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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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 主人は大学時代ロックバンドのギタリストだった。
同じ音楽サークルで出会ったことが、今年で25年目の結婚生活につながったんだ。

 ただし、サークルに入らないと大学もつまらないだろう。というようないいかげんな私の動機とは違って、彼のほうはかなり本気で音楽に入れ込んでいたんんだと思う。

 あっという間に時は経ち、子供も成人を迎えた。仕事の忙しさが音楽への情熱を消耗させたこともあったのかもしれない。ギターに触れる時間も年々少なくなっていた。

 ところがだ。今年になってバンド再結成のお誘いが突然舞い込んだんだ。

 なかなか実現するのはむずかしいんじゃないのかな。と私が思ったのはただの杞憂に終わり、実際スタジオでの練習も数回重ねることができた。

 おととい、息子が一緒にスタジオに行ってみたいと言い出し、父親がエレキギターを弾き鳴らしているのを不思議そうに見ていた。

 後でほかのメンバーに「親父どうだった?」と聞かれて、かっこよかった。と言った。照れくさいことを素直に口にした息子に、私は少しばかり驚かされた。

 30年近くの時を越えて、あの頃聞いた音楽を目の当たりにして私自身も感慨深いものがあった。

 でもよかった。。。彼自身で選んだ道とはいえ、あまり性に合わない長年のサラリーマン生活に 心身ともに磨り減らされているのを見ていると、罪悪感を感じないわけにはいかなかったものだから。

 これからは少しづつ自分の好きなことに移行していってもらいたい。そういう環境が整わなければ無理だけど。私もなんとかしなきゃ。

 でもエレキギターは重いらしいのよ。体に応えるって。やっぱ若い人のものなのかなあ。でもジェフベック、現役でまだまだ進化してるし。がんばってもらいたい。

 それにしてもボーカルのマリはかっこいい。
3人の子持ちに見えないし。半世紀生きてきたなんてとてもとても見えない。

 バンド仲間の娘さんに20代に間違えられたのも納得いくぐらい。
ロッカー恐るべし。だ。

 来年はライブもするみたい。ほんと楽しみ。
 思い切って新しい場に踏み込んでみた。
トーストマスターズという英語のクラブで誰もが参加できるもの。
レベルはかなり高く、事前に選ばれた人たちのスピーチをベースに進められていく。

 ビジターとして参加してみて、レギュラーメンバーになる決心をする。
英語を学ぶだけでなく、さまざまなバックグラウンドを持った人たちと英語を通して
交流できる魅力はとても大きい。

 それぞれのメンバーが自分の英語をブラッシュアップすることに、自分の考えや思いを人に伝えることに、また相手のアイデアを理解しようとすることに懸命だ。
私もその仲間に入りたいと思わせてくれた。

 会の最後に、一分間くらいのスピーチを求められた。
もっとしどろもどろになるかと思ったわりには、言いたいことは簡潔に言えたと思う。

 努力は裏切らない。
これを自分の中でもっと確実なものにしようと思った一日でした。

 

 
 私の好きな人達がこの世を去っていく。

テレビの画面やステージ上の彼らを一方的に見る側の私。
筑紫哲也さん、忌野清志郎さんの訃報もメディアを通して確かに聞きました。

直接的な交流のない私にとって、彼らの言葉や音楽は、生前であってさえも遺言のように届いていたのです。

事実上遺言に成り代わってしまった彼らの言葉や音楽を、私は変わることなくこれからも吸収し続けます。

 筑紫さんの愛した本 というコラムの中に並べられていた茨木のり子さんの詩集。
私が持っていた詩に対するイメージ、それによって詩の世界から遠いところにいたの
かもしれない、その薄っぺらなイメージがぶっ飛んだ。
 
 なんと小気味よく、可笑しく哀しく、静かに尊大なものを語るのだろう。
日常にころがっている小さな物事にそっと扉をつけて、そこから広がる果てしない世
界にいざなってくれる言葉の数々。

 小さな子供でもわかるような言葉で編まれた平易な文章の背後に、永遠の時を 底知れない悲しみを 紛れもない真実を 静かに澄み渡る人の想いを、感じさせてくれる。

 いい映画だったな。と思った「理想の人」も、後で筑紫さんのお気に入りと知って、うれしくなったり。 一方的な交流は、続きます。
 気がつくと友達からの着信が、携帯に繰り返し残っていた。
年賀状以外は、ここのところ2年くらいご無沙汰していた小中学校の親友からだっ
た。

 何かあったんだろうかと心配になり 早速折り返してみると、”ねえねえ、大丈
夫なの?”と馴染み深い声があわてて切り出した。

 だんなの失業は知られるはずもないし、”え?いったい何が?”と続けると、私が彼女の夢に出てきて急に心配になったと言う。

 どういうかたちで彼女の夢にお邪魔したのかはっきりしないまま、話題は自然と互いの近況報告へと流れていった。

 なつかしさもあって、興奮を隠し切れない様子でやりとりした後、電話ではもどかしくなってしまって年内に時間を合わせて会うことになった。

 日々の忙しさに紛れて、望む再会も実現できないまま年を重ねてしまっている現状
に、ほんの小さなきっかけで歯止めがかかった。

 それにしても 離れたところでまったく別の生活をしている彼女が、私の夢をみて
心配してくれるなんて、友達とは何とありがたいものだろう。

 受話器を置いた後、しばらくぼんやりと温かい気持ちに身をまかせて幸せな時間を
過ごしました。
 実は、まわりの誰にも言ってなかったことがあるんです。

 この4ヶ月間我が家のだんなが失職していた ということです。

 人に言わなかったのは、そんなこと告げられても多分言われた方は反応に困るだろうと思ったし、変に気を使われるのも同情されるのもいやだったのです。

 経済的な心配はありましたが、結婚以来こんなに時間を一緒に過ごせたのは初めてです。ショックより幾分ほっとした思いが強かったのは、毎日夜中にぼろぼろになって帰宅する主人を見ていて、もう限界なのではないかと危惧していたからでしょう。

 ゆっくり休んでいいから その間、禁煙と減量だけはやってもらうからね。と現状、肩身が狭いであろう主人の心情につけこんで、常日頃望んでいたことを押し付けてみました。

 禁煙はニコチン量を日に日に減らしていくよう作られた1か月分のパイプセットで
成功です。朝は玄米食にし、ハルとの散歩に毎日平均1時間くらいかけた結果、7
キロ減。ストレスのかからない生活の中で、だんなのひとつひとつの細胞がよみが
えっていくようにみえました。

 昨日から新しい会社で働き始めたからこそ言えることなのでしょうが、この4ヶ月
間は、天から降ってきた、救いのロングバケーションだったと云えましょう。

 
 
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