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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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劇場に足を運んだのは何年振りだろう。

 久々の予定のない一日が、千円で映画が観れる水曜のレディースデイにあたったのだから、これはもう行くしかないでしょ。

 というわけで、家事もそこそこに切り上げて、クリントイーストウッド監督の「インビクタス」を観てきました。

 かたくなで冷え冷えとした関係が、次第にやわらかく溶け合っていくようなものを描かせれば、この監督の右に出る者はそうそういない。それが個人レベルであっても国家レベルであってもだ。

 「ミリオンダラーベイビー」での、イーストウッド自ら演じるボクシングトレーナーと女性ボクサーの関係も、心にずっしり来た覚えがある。

 その「ミリオンダラーベイビー」で、味のある役所を見事に演じていたモーガンフリーマンが、今回の主人公、ネルソンマンデラなのである。やっぱ彼以外は絶対考えられないでしょ。

 モーガンフリーマンを選んだ時点で、もうこの映画はすでに半分成功したと言えるんじゃないかな。

 ネルソンマンデラの大統領就任により、水と油のようにくっきりと分離していた黒人と白人が、ぎこちなく混ざり始める。

 ずっと虐げられてきた黒人が 様々な場面で嫌々でも白人を受け入れたのは、赦すことこそが 真に国を変えていくための第一歩なのだ。とマンデラが諭したからである。

 完璧白人寄りであったラグビーチームは、それでもマンデラによって支持され活気付けられ、ワールドカップの勝利をひとつ またひとつと、もぎ取っていく。

 国中が一丸となってラグビーチームの勝利に向かうとき、肌の色を意識することなく、すべての人が美しく混ざり合うのだ。

 近年、高嶺の花のようになってしまった、希望 を感じさせてくれるいい映画だった。
 



 
 おとといチョコレートケーキの写真をアップしたことで、そうだ!お料理ブログもたまにはいいんじゃない?私も主婦の端くれだし。と思ったのもつかの間、私には向いていないことに思いきり気づいてしまう。

 お料理ブログは、正確なレシピが必要でしょ? 

 例えば今日作ったグラタンで言えば、バター適宜、牛乳適宜、小麦粉適宜。。。じゃどうにもならないわけで。 つまり私はすごい大雑把なんです。

 その大雑把な私が一番苦手とするのが細かいお金の管理。

 新年になると今年こそはちゃんと家計簿をつけよう。と決心しても、桜の季節が来る頃には、私の家計簿は真っ白なページの花盛り。

 欠陥人間なんじゃないかと悩んだこともあった。

 そんな私が、自分の母であるきみさんの法的成年後見人になることにより、一番苦手なことをしなくてはならなくなって、3年が過ぎた。

 つい先日、一年に一回送らなくてはならない 報告書や収支状況報告書を提出したばかりだ。数日間、領収書や数字とにらめっこして過ごしての結果だ。

 なんだ、やればできるんじゃない。と思うのは間違いだ。たぶん相手が家庭裁判所だからだと思う。そしてきみさんの生活がその作業を土台に成り立っているからだと思う。

 でも向き不向きなんて言ってられない状況は、案外いいことなのかもしれない。
嫌いなこと苦手なことに挑戦することは、ある意味弱点強化と言えなくもないものね。

 お料理ブログもたまにはやってみようかな。



 

 



 盛り上がりつつある 居酒屋の入り口に誰かが来た。
一瞬誰だっけと思い、あーっ!と懐かしさがこみあげる。

 30年ぶりの再会は、こんな風だった。

 大学時代に所属していた音楽サークルの同期会に昨日参加してきた。
同期会のつもりが、サークルのネット掲示板で知った先輩や後輩たちもたくさん参加してくれて大盛況となった。

 あの頃、サークルでいつも入り浸っていた道玄坂の居酒屋が会場であったことも一因してか、30年のブランクは即座に埋まってしまう。
 
 それどころか、いい大人が、と言われる年齢も大きく超えているのに、学生時代にタイムスリップしてしまったようだった。

 私にも不思議な現象が起こった。
大人になってから知り合った人たちと飲むお酒とは確実に違っていたんだ。

 たかがビールジョッキ2~3杯ですごいハイテンションになり、ちょっとのことでげらげら笑い、人の話にいちいち感動し、二次会会場へ向かう道のりを 同期のタエと手に手をとり、けたたましくしゃべり、千鳥足でよろめきながらジグザグに進んで行った。

 途中若いお兄さんが、一緒に飲みに行かない?と私たちに、というよりもジョディーフォスター似の タエに声をかけてきた。

 そしてジョディーフォスター似のタエと中国人のような頭をしていた私に、あろうことか 「ねえ、日本人?」て聞いたのだ。

 これがまた可笑しくって彼らを無視して、日本人?だって。ねえ、日本人?だってよ。と笑いがとまらなくなる。

 このテンションのまま2次会会場のバーに行ってしまった。
そこは、後から見回してみれば、おしゃれな若人が落ち着いてお酒を楽しむようなお店だったのだ。

 そこへ50過ぎのおじさんおばさんが、お行儀悪くけたたましく どっとやって来たのだからたまったものではなかっただろう。

 若者たちよ、ごめんなさい。普段はみんな自制心のある、責任を負った日々を送っているのよ。

 見た目は初老に見えたかもしれないけど、実はあの時私たちみんな20歳だったの。   
無茶よね。 よーくわかってます。

 二次会も終了し、若返りの魔法も解けかかった時、先輩のk原さんが自分の靴がないと右往左往している。 探してみると、ベージュのモカシンが一足ひっそり取り残されていた。 

 これじゃないの? いや、違う違う。どちらかというとお前がはいているのに似てるやつだ。と、もうひとりの先輩、kma田さんがしっかりとはいている黒のスニーカーを指差す。

 kma田さんは、一瞬ポケッとした表情を見せたかと思うとおもむろにモカシンを手に取り、間違えちゃった。とお茶目な顔をした。
どこをどうすれば、ベージュのモカシンと黒のスニーカーを見間違えることができるのだろう。

 せっかっく理性ある大人に戻ろうとしていたところだったのに、またこの瞬間に総崩れ、だ。

 kma田さんは、学生時代の夏合宿で、民宿のお便所サンダルをはいたまま東京まで戻ってきてしまったという前科がある。

 30年経っても、やはり人はそうは変わらないらしい。

 というわけで、まだまだ昨日の余韻をふりきれないまま、今日が始まってしまった。

 そうだ、今日はバレンタインデーだ。ということで、とりあえず日常に戻るためにもハルを連れてお買い物に行き、チョコレートケーキの材料を買ってきた。

 卵を攪拌しながら、トップギアにはいっている精神状態を、数段階のギアチェンジの後、ニュートラルにおさめた。

 いつも通りのケーキが完成した。


 

 
 
 再々再々放送、いやもっと再が必要かなってくらい、何度も放送されるドラマがあるでしょ? あれはやっぱりそれだけ見る人がいるのよねぇ、きっと。

 数日前にまた始まった「恋のチカラ」もそのひとつだと思う。

 私自身、もう今度は見ない。と思いながら、時間がある時なぜか見てしまっているのだ。

 もちろん深っちゃんが好き、というのも理由のひとつだけど。

 話の行き先がわからないからドラマは面白いはずなのに、でもわかっていて見ている安心感ていうのもあるんだと思う。

 それでなきゃ ディテイルは違っているとしても、話の流れやたどり着く先はいつも一緒の 寅さん や 水戸黄門 があんなに長く愛されつづけないでしょう。

 寅さんといえば、以前 BSで「男はつらいよ」を全部放送してくれたので、見てないものは全て見たし私の寅さんライブラリーも完全になった。

 だからいつでも見れるのに それでもあらためてテレビで放送されると、これがまた何故か見てしまうんだ。

 テレビ覧でおなじみのタイトルを見つけたとする。そうするとそのドラマや映画で中心になっていた場所が懐かしく思い出されてそこに浸りたくなるのだ。

 とらやさんのガラス戸、閉店時にかかっているよれよれのカーテン、アルマイトの洗面器を置くのが似合いそうな長四角のテーブル、おばちゃんが大盛りの煮っころがしを作る手狭な台所。そしてみんなで囲む食卓。

 私も行ったことのあるような気になってしまってそこに戻りたいと願うのだ。

 こうして私は何度も何度も同じものを見てしまうのです。
 
朝目覚めてすぐにブログテキストを書き込む。それは私にとってまだまだ夢のような生活だ。こなさなくてはならないルーティーンというやつが山積みになっている毎日。

 それでも後回しにできそうなアイロンなどは、結構溜め込んで それこそお山を作ってしまう傾向は、以前にも触れましたが。。。とうとう昨日その山を切り崩し、まっ平らな地面を踏みしめることに成功。

 気をよくした私は、今日はちょっと優先順位を変えて午前中にこれ書いてます。

 思い起こせばまだ親の庇護の元に暮らしていたとき、すべての時間はほとんど自分のためにあった。何という贅沢だったのだろう。今さらながら あのときそのことに気がついてさえいれば、もっと有効に時間を使ったのにと思う。

 そんなこと考えもしないで刹那的な楽しみを追っていたおばかな私は、ほとんどの時間をだらだらと無意味に過ごしていた。

 それでもたまに編み物などに熱中すると、休日起きると同時に棒針を動かし、食事の時間になると用意してもらったご飯をかきこんではまた定位置に戻り、一段二段と図柄が形をなしていくことに興奮と喜びを覚えながら日がな過ごしていた。

 そんな甘やかされた環境で、ぬくぬくしていたその時の自分に羨望を、またそれを許してくれてた親に感謝を感じざるをえない。

 今まさにだらだら時間を過ごしている大学三年の娘に、そういったことを言ってはみるのだが、やっぱ蛙の子は蛙、たぶん彼女もある程度の年齢にならないとわからないのかもしれない。

 今日はブログを書くんだ。書きたい。と思いつつ、エネルギー&時間切れで見送ることもしばしば。ホームページもリンクさせようと思ってからだいぶたってしまった。実に情けない。

 もうそろそろ優先順位の下克上を敢行するのもいいかな、と思い始めている。
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