
出始めの旬の野菜は、間違いなくおいしくて、見た目も
美しい。
ここで、黄色い野菜の連想ゲーム。
黄色いパプリカ、黄色いかぼちゃ、そしてトウモロコシ。
あれ、もう浮かばない・・他に何かあったっけ?
トウモロコシは、渋めの黄緑色の皮と極細の絹糸のような多数のひげが、
着物のように折り重なって、この圧倒的な黄色い並びを秘密にしている。
この世で初めてトウモロコシの皮をむいた人は、ものすごい衝撃と感動を
受けたに違いない。
私なんか すでにその秘密を知っていても毎年楽しめるもの。
めきめきっと音を立てて皮をむく。
鮮やかな輝き、黄色の行列は、真夏のひまわり畑のようだ。
言ってるうちに、夏もすぐそこね。
暑さにふーふー言いながら暮らすのは目に見えているのに、夏野菜を食べながら、
焦がすような夏らしい夏に憧れている自分がいる。
数週間前のことになるが、娘が父の日にきれいな藍色の甚平さんを
だんなにプレゼントした。 加えてそれとそっくりの生地でできた犬用の
浴衣もハルに買ってきてくれた。ふたりで着ていると見事に「お揃い」に
見えて、微笑ましい。
あれから毎日のように着ているところをみると、あらわに感情に出さなくとも
だんなもやっぱりうれしいんだなとわかる。
で、ここで思うのだ。娘は、ハルの浴衣と父親の甚平さんの内、いったいどちら
を先に購入しようと決めたのだろう。
母親の私の推測は、実に厳しいものになるのだが・・。
ハルの浴衣を先に見つけ、
「わーっ、これかわいい~!ハルが着たところ見てみたい・・」
が先だったのではないかと思う。
自分のものにはケチケチお金を使うくせに、ハルに使うお金は倹約しない
という不思議なルールが彼女にはあるのだ。
そのあと父の日に気付いて、もしくはハルとお揃いのような甚平さんを見つけて、
「ハルの浴衣姿を見てみたい。」から「ハルとおやじがお揃いのものを着ている
ところを見てみたい・・」に変わったのではないかと思うのだ。
これは実に信憑性がある。「ハルとオヤジ、お揃いの夏の出で立ち。」このイメージ
は、ちょっと風変わりな娘の「楽しみボタン」をプッシュしたに違いない。
いや、彼女も独立後いろんな経験をして、純粋に父親に感謝の意を表したい
という境地にたどり着いたのかもしれない。それなのに、母親の私が物事を斜めに
見てどうするというのだ。
・・などと私があれこれ思いめぐらしているのをよそに、ダンナもハルも、娘からの
プレゼントに身を包み、ふたり仲良くそろって寝息をたてていた。

だんなにプレゼントした。 加えてそれとそっくりの生地でできた犬用の
浴衣もハルに買ってきてくれた。ふたりで着ていると見事に「お揃い」に
見えて、微笑ましい。
あれから毎日のように着ているところをみると、あらわに感情に出さなくとも
だんなもやっぱりうれしいんだなとわかる。
で、ここで思うのだ。娘は、ハルの浴衣と父親の甚平さんの内、いったいどちら
を先に購入しようと決めたのだろう。
母親の私の推測は、実に厳しいものになるのだが・・。
ハルの浴衣を先に見つけ、
「わーっ、これかわいい~!ハルが着たところ見てみたい・・」
が先だったのではないかと思う。
自分のものにはケチケチお金を使うくせに、ハルに使うお金は倹約しない
という不思議なルールが彼女にはあるのだ。
そのあと父の日に気付いて、もしくはハルとお揃いのような甚平さんを見つけて、
「ハルの浴衣姿を見てみたい。」から「ハルとおやじがお揃いのものを着ている
ところを見てみたい・・」に変わったのではないかと思うのだ。
これは実に信憑性がある。「ハルとオヤジ、お揃いの夏の出で立ち。」このイメージ
は、ちょっと風変わりな娘の「楽しみボタン」をプッシュしたに違いない。
いや、彼女も独立後いろんな経験をして、純粋に父親に感謝の意を表したい
という境地にたどり着いたのかもしれない。それなのに、母親の私が物事を斜めに
見てどうするというのだ。
・・などと私があれこれ思いめぐらしているのをよそに、ダンナもハルも、娘からの
プレゼントに身を包み、ふたり仲良くそろって寝息をたてていた。
さわやかなお天気に誘われて、カルガモ親子の可愛さに誘われて、
そして何よりも地元野菜を直売している八百屋さんのとびきり
おいしいトマトに誘われて、先週と同じせせらぎ公園に行った。
プライオリティーは、このトマトを購入すること。
トマトが大好きで、食卓の一日一個のトマトが、私の幸せを増幅してくれる。
それだけに、トマト相手に目も口も肥えてしまって、どんなトマトでもいいと
いうわけにはいかない。工業的な流れで、青いうちに摘み取られ、うすい赤みが
さしてきてから店頭に並ぶようなトマトにはまったく興味がない。
経験上、味が薄くて水臭い、ほらパンチのないあの味。だと検討がつくからだ。
一番好きなのは、赤く熟したかと思うと、もう次の瞬間には売られている
ような地元の連携によってこそ可能なタイプ、新鮮で真っ赤なトマトだ。
その限りなく濃く深い赤は、太陽に思う存分愛されて、自分の持ち味を
すべて出し切ったしるしだ。
「おじさん所のトマト、おいしくて、このトマトのために今日も来たのよ。」
って言ったら、おじさんは、「ありがとう・・でもほんとおいしいでしょ?」
とやわらかな笑みを浮かべた。
今回は、先週の約倍量の9個を450円で購入した。
いやあ、文句なくおいしいよ。
おいしいトマトに導かれて、夏を無理なく過ごせそうな気がする。
先週のカルガモのベイビー達は見るからに大きくなっていて、独立心も
芽生えてきたのか、心配そうなお母さんをよそに、お母さんからずいぶんと離れた
所で夢中になって遊んでいる。
池の水が気持ちよさそうで、思わず手先をつけてみる。
ひんやりした水のなめらかさが、私に暑い夏を予感させる。







そして何よりも地元野菜を直売している八百屋さんのとびきり
おいしいトマトに誘われて、先週と同じせせらぎ公園に行った。
プライオリティーは、このトマトを購入すること。
トマトが大好きで、食卓の一日一個のトマトが、私の幸せを増幅してくれる。
それだけに、トマト相手に目も口も肥えてしまって、どんなトマトでもいいと
いうわけにはいかない。工業的な流れで、青いうちに摘み取られ、うすい赤みが
さしてきてから店頭に並ぶようなトマトにはまったく興味がない。
経験上、味が薄くて水臭い、ほらパンチのないあの味。だと検討がつくからだ。
一番好きなのは、赤く熟したかと思うと、もう次の瞬間には売られている
ような地元の連携によってこそ可能なタイプ、新鮮で真っ赤なトマトだ。
その限りなく濃く深い赤は、太陽に思う存分愛されて、自分の持ち味を
すべて出し切ったしるしだ。
「おじさん所のトマト、おいしくて、このトマトのために今日も来たのよ。」
って言ったら、おじさんは、「ありがとう・・でもほんとおいしいでしょ?」
とやわらかな笑みを浮かべた。
今回は、先週の約倍量の9個を450円で購入した。
いやあ、文句なくおいしいよ。
おいしいトマトに導かれて、夏を無理なく過ごせそうな気がする。
先週のカルガモのベイビー達は見るからに大きくなっていて、独立心も
芽生えてきたのか、心配そうなお母さんをよそに、お母さんからずいぶんと離れた
所で夢中になって遊んでいる。
池の水が気持ちよさそうで、思わず手先をつけてみる。
ひんやりした水のなめらかさが、私に暑い夏を予感させる。
「私は、あなたの初期の作品が好きです。」
と言われて、喜ぶ人はあまりいないと思う。
「そこから進歩してないって言いたいの?」
と単純な結論へと急がれても困るから、言う側も熱い思いを
伝えたくとも、その手のことは差し控えてしまうのだ。
少なくとも私はそうだ。
そうであっても、さびれた海岸の砂の一粒である私が、世界を股にかける大海
の、その塩の濃度について意見するような場合ならば例外だろうと思う。
で、私は言うのだが、ジョニーデップもレオナルドディカプリオも、
「ギルバートグレープ」でのそれぞれの役柄の、ギルバートとアーニーが一番好きだ。
つい数日前に、ディカプリオ主演の新作映画「華麗なるギャッツビー」の
宣伝を目にしたのをきっかけに、久しぶりに「ギルバートグレープ」を
観てみて改めてそう思ったのだ。
愛する夫に自殺されて以来、過食症から身動きができないほどに太ってしまった
母を、また知能にハンディキャップを負う弟を、いたわり続け、愛する家族たち。
その愛する家族たちを守る。というギルバートの誠実な使命感、それだからこそ
時折顔を出す「やるせなさ」「あきらめ」「徒労感」。それらを反射板にして
太陽のように笑い、自由気ままに輝くアーニー。
知らないで観ていたら、このアーニーはディカプリオだとは気付かずに終わって
しまうかもしれません。
もしも、華麗なるギャッツビーを観たとしても、たぶん私の一位は不動だと思う。
ギャッツビーつながりで、昔買ったフィッツジェラルドの「グレート・ギャッツビー」
を今読み直しています。 私はどうもおくてのようで、今ならこの小説の素晴らしさ
がわかる気がします。 村上春樹さんがフィッツジェラルドを好きだと言っていた
わけも。
なんだかんだいろんなものをつなげては、そこから向える方向に数ミリづつ切り替えて
カタツムリののろさで進んでいる私です。
日曜日にせせらぎ公園に行くと、かもの親子が仲良く泳いでいました。
その横で子供たちが楽しそうに笑い声をたてていました。
一人の子が「カメハメハー」ごっこをしてました。
エネルギーが手元に集中していくのが目に見えたほどです。
穏やかな日曜の昼のひとときです。





と言われて、喜ぶ人はあまりいないと思う。
「そこから進歩してないって言いたいの?」
と単純な結論へと急がれても困るから、言う側も熱い思いを
伝えたくとも、その手のことは差し控えてしまうのだ。
少なくとも私はそうだ。
そうであっても、さびれた海岸の砂の一粒である私が、世界を股にかける大海
の、その塩の濃度について意見するような場合ならば例外だろうと思う。
で、私は言うのだが、ジョニーデップもレオナルドディカプリオも、
「ギルバートグレープ」でのそれぞれの役柄の、ギルバートとアーニーが一番好きだ。
つい数日前に、ディカプリオ主演の新作映画「華麗なるギャッツビー」の
宣伝を目にしたのをきっかけに、久しぶりに「ギルバートグレープ」を
観てみて改めてそう思ったのだ。
愛する夫に自殺されて以来、過食症から身動きができないほどに太ってしまった
母を、また知能にハンディキャップを負う弟を、いたわり続け、愛する家族たち。
その愛する家族たちを守る。というギルバートの誠実な使命感、それだからこそ
時折顔を出す「やるせなさ」「あきらめ」「徒労感」。それらを反射板にして
太陽のように笑い、自由気ままに輝くアーニー。
知らないで観ていたら、このアーニーはディカプリオだとは気付かずに終わって
しまうかもしれません。
もしも、華麗なるギャッツビーを観たとしても、たぶん私の一位は不動だと思う。
ギャッツビーつながりで、昔買ったフィッツジェラルドの「グレート・ギャッツビー」
を今読み直しています。 私はどうもおくてのようで、今ならこの小説の素晴らしさ
がわかる気がします。 村上春樹さんがフィッツジェラルドを好きだと言っていた
わけも。
なんだかんだいろんなものをつなげては、そこから向える方向に数ミリづつ切り替えて
カタツムリののろさで進んでいる私です。
日曜日にせせらぎ公園に行くと、かもの親子が仲良く泳いでいました。
その横で子供たちが楽しそうに笑い声をたてていました。
一人の子が「カメハメハー」ごっこをしてました。
エネルギーが手元に集中していくのが目に見えたほどです。
穏やかな日曜の昼のひとときです。
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