日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
子供の頃からスクリーンや画面でずっと見てきた高倉健さんが亡くなられた。
昭和の大スターをひとり、またひとりと失って行くのは、見慣れていた風景がその都度大きく
削り取られて、でもその欠落部分を新たな息吹で再び埋めることはかなわず、しょうがないから
その不完全な風景をそのまんまいびつな形で受け入れているようなものだ。
純粋な昭和っ子の私は、年々進む、その欠け落ち抜けていく風景に、どこかすがっているところ
があって、背後から迫り来る新しい風にはあまり馴染めないでいる。
健さんが演じる、「人生に不器用な男の人」が好きだった。
たぶん 器用な人が不器用さを演じるのは無理があると思うので、健さん自身も不器用な人だった
のではないかと私は勝手に思っている。
「もっと健さんの映画を観たかったのに・・。」と、昨日家に遊びに来てくれたママ友二人も
健さんの死を心から悼んでいた。我々主婦の、ささやかなランチの話題にも登場する健さんだも
の、ビッグスターであると同時に、大衆に寄り添った俳優さんだったに違いない。
健さんの訃報をきっかけに、昭和にグ~ンと回帰したわけではないけれど、お昼ご飯にミート
ソーススパゲッティーを作ったら、友達がとても喜んでくれた。
手前味噌で申し訳ないが、このミートソース、本当に美味しく出来上がって、友達二人も
「今まで食べた中で一番おいしい!」と絶賛してくれた。
これが残念ながらレシピがないのよね~。でも入れたものは覚えている。
合いびき肉・玉ねぎ・にんにく・トマトホール缶・赤ワイン・テンメンジャン(中華の甘味噌)
クレージイソルト・ドライオレガノ・ドライバジル・ベイリーフ・ウスターソース・醤油・
ケチャップ・塩コショウ・コンソメ・・こんな感じかな。あ、少し小麦粉も使ったはず。
最後に粉チーズも忘れずに。
丁寧に作ってみると、ミートソースは、子供っぽくないちゃんとしたご馳走になることも初めて知った。それにミートソーススパゲッティー、嫌いな人いないよね。
ミートソーススパゲッティーを食べながら、時々振り返っては、友達がお土産に持ってきて
くれた「大人のクリスマスブーツ」を見て私はワクワクしていた。
この意外なお土産を手渡されたとき、私は「ありがとう~!!!」と言って、頬をピンクに
染めて喜んでしまった。
クリスマスブーツなんて、何十年ぶりだろう?
「大人の~」とことわるだけあって、シックな色のブーツの中に、ちょっと洒落たお菓子が
詰まっているのだ。
子供が喜ぶものって、ちょっとアレンジすれば結局大人も喜べるのよね。
いくら普段隠してたって、自分の中に「子供っぽさ」は着実に存在するのだもの。
ま、一応大人になった私たちは、子供の時に馴染んでいたものを大人仕様にアレンジして
もらうことで、安心して楽しめるってことなのかな。
セピア色の景色にしっくりと馴染む、ミートソースもクリスマスブーツもクリスマスツリーも、
また違った形で今の私を十分に楽しませてくれているのだ。
昭和の大スターをひとり、またひとりと失って行くのは、見慣れていた風景がその都度大きく
削り取られて、でもその欠落部分を新たな息吹で再び埋めることはかなわず、しょうがないから
その不完全な風景をそのまんまいびつな形で受け入れているようなものだ。
純粋な昭和っ子の私は、年々進む、その欠け落ち抜けていく風景に、どこかすがっているところ
があって、背後から迫り来る新しい風にはあまり馴染めないでいる。
健さんが演じる、「人生に不器用な男の人」が好きだった。
たぶん 器用な人が不器用さを演じるのは無理があると思うので、健さん自身も不器用な人だった
のではないかと私は勝手に思っている。
「もっと健さんの映画を観たかったのに・・。」と、昨日家に遊びに来てくれたママ友二人も
健さんの死を心から悼んでいた。我々主婦の、ささやかなランチの話題にも登場する健さんだも
の、ビッグスターであると同時に、大衆に寄り添った俳優さんだったに違いない。
健さんの訃報をきっかけに、昭和にグ~ンと回帰したわけではないけれど、お昼ご飯にミート
ソーススパゲッティーを作ったら、友達がとても喜んでくれた。
手前味噌で申し訳ないが、このミートソース、本当に美味しく出来上がって、友達二人も
「今まで食べた中で一番おいしい!」と絶賛してくれた。
これが残念ながらレシピがないのよね~。でも入れたものは覚えている。
合いびき肉・玉ねぎ・にんにく・トマトホール缶・赤ワイン・テンメンジャン(中華の甘味噌)
クレージイソルト・ドライオレガノ・ドライバジル・ベイリーフ・ウスターソース・醤油・
ケチャップ・塩コショウ・コンソメ・・こんな感じかな。あ、少し小麦粉も使ったはず。
最後に粉チーズも忘れずに。
丁寧に作ってみると、ミートソースは、子供っぽくないちゃんとしたご馳走になることも初めて知った。それにミートソーススパゲッティー、嫌いな人いないよね。
ミートソーススパゲッティーを食べながら、時々振り返っては、友達がお土産に持ってきて
くれた「大人のクリスマスブーツ」を見て私はワクワクしていた。
この意外なお土産を手渡されたとき、私は「ありがとう~!!!」と言って、頬をピンクに
染めて喜んでしまった。
クリスマスブーツなんて、何十年ぶりだろう?
「大人の~」とことわるだけあって、シックな色のブーツの中に、ちょっと洒落たお菓子が
詰まっているのだ。
子供が喜ぶものって、ちょっとアレンジすれば結局大人も喜べるのよね。
いくら普段隠してたって、自分の中に「子供っぽさ」は着実に存在するのだもの。
ま、一応大人になった私たちは、子供の時に馴染んでいたものを大人仕様にアレンジして
もらうことで、安心して楽しめるってことなのかな。
セピア色の景色にしっくりと馴染む、ミートソースもクリスマスブーツもクリスマスツリーも、
また違った形で今の私を十分に楽しませてくれているのだ。
この記事にコメントする