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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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前回のスピーチ原稿の続きです。

ブータンは、最終的に 人々の幸福量を増やすことを
目標とする政策を採っている。

経済発展さえも、最終目標である人々の幸せを
成し遂げるためのひとつの道具に過ぎないのである。

であるから、経済発展によって自然環境や伝統文化が脅かさ
れるのであれば、そんな経済発展は認められない。

つまり ブータン人は、もっと大切であると信じているもの
のために、自らの利益を手放す心の用意がある。

続く

Bhutan takes policies that ultimately aim at increasing
the happiness of people.

Professor pointed out that in Bhutan the development of
economy has been positioned as one of tools to achieve
people's happiness.

Therefore they don't accept them if natural environment
or traditional culture should be threatened.

More precisely, they are ready to give up their own
benefits for what they believe is more important.

To be continued...



 英語を長年勉強してきた今、シンプルでやさしい無駄のない表現をすることのむつかしさを痛感している。

文法、読解を通して長年勉強してきてしまうと、話し言葉でネイティブの人がびっくりしてしまうような 大げさな単語を苦し紛れに使ってしまう。

英語の自然な表現に対する憧れが、ああでもないこうでもないと、私に試行錯誤をさせる。

そのうちのひとつに、簡単な動詞をできる限り使ってみる、というのがある。

たとえば take。

日本語で・・・・・お風呂に入る、 電車を利用する、 写真を撮る、 薬を飲む、お休みをとる、言わなかったことにする、 深呼吸をする、 休憩する・・・これらは全部動詞takeで表現できる。

take a bath,  take a train,  take a picture,  take a medicine,  take time off,  take it back,  take a deep breath,  take five のように。

お風呂に入る の 入る と、大学に入る の 入る は、日本語では 同じ動詞を使うけれど、英語でそれをやってしまうと、へんちくりんになってしまう。

そう、だから 違う言語を学ぶということは、こういう ズレ みたいなものを理解して、切り替えていく能力をつけることなのでなないかと思ったりもする。

以前フリーカンバセーションのクラスで、日本語勉強中のジェシカに、「日本語で物を数えるのって、すごく難しくない?  一枚 とか 一本 とか 一台 とか 一匹 とか、限りなくあってぞっとするでしょ?」
と、たずねてみたことがある。

英語はほとんどの場合、数字プラス 名詞の後ろにS をつければいいのに、日本語は ややこしいし、本数数えるに至っては、いっぽん にほん さんぼん と数字によって変化するから泣きたくなるだろうなあ、と思っていたのだ。

ジェシカは、 よくぞわかってくれた!  という表情で、勢いよく早口で言った。

「この前、Izakaya?ってところに行って、串にチキンが刺さっているものを食べたのね。
そしたら、日本人の友達が、その食べ物を5本 とか6本 とか言ってたから、そうか こういうのも ポンカウンターなのかって勉強になったよ。」

笑ってしまった。 かわいくないですか? 「ポンカウンター」って。

昨日テレビで、芦田愛菜ちゃんが マジシャンセロの洗練されたマジックに、可愛いお目めをまんまるくして
驚いていた。

セロが愛菜ちゃんに、5~6色のマジックが入っている箱を差し出して 言った。

「愛菜ちゃん、じゃあ好きな色のマジックを 一枚 取って。」

セロさん、マジックは、ポンカウンター だよ。


81歳のキャプテンは、流暢な英語をしゃべる。

昨日、私が所属している英語のスピーチクラブで、早めのクリスマスパーティーが開かれた。途中から私の隣に来られたキャプテンは、現役時代は、そのあだ名の通りの船長さん。メンバーみんなに、親愛の意味もこめて「キャプテン」と呼ばれている。

文字通りグローバルな経験をされているキャプテンは、おしゃべりの内容も多岐に渡り、お話していて実に楽しい。

 向かい側にいらしたN氏は、ロマンスグレーがお似合いの 知的なお顔立ちの紳士。私好みの色合いのセーターをおしゃれに着こなし、渋めのトーンで英語を話される。

通訳ガイド一級の資格を持っておられるそのN氏に、クラブイベント「大人の遠足、いざ鎌倉へ」の企画に、ガイドボランティアとしての参加をお願いしてみたら、快く引き受けてくださり、企画は実現しそうである。

 一方キャプテンは、「透析に週3日とられて、自分の一週間は、みんなと違って4日間なんだよ。」と、10年間挿され続けて黒く盛り上がった両腕の血管を見せてくれた。

その1週間で、彼は英会話クラスの講師をされたり、そのクラスによりよい指導ができるようにと、毎日英語の勉強に励まれている。

向上心は、年齢に関係なく持つことができるんだ。ということを、彼らの存在そのもので納得させてもらった私は、おふたりを思い切り褒めたいという衝動にかられて、

「おふたりとも、まだまだ色気を感じますよ・・・。」と言ってしまった。そしたら なぜかそのテーブル周りで きゃあきゃあと大騒ぎになってしまった。

 「色気」って、そんなに騒ぐことだったの?
でも みんな楽しそうだったので、そんなに後悔することなしに、パーティーはお開きとなった。







ずっと活字離れしていたのに、ある日なんかの拍子に本を一冊読み終えたとする。と、私の場合、そこからなんだか調子づいて次々と読んでしまうことがある。

 本を読むことも映画を観ることも、ずっとこの調子でやってきてしまった。
だから ある時期は毎日のように本を読み、またある時期は映画ばっかり。

 そしてまたある時期は、好きとは言えない掃除にあけくれたり、かと思うとケーキやパンを焼き続けたりする。最悪は、休火山のようになって、寝てばっかり・・というのも 正直に書いとかなきゃ。

 とにかく私は、ひとつのことだけに、ずっとエネルギーを注ぎ込むということができない人間なのだ。そんなんだから、一生をひとつの分野ににささげて、例えば絵画に没頭するような芸術家は、私の憧憬の対象となってしまう。

 金曜日、久しぶりに劇場に映画を観に行ったことがきっかけで、これまでHDDにためこんでいた映画を数本続けて観たのは、そういうわけで、私にはとてもありがちな流れ。

 だから 今週は、勝手ながら 映画ウィークと名づけます。
今日は、「毎日が夏休み」を観たので、明日はそのことに触れたいです。


 
 喋りながらジェスチャーをするなんて、役者さんじゃあるまいし、やったことないもの。。。 隔週土曜日に参加している英語のスピーチクラブでスピーチをするときも、話すことに必死で これまではほとんど直立不動。

 毎回のスピーチは、マニュアル本が方向付けをしてくれてる、プロジェクトごとの課題を考慮するだけで、後はすべて個人の自由に任されている。その課題というのは、例えば「自分の声の可能性を広げてみよう」とか、「お話を語るようなスピーチでオーディエンスを惹きつけよう」とか「話のポイントを切れよくわかりやすく」というようなものなのだ。

 そして今回の私のプロジェクトは、#5 Your Body Speaks・・つまりボディーランゲージで、「とうとう来てしまった・・こまったな・・」というモヤモヤから、いつものごとく抜け道を探し始めた。
 
 結局どうしたかというと、スピーチの合間に バレエの短い動き や フラダンスのハンドモーションのデモンストレーションを挟み込んで、今回のプロジェクトを「苦手なジェスチャーを克服する実験場」に摩り替えてみた。

 文章は割合短めでわかりやすいと思うので、今回は英語原稿の後に日本語をつけてみます。 もし興味のある方は、続けてお読みください。

___________________________________________________________

People often say 'Time flies' and I'm now feeling it really dose.
I can't believe that this is my fifth speech that I'm making.
It feels like just yesterday that I was awfully nervous about delivering my
ice-break speech about one year ago.

I remember thinking then that the more occasion I experience the less nervous I will become, which is not true at all.
I'm now feeling dead same having countless number of butterflies in my stomach.

Thankfully I've received a lot of feedback filled with enlightening and rewarding advice from fellow members.
I appreciate it very much. Thanks a lot.

Reading them closely, I came to realize that my weak point was lack of Body language. Luckily or unluckily the project this time is no other than Body language. 'Your body speaks'

So I gave it a serious thought how I'm going to manage to overcome this challenging barrier.

I think I know what the problem is.
It's just like the act of uttering words..speech, and the act of moving body..body language seem to be existing quite separately in my self.

I think I can express my feeling just by moving my body.

------------BALLET PERFORMANCE-----------

But when it comes to making speech, my body got stiff.
What should I do?

I've got a great idea occurring to me.
You know what?
I'm telling you the secret is the hand motion of Hawaiian Dance.

As some of you may know, each hand motion of Hawaiian Dance has specific meaning matching the lyrics.

So I thought that learning them can be quite effective for my practice especially for combining two separate items.

I'd appreciate it if you are kind enough to be tolerant and receptive to what I'm going to demonstrate.

Let me do it.

-------Hand motion of Hawaiian Dance performance-----

There's lovely flower's scent.
Birds singing I can hear
Raindrops soaking Mother Earth
And rainbow hanging over the mountain
Stars twinkling, the sea whispering
Just two of us share the night sky we view
I just feel I really love you.

-----------------------------------------------------

Oh, I think this is very good for me, because I found it natural doing two things at the same time.

I hope you like it, too.

Precisely, we have to wait for my next speech to find out how effectively this experiment I carried out here will work out.
Until then wish me luck. ( fingers crossed pose)


よく人は「時は飛び去るように過ぎていく」と言いますが、今私は本当にそうだと痛感しています。

早いもので このスピーチが私の5度目のスピーチになるなんてうそのようです。

約一年前に、がちがちになりながら初めてのスピーチをしたのが本当に昨日のようです。

その時、これから何回も経験するごとに緊張感も和らいでいくのだろう・・と思ったのは、間違いでした。 現に今も気持ち悪くなりそうなほど緊張してるのですから。

これまで私のスピーチに対して、たくさんのあたたかいコメントをみなさんからいただき、とてもためになりました。そして、よく読んでみてわかったことは、私の弱点は ボディーランゲージだということです。

幸か不幸か、今回のプロジェクトは他ならぬボディーランゲージです。

なので、どうやってこの難関をくぐりぬけたらいいかよく考えて見ました。

多分私は自分の問題点はわかっていると思います。

つまり 言葉を喋る ことと 体を動かすことが どうも自分の中でまったくかけ離れてそんざいしているようなのです。

体だけ動かして表現するというなら、私はできると思いますよ。

----------バレエのパフォーマンス-------------

ところがスピーチとなると、体がかたまっちゃうのです。

いったいどうしたらいいのでしょう。

でも大丈夫です。いいアイデアがあるのです。 何だと思います?

それは フラダンスのハンドモーションです。

知っている方もいらっしゃるでしょうが、フラのハンドモーションはひとつひとつ意味があり、歌詞とマッチしているのです。

だからそれらを学ぶことは私の練習に効果的だと思うのです。

みなさん、これからやることに付き合わせてしまいますが、付き合ってくださればその我慢強さに感謝します。 ではちょっとお時間を。

-----------フラのハンドモーションのパフォーマンス---------------

芳しいお花の香り
鳥の歌がやさしく届く

雨が大地をぬらし
山の向こうに虹がかかる

星がまたたき 海がささやく
ただふたり、夜空を眺める

あなたへの愛、あふれだす

----------------------------------------------------------------------
これはいいかもしれないです。
だって二つのことを自然にできたから。

でも正確には次のスピーチをしてみないと、この実験がうまくいったかどうかわからないと言えるでしょう。

それではみなさん、それまで、どうかうまく行くよう祈っててくださいね。

終わり
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実は、このバレエ と フラのハンドモーションが みんなにとても喜んでもらえました。その上ベストスピーカーに選ばれて、思いがけなく良過ぎる結果が待っていました。

シェネという、クルクル回るのを入れたのですが、みんなが一斉に「おーっ!」と言った後に拍手してくれて照れくさかったけど嬉しかった。もしかしたら楽しんでもらえるかも・・と思って企てた部分もありますが、こんなところで自分のやってきた別々のことがうまく溶け合って自分以外の人に届けられたことがなんだか嬉しいです。


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