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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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 以前のブログに、自分の膝の故障から始まり 電化製品が次々と壊れて あ~まいった。・・みたいなことを書き連ねた時からの いわば続編です。

 ぶいーん と変な音がしていて こりゃかなりやぱいぞ。とそのとき思っていた冷蔵庫は、冷蔵の温度表示が HOT の Hになったままとなり、表示どおりの庫内の高温に、マーガリンもソフトにゆるみテカテカし出す始末。

 この猛暑でしょ。冷蔵庫壊れるなんて、すごい危機感で。
予定外出費は控えよう、とか何とかもう言ってられなくて。
翌日量販店に駆け込んだ。

 冷えたお茶が飲める幸せ。マーガリンは焼きたてのパンにのっけて初めて溶け出す。
氷ができて落ちる音。冷蔵庫のドア一枚の向こう側は、外がどんなに猛暑であっても ひんやり世界を繰り広げてくれている。 ありがたい。・・身に沁みる言葉だ。

 デジカメも修理中。2月に買ったばかりなので、初期不良といえるのかな。
数回に一回フリーズ。そのたびにバッテリー引き抜いて使っていたけど、頻度が増えてこりゃだめだ。と持ち込んだ。

 人間の熱中症に類するものが、家電にもあるのじゃないかしら。この猛暑で。
 
 私の故障した膝は、もう大丈夫なようです。今日もがんがん踊ってきました。
お医者さんにも無罪放免を言い渡され ホッとして。

 バレエ帰りのコインパーキングでの出来事。
私にとってのコインパーキングとは・・・各駐車スペースに番号がふってあって、精算時に自分の番号を入れると料金が表示され、精算後 駐車板が降りるというヤツ。

 そういえば今日の所は 入庫するとき駐車券が出たのに、「車に乗ったまま精算する」ということに考えがなかなか及ばなかった私。頭がすごーく固くなっているんだ。ほんとに。

 その頭の固い私がとった行動はというと、駐車券を持って精算機の前にすくっと立ち、「駐車券を挿入してください。」と書いてあるにもかかわらず その挿入口がないのにあわてふためき、ここだろう、と覆ってある金属カバーを力づくで下に下げ、無理無理顔を出した挿入口に駐車券を突っ込んでみた。

 精算機は 「カードを出します」 とかなんとかわけのわからないことを無機質な声で私に告げながら、挿入口をなんとしてでもカバーしようとするのだ。

 何回か格闘して、「猛暑だもの。精算機も壊れるよね」と自分の真なる愚かさに気がつかないこと2~3分。 ぎゃっ。 と思ったね。

 車で精算機に横付けしたら、あれだけ抵抗していた駐車券挿入口の金属カバーが、最初からこうしてくだされば・・と言わんばかりに、涼しげに スルーッと降りた。

 一番壊れているのは、私だった。



 

 
毎日目にする「ゲゲゲ」の文字。
小さいときから聞きなれて 慣れ親しんできた。

 それでも毎日毎日「ゲゲゲ」「ゲゲゲ」と、その音や文字に触れてると、その当たり前になってた響きや印象が ふとしたことで本来の不思議さを取り戻し、私に迫ってくることがある。

 いつも何も考えずに書いていた漢字の形が、突如としてとても奇妙に見えてしまって、何回書き直しても正しい字を書いている気がしなくなる不思議さに似てなくもない。

 テレビをつけっぱなしで家事をやっていたら、「なつかしのメロディー」的な番組が知らぬ間に始まっていた。

 本当に懐かしいな、と次々流れる歌に耳を傾けていたら、「ゲゲゲの鬼太郎」の主題歌を歌われていた熊倉さんが登場した。

 熊倉さんの独特なお声。お話されているのを聞いているだけで、私のわくわく度は頂点を目指し始めていた。

 あの怪しいメロディーに乗せて歌が始まると、私は完全なる「虜」になっていた。
私の異常な集中力が、熊倉さんの歌の終わりと共にゆるんで 次の瞬間には拍手をしていた。

 どこを探してもきっと見つからない。誰にも似てない。その唯一無二の素晴らしいお声に今さらながら感激してしまった。

 「ゲゲゲハウス」。 子供じゃなく、自分のために買ったのは、私。

 



塩辛トンボ しじみ蝶。
鬼やんま モンシロチョウ モンキチョウ アゲハチョウ クロアゲハ。

この夏、自然公園を散歩していて出逢ったトンボやチョウチョたち。

 いつものことなのだが、塩辛とんぽとしじみ蝶を見るたびに、そのネーミングの素晴らしさに感心してしまう。

 ところどころ地肌が見えつつも まばらに塩を振りかけられた塩昆布のような塩辛とんぼ。 乾いた感じの和の落ち着きが私の目に優しい。

 しじみ蝶。ほんとにあの大きさだし 形 色もかなりいい線いってる。
シジミ貝の貝殻が蝶つがいを軸にパタパタとあおぎ出し、空を飛んでっても本物と見間違えてしまうかもしれない。・・・うそです。実際それはないから。

 できることなら こんな素敵なネーミングをした人に会ってみたいものだ。
ニックネームをつけるのとかすごくうまいんだろうな。
あの有吉くんに勝てるね。

 はるか遠いものを想像力で引き寄せる。まったく別世界の異質のものをひとつのステージに並べる。それを見て 「そうか、実は似てたんだ。」と感じるのは簡単なこと。

 ミンミンぜみ。でもこういう直接的なのもいいな。

残暑のはずなのにまだまだ酷暑とはこれいかに?
早朝散歩もあまりに暑いと罰ゲームをこなしているかのようだ。

 私は汗だく。ハルはというと、まあこんなに舌が長かったのね・・と改めてじっくり観察できる程に激しい息遣い。

 やっとの思いで家に着き、「今日も何とかクリアー。」と思い切りほっとする。

 自然公園は、ただ今 やかましい位のセミの競演。
これを聞かないで夏の終わりはやって来ない。

 せみ時雨にあい ずぶ濡れになって身をゆだねていると、脳がしびれて一瞬トリップしたような感覚を味わった。静寂の中で蓄えた小さな生命。地上での、その燃え尽き覚悟のエネルギーの結集は、数日間という小さな枠組みの中でより密度を増す。

 時空を超えたとしてもちっとも不思議じゃない。

 その異次元世界からの帰り道、数種類の朝顔に出逢った。
紫だったり ピンクだったり。

 満面の笑み、朝日に輝き、潔くしおれる。


 

 


  膝を傷めてから久々にトウシューズをはいて踊った。

 何が衰えたって 足指の力が萎えてしまっていることに驚いた。
普通の生活でつま先立ちになることなんてめったにないわけだから 当然なのかもしれない。

 自分なりのリハビリをして徐々に戻して行く他ない。
当面は家事を爪先立ちでやって、と。・・これ きっととても変な図が浮かぶでしょうが、指 ふくらはぎ、足首を気軽に鍛えるには経験上これが一番。

 50の声を聞いて、体のメンテナンスの重要性をより痛感するようになってから 本屋で立ち寄るコーナーが若いときとは異なってきている。

 もっとも顕著なのが 健康コーナーを一度はのぞいてしまうことだ。
特に 関節 骨 筋肉 について目を引く本があると、必ず立ち読みをし、これは・・と思うものは購入してしまう。

 私の中では お年寄り雑誌のイメージを抱いてしまっていた「夢21」とか「わかさ」を手に取り、思い切って買ってみたのもここ1~2年だったと思う。

 「~をすると(飲むと)~が驚くほどぐんぐんよくなる!」という文句がずら~っと表紙に並んでいる例のヤツだ。

 まさか。そんな。ありえない。というような予測されうる反応をまったくものともせずに、毎号奇跡的発見のようなことがらが 派手な色の超太字で表紙を飾っている。

 そういった健康本や雑誌の使い方は、もしもそこで勧められていることが ちょっとした時間でできて、お金がかからなくて、素人ながらの自分の論理にそっているものであれば、とりあえずやってみようかな。という感じの軽いノリである。

 そのノリで、昨日は「わかさ」創刊20周年記念特大号10月号を買ってしまった。

 でも内容はなかなかのものだった。この中で紹介されている「マッケンジー体操」の理論で一番私が共感してしまうのは、自分で意識的に痛めている部位に働きかけていい方向に引っ張っていく・・というところ。 

 こと筋肉や関節は、いくら優れた医者やマッサージ師がいたとしても、一時しのぎになりがちなのは抗えない事実だろうと思っていたので。

 簡単手軽な動きを能動的に続けることで、関節のゆがみを徐々に矯正していくというのは、私にとって 「やってみる価値のあること」だったので、早速昨日から 「膝関節に驚くほどよく効く」・・という「ひざ押し」を始めた。

 これ系の雑誌は、身体的なものだけでなく、たまに「この絵を毎日見ていると驚くほどの幸福が訪れる!」的な物もたまにあって ちょっと興ざめしなくもないけれど、実は私の枕もとの壁には、以前健康雑誌の付録としてついていた「富士山の写真」が何を隠そう押しピンで留めてあるのだ。

 もちろん私。が留めたのよ。 こんなことで幸福がくるならいいな。って思って。信じる者は救われる・・とも言うし。 富士山の写真も好きだし・・。

 ひざ 首 肩 腰。関節痛、お悩みの方がいらしたら、560円 高くはないと思いますよ。一緒に試してみませんか?

 


 
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