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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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「私は、あなたの初期の作品が好きです。」
と言われて、喜ぶ人はあまりいないと思う。

「そこから進歩してないって言いたいの?」
と単純な結論へと急がれても困るから、言う側も熱い思いを
伝えたくとも、その手のことは差し控えてしまうのだ。
少なくとも私はそうだ。

そうであっても、さびれた海岸の砂の一粒である私が、世界を股にかける大海
の、その塩の濃度について意見するような場合ならば例外だろうと思う。

で、私は言うのだが、ジョニーデップもレオナルドディカプリオも、
「ギルバートグレープ」でのそれぞれの役柄の、ギルバートとアーニーが一番好きだ。

つい数日前に、ディカプリオ主演の新作映画「華麗なるギャッツビー」の
宣伝を目にしたのをきっかけに、久しぶりに「ギルバートグレープ」を
観てみて改めてそう思ったのだ。

愛する夫に自殺されて以来、過食症から身動きができないほどに太ってしまった
母を、また知能にハンディキャップを負う弟を、いたわり続け、愛する家族たち。

その愛する家族たちを守る。というギルバートの誠実な使命感、それだからこそ
時折顔を出す「やるせなさ」「あきらめ」「徒労感」。それらを反射板にして
太陽のように笑い、自由気ままに輝くアーニー。

知らないで観ていたら、このアーニーはディカプリオだとは気付かずに終わって
しまうかもしれません。

もしも、華麗なるギャッツビーを観たとしても、たぶん私の一位は不動だと思う。

ギャッツビーつながりで、昔買ったフィッツジェラルドの「グレート・ギャッツビー」
を今読み直しています。 私はどうもおくてのようで、今ならこの小説の素晴らしさ
がわかる気がします。 村上春樹さんがフィッツジェラルドを好きだと言っていた
わけも。

なんだかんだいろんなものをつなげては、そこから向える方向に数ミリづつ切り替えて
カタツムリののろさで進んでいる私です。

日曜日にせせらぎ公園に行くと、かもの親子が仲良く泳いでいました。
その横で子供たちが楽しそうに笑い声をたてていました。
一人の子が「カメハメハー」ごっこをしてました。
エネルギーが手元に集中していくのが目に見えたほどです。

穏やかな日曜の昼のひとときです。

























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