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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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先週の金曜日に書いたブログに、「閉塞感」 という言葉を使ったことで、ある本につながり、本箱から引き出してきて再度読み直してみた。

 貫井徳郎さん の 「崩れる」 である。(結婚にまつわる八つの風景 集英社文庫)

 「Out」などの衝撃問題作で知られる桐野夏生さんが 解説で、「二十歳代の男性が、女性の、自覚してすらいないもやもやした思いを、あそこまで描き切れるものだろうか。」と述べられているが、わたしも読後に、「どうして?ありえないよ!」と、単純に思ったのを覚えている。

 この 「ありえない!」という直情的な思いは、まさに 桐野さんの豊富なボキャブラリーで、あますところなく噛み砕いてもらったように思える。

 その当時は、まだ存在しなかった言葉、「公園デビュー」の背景を鋭い嗅覚ですくい取り、細かいヒダにはさまった砂のざらつきまでも描かれたような作品「誘われる」は、桐野さんに、「閉塞という名の孤独を書かせたら、貫井徳郎は一番かもしれない。」と言わしめた作品である。

 いろんな失敗を重ねた末に、今でこそ、人間関係の築き方の割と手堅い輪郭を手に入れた気がしているが、子供が小さいときの閉塞感があせりとなって、失敗した関係もいくつかあったのだ。

 そういう失敗を重ねた上で手に入れた 「極上の関係」が、「20年以上の心地よい付き合い」であり、「タルトタタン」であると解釈してもらいたい。








 
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