日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
パン生地の一次発酵が終了し、耳たぶのような柔らかさ・・いや女性のおっぱい・・と言った
方がより近いかもしれない・・その生地を三等分して麺棒で縦長にのした後、それぞれをくるくる巻きにして 食パン型に律儀に並べて二次発酵に入ったところだ。
成型したての生地は、食パン型の高さの三分の一程なのだが、一時間もすれば発酵が進んで、型いっぱいいっぱいまで膨らんでくれる。
今こうして私がタイピングしている間も、発酵がじわりじわりと進み、空気を抱き込んでは、縮こまった腕をゆっくり空に向かって広げるかのような拡大と解放の課程を 耳の後ろあたりで感じている。
今日は同時進行で、水出しコーヒーも淹れている。
テーブルの上で琥珀色のコーヒーが雨だれのように ぽとんぽとん とリズミカルに落ちている。
水出しコーヒーは熱さで無理強いしないので、ただ水の重みとじわじわと進む浸透力という
優しいアプローチにより まったく雑味のないこの上なく香り高いコーヒーが抽出される。
私、夏場はこの水出しアイスコーヒーのために生きているの。
そろそろ落ち切ったようだから、ミッキー&ミニーのガラスピッチャーに移して冷蔵庫で
冷やします。水出しコーヒー、ちょっと面倒な印象でしょ?
明日の朝ごはんを楽しみたいという単純な理由で、少し面倒でも頑張れるんです。
そうだ、ちょうど一週間前の今日、しんちゃん きみちゃんのお宅にお呼ばれして
かなり分厚め時間を過ごしていたんだ。
これまでもしんちゃん宅に呼ばれるたびにここに記しているので、説明済みではあるけれど、
しんちゃんは大学時代の音楽サークルで私の一つ上の先輩、きみちゃんは彼のお嫁さんです。
どれくらい前になるのかなあ・・10年位かなあ・・しんちゃんはかなり深刻な脳出血で
倒れた後、ハードなリハビリをこなし、現在は車いすで元気に生活しています。
サークル仲間が遊びに行くのをいつもとても楽しみにしてくれていて、本当にたくさんの
仲間がしんちゃん宅にお邪魔しています。何よりも、それを笑顔で受け入れてくれるきみ
ちゃんが素晴らしいから実現可能なのです。
今回は私たち夫婦としんさん&たえ夫婦、Y氏とヒロさんの6名で遊びに行かせてもらった。
きみちゃんの負担を減らしたくて、鮭ずしと、みんなで巻いたり挟んだりしながら食べられる
タコスミートやワカモレ チーズ レタス千切り 好みでパクチー・・外側はピタパンとトルティーヤを作って持って行った。 あとデザートにレモンケーキ。
選んだメニューはなかなか良かったと思う。
みんなでワイワイおしゃべりと食事に盛り上がった。
おしゃべり、盛り上がったのだけどね、Y氏が私の隣で言った一言で完全に空気が変わった。
「俺らの一つ上の代は女性がみんなきれいで当たり年だったけど、俺らの代はハズレで
ほんとブスばっかだった・・・」
あまりにも突然だったので、私も彼が何を言っているのかわかるのに少し時間がかかったと
思う。場がシラーっと冷えていくのを感じた。
私はなんか言わなきゃと思って、
「あのさ・・もう70年近くもみんな生きてきて、いまだにそんなルッキズムに執着している人
がいるなんて、もう心底びっくりで逆に感動だわ・・」とボソッとつぶやくように言った。
そしたら夫が「それ完全なるお前の主観だろ!」とY氏に向けてかなり強い調子で言ったので、
まあまあまあと少しなだめて、
「でも思うんだけどね、もうこの年になって人は変わらないと思うの・・だから、そうなのか・・そうなんだ・・と思うしかないのかなと。だからヒロさん、流して・・」
と、Y氏と同期であるヒロさんに言ったら、ヒロさんが
「流せないよ・・」と苦みのある表情で言った。
「そうだよね、流せないよね・・」
私の中にフツフツと沸き上がるものがあった。
Y氏に向けての言いたい言葉も一緒にせりあがってきた。
でも一生懸命飲み込んだ。
「自分の人生がひとつの円だとしてね、人の見かけやステイタス、経済状態やブランドなど
外側にある円周のみにこだわって真ん中の神髄を見ないまま死ぬって、悲しいと思わないの?」
これ、言った方がよかったのかな?・・どうかわかんない。
その後もY氏は「俺は自分が正しいと思ってるから」と、何度も繰り返していた。
まるで自分を守るかのように。
そしてそのあと彼が独り言のように私の隣でブツブツと言っていたのは・・
「俺の周りの女は歯向かわない。嫁さんも歯向かわないのに・・」
これ、聞こえてしまったら黙っているわけにはいかず、
「え?何ブツブツ言ってんの? 周りの女性も奥さんも歯向かわないって?
それね、悪いけど半分あきらめてるよ。歯向かわれている内が花だよ・・」
ときついことを言ってしまった。
この感じは今に始まったことではなくて、Y氏はこういうことを言いがちで、正義感の強い
イコさんなどは「ほんとに嫌いです!」と本人目の前に何度も言っていて、Y氏も
「イコには俺完全嫌われているからなあ・・」とよく言っている。
私も今回のようなことを言うY氏は嫌いなんだけど、長年の付き合いで、面倒見がよかったり
フットワークが軽かったりマメだったりと、いいところも知っているので、付き合いは続いて
行くのだろうな。
来年知り合ってから50年にもなる私たちは、サークル仲間ひとりひとりのいいところも
悪いところもよくわかっているのです。
それを踏まえてお互い死ぬまで付き合っていくのだと思う。
しんちゃんときみちゃんが旅行したい って初めて口にしたので、50周年記念に実現
したいね って言っている。
娘が体動けなくなってから旅行に行きたいって言ったのをきっかけに、車いすの人でも
楽しめる温泉を探して行った経験が私たちにはある。
お風呂の天井からブランコみたいなのがぶら下がっていてね、それを電動で移動させたり上下も
動かせたりできる優れものなの。これならしんちゃんも温泉楽しめると思う。
ラジオを深堀りするバラエティー番組を観ていたら、見た目に極度のコンプレックスを持つ女の子の相談に中島みゆきさんが答えるラジオが流れた。
みゆきさんの言葉は、相談した女の子だけでなく、聞いている人全員、もちろん私のことも、
「あなたのまんまでいいんだよ・・」と優しく包み込み、肯定してくれる強さを持っていた。
そのまんまでいい って言ってもらえるの、肯定してもらえるのって、ゆりかごから墓場まで、
どのステージの人間にとっても、自分らしさを大切にするきっかけを与えてくれる魔法の
ような言葉だと思う。
ルッキズムについてはこれからよく考えてみたい。
そしてY氏の「歯向かわない女性」についても考察を深めたい。
牛丸亮監督の映画「クオリア」には、夫の不倫相手が家の中で一緒に暮らすようになっても、
なんの文句も言わずニコニコしている女性が出てくる。
彼女の存在があるからこそ すごく印象的な映画だった。
養鶏所が舞台のこの映画。
何匹ものにわとりが空を飛ぶ場面がある。
にわとりって空飛ぶんだ。
書いているうちにパンも焼けました。
朝ごはんの準備万全です。
方がより近いかもしれない・・その生地を三等分して麺棒で縦長にのした後、それぞれをくるくる巻きにして 食パン型に律儀に並べて二次発酵に入ったところだ。
成型したての生地は、食パン型の高さの三分の一程なのだが、一時間もすれば発酵が進んで、型いっぱいいっぱいまで膨らんでくれる。
今こうして私がタイピングしている間も、発酵がじわりじわりと進み、空気を抱き込んでは、縮こまった腕をゆっくり空に向かって広げるかのような拡大と解放の課程を 耳の後ろあたりで感じている。
今日は同時進行で、水出しコーヒーも淹れている。
テーブルの上で琥珀色のコーヒーが雨だれのように ぽとんぽとん とリズミカルに落ちている。
水出しコーヒーは熱さで無理強いしないので、ただ水の重みとじわじわと進む浸透力という
優しいアプローチにより まったく雑味のないこの上なく香り高いコーヒーが抽出される。
私、夏場はこの水出しアイスコーヒーのために生きているの。
そろそろ落ち切ったようだから、ミッキー&ミニーのガラスピッチャーに移して冷蔵庫で
冷やします。水出しコーヒー、ちょっと面倒な印象でしょ?
明日の朝ごはんを楽しみたいという単純な理由で、少し面倒でも頑張れるんです。
そうだ、ちょうど一週間前の今日、しんちゃん きみちゃんのお宅にお呼ばれして
かなり分厚め時間を過ごしていたんだ。
これまでもしんちゃん宅に呼ばれるたびにここに記しているので、説明済みではあるけれど、
しんちゃんは大学時代の音楽サークルで私の一つ上の先輩、きみちゃんは彼のお嫁さんです。
どれくらい前になるのかなあ・・10年位かなあ・・しんちゃんはかなり深刻な脳出血で
倒れた後、ハードなリハビリをこなし、現在は車いすで元気に生活しています。
サークル仲間が遊びに行くのをいつもとても楽しみにしてくれていて、本当にたくさんの
仲間がしんちゃん宅にお邪魔しています。何よりも、それを笑顔で受け入れてくれるきみ
ちゃんが素晴らしいから実現可能なのです。
今回は私たち夫婦としんさん&たえ夫婦、Y氏とヒロさんの6名で遊びに行かせてもらった。
きみちゃんの負担を減らしたくて、鮭ずしと、みんなで巻いたり挟んだりしながら食べられる
タコスミートやワカモレ チーズ レタス千切り 好みでパクチー・・外側はピタパンとトルティーヤを作って持って行った。 あとデザートにレモンケーキ。
選んだメニューはなかなか良かったと思う。
みんなでワイワイおしゃべりと食事に盛り上がった。
おしゃべり、盛り上がったのだけどね、Y氏が私の隣で言った一言で完全に空気が変わった。
「俺らの一つ上の代は女性がみんなきれいで当たり年だったけど、俺らの代はハズレで
ほんとブスばっかだった・・・」
あまりにも突然だったので、私も彼が何を言っているのかわかるのに少し時間がかかったと
思う。場がシラーっと冷えていくのを感じた。
私はなんか言わなきゃと思って、
「あのさ・・もう70年近くもみんな生きてきて、いまだにそんなルッキズムに執着している人
がいるなんて、もう心底びっくりで逆に感動だわ・・」とボソッとつぶやくように言った。
そしたら夫が「それ完全なるお前の主観だろ!」とY氏に向けてかなり強い調子で言ったので、
まあまあまあと少しなだめて、
「でも思うんだけどね、もうこの年になって人は変わらないと思うの・・だから、そうなのか・・そうなんだ・・と思うしかないのかなと。だからヒロさん、流して・・」
と、Y氏と同期であるヒロさんに言ったら、ヒロさんが
「流せないよ・・」と苦みのある表情で言った。
「そうだよね、流せないよね・・」
私の中にフツフツと沸き上がるものがあった。
Y氏に向けての言いたい言葉も一緒にせりあがってきた。
でも一生懸命飲み込んだ。
「自分の人生がひとつの円だとしてね、人の見かけやステイタス、経済状態やブランドなど
外側にある円周のみにこだわって真ん中の神髄を見ないまま死ぬって、悲しいと思わないの?」
これ、言った方がよかったのかな?・・どうかわかんない。
その後もY氏は「俺は自分が正しいと思ってるから」と、何度も繰り返していた。
まるで自分を守るかのように。
そしてそのあと彼が独り言のように私の隣でブツブツと言っていたのは・・
「俺の周りの女は歯向かわない。嫁さんも歯向かわないのに・・」
これ、聞こえてしまったら黙っているわけにはいかず、
「え?何ブツブツ言ってんの? 周りの女性も奥さんも歯向かわないって?
それね、悪いけど半分あきらめてるよ。歯向かわれている内が花だよ・・」
ときついことを言ってしまった。
この感じは今に始まったことではなくて、Y氏はこういうことを言いがちで、正義感の強い
イコさんなどは「ほんとに嫌いです!」と本人目の前に何度も言っていて、Y氏も
「イコには俺完全嫌われているからなあ・・」とよく言っている。
私も今回のようなことを言うY氏は嫌いなんだけど、長年の付き合いで、面倒見がよかったり
フットワークが軽かったりマメだったりと、いいところも知っているので、付き合いは続いて
行くのだろうな。
来年知り合ってから50年にもなる私たちは、サークル仲間ひとりひとりのいいところも
悪いところもよくわかっているのです。
それを踏まえてお互い死ぬまで付き合っていくのだと思う。
しんちゃんときみちゃんが旅行したい って初めて口にしたので、50周年記念に実現
したいね って言っている。
娘が体動けなくなってから旅行に行きたいって言ったのをきっかけに、車いすの人でも
楽しめる温泉を探して行った経験が私たちにはある。
お風呂の天井からブランコみたいなのがぶら下がっていてね、それを電動で移動させたり上下も
動かせたりできる優れものなの。これならしんちゃんも温泉楽しめると思う。
ラジオを深堀りするバラエティー番組を観ていたら、見た目に極度のコンプレックスを持つ女の子の相談に中島みゆきさんが答えるラジオが流れた。
みゆきさんの言葉は、相談した女の子だけでなく、聞いている人全員、もちろん私のことも、
「あなたのまんまでいいんだよ・・」と優しく包み込み、肯定してくれる強さを持っていた。
そのまんまでいい って言ってもらえるの、肯定してもらえるのって、ゆりかごから墓場まで、
どのステージの人間にとっても、自分らしさを大切にするきっかけを与えてくれる魔法の
ような言葉だと思う。
ルッキズムについてはこれからよく考えてみたい。
そしてY氏の「歯向かわない女性」についても考察を深めたい。
牛丸亮監督の映画「クオリア」には、夫の不倫相手が家の中で一緒に暮らすようになっても、
なんの文句も言わずニコニコしている女性が出てくる。
彼女の存在があるからこそ すごく印象的な映画だった。
養鶏所が舞台のこの映画。
何匹ものにわとりが空を飛ぶ場面がある。
にわとりって空飛ぶんだ。
書いているうちにパンも焼けました。
朝ごはんの準備万全です。
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