日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
1,2か月、何も植えられずに一面土色だった畑が、散歩道の一角にあった。
久しぶりに通ったら、そこはすでに、青々としたみずみずしい菜っ葉で覆われていた。
突然の緑の出現に、勝手に思い込んでいた私の茶色い脳みそが、跳ね上がるように
ぴくりとした。
色の変化もさることながら、何も存在しなかった平坦な地面の上に、今、光と大気を
求めて伸びる触手のように、つややかな葉が何層にも繰り出されている。
なかったものが今そこにある、という事実。
現れることと、消えること。生まれることと、死ぬこと。
その矢印の方向性が真反対に見える二つのことを、少しずつではあるけれど、公平に
見られるようになってきた。
私はもしかしたら、順調に歳をとっているのかもしれないと思う。
久しぶりに通ったら、そこはすでに、青々としたみずみずしい菜っ葉で覆われていた。
突然の緑の出現に、勝手に思い込んでいた私の茶色い脳みそが、跳ね上がるように
ぴくりとした。
色の変化もさることながら、何も存在しなかった平坦な地面の上に、今、光と大気を
求めて伸びる触手のように、つややかな葉が何層にも繰り出されている。
なかったものが今そこにある、という事実。
現れることと、消えること。生まれることと、死ぬこと。
その矢印の方向性が真反対に見える二つのことを、少しずつではあるけれど、公平に
見られるようになってきた。
私はもしかしたら、順調に歳をとっているのかもしれないと思う。
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