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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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 この年でバレエを続けるのはそりゃ無理があるのはわかっている。
30代半ばで始め、15年近くやってきて、やっと最近わかってきたことがあるのでもう少し続けてみたいのだ。
 
 続けるためには毎日のストレッチと筋トレはかかせない。
ちょっとさぼると形状記憶合金のようにもとの硬い体にもどってしまうからだ。


 私が特に苦労したのは股関節。
バレエが必要とするのは、左右の足の付け根から足全体が外側に回り、両ひざの裏側同士、かかと同士がぴったりと合わさるフォームである。

 典型的な日本人的股関節を持った私は、何もしなければ本当は内股で、直立するとお膝同士が内側に向かってこんにちわ をしてしまう。

 未だに体を矯正中であるという事実に、時折可笑しくなってしまう。

 本格的にバレエ人生を歩んだ人は、とても小さなうちに体を作り上げ、技術の習得、表現力の習得に励みながら舞台で踊りこみ、40代半ば位までに引退する場合が多いのだろう。

 素人はその点あつかましく行ける。特に大人になってから始めた私などは、今なお発展途上なのではないかと思う傾向がある。事実は別として。

 バレエ界の雲の上の人であるベルリン国立バレエ団の中村祥子さんのお話で、とても感動したことがある。

 彼女はもともとO脚で日本人的骨格に悩まされたこともあったそうだ。しかし骨格は変えられないけれど、意識して筋肉を使っていけば、筋肉はその方向に移動するというのだ。ラインは変えられると。

 そういう彼女が出演する”カラヴァッジョ”は、本当に素晴らしい。
彼女の黒髪が 東洋的な顔立ちが、逆にシャープなアクセントになっている。
あの世界屈指のダンサー、ポーリーナにまったく見劣りしない。

 自分の体の欠点を見せない賢さがある。とマラーホフに言わせた祥子さん。
そして直接的な褒め言葉より、そのマラーホフの言葉に感動していた祥子さんに、私は感動する。

 

 
 
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