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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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私が住んでいるマンションはありがたいことに、建物の前後に公園がある。

北側にあるのは、このブログでもよく登場させている自然公園で、早朝の散歩時にはやかましいくらいの鳥のさえずりがサラウンドで響き、それらを浴びながら遊歩道をゆったり進む・・という贅沢を味わえるところだ。

南側にあるのは、マンションに併設されているような形をとっている児童公園で、砂場 ブランコ 滑り台 鉄棒・・といったお決まりのものがなかなかいい具合のレイアウトで配置されている。

普段 鳥の声以外、ほとんど音のないような静かな環境に身を置いているのだが、今朝はめずらしくにぎやかなたくさんの子供達の声とあふれんばかりの活気が外にあり、徐々に迫り来るのを途中で無視できなくなった。とりあえず家事の手を休め、何かな? とベランダから頭を突き出してみた。

するとそこには、オレンジ 紫 黄色 黄緑 赤 白と 色とりどりの体操帽をかぶった幼稚園児が、終局間近の碁盤の碁石のように小さな公園を埋め尽くしていた。

ブランコにゆすられては歓声をあげ、滑り台では、じゃれつきながらお団子になって数人がお尻を滑らせていた。

碁石で埋まった碁盤に 3つ4つチェスの駒が混ざってしまったかのように、先生らしき人が立っていた。あれだけの人数を制御できるなんて、何か魔法を使っているとしか思えない。

娘や息子が小さかった頃、この公園にはさんざんお世話になった。
友達と遊んでいる彼らの様子を、夕食の準備をしながら窓やベランダから見下ろしては確かめていたものだ。

夕飯時になってもなかなか帰ろうとしない彼らを、6階から大声で呼んだこともあったっけ。今思うと結構はずかしいことたくさんしてるんだ。

息子が初めて補助輪なしで自転車に乗れるようになったのもこの公園だった。
ある日ベランダからふと見ると、自転車と一体化した息子が、ジグザグに障害物をよけながらスイスイ移動している場面に出会ってびっくりしたことをおぼえている。

私独自のスクリーンに、公園を舞台にしては妖精のように現れる、彼の昔の姿をまったくよそに、今日息子は20才になりました。
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