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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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目が覚めたら、虹色がそこにあった。

何かに反射した朝日が、白壁に虹色玉を映し出していた。

7つの色を帯びた光が、灰色のしこりにゆるみを与えて 穏やかに鎮める気配。

虹色を演出するおしゃれな犯人を探してみたら、出窓にあった香水びんであった。

ちょいちょいっと、耳たぶや首筋、手首などに、強すぎないほどの香水を運んでくれていたあの素晴らしき「棒」が、フタと繫がる根元でポッキリ折れてしまって以来、窓辺の飾り物として静かに存在していたのだ。

丸みを帯びた胴体に、緻密に削られたいくつもの六角形の平面が、ダイヤモンドさながら 光を
取り込み、最高レベルの輝きに変えては そして放つ、なかなか憎いヤツ。

その寡黙な存在感に、十分満足していた矢先に、この 虹球演出 だ。あっぱれ。

今朝、この冬初めての霜柱を踏んだ。 ハルの足跡を見たくて、ハルにもお願いして踏んでもらった。

宮城から、同期会へのお誘いメールが来た。
事務的な文章の後に、「ちえ様、僕もカーネーションにはまっています。」と、書いてあった。

仕事とぶつかって行けないなあ・・としょんぼり返事を書いていたら、次から次へと同期メンバーから
のメール着信音が鳴って、開けてみると、「私もカーネーション見てるよ。」とか、「見れていないけれど 小林薫が好きで。」 と、カーネーションコメントが多くてびっくりした。

でも、あのドラマ、私本当にすごいと思うのよ。

説明過多な場面がいっさいない。 その代わりに役者の表情で複雑な状況を語らせてしまう。
脇をかためている役者さんも素晴らしいしね。

主人公の糸子のお弟子さんの縫い子さんも、魅力的なキャラクターだと思わない?

言ってみれば糸子は、お師匠さんであり雇い主なのに、糸子が気弱になっていたり逆に暴走したりすると、彼女が歯に衣着せずにきっぱりと物申すのだ。力の入らぬ糸子を二階から引き摺り下ろす、というような暴挙に出たこともある。 それをちゃんと、無駄にせず、受け入れる糸子もすごい。
あの二人の関係性も、いろんなヒントを与えてくれる。

戦争をどう描いていくのか、難しいだろうな・・と思ってた。
これは今でも思ってる。

ウィットとユーモアーを、見過ごしてしまうほどのニュアンスで織り込んであるところもすごく好き。

今日のは・・・ちょっと泣いてしまった。
・・・糸子の経営するオハラ洋装店の繁盛ぶりに、根も葉もないひどいうわさが流れてしまう。

そのうわさを気に留めず、糸子に寄り添ってくれる近所の人たちに感謝をしながら、
「うちを信じてくれたこの人たちは、父ちゃんの残してくれた宝物です。」というモノローグがあったのだ。

財産を残す とか 教育を残す じゃなくて、人間関係の温かさを残す。 
なんだかジンときました。

同期会行けないけれど、みんな楽しんでね。
カーネーションの話が出たら、教えてね。
 #1から#26までのプログラムも、今3巡目の後半にさしかかっているFox Bs238 のヨガは、私の日常のルーティーンになりつつある。

 2ヶ月前にはできなかった#26のシヴァ神のポーズもなんとかできるようになった。

「私の朝は、ヨガで始まる。」

 さわやかに聞こえるだろうフレーズが、私の日常をうそ偽りなく表すのは、うれしいことである。

 だからと言って 私の日常がいつもさわやかであるわけがない。


 ウォームアップ と シークエンス、シークエンス と くつろぎと安らぎの時間 の間に、画面に現れる英文がある。

今日のものは、アインシュタインの言葉でした。

Truth is what stands the test of experience.
Albert Einstein
「真実は、経験という試練に耐えるものである。」

先週触れた 関係代名詞 の what が ここでも使われているのです。

動詞の stand は、ここでは stand up 立つ の stand でななく、我慢する 耐える という意味で使われています。

I can't stand it. 私は耐えられません。  というように。

ところで私は、アインシュタインの言葉に、畏れ多くも賛成したいです。

私は頭のいい人ではないので、難しいことが書いてある本はよくわからないし、声高に主張される正論も、万が一わかったとしてもあまり自分の中に残らないことが多い。

私が影響を受けるものは、すべて経験を通して見えてきた視点のみである。
アインシュタインがすごいのは、経験をしなくとも真実が先に見えてしまうところなのでしょう。

後に経験を持ってくることを許されるのは、アインシュタインレベルの天才だけかもしれない。と最近考えたりもしています。 


 


81歳のキャプテンは、流暢な英語をしゃべる。

昨日、私が所属している英語のスピーチクラブで、早めのクリスマスパーティーが開かれた。途中から私の隣に来られたキャプテンは、現役時代は、そのあだ名の通りの船長さん。メンバーみんなに、親愛の意味もこめて「キャプテン」と呼ばれている。

文字通りグローバルな経験をされているキャプテンは、おしゃべりの内容も多岐に渡り、お話していて実に楽しい。

 向かい側にいらしたN氏は、ロマンスグレーがお似合いの 知的なお顔立ちの紳士。私好みの色合いのセーターをおしゃれに着こなし、渋めのトーンで英語を話される。

通訳ガイド一級の資格を持っておられるそのN氏に、クラブイベント「大人の遠足、いざ鎌倉へ」の企画に、ガイドボランティアとしての参加をお願いしてみたら、快く引き受けてくださり、企画は実現しそうである。

 一方キャプテンは、「透析に週3日とられて、自分の一週間は、みんなと違って4日間なんだよ。」と、10年間挿され続けて黒く盛り上がった両腕の血管を見せてくれた。

その1週間で、彼は英会話クラスの講師をされたり、そのクラスによりよい指導ができるようにと、毎日英語の勉強に励まれている。

向上心は、年齢に関係なく持つことができるんだ。ということを、彼らの存在そのもので納得させてもらった私は、おふたりを思い切り褒めたいという衝動にかられて、

「おふたりとも、まだまだ色気を感じますよ・・・。」と言ってしまった。そしたら なぜかそのテーブル周りで きゃあきゃあと大騒ぎになってしまった。

 「色気」って、そんなに騒ぐことだったの?
でも みんな楽しそうだったので、そんなに後悔することなしに、パーティーはお開きとなった。







関係代名詞 を説明したところに リンクをはっておきます。

その上に今日は、新たなものを加えます。

what というと What's your name? の what、つまり疑問詞のwhatを真っ先に考えると思いますが、関係代名詞にもwhatがあるのです。

関係代名詞 には 必ず前に、修飾される名詞、先行詞がありましたよね。

たとえば

I can't understand things which you said.
あなたが言った・・と言う文章が、前の things を修飾して、あなたが言ったこと・・となり、全体の意味は、「私は、あなたが言ったことを理解できない。」 となりますよね。

じゃあ、what はどういうときに使う関係代名詞かというと、この things which を一語にしてしまったものです。 つまり 先行詞を含んだ関係代名詞・・と言ったらいいのかな。 先行詞は things と決まってるから 

~したこと、とか ~するもの・・のような訳に制限されます。

That is what I have long wanted to eat.
それは私がずっと食べたかったものです。

Will you show me what you have in your hand?
手に持っているものを見せてくれませんか?

What is beautiful to him is also beautiful to me.
彼にとって美しいものは私にとっても美しいです。



じゃあ、偉人の名言に行ってみましょう。

Genius does what it must, and talent does what it can.
天才はしなければならないことをし、才能はできることをする。

最初私がこれを見たとき、GeniusとTalentが、反対なんじゃないかと思ってしまった。
なぜならしなければならないこと を 日常の場面で考えてしまったから。
たとえば家事とかね。主婦なもんで 小さくてすみません。

でも本当の意味は、このmustは必然性であって、天才という才能がしなければならないこととは、何かに突き動かされ それをせずにはいられないようなことなのだそうです。 よくすばらしい結果や作品を成し遂げた人が、「何かが降りてきた」と言うのを何度も耳にしましたが、そういうことなのかもしれませんね。

ちなみに、残念ながら 私には 何も降りてきてはくれません。。

たんこぶ ができている。
たんこぶ って頭にできたもの以外でも、そう言うの?

私にとっての たんこぶ は 頭を打って盛り上がる あれ である。

スポーツクラブで、ロッカーの小さな扉を開けたまま、しゃがんで靴下をはく。
お風呂上りの湿り気のある肌は、靴下をはくという簡単な動作にも集中力を必要とさせる。

よしできた。と思い切り起き上がる。 そのとたん、ズゴーン と重鈍い音がしたと思ったら、頭頂部からちょい右にずれたところに激痛が走った。

「だ、大丈夫ですか?」と声をかけてくださったご婦人のほうに視線を移すと、数人の別の方々も心配そうにこっちを見ている。

 「すいません。大丈夫です。おっちょこちょいなもんで・・。」

またやっちゃった。 これで3回目だ。
自分の中の「ガサツ」 がとてもフィーチャーされた一日であった。 
こんな日は、歩いていても がちゃがちゃ感が抜けない。

自己弁護させてもらっとこう。バレエだってやってるんだし、自分の中の 「優雅さ」がフィーチャーされる日だって、ごくたまにだけど あるのよ。

昨日久しぶりに本を読んだ。
大野更紗さん の 「困ってるひと」だ。

大学院在学中に、自己免疫疾患系の難病を発病した更紗さんが、生きるのに困難な状況に陥って、エキストリームな弱者、困った人に突然、なる。

行動力、集中力、自己実現力に人一倍恵まれ、これまでわが心の思うまま人生を開拓してきた更紗さんが、突然弱者になってしまう。

壮絶な闘病中、死と隣り合わせの絶望を最後の切り札に、これでもか という勢いでふりかかる困ったことに、クールに視点を合わせていく。

彼女の闘病の様子は、彼女独特の、自分を突き放して見えてくる滑稽さを通して 緻密な筆力で語られるので、この世のものとは思えないほど壮絶な経験をしている彼女を、一度たりとも かわいそう とか 気の毒だ とか 私に思わせない迫力があった。

それどころか、私は 彼女の文章に元気にしてもらったのだ。

彼女がこれだけの苦しみを経験して新たに獲得した視点は、すでに彼女が持っていた並外れた能力をバランスよく立体化し、さまざまな矛盾を私たちの前で明らかにしてくれる。

彼女の頑張りと鋭い分析力に大いに敬服しながら、私が一番感動したのは、更紗さんの恋の相手、やはり難病をかかえる「あの人」が、自分の体力の限界をものともせず、更紗さんのために効率的に賢く動き、そのあとにぽっそりと「役にたててうれしかった。」・・というところ。

誰かのために何かができる というのは、忘れていたけれど とても幸せなことだったんだね。











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