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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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満開の桜の上に、雨がしめやかに降り注ぎ、しっぽりと濡れそぼった
花びらたちが怪しげな色気を漂わせている。
晴天の桜は言うまでもなく美しいけれど、雨の桜もまた違った風情が
楽しめる。でもこの桜、週末までもって欲しいな。

いつの間にか4月になってしまった。「お昼」という言葉と隣り合わせの
ような番組「笑っていいとも」が終了してしまって、ひとつの時代が
終わった感が否めない。なんだか寂しい。

自分の娘や息子を見ていて感じることなのだが、今の若い人はテレビをあまり
観ないようだ。理由は単純で、その時間をネットに割いているからなのだろう。
息子は特にテレビに疎くて、AKBの誰かの名前をひとり挙げよ・・ともしも言っ
たとしても、多分一人も出てこないんじゃないかと思う。

彼らには私が今感じている寂しさは、全然わからないんだろうな。
ずっとあるものと思っていたものが突然途切れてしまったあとの欠落感。
始めがあればそりゃ終わりがあるのは当然で、全てに言えることなのに。

私ももうすでにいい歳なのだから、「続くこと」ばかりに目を向けていないで、
「有終の美」ということも視野に入れていかなくては。

そういえば桜だって散り際こそ美しい。



昨日の朝、車から見る外の景色がいつもと違っていた。
辺りがシーンとしている。
ランドセルを背負った子供たちが消えた。ジャージ姿の中学生も
見当たらない。
あ~、そうか。春休みが始まったんだね。と納得するまでにちょっと
時間がかかってしまった。

そんなこともすっかり忘れて、私は家に帰るとオンラインで映画のチケットを
予約していた。水曜日は映画を1000円で観れる楽しい「レディースデイ」。
心弾んで出かけて行ったら、春休み初日とあって、映画館はお母さんと
お子さんたちで溢れんばかりだった。

でも私の観た映画「それでも夜は明ける」には、さすがに子供さんたちは
居なかった。

この映画は実話に基づいたもので、奴隷制度の残酷さを赤裸々に描いている。
この映画を観た後、私は単純に「人間」、辞めたくなってしまった。
人間の本質を目の当たりにして、自分自身さえも恐ろしくなったのだ。

人間の奥底に組み込まれている残忍性。どうかすると差異を差別化へと大きく
膨らませてしまう嗜好的傾向。ひとりの人間がもうひとりの人間を「物」として
扱う。その「物」が、実は赤い血が流れ、感情があるという事実を生き埋めに
して素知らぬ顔をする。

この映画を観る意味は、たぶん自分たち人間の持っている恐ろしい本質を今一度
認めることであり、と同時に悲惨な出来事を繰り返してはならないとひとりひとり
が心に誓うことであるのだと思う。そのためには、起きたことを事実だと認める作業
が必要で、それはこれまで人間の歴史の中で起きたすべての悲惨な出来ごとにも言える
ことなのだと思う。

残忍とか悲惨とか残酷とか、ネガティブな言葉をたくさん使って気持ちが疲れて
しまったので、ちょっと前に撮った早春の写真を、桜の開花前に載せようと思う。






















アナログだらけの「昭和」という時代にどっぷり浸かって育った
私が、スマホを持ち、スカイプで外国の人と話し、ブログを書いている。
なんだかんだ言いながらも現代のテクノロジーにけっこう恩恵を受けて
いるという事実。

先週の木曜日から新たなものがもう一個加わった。
留学しなくても有名大学教授の授業が受けられるという夢のようなプログラム
「coursera」にサインインしたのだ。
私が取ったクラスは「Buddhism and Modern Psychology 仏教と現代心理学」
というテーマで、ありがたいことに授業料は無料。

この授業の目指すところは、仏教的視点、現代心理学的視点から、「人間の苦しみ」
を検証し、苦しみからの解放へと導くこと。

そうか。・・人間て現状に満足できないようになっているのね。それは種を残していく
ための自然選択(natural selection)であって、それは私たち人間の長い歴史を通して
刷り込まれて来たものだからしょうがないんだね。
つまり満足感をある程度感じて幸せになるためには自然選択に逆らうアプローチが必要
らしい。

私たちが抱く感情というのは現実とかけ離れている。とも言っていた。
人間の思考回路は往々にして事実を歪めて観る傾向にあるらしいの。
だからその歪んだ見方を取り除ければ、またひとつ苦しみから逃れられるのかもね。

ということで、イントロダクションの一回目にして、私はなんだか気が楽になった
気がする。「人間はそういう風にできている」と言われれば、覚悟が決まるからだ。

これから約2ヶ月間の授業を受けて、「瞑想」も自分の生活の中に取り入れて、
自分とうまく折り合いつけて生きて行くヒントをしっかりともらおうと思う。

大好きな友達の一人が私と同じ病気になってしまった。
何か私にできること・・と考えても、家に来てもらって私が心を込めて作った
ご飯を食べてもらって、思いつくままに一緒にお話してゆっくりとくつろいで
もらうことくらいしか思いつかなかった。

ずっと元気のなかった私は、彼女が来てくれると分かってから、少しづつ準備
を進めてった。当日に焼きたてパンも料理もスープもデザートも、と欲張ると
パンクする恐れがあるので、例えばケーキの土台は焼いておいて冷凍しておく
とか、前日の夜にスープとサラダは完成させてしまうことで、結果様々な手作り
の物を楽しんでもらうことができた。

メニューは、
オーブンから出たばかりの焼きたてパン「ベーグル」
早朝作った「クルミとレーズンのライ麦パン」「具だくさんの
ミネストローネ」「にんじんドレッシングをかけた5色のサラダ」
「アボカドとポテトのサラダ」添え物として「スモークサーモンと
クリームチーズ」デザートが「モンブランケーキ と チーズケーキ」
コーヒー 春爛漫ブレンド、 紅茶 シャンパーニュロゼ、そば茶
・・と、久々に思い切り腕をふるった。

共通の友達も呼んで、3人で「魂」の話をいっぱいしました。

その夜に、「幸せになりました」「愛をもらいました」
と二人からメールが届き、自分のしたことが人を幸せにできることに
私は幸せを感じて、また少し元気になりました。
体力エネルギー気力が底をついてしまい、小さな殻の中で
非・活動的に暮らしていたら、一ヶ月が過ぎてしまった。

でもここ2、3日あたりは,ほとんど横ばいながらもなだらかな上向き加減に
向かっている気がする。気づくと、伏し目がちだった目線をちょいとあげて
あたりをキョロキョロしていたのだ。

欝っぽい状態から抜け出るきっかけはその都度違うけれど、今回は、
「自分がダラケていても周りに迷惑かけていないからいいんじゃないの?」
と開き直ったことが大きい。

あと、ローズマリーとレモンの香りに助けられたかな。
バレエの友達が、朝にローズマリーとレモン、夜にラベンダーとオレンジスイート
のエッセンシャルオイルの香りを嗅げば、認知症予防になる・・と教えてくれた。

たけしさんのテレビで紹介していたそうで、そのあとどこのアロマショップに行っても
エッセンシャルオイルは品切れだったそうな。テレビの影響力は凄い!

で、私はどうしたかと言うと、家にあるローズマリーの葉先をふたつぷちんとちぎり、
レモンの皮を小指の爪ほどの大きさに薄くこそげて、直接鼻の穴に突っ込んでみた。

これがけっこう効いた。このオイルの組み合わせは認知症予防だけでなく欝症状にも
いいみたい。昔アロマの勉強をしていた時のうんちくを思い出すと、ローズマリーは
頭脳明晰作用があり集中力をあげてくれるオイル。レモンはリフレッシュ作用が
あり、心身の疲労に効果的なオイル。

なんだこんな身近にこんないいものがあったなんて。

エッセンシャルオイルも使いながら、でも私はこの葉っぱと皮の直接詰めに救われた
気がするので、これが毎朝の習慣になりつつある。
見た目が余りにも滑稽なのでマスクを付けるようにしているが、家にいるときは
そのまんま「バカボンのパパの鼻毛」のように、ローズマリーを鼻からはみ出させて
家事をしている。バカボンのパパは元気の元だから、これでいいのだ。







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