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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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 転換期・・とでも申しましょうか、私の周りは、従来の慣れ親しんだ
環境から、新たなそれへと変わりつつある。

 まず 娘がアパートを借りて、先週家を出た。
息子も先んじてひとり立ちをしていたので、我が家は2人と一匹の
小さな家族になった。

 引越し、というと、今ある荷物をすべて荷造りして、一日集中型で
ごっそりと移動するものと思っていたが、娘の部屋は、「立つ鳥そのまま
ぐっちゃり残す」・・である。

 引越し業者を頼まず、自分の車で少しずつ運んで、家具も新しい部屋に
あったものを買うんですって。

 言いたいこともあるけれど、ま、自分で稼いでるんだし、自分の身の丈に
あった生活をしてくれるなら文句はありません。

 で、私はというと、年とともに、こじんまりと身ぎれいに暮らして行きた
いな、というのが目標のひとつだったので、今日は洗面所、明日は机の引き
出し・・とちょこっとずつだけど、片付けに励んでいます。

 あと、12年乗った、思いで深い車にさよならして、新しい車を運転して
います。

 車なんて、工業製品の代表みたいな物なのに、お別れするとき 
ありえないほどセンチメンタルな気持ちがこみ上げてしまった。

 家族4人で、山に行ったりキャンプしたり、ずっと子供の成長とともに
走り続けてくれた車だったからね。

 さてさて、とっても身軽になった私。

身の回りの物もそぎ落としながら、自分自身もすくっと立てる場所で
大地を踏みしめて、進んで行きます。


私は今、非常にマズイ状況にある。

学生時代、試験前になると、勉強をそっちのけにして、本を読んだり映画を
観始めたりした経験を持つのは、何も私だけではないだろう。

でも大人になっても、相変わらずそれを続けているのは、恥ずかしながら、私
です。

土曜日に、所属する英語クラブでスピーチをしなくてはならない。
しかも、今回のプロジェクトは、今までとは大きく毛色が違う。

リサーチを基に、スピーチ?
この難題に、どうしよう・・と戸惑いながら、のろのろと歩みを進めて
ここまで来た。

本番2日前の今日。3度の推敲を重ねて、何とか原稿が仕上がった。

これから、スピーチのレベルに持っていくために、だいたいを頭に入れて、
表情をつけていく、という難題が目の前にある。

・・・たぶん、私は、ここから逃げたいのね。

まずは、ネットをつなぎ、コピーライターの糸井重里さんのサイト、
ほぼ日 を読んでいたら、糸井さんが編み物を始められたことを知る。

いやだ。どうしよう。私も今、編み物したい!

子供が大きくなってから、ずいぶんと遠ざかっていたのに、急にムラムラと
編み物熱が湧き上がってきてしまった。

さすがに、突っ走ってしまうほど若くはないので、欲求不満にならないように、
とりあえず自分の愛用している毛糸製品の写真を撮ってみた。

それだけで飽き足らず、いろんなものを撮り進めているうちに、手軽でチープ
なお散歩用コーディネートを床にセットアップして、遊びだしてしまった。

そんなこんなで、このブログの更新も含め小一時間、たっぷり遊んだら、
気が済んだ。

でも気がついたのよね。こういうこと本当に楽しいって。

ちなみに、今日のコーディネートは・・・





ジャケットは、ユニクロのバーゲンで1290円だったもので、柄物と無地を二枚
重ねにしてみました。

マフラーは、麻100%の肌触りの良いもので、もう閉店してしまった雑貨屋さん
の閉店セールで、半額の1500円で買ったものです。





帽子は、ネパール製で、フェアトレードで、これはちょっと高くて、3800円
くらいです。





パンツは、15年前のもので、キャメル色の革パンで、古すぎて、値段は
わかりません。

あ~、楽しかった!!

これで、私は落ち着いて、スピーチの練習に移行できます。
ちなみに、スピーチのタイトルは、
Happy people in a happy country
です。

国民総幸福量 GNH で有名になった、ブータン王国についてです。

これについては、また後に熱く語りたいと思います。

では、Wish me luck !
熱の出る風邪、鼻が出る風邪、おなかにくる風邪。

この一週間、いろんな風邪のバリエーションを経験中。

ただいまお腹の調子が どうにも心もとない。

なんとなく吐き気もするのに、なぜか食欲だけはあるのはなぜだ?

2~3年前までは、同じような風邪で、食欲減退が進み、周りが気づくほど
げっそりしていたはずだ。 

今は逆に、食べるのに動かなくなるので、病気なのに 太る。

なにもかも あつかましく図太くなって来ているということなのか。

 水曜日はプラスチックゴミの日。

ゴミ収集車が来る前に、集積所から風に飛ばされたプラスチックゴミの袋が
ポツンとひとつ、視界に入ってきた。

戒めるように、ぴたっと止まり、そのゴミへと方向転換する。

大人なんだもん当たり前よね。と ちょっといい気になって拾ってみたら、
見たことのあるものばかりが半透明の袋に詰まっていた。

ぎゃっ。家のゴミじゃないの・・・。

このタイプの恥ずかしさは、生きていると実によくぶつかる。
私だけ・・なの?

自分のゴミを定位置に戻して、散歩を続けていたら、もっともっと遠くに
飛ばされているゴミを見つけた。

帰りに拾えばいいじゃない。と散歩を先にしたら、すっかりそのことを
忘れてしまった。

翌日思い出してその場に行くと、悲しいことに、悲惨な状況になって
しまっていた。

ゴミ袋の結び口が緩んで、中身が風に飛ばされて、ちりちりばらばらになっていた
のだ。

私は、頭がモヤモヤしながらも、それを無視した。
面倒くさかったのだ。

翌日管理人さんが、きれいに片付けてくれていた。

自分の本性を、知っているつもりだけど、こういうことがあると、どんより
してしまう。



時折、風がうなり声をあげ、枯葉や砂埃を舞い上げる。
こんな日は、絶対ふとんを干しては行けない。
これ、我が家のきまり。

我が家の、6階という高さも弱気になる一要因でありながら、バルコニーが実に 
ふとんばさみが変形してしまうほどの 厚みのあるコンクリート製なのだ。

「ふとんが吹っ飛んだあ~~!」なんて、笑ってなんかいられない。

・・・冗談じゃない。
本当に干してあった羽根布団が吹っ飛んで、行方知れずになり、新しいのを
買いなおした という経験を持つ私なのだ。

 愛着のあった布団と木の葉模様のふとんカバー、そして何よりもそれまでの
私たちの濃厚な関係も、あっさりとおじゃんになり、かなりへこんでいたんだ。

それなのに、人に言えば、「それ」を言わずにはいられないようで、みんな
口を揃えて、「ふとんが吹っ飛んだあ~!」とまるで台本でもあるように、
会話のどこかに挟み込んできた。

しっかしー、それにしてもだ。
落っこちていそうなところをくまなく捜し歩いてもなかったということは、
誰かが、こりゃいいふとんが落っこちてきた・・と自分で使っている可能性が高いと
いうことだ。

私には、その感覚が信じられない。

ま、いいや。もしも喜んで使ってくれているなら。 

 生協で、有機野菜のセットを頼んだら、一見さつまいもに見えないような、巨大でほとんど球形に近いさつまいもが入っていた。

 何に使おう・・ この ごっついの。
てんぷら 大学芋 スイートポテト。
ただふかして、食べてもいいな。

あれ? そう言えば、最近石焼きいも屋さんの声聞かないな。(むなしいテープの声だったりするけどね。)

レトロな昭和が描かれる映画などを見るとき、必ず惹きつけられるのが、行商人の粋な声。

お豆腐屋さん、さお竹屋さん、金魚屋さん、氷屋さん 風鈴屋さん。

聞きなれた人の声が、夕暮れ時に馴染んでいくって、あこがれちゃうなあ。

今私は、「生」・・なま の感覚に飢えているのかもしれない。
生ものを介さずに、すべての事が効率的にできる今の時代。

 テレビを観ていたら、キューバの日常が目に飛び込んできた。
絵に描いたようなビッグママが、踊りながら 高らかに歌いながら かごの中の
物を売っていた。

 白い紙切れに包まれた筒状のものが、何であるのか最後までわからなかったが、
あんな風に物を売ってくれたら、いらない物でも買っちゃいそうだ。

 鳴り止まない風の中に、はるか昔の金魚屋さんの声を探す。
昨日雪が降った。・・の他に、我が家では、昨日は息子の誕生日だった。

料理人修行中の息子が去年の暮れに、「お正月休みに、みんなで食べに来れば?」とさりげなく
誘ってくれた。 向こうがわざわざそう言ってくれるなら・・とおばあちゃんも連れて息子の
働く店へ家族で押しかけた。

料理長 副料理長 のご好意もあって、今まで食べたことのないご馳走をいただくことになって
しまった。

おなかいっぱい満足して、だんながお会計をしようとすると、フロアーマネージャーが、
「もうすでに彼から頂いておりますよ。」と、満面の笑みをたたえて言った。

そこで私がすぐさま感じたことは、「やだ。そんなの。可愛そう。」

情けない母親である。
休みも切り詰めて働き通しの彼を、口には出さないようにしていたけれど、かわいそうで心配で
しょうがなかったのだ。

本人は、「きついけど、仕事楽しいよ・・」って言ってるのに。

メールで、「きっちりお会計だけは私たちにさせて。」 と 送ると、
「かっこつけたのに、今更受け取れません。そんなことやめてください。」
と返って来た。

というわけで、だんなと相談して、誕生日を盛大に祝おうじゃないか。
という運びになった。

男物の洋服や小物を選ぶのがすごく好きな私は、るんるんしながら息子に似合いそうな物を
選んでいった。

そうだな、あとはケーキでも焼くかな、と思い立ち、「何がいい? ややこしいのでも頑張ってみるから。」とメールすると、

「りんごのシブースト!」

いったい何じゃそれ?
・・・ということで、ネットで調べて、材料と手順から判断して、これなら悪くないんじゃないの?
と思えるレシピにそって何とか作り上げた。

見たことも食べたこともないものを作るって、不思議な体験。
でも、それはそれで 良かったみたい。

偶然にも、自分の誕生日にお休みがとれた息子が、久しぶりに家に戻ってきた。 お昼ごはんとケーキを食べた後、カーペットが買いたい、という息子とイケヤに行った。

素敵なモスグリーンのカーペットを買う息子の横で、私もベージュのそれが欲しくなって
しまって、どうしよう・・と迷いながら、でも、やめた。

夕方から、友達が祝ってくれるんだ。と言って息子は出かけていった。

もう、21歳か。 はやい。








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