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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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時折、風がうなり声をあげ、枯葉や砂埃を舞い上げる。
こんな日は、絶対ふとんを干しては行けない。
これ、我が家のきまり。

我が家の、6階という高さも弱気になる一要因でありながら、バルコニーが実に 
ふとんばさみが変形してしまうほどの 厚みのあるコンクリート製なのだ。

「ふとんが吹っ飛んだあ~~!」なんて、笑ってなんかいられない。

・・・冗談じゃない。
本当に干してあった羽根布団が吹っ飛んで、行方知れずになり、新しいのを
買いなおした という経験を持つ私なのだ。

 愛着のあった布団と木の葉模様のふとんカバー、そして何よりもそれまでの
私たちの濃厚な関係も、あっさりとおじゃんになり、かなりへこんでいたんだ。

それなのに、人に言えば、「それ」を言わずにはいられないようで、みんな
口を揃えて、「ふとんが吹っ飛んだあ~!」とまるで台本でもあるように、
会話のどこかに挟み込んできた。

しっかしー、それにしてもだ。
落っこちていそうなところをくまなく捜し歩いてもなかったということは、
誰かが、こりゃいいふとんが落っこちてきた・・と自分で使っている可能性が高いと
いうことだ。

私には、その感覚が信じられない。

ま、いいや。もしも喜んで使ってくれているなら。 

 生協で、有機野菜のセットを頼んだら、一見さつまいもに見えないような、巨大でほとんど球形に近いさつまいもが入っていた。

 何に使おう・・ この ごっついの。
てんぷら 大学芋 スイートポテト。
ただふかして、食べてもいいな。

あれ? そう言えば、最近石焼きいも屋さんの声聞かないな。(むなしいテープの声だったりするけどね。)

レトロな昭和が描かれる映画などを見るとき、必ず惹きつけられるのが、行商人の粋な声。

お豆腐屋さん、さお竹屋さん、金魚屋さん、氷屋さん 風鈴屋さん。

聞きなれた人の声が、夕暮れ時に馴染んでいくって、あこがれちゃうなあ。

今私は、「生」・・なま の感覚に飢えているのかもしれない。
生ものを介さずに、すべての事が効率的にできる今の時代。

 テレビを観ていたら、キューバの日常が目に飛び込んできた。
絵に描いたようなビッグママが、踊りながら 高らかに歌いながら かごの中の
物を売っていた。

 白い紙切れに包まれた筒状のものが、何であるのか最後までわからなかったが、
あんな風に物を売ってくれたら、いらない物でも買っちゃいそうだ。

 鳴り止まない風の中に、はるか昔の金魚屋さんの声を探す。
昨日雪が降った。・・の他に、我が家では、昨日は息子の誕生日だった。

料理人修行中の息子が去年の暮れに、「お正月休みに、みんなで食べに来れば?」とさりげなく
誘ってくれた。 向こうがわざわざそう言ってくれるなら・・とおばあちゃんも連れて息子の
働く店へ家族で押しかけた。

料理長 副料理長 のご好意もあって、今まで食べたことのないご馳走をいただくことになって
しまった。

おなかいっぱい満足して、だんながお会計をしようとすると、フロアーマネージャーが、
「もうすでに彼から頂いておりますよ。」と、満面の笑みをたたえて言った。

そこで私がすぐさま感じたことは、「やだ。そんなの。可愛そう。」

情けない母親である。
休みも切り詰めて働き通しの彼を、口には出さないようにしていたけれど、かわいそうで心配で
しょうがなかったのだ。

本人は、「きついけど、仕事楽しいよ・・」って言ってるのに。

メールで、「きっちりお会計だけは私たちにさせて。」 と 送ると、
「かっこつけたのに、今更受け取れません。そんなことやめてください。」
と返って来た。

というわけで、だんなと相談して、誕生日を盛大に祝おうじゃないか。
という運びになった。

男物の洋服や小物を選ぶのがすごく好きな私は、るんるんしながら息子に似合いそうな物を
選んでいった。

そうだな、あとはケーキでも焼くかな、と思い立ち、「何がいい? ややこしいのでも頑張ってみるから。」とメールすると、

「りんごのシブースト!」

いったい何じゃそれ?
・・・ということで、ネットで調べて、材料と手順から判断して、これなら悪くないんじゃないの?
と思えるレシピにそって何とか作り上げた。

見たことも食べたこともないものを作るって、不思議な体験。
でも、それはそれで 良かったみたい。

偶然にも、自分の誕生日にお休みがとれた息子が、久しぶりに家に戻ってきた。 お昼ごはんとケーキを食べた後、カーペットが買いたい、という息子とイケヤに行った。

素敵なモスグリーンのカーペットを買う息子の横で、私もベージュのそれが欲しくなって
しまって、どうしよう・・と迷いながら、でも、やめた。

夕方から、友達が祝ってくれるんだ。と言って息子は出かけていった。

もう、21歳か。 はやい。








It was snowy yesterday.
It snowed a lot yesterday.
We had much snow yesterday.


これらすべて、雪が昨日降った・・ということを表しています。

一番上のsnowy は、形容詞、真ん中のsnowed は、動詞snow の過去形、
一番下のsnowは、名詞 です。

さてここで、上ふたつの文の主語が、It になっていることに気づかれると思います。

このIt は、訳す必要のない It です。

英語では、 時・距離・天候・寒暖・明暗 などを述べる文の主語に It を使います。

よく聞く What time is it now ?    の it を それは何時ですか? と訳さないように。

It is three years since I broke up  with my ex-boyfriend.    (時)
元彼と別れてから3年経ったわ。


How far is it  to your favorite bar ? (距離)
お気に入りのバーまでどれくらいあるの?


It will be fine tomorrow. (天候)
明日は晴れでしょう。


It's getting dark.  I have to go now. (明暗)
暗くなってきたわ。 もう行かなきゃ。


ここで、お勧めのチャレンジポイントを ひとつ。

英文を見て、理解するだけでなく、距離 時間 明暗 寒暖 天候 について英語で表したい
時、自分の意志で、It を主語にもってこれるようにする。  これ慣れないと、結構むずかしいこと
なんです。

何気ない It ・・・使うように心がけると、言えることの幅がグーンと広がると思いますよ。





白一色の世界が、あっさりと消えてしまった。

窓の外は、季節ごとの風景スライドを 敏速に入れ替え、もう知らん顔をしている。

雪は幻。溶けてなくなれば、嘘のないあの白のみ残る。
目玉の裏側に、まぶしいほどに。

早朝、ハルを連れて、雪の公園に行った。

雪はやんでいるはずなのに、雪の降る音がした。
木々に積もった雪が、少しずつ溶け始めて半透明のつぶつぶとなり、ヒシャヒシャと 頭上に降ってきた。

階段を下りると、桜 が見事に咲いていた。
雪が、誰よりもうまく桜を演じ切っていた。  

私はだまされたまんま、雪踏む音を聞きながら、通り過ぎる。

凍りかけた雪の上。濁音のつく足音が、
溶け始めの雪の上では、 猫なで声に変わる。

ハルはというと、犬なのに雪に興奮している様子もない。
淡々と、私の後を追ってくる。

写真の中の事実。

まるで今では もう、嘘のよう。















執着、凶暴性、異常行動。

何も人間世界の犯罪を語ろうとしているのではない。
犬の世界の話である。

あるブルドッグは スケードボードに、あるミックス犬は ウサギやリスなどの小動物に、あるプードルは 走る車に過剰反応してしまう。

日常生活を脅かすほどの愛犬の激しさに、飼い主がなす術なくうなだれているところに、颯爽と登場するのが、カリスマドッグトレーナーのシーザーである。

以前他のチャンネルで見たことのある番組「Dog Whisperer」
が、FOXBsチャンネルでレギュラー番組として始まった。

爽快なのは、シーザーの手にかかえればどんなこまったちゃんも、うそのように更生の道をたどる。

「私たちの見えないところで魔法を使ったんじゃないの? それとも、特殊な注射でもしたの?」と半ば真剣に飼い主が言うほど、がらりと彼らは変わるのだ。

すべてのケースで必ずシーザーが言うことがある。

Dominant(支配する側)は人間で、Submissive(従う側)は、犬でなくてはならない。

境界線(boundary) 抑制(restriction)を、なあなあにしてはならない。

うーっっ!!! 耳が痛い。

そしてさらに・・
犬が穏やかなときに、従順な態度を取るからといって、安心してはいけないそうだ。
執着行動、興奮モードに入ったときに、飼い主がそれを制御できるかできないかが、判断基準ということらしい。

服従訓練で大事なのは、「エネルギーの強さ」なのだそうだ。

いやー、勉強になるわ・・

今まで、ハルを甘やかし放題甘やかしてきた割には、あんまり困った事態に遭遇せずに来たのは、かなりラッキーだったと言えるのかもしれない。

ただ、ひとつ困っていることは、誰かが玄関に近づくと、見境なくほえることだ。
仕事帰りの娘やダンナにも、たとえそれが真夜中であっても吠える。

「ハルくん、だめだめ。吠えないの・・」なんて甘かったんだ。

シーザーから学んだ私は、まず自分が外から帰ってきたときに、無言の圧力をかけてみた。するとどうでしょ。 ハルは吠えずにおすわりして、じっと私が口を開くのを待っていた。

今まだ訓練中だけど、ものすごいいい調子。
私が、圧力かけると、ハルはだまるようになった。

シーザー、ありがとう。

んで、昨日のやわらかい英文法もかねて、シーザーとひとりの飼い主さんの言葉を拾ってみようと思う。

Dog is like children.
They need boundaries and limitations.
They need to be balanced.

犬たちは人間の子供と同じだ。
彼らは、境界線や制限が必要なんだ。
犬としてのバランスをとってあげる必要があるんだ。

I have been too permissive in my behavior toward my dog.

私は、私の愛犬に対し、受容的になりすぎていたのだと思う。

私も、実にそうだったと、認めます。

改めて、勉強になります。







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