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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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 仕事も休みにしてもらったので、このお盆休みはすっかりオフモードになったしまい、PCも何日も開けずにほったらかしてしまった。

 もしも携帯やパソコンがなくなっても、私に限っては、あ、そうなの? くらいの反応ですんでしまうかもしれない。

 久しぶりに画面に向かうと、なんだかすっかり昔の人に戻ってしまったみたいで、どこか不自然。 キーボードをたたく指もちょっともどかしい。

 じゃあ、この数日間何をしていたかというと、お墓参りに行った一日を除いて、年末でもないのに大掃除に明け暮れていた。

 息子の自立後、立つ鳥後を残さず・・どころか、とてもたくさん不用品を残して行ったので、クロゼットや本箱のぐちゃぐちゃを分別し、順を追ってゴミやリサイクルに出せるようにまとめていたのだ。

自分達の洋服や本の整理もできて、気持ちも、身のまわりも、かなりすっきりした。

 お盆休みの最終日は、大学時代のサークルの同期会があり、いつもの面々が集まった。宮城を拠点に会社を経営している彼の話を中心に、ビールのおかわりをみんなで重ねた。

 翌日、「この次は熱燗がおいしい時期かな。」と、普段、真剣に女子サッカーに打ち込んでいる彼女がメールを送ってきてくれた。

 人の3倍くらいのエネルギーと体力と行動力に恵まれた彼女は、今日、この炎天下、日帰りで甲子園の応援に行ってます。
ちょっと前に、「そのうちカレーのレシピをのせます。」と書いてずいぶん経ってしまった。

 きちんとしてない私は、体で覚えたおおまかな手順によって出来上がる、毎回微妙に違うカレーを、これこそ手作りカレー、と言い切って、そのあいまいさを自分に許してきたのだ。

 この自分の「いい加減」を、角張った四角い枠組みに丁寧に納めて、他の人の目にも心地よくわかりやすいものになるように変換翻訳する必要があったので、先送りにしてしまっていた。

 数人の友達が、楽しみにしてるね・・と言ってくれてたことも手伝って、今回何とかレシピにしてみました。

 ところで、「手作りカレーを作る」 イコール 「たまねぎを長時間炒める」と思うでしょうが、そこは私も手を抜かずにしっかりと茶色くなるまでいためます。

 でもずっと鍋に張り付いているのではなく、オリーブオイルを多めに使って 超弱火の揚げ炒めのようにして、ほかの事をしながら5分ほったからしにした後、混ぜに戻る・・これを10回繰り返せば50分いためられます。

 この方法は、安全性にも大きく疑問を残すでしょうから、真似するときは、どうか自分の完璧な安全管理のもと、行っていただきたいと思います。

 それと、スパイスですが、急にそろえるのもたいへんでしょうから、まずはカレー粉、ガラムマサラ、クミンシードホールのみではじめてもいいと思います
なぜなら ガラムマサラもカレー粉も、結局は いろんなスパイスのブレンドにすぎないからです。好きなスパイスが見つかったら、ホールをつぶしていれてみたりいろいろスパイスのバランスを変えたりするのも、カレー作りの醍醐味と言えましょう。

では、レシピに。


 チキンきのこカレー

材料

たまねぎ      2~3個     チキン   300g
にんにく      3かけ      しいたけ  4個
しょうが      ひとかけ     しめじ   一パック
オリーブオイル   50cc     ほうれん草、なす、ブロッコリー
                   生トマトの細かく切ったもの等   適宜
トマト缶      半缶
白ワイン      大さじ2

カレー粉      大2
コリアンダー    小1
ターメリック    小1
カルダモン     小1
ガラムマサラ    小1
クミンシードホール 大2
小麦粉       大2
塩         小さじ1
こしょう      適宜
クレージーソルト  適宜
たかのつめ     一本  
ローリエ      2枚       
コンソメ      2個
お水        カップ6



1 鶏肉を一口大に切り、塩コショウ 分量外の小麦粉、カレー粉まんべんなくまぶしておく。

2 鍋にいれたオリーブオイルに、すりおろしたしょうがとにんにくをいれて、香りたつまでいためたあと、全量の薄切りにしたたまねぎとたかのつめを加え、たまねぎがじっくり茶色くなるまで炒める。

3 カレー粉と小麦をまぶしておいた鶏肉とクミンシードホールを加える。

4 鶏肉に火が通ったら、トマト缶を入れてざっくりまぜあわせ、そこに白ワインをふりいれる。

5 そこに水を加え、コンソメとローリエ、しいたけのうすぎり、しめじもいれる。

6 30分くらい弱火で煮込む。ときどきなべ底からざっくりとまぜあわせる。

7 かくし味は、お好みで、ウスターソース 醤油 ケチャップ バター チャツネ
りんごの摩り下ろし・・などをいれてください。

8 トッピングには、ゆで卵、なすやかぼちゃのす揚げしたもの、オニオンフライ、揚げワンタン、コーン、ほうれんそう、生トマトの細かく切ったもの、らっきょう、福神漬け、粉チーズなどなど。

その都度あるものをお好みで。

ちょっと手間がかかるようでいて、慣れてしまうと、「残り野菜で、カレーでもつくろうかな・・。」というような軽さで作れるようになれます。面倒くさがり屋の私でも、いまではちっとも面倒に感じません。

是非お試しを。



 昨日、仕事から帰ってから 「やわらかい英文法」を更新しようと思っていたのに、なまけてしまいました。

 ところで、きのう書いたカルピスのことですが、あれから原液をもっと増やして濃くしてみたら、飲んだ後の舌の上のモロモロを鏡で確認することができました

カルピス自体はあの頃とそんなに変わっていないのかもね。大きく変わったのは、取り巻く環境ということなのね。

 英語に行きそびれそうな風なので、軌道修正してっと。

まず 形容詞 と 副詞 の違いに舞い戻ってみる。

無理無理わかりやすい例をあげると、日本語に「上手な」と「上手に」があるでしょ?

彼は、上手なピアニストです・・・これ ピアニスト という名詞を修飾している「形容詞」ですよね。

彼は、上手にピアノを弾く。・・・こちらは、どんなふうに弾くか、と 弾く という動作を修飾していて 「副詞」。

じゃあ、これを英語にしてみます。

He is a good pianist.
彼はうまいピアニストです。

He plays the piano well.
彼はピアノをうまく弾きます。

ここからがややこしいです。
比較の表現を作るのに、形容詞 副詞を 比較級にする必要がありましたよね。
んで、何故だか goodの比較級もbetter 、wellの比較級もbetter と同じかたちなのです。

上の例文を比較級にして誰かと比べてみると、

 He is a better pianist than any other kids in the contest.
彼はコンテストのほかのどの子供達よりもすぐれた(上手な)ピアニストだ。

He plays the piano better than any other kids in the contest.
彼はコンテストのほかのどの子供達よりもうまくピアノを弾く。

となります。上の例文は形容詞の比較級、下は副詞の比較級です。

副詞のbetter でわかりにくい使い方をするものがあります。でもよく使いますのでそのまま覚えることをお勧めします。

Which do you like better, oranges or apples?
オレンジとりんご、あなたはどちらが好きですか?

このbetterは副詞wellの比較級です。私は中学生のとき、より多く好き・・なのだから、なんでmoreじゃなくてbetterなんだろう と疑問に思ってました。

でもネイティブの人がそう喋るからそうなのです。

I like plain Calpis better than fruits Calpis.
私はフルーツカルピスよりも白いカルピスの方がすきです。

という結論で今日はしめます。


 今や「昭和」は「レトロ」と置き換えられるほど、遠い昔になりにけり。

 昭和30年代に生まれて、子供時代を過ごした人たちに、夏の飲み物と言ったら何?・・とたずねれば、カルピスは手堅く上位にくいこむことだろう。

 先日の日曜日にスーパーでカートを押しながら、買い忘れをしないようにと、私はあちこちきょろきょろしていた。そうだ、にんじん買っとかなきゃ。と一袋を手にとり、買い物かごに向き直ると、懐かしい白地に水玉のパッケージが、ひょっこり遊びに来た幼馴染のような顔をして そこに居た。

 犯人は主人。
同い年の彼も、カルピスに対する思いは同じなのかもしれない。

 永遠に続きそうな子供時代の夏休み。 

どこまでも広がる空間で、太陽と 温度を上げた空気のゆらめきが、長い長い暗闇のセミの沈黙を けたたましい叫びに爆発させる。

 その集約された命ほとばしるせみ時雨の中、小さな私は友達の家へと続く小道を歩いていた。

 冷房など無縁の一般家庭。にぶい音をたてて首振る扇風機。
友達のお母さんが、涼しげな氷の音とともに、お盆をささえてあらわれる。

 汗をかいたコップには氷浮かんだ白い液体。

 ほんとに不思議だったんだ。その家庭家庭で、カルピスの味が微妙に違うのが。
希釈の仕方が違うのか。単純な淹れかたにも、実は微妙なバリエーションがあったのかもしれない。

 バリエーションと言えば、その後少し経って フルーツカルピスが出現し、カラフルなことに慣れていない昭和っ子の私達は、とてもびっくりしたものだ。

 あの頃のカルピスを飲んだ後に残る、舌の上の白い繊維のようなモロモロをもう一回経験したくて、いつもより一センチくらい多めに原液をいれ 必要以上に濃くして飲んでみた。

 でもそこには、さわやかな後味しかなくて、あの洗練とは程遠い まだまだ未開発だらけの隙間だらけの昭和のカルピスは、私の手には届かない遠い場所に行ってしまったことを知った。
あれからなんだか私の中で、ささやかなピンクブームが続いている。

ボールペンとシャーペンが足りないので新しく買い足そうと文具コーナーの陳列棚の前に立つ。あるシャーペンの形が気に入る。 これにしよう。じゃあ、色は? そうね、今はピンクかな。

 こんな感じで何気ない物を選んでいると、日常のレールがほんの1ミリ2ミリ動く。容赦ない太陽光線も手伝って。
そうやって私の青いペンケースが、アボカドやかぼちゃみたいな2面性を持ち始めた。

 激しい色は、控えめな量であって欲しい。何かとへなっとなりやすい私が、激しい色の洪水をいつも受けとめられるとは思えない。だから分をわきまえて、アクセントとして配置するよう心がける。紺の中、緑の中、グレー 黒の中におかれると、不思議とピンクは、急に大人顔になる。

 ソフトバンクの携帯CMで、私の大好きなスマップが、「ピンクもあるよ・・」と歌いながら、5人が可愛いフライトアテンダント姿でピンクの携帯を耳にあてていた。

 ピンクのスマートフォンか・・。ちょっとそそられたけれど、やはり自分の今の携帯への愛着を振り捨てて、新しいものに替える勇気とお金がない。

 私は今月の終わりに、またひとつ年をとる。新しい年齢の私は、ピンクだらけになることはなく アクセントとしてのピンクをラッキーカラーにしていくことになるのだと思う。











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