日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
ジェルネイルをしてから10日も経つと、爪の生え際のところに生まれたばかりの
爪の部分が、新しく3ミリ程顔を覗かせているのがわかる。
新しさを今だに生み出してくれている「着実に仕事する自分の体」にハッとする。
それにしても体の変化ってとてもゆっくりよね。年を取るのだって年月をかけて
ゆっくりゆっくり積み重なっていくわけで。
事故や病気で故障したり、大きな手術をしない限り、「からだ」の変化はいつも面白い
ほどにゆっくりで、毎日一緒にいる家族などはその微細な変化に気づかぬままに日々を
過ごしがちだ。ある日、昔の写真を否応なく突きつけられて、お互いの変わりように初めて
気づき、過ごしてきた長い年月を振り返る、というようなものだろう。
ハルはその点ワンコだから、悲しいかな人間よりも老化の速度が早いはず。
でも私にとってのハルはどんな時でもちっちゃな子犬のよう。そのように見えるだけではなく、
ずっとそのように接して来てしまった・・そう、この大切な8年間。
今日は7月6日、ハルのお誕生日です。今日で9歳になりました。
7歳をこえた頃から、ドライフードもシニアに変えて、最近は白内障予防の目薬にまで
及んでいる。獣医さんの健康チェックで、「問題はありません」と言ってもらえたのだけれ
ど、最近とてもまぶしそうな表情をよくするので、心配になって目薬を購入したのだ。
歯磨きさえも嫌がるハルに目薬なんて・・というのは、杞憂に終わり、今では、
「ハル~、お目めの時間よ~」というと、ビューンと飛んできて私の前にコロリと横向きに
なるほどお気に入りの時間になってくれた。目が潤う感覚が、ハルはとっても好きみたい。
これで調子に乗った私は、お散歩時の犬用ゴーグルまで買ってしまった。
が、これはまったく予想を裏切ってはくれなかった。目の上にのせた後30秒くらい固まって、
ふと我に帰るとすぐに前足ではずしてしまう。しょうがない。これはカッコだけのヘアーバン
ドとしてたまに使うか・・。
9歳か・・。まだまだ元気に見えるハルも確実に年を取っているということだ。
飼い主の私は、万全なサポート体制で彼を見守り、ハルが健康で楽しい日々を少しでも長く
送れるように行動し、ただ願うだけだ。

爪の部分が、新しく3ミリ程顔を覗かせているのがわかる。
新しさを今だに生み出してくれている「着実に仕事する自分の体」にハッとする。
それにしても体の変化ってとてもゆっくりよね。年を取るのだって年月をかけて
ゆっくりゆっくり積み重なっていくわけで。
事故や病気で故障したり、大きな手術をしない限り、「からだ」の変化はいつも面白い
ほどにゆっくりで、毎日一緒にいる家族などはその微細な変化に気づかぬままに日々を
過ごしがちだ。ある日、昔の写真を否応なく突きつけられて、お互いの変わりように初めて
気づき、過ごしてきた長い年月を振り返る、というようなものだろう。
ハルはその点ワンコだから、悲しいかな人間よりも老化の速度が早いはず。
でも私にとってのハルはどんな時でもちっちゃな子犬のよう。そのように見えるだけではなく、
ずっとそのように接して来てしまった・・そう、この大切な8年間。
今日は7月6日、ハルのお誕生日です。今日で9歳になりました。
7歳をこえた頃から、ドライフードもシニアに変えて、最近は白内障予防の目薬にまで
及んでいる。獣医さんの健康チェックで、「問題はありません」と言ってもらえたのだけれ
ど、最近とてもまぶしそうな表情をよくするので、心配になって目薬を購入したのだ。
歯磨きさえも嫌がるハルに目薬なんて・・というのは、杞憂に終わり、今では、
「ハル~、お目めの時間よ~」というと、ビューンと飛んできて私の前にコロリと横向きに
なるほどお気に入りの時間になってくれた。目が潤う感覚が、ハルはとっても好きみたい。
これで調子に乗った私は、お散歩時の犬用ゴーグルまで買ってしまった。
が、これはまったく予想を裏切ってはくれなかった。目の上にのせた後30秒くらい固まって、
ふと我に帰るとすぐに前足ではずしてしまう。しょうがない。これはカッコだけのヘアーバン
ドとしてたまに使うか・・。
9歳か・・。まだまだ元気に見えるハルも確実に年を取っているということだ。
飼い主の私は、万全なサポート体制で彼を見守り、ハルが健康で楽しい日々を少しでも長く
送れるように行動し、ただ願うだけだ。
スポーツを純粋に観て楽しむことの他に、私はトップアスリートたちの言葉を聞くのが
とても好きだ。
ひとつのスポーツを極めようと、ぎりぎりまで体を作り上げていく過程で、自分の体と心を
俯瞰で見るもうひとりの自分が生まれる現象は、サッカーの本田選手の「リトルホンダ」で
より明らかになったけれど、私はこれまでのお気に入りのスポーツ選手の言葉の中に、同じ
ような目線を常に感じてきた。そしてその冷静な目線こそが、彼らの言葉に惹きつけられる
大きな理由なのだと思う。
彼等は決まって言うのだ。うまくいっている時よりも、故障したときやスランプの時こそ
自分を成長させるのだと。それは多分、追い詰められた時にこそ、この「ミスターリトル・・」
との会話が親密さ深刻さを増し、そこからようやく見えてきた方向性に向かう決心をすること
で、周りの圧力や自分自身のネガティブな感情によって捻じ曲がることなく静かな一歩を踏み出
すことが出来るからだと思う。
彼等は・・例えば野球とかサッカーに人生をかけて、人生経験のほとんどをその狭い世界で
享受しているように見えるけれども、実はその限られたフィールド内で、より普遍的な思索
をしていて、「生きる」ことに、鋭い洞察と悟りを開いているのである。
ブラジルから帰国した侍ブルーの面々に、「ミスターリトル」との充実した会話がなされること
を願ってやまない。
先週の水曜日、本当に久しぶりにママ友仲間 3人と会って、ランチを楽しんだ。
20年以上前に、お砂場で遊んだりお互いの家に行き来していた子育て仲間だ。
2、3歳だった子供たちが今では20代半ばになっているのだから、本当に月日はあっと
いう間に経ってしまった。そこだけに目を向けるとため息が出てしまう。
久しぶりにみんなに会うから、美容院でも行きたいけれど、まだ円形脱毛が治ってないし、
洋服は捨てるほどあるので、ネイルサロンで久しぶりにネイルをしてもらった。
指先を見ては、ちょっとウキウキしている。
こんなに気分が上がるのなら、夏に向けて足のネイルもしてもらおうかと思っている。
サンダルが映える、とっても濃い色のをね。
とても好きだ。
ひとつのスポーツを極めようと、ぎりぎりまで体を作り上げていく過程で、自分の体と心を
俯瞰で見るもうひとりの自分が生まれる現象は、サッカーの本田選手の「リトルホンダ」で
より明らかになったけれど、私はこれまでのお気に入りのスポーツ選手の言葉の中に、同じ
ような目線を常に感じてきた。そしてその冷静な目線こそが、彼らの言葉に惹きつけられる
大きな理由なのだと思う。
彼等は決まって言うのだ。うまくいっている時よりも、故障したときやスランプの時こそ
自分を成長させるのだと。それは多分、追い詰められた時にこそ、この「ミスターリトル・・」
との会話が親密さ深刻さを増し、そこからようやく見えてきた方向性に向かう決心をすること
で、周りの圧力や自分自身のネガティブな感情によって捻じ曲がることなく静かな一歩を踏み出
すことが出来るからだと思う。
彼等は・・例えば野球とかサッカーに人生をかけて、人生経験のほとんどをその狭い世界で
享受しているように見えるけれども、実はその限られたフィールド内で、より普遍的な思索
をしていて、「生きる」ことに、鋭い洞察と悟りを開いているのである。
ブラジルから帰国した侍ブルーの面々に、「ミスターリトル」との充実した会話がなされること
を願ってやまない。
先週の水曜日、本当に久しぶりにママ友仲間 3人と会って、ランチを楽しんだ。
20年以上前に、お砂場で遊んだりお互いの家に行き来していた子育て仲間だ。
2、3歳だった子供たちが今では20代半ばになっているのだから、本当に月日はあっと
いう間に経ってしまった。そこだけに目を向けるとため息が出てしまう。
久しぶりにみんなに会うから、美容院でも行きたいけれど、まだ円形脱毛が治ってないし、
洋服は捨てるほどあるので、ネイルサロンで久しぶりにネイルをしてもらった。
指先を見ては、ちょっとウキウキしている。
こんなに気分が上がるのなら、夏に向けて足のネイルもしてもらおうかと思っている。
サンダルが映える、とっても濃い色のをね。
例えば、水道水でお茶碗を洗う。流れる水の心地よい冷たさ、水の勢いを手の甲
手の平に受け、その圧を感じる私の皮膚。まあるいお茶碗に沿わせる動きは、肩周り
の筋肉に少しばかりひねりを加えるようだ。体の感覚に焦点を合わせて集中すると、
ばらばらだった私全体がひとつにまとまりだす。そして私の頭は空っぽになる。
ウェブの授業で、「仏教と現代心理学」を勉強したことをきっかけに、実際の瞑想
のクラスに通いだしてから2ヶ月程経つ。とは言っても、2週間に一回というゆる~い
クラスなので、まだ4回目が終わったところ。
瞑想というと、座禅を組んで目を閉じるイメージがあると思うけれど、私の教わっている
ヴィパッサナー瞑想は、座る瞑想以外に「気づきの瞑想」と言って、体を動かしながら
その動きそのものに集中し「気づきを入れる」というものが、どちらかというとメイン
である。
人間は妄想幻想をする唯一の動物であり、それによりクリエイティブな活動を可能に
させている反面、事実とは全くかけ離れた妄想により、怒り 嫉妬 悲しみ 苦しみ
心配を助長させ、目の前にある幸せを手放してしまっている傾向にあるらしい。
で、そのネガティヴな妄想を止める一つのツールとして瞑想が頼もしくそこに存在する。
瞑想の過程で、すべての動きに「気づき」を入れていくのだ。頭に何かがよぎった場合でさえ
も、例えばそれが怒りであったら「怒りを感じている」「胃が縮んで痛みを感じた」・・
と冷静に気づきを入れ、そこから余計な妄想にエスカレートする前に自分をニュートラル
に戻すのである。
不思議なことに、ここ数週間私はとても穏やかで平和である。
瞑想が効いているのかな。
私の場合は、たいてい 体の不調、体の痛さから気分が暗くなっていく傾向にあるの
だが、瞑想のクラスに通うようになって以降、不調や痛さを感じた時に、それを感じて
いる体の部分に意識を集中させて観察し、できるだけそこへ空気を送ってあげるように
深い呼吸をしていると、かなり改善されることがわかったのだ。
あ~、また体力低下だ・・やりたいこともできなくなる・・なぜなの?・・
せっかく調子良かったのに・・もうどんどん悪くなるかも・・
これらのネガティブな妄想を挟む余地を持たないことだけでも、随分と違うようなのだ。
それにしても、このクラスに通いだして私が痛感したことは、「私は本当の意味でその時
その時を生きてこなかった」ということ。
何かをしながら、次のしなくてはならないことに頭を働かせて生きてきたような気が
する。その今しているそのことに集中し実感し経験することを、もったいないくらいに
しないで来た気がする。私のひとつひとつの行動と私の思考は気持ちよくシンクすること
なくばらんばらんであったのだ。私のこれまでの人生で、不注意からくる失敗が多いと
いうのも、これで十分説明がつく。
私は思ったんだ。私にこれからできることは、ただその瞬間瞬間をきちんと生きていくこと
だけだとね。
手の平に受け、その圧を感じる私の皮膚。まあるいお茶碗に沿わせる動きは、肩周り
の筋肉に少しばかりひねりを加えるようだ。体の感覚に焦点を合わせて集中すると、
ばらばらだった私全体がひとつにまとまりだす。そして私の頭は空っぽになる。
ウェブの授業で、「仏教と現代心理学」を勉強したことをきっかけに、実際の瞑想
のクラスに通いだしてから2ヶ月程経つ。とは言っても、2週間に一回というゆる~い
クラスなので、まだ4回目が終わったところ。
瞑想というと、座禅を組んで目を閉じるイメージがあると思うけれど、私の教わっている
ヴィパッサナー瞑想は、座る瞑想以外に「気づきの瞑想」と言って、体を動かしながら
その動きそのものに集中し「気づきを入れる」というものが、どちらかというとメイン
である。
人間は妄想幻想をする唯一の動物であり、それによりクリエイティブな活動を可能に
させている反面、事実とは全くかけ離れた妄想により、怒り 嫉妬 悲しみ 苦しみ
心配を助長させ、目の前にある幸せを手放してしまっている傾向にあるらしい。
で、そのネガティヴな妄想を止める一つのツールとして瞑想が頼もしくそこに存在する。
瞑想の過程で、すべての動きに「気づき」を入れていくのだ。頭に何かがよぎった場合でさえ
も、例えばそれが怒りであったら「怒りを感じている」「胃が縮んで痛みを感じた」・・
と冷静に気づきを入れ、そこから余計な妄想にエスカレートする前に自分をニュートラル
に戻すのである。
不思議なことに、ここ数週間私はとても穏やかで平和である。
瞑想が効いているのかな。
私の場合は、たいてい 体の不調、体の痛さから気分が暗くなっていく傾向にあるの
だが、瞑想のクラスに通うようになって以降、不調や痛さを感じた時に、それを感じて
いる体の部分に意識を集中させて観察し、できるだけそこへ空気を送ってあげるように
深い呼吸をしていると、かなり改善されることがわかったのだ。
あ~、また体力低下だ・・やりたいこともできなくなる・・なぜなの?・・
せっかく調子良かったのに・・もうどんどん悪くなるかも・・
これらのネガティブな妄想を挟む余地を持たないことだけでも、随分と違うようなのだ。
それにしても、このクラスに通いだして私が痛感したことは、「私は本当の意味でその時
その時を生きてこなかった」ということ。
何かをしながら、次のしなくてはならないことに頭を働かせて生きてきたような気が
する。その今しているそのことに集中し実感し経験することを、もったいないくらいに
しないで来た気がする。私のひとつひとつの行動と私の思考は気持ちよくシンクすること
なくばらんばらんであったのだ。私のこれまでの人生で、不注意からくる失敗が多いと
いうのも、これで十分説明がつく。
私は思ったんだ。私にこれからできることは、ただその瞬間瞬間をきちんと生きていくこと
だけだとね。
「生き物」っていうと、我が家では 犬のハルくんであったり窓辺やベランダの
植物、そしてついでながら私たち人間が含まれると思うけど、今ね、寡黙な「生き物」
がキッチンのお鍋の中で息づいている。 正体は「米麹」。
おかゆと米麹を混ぜて、朝晩2回、人肌に温め直して優しくクルクルとかき混ぜる。
自家製甘酒完成を夢見て、先週の水曜日からこの作業を欠かさず行っている。
同時に「塩麹」も進行中。彼等は日々静かな呼吸をして発酵を地道に進め、まろやかに
なって行く。
普通に毎日暮らしていたら、「甘酒を自分で作ろう!」なんて、私の中に起こりえない。
スポーツジムの友人、って言っていいのかな、その彼が、ヨガマットに座っている私に
近づいてきたかと思うと、「ね、米麹興味ない?」と挨拶の直後に言ったのだ。
彼の話では、最近自家製の甘酒と塩麹から多分に恩恵を受けていて、近いうちにもう一度
米麹を注文しようと思うので一緒にどうですか?というお誘いだった。
で、今私はこの静かな生き物に日々語りかけ、反応を楽しんでいるというわけだ。
それにしてもこのジムで出会った男性、私より10歳程上とお見受けするのだが、
エネルギーとやる気と意志と行動力に満ち満ちていて、私は時々圧倒されてしまう。
一年程前に私がストレッチをしていたら、「ヨガのポーズ、あなたが一番美しいです。」
と声をかけてきてくれた。それ以来、彼のヨガ仲間に次々と紹介してもらい、たまに
彼らのお茶会や飲み会に参加させてもらうようになったのだ。
彼の毎日はそれは規律正しい。まず朝4時起床。早朝に調べ物や勉強を終え、日の出の頃に
自家製甘酒をクイッとひっかけジョギングへ。その後、ジムが開く10時前には、開館を待つ
列の中にいる。たぶん一番乗りなんじゃないかと、私は想像する。
ジムのプログラムは、たいてい毎日ヨガかパワーヨガのクラスがある。
開始時間ぎりぎりにスタジオに入り後方にヨガマットを敷く私の視界に、最前列の中央で、
待ち時間中懸命にストレッチに励んでいる彼の姿が入ってくる。
「こうなりたい、ああなりたい」と人はよく思うかもしれないが、思うだけで終わってしまう
人が多いだろう中、彼は努力するのだ。毎日毎日努力する。
ある日ストレッチエリアのマットから手招きされて、行ってみると「ほら!」と言って
スプリットを見せてくれた。「ずっとこれできるのが夢だったんだ。」と前後にきれいに脚を
広げてにっこり笑った。
ヨガのプログラム数をジム側が大幅に減らした時も、「納得がいかないので署名を集めること
にしました。」とメールが来た。実際数週間で数百の署名を集め、会社のトップに直訴して、
会社側にヨガプログラムを7月から増やすことを約束させた。
自信に満ち溢れている人の傾向だろう、彼もまた自分のいいと思うもの美味しいと思うもの
を人にも経験させてあげたいと思う人なのだと思う。そのおかげで彼の大好物である六花亭の
お菓子、富山産の高級干し柿、昆布の佃煮など、今まで私はいろいろ頂き、ご相伴にあずかっ
ている。
彼の口癖は、「あ~、楽しい人生だったなあ、と思いながらピンピンコロリであの世に
行きたいね・・・」
いやいや、この調子なら、そんなこと、永遠に来ないんじゃないかな。
植物、そしてついでながら私たち人間が含まれると思うけど、今ね、寡黙な「生き物」
がキッチンのお鍋の中で息づいている。 正体は「米麹」。
おかゆと米麹を混ぜて、朝晩2回、人肌に温め直して優しくクルクルとかき混ぜる。
自家製甘酒完成を夢見て、先週の水曜日からこの作業を欠かさず行っている。
同時に「塩麹」も進行中。彼等は日々静かな呼吸をして発酵を地道に進め、まろやかに
なって行く。
普通に毎日暮らしていたら、「甘酒を自分で作ろう!」なんて、私の中に起こりえない。
スポーツジムの友人、って言っていいのかな、その彼が、ヨガマットに座っている私に
近づいてきたかと思うと、「ね、米麹興味ない?」と挨拶の直後に言ったのだ。
彼の話では、最近自家製の甘酒と塩麹から多分に恩恵を受けていて、近いうちにもう一度
米麹を注文しようと思うので一緒にどうですか?というお誘いだった。
で、今私はこの静かな生き物に日々語りかけ、反応を楽しんでいるというわけだ。
それにしてもこのジムで出会った男性、私より10歳程上とお見受けするのだが、
エネルギーとやる気と意志と行動力に満ち満ちていて、私は時々圧倒されてしまう。
一年程前に私がストレッチをしていたら、「ヨガのポーズ、あなたが一番美しいです。」
と声をかけてきてくれた。それ以来、彼のヨガ仲間に次々と紹介してもらい、たまに
彼らのお茶会や飲み会に参加させてもらうようになったのだ。
彼の毎日はそれは規律正しい。まず朝4時起床。早朝に調べ物や勉強を終え、日の出の頃に
自家製甘酒をクイッとひっかけジョギングへ。その後、ジムが開く10時前には、開館を待つ
列の中にいる。たぶん一番乗りなんじゃないかと、私は想像する。
ジムのプログラムは、たいてい毎日ヨガかパワーヨガのクラスがある。
開始時間ぎりぎりにスタジオに入り後方にヨガマットを敷く私の視界に、最前列の中央で、
待ち時間中懸命にストレッチに励んでいる彼の姿が入ってくる。
「こうなりたい、ああなりたい」と人はよく思うかもしれないが、思うだけで終わってしまう
人が多いだろう中、彼は努力するのだ。毎日毎日努力する。
ある日ストレッチエリアのマットから手招きされて、行ってみると「ほら!」と言って
スプリットを見せてくれた。「ずっとこれできるのが夢だったんだ。」と前後にきれいに脚を
広げてにっこり笑った。
ヨガのプログラム数をジム側が大幅に減らした時も、「納得がいかないので署名を集めること
にしました。」とメールが来た。実際数週間で数百の署名を集め、会社のトップに直訴して、
会社側にヨガプログラムを7月から増やすことを約束させた。
自信に満ち溢れている人の傾向だろう、彼もまた自分のいいと思うもの美味しいと思うもの
を人にも経験させてあげたいと思う人なのだと思う。そのおかげで彼の大好物である六花亭の
お菓子、富山産の高級干し柿、昆布の佃煮など、今まで私はいろいろ頂き、ご相伴にあずかっ
ている。
彼の口癖は、「あ~、楽しい人生だったなあ、と思いながらピンピンコロリであの世に
行きたいね・・・」
いやいや、この調子なら、そんなこと、永遠に来ないんじゃないかな。
あくびは不思議だ。
人があくびをしているのを目にすると、感化されやすい私は
必ずと言っていいほどその後に続いてファ~と大口をあけてしまう。
あくびの感染力は人間同士だけで起こりうるものだと思っていたら、
犬と人間でも同じ現象が起こることが最近わかった。
ハルのあくびを見て私が、私のあくびを見てハルが、かわり番子に
あくびをすることがよくある。
それどころか、先日読んでいた本の中に「あくび」という字が出てきただけで、
私はその時大きなあくびをしてしまっていた。どんどん自分が単純化していくようで
笑ってしまう。
今日は人のあくびを見るまでもなく、純粋に眠くてあくびが出る。
サッカーワールドカップ直前の試合、「日本対ザンビア」を観るために、早めに
起床したからだ。
結果は、先に日本が2点失点してその後2点返し同点。
3点目を日本が入れて逆転に大喜びしていたら、また1点返されて同点。
でも最後のゴールを大久保選手が決め、堂々の勝利。
直後のインタビューで、ザッケローニ監督が、内容が良くない試合だった・・と
厳しいコメントをしていたが、サッカーに詳しくない素人の私にとって、今日の試合は
とてもエキサイティングで楽しめるものだった。
それにしても解説者の松木さんは、面白い。
サッカーを解説するというよりも、テレビのこちら側で観ている私たちが思わず
口にしてしまうようなことを、解説席で言っちゃってくれる。
2点失点後に1点を返したことで、軒並み調子づいた日本チームに、「まずは同点へ」
という応援ムードが盛り上がり始めたいなや、ロスタイムが「3分」と告げられた。
そこで松木さんが言ったのが、「いや、5分くらいあったでしょ。」
ザンビア側の度を越したディフェンスに審判がファールをとらないと、
「今ひっかけたでしょ・・PKじゃないの。」
遠藤選手についていたザンビアの選手がイエローカードを取られると、
「審判もね~、遠藤選手みたいにやさしい顔してるのをみると、相手のイエローカード
出しやすいよね・・」などと、わかりにくいけど「言いたいことはなんとなくわかる」
・・部類のことを言っていた。
それにしても、日本の活躍も然ることながら、アフリカ選手の身体能力の高さに
今日は思い切り驚かさせてもらった。バネのような勢いある動き、跳躍力。
長い足。組織化された攻めでじりじりと追い詰めたかと思うと、すごいバネで突破する。
狩猟民族だな~、と思わされた試合だった。
ゴンさんも言っていたけれど、コートジボワール戦の前に、アフリカサッカーを体験
できたことは本当に日本にとってはラッキーだったと思う。
キリンビールの缶に、侍ブルーバージョンがあって、私は久しぶりにビールを買って
飲みました。昔やっぱり缶が欲しくて買ったSMAP缶と一緒に大事にしよう。
でもね。私、ネイマール、好きなんだ。好きというのはおこがましい。だって神々しく
見えるから。あんなに真っ直ぐな混じりけのない表情をする人ってなかなかいない。
とにかくワールドカップ、楽しみです。
人があくびをしているのを目にすると、感化されやすい私は
必ずと言っていいほどその後に続いてファ~と大口をあけてしまう。
あくびの感染力は人間同士だけで起こりうるものだと思っていたら、
犬と人間でも同じ現象が起こることが最近わかった。
ハルのあくびを見て私が、私のあくびを見てハルが、かわり番子に
あくびをすることがよくある。
それどころか、先日読んでいた本の中に「あくび」という字が出てきただけで、
私はその時大きなあくびをしてしまっていた。どんどん自分が単純化していくようで
笑ってしまう。
今日は人のあくびを見るまでもなく、純粋に眠くてあくびが出る。
サッカーワールドカップ直前の試合、「日本対ザンビア」を観るために、早めに
起床したからだ。
結果は、先に日本が2点失点してその後2点返し同点。
3点目を日本が入れて逆転に大喜びしていたら、また1点返されて同点。
でも最後のゴールを大久保選手が決め、堂々の勝利。
直後のインタビューで、ザッケローニ監督が、内容が良くない試合だった・・と
厳しいコメントをしていたが、サッカーに詳しくない素人の私にとって、今日の試合は
とてもエキサイティングで楽しめるものだった。
それにしても解説者の松木さんは、面白い。
サッカーを解説するというよりも、テレビのこちら側で観ている私たちが思わず
口にしてしまうようなことを、解説席で言っちゃってくれる。
2点失点後に1点を返したことで、軒並み調子づいた日本チームに、「まずは同点へ」
という応援ムードが盛り上がり始めたいなや、ロスタイムが「3分」と告げられた。
そこで松木さんが言ったのが、「いや、5分くらいあったでしょ。」
ザンビア側の度を越したディフェンスに審判がファールをとらないと、
「今ひっかけたでしょ・・PKじゃないの。」
遠藤選手についていたザンビアの選手がイエローカードを取られると、
「審判もね~、遠藤選手みたいにやさしい顔してるのをみると、相手のイエローカード
出しやすいよね・・」などと、わかりにくいけど「言いたいことはなんとなくわかる」
・・部類のことを言っていた。
それにしても、日本の活躍も然ることながら、アフリカ選手の身体能力の高さに
今日は思い切り驚かさせてもらった。バネのような勢いある動き、跳躍力。
長い足。組織化された攻めでじりじりと追い詰めたかと思うと、すごいバネで突破する。
狩猟民族だな~、と思わされた試合だった。
ゴンさんも言っていたけれど、コートジボワール戦の前に、アフリカサッカーを体験
できたことは本当に日本にとってはラッキーだったと思う。
キリンビールの缶に、侍ブルーバージョンがあって、私は久しぶりにビールを買って
飲みました。昔やっぱり缶が欲しくて買ったSMAP缶と一緒に大事にしよう。
でもね。私、ネイマール、好きなんだ。好きというのはおこがましい。だって神々しく
見えるから。あんなに真っ直ぐな混じりけのない表情をする人ってなかなかいない。
とにかくワールドカップ、楽しみです。
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