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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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二週間ぶりのバレエ。
膝の調子は、まずまず。と言っても 今日はポアントをはかずにシューズで通したので、これから先ポアントでガンガン踊るとどうなんだろう・・とちょっぴり不安。

 お稽古後、話題にのぼったのが 年とともに痛感する傷やケガの治りの遅さ。
私の膝も、3年前くらいに同じような症状を経験しているにもかかわらず、なんか勝手が違うのだ。

 おかしいな、前より症状は軽いはずなのに いまいちすっきりしないのは何故だろう?・・って、単に年をとっただけだったのね。 

 他のみんなも、最近傷の治りが遅くてしかも跡が残る・・と言いながら、傷跡をみせあったりして。

 中年以降のバレエは 続けられる というだけで本当にありがたいことなのだ。
続けるためには、自分の体になるべく負担がかからないようにしていかなくてはならない。筋肉や関節の使い方を工夫し、充分なストレッチをして、自分の動きのくせの悪循環を断つ必要があるんだと思う。とてもむずかしいし根気のいること。

 故障の経験が 次のステップにつながってくれるといいけど。
・・・若い人が言うような言葉を敢えて言わせてもらって。

 さて、昨日の「花」の写真つながりで、今日は 「木々」。

 太い幹に出逢うと、必ずハグしてしまうのは、私がそれだけ古木に思い入れがあって 勝手に擬人化しているから。

 でもよく考えたら 擬人化なんてこの上なく失礼で思い上がったことなのかもしれない。  なので、これからは私が 「木化」します。








金曜日は私にとっては、バレエの日。
通常のレッスンを終えた後、さらにトウシューズのクラスも受けるので、朝出かけるとき よし、踊るぞ。と覚悟して行かないと体がもたない。

 今日はまた、今年最初の夏日ときたもんだから 汗のかきかたが半端じゃない。
でももう十何年も週2,3回大量の汗をかき続けてきたので、お稽古がお休みの時は、悪いものが体にたまっていくようでかえって具合が悪い。

 バレエに出かけるときはいつも むこうでササッと準備できるように、レオタードを着たその上に 洋服をはおってでかける。であるから 後からレオタードの上につけるスカートと帰りに着替える下着類は、巾着の中に入れてもって行かなくてはならない。

 その巾着をポンとどこかにおいたまま バッグに入れた気になって、向こうに着くまで気がつかなかった。

 アチャー!・・・である。 バレエ用スカートは、たまたま余分に持っていた友達のを借りた。 

 下着類は借りられるはずもなく、でも何もなかったかのように上に洋服を着て、普通に帰った。 

 おばさんはやはり 面の皮が厚かった。のである。

 

 
 この年でバレエを続けるのはそりゃ無理があるのはわかっている。
30代半ばで始め、15年近くやってきて、やっと最近わかってきたことがあるのでもう少し続けてみたいのだ。
 
 続けるためには毎日のストレッチと筋トレはかかせない。
ちょっとさぼると形状記憶合金のようにもとの硬い体にもどってしまうからだ。


 私が特に苦労したのは股関節。
バレエが必要とするのは、左右の足の付け根から足全体が外側に回り、両ひざの裏側同士、かかと同士がぴったりと合わさるフォームである。

 典型的な日本人的股関節を持った私は、何もしなければ本当は内股で、直立するとお膝同士が内側に向かってこんにちわ をしてしまう。

 未だに体を矯正中であるという事実に、時折可笑しくなってしまう。

 本格的にバレエ人生を歩んだ人は、とても小さなうちに体を作り上げ、技術の習得、表現力の習得に励みながら舞台で踊りこみ、40代半ば位までに引退する場合が多いのだろう。

 素人はその点あつかましく行ける。特に大人になってから始めた私などは、今なお発展途上なのではないかと思う傾向がある。事実は別として。

 バレエ界の雲の上の人であるベルリン国立バレエ団の中村祥子さんのお話で、とても感動したことがある。

 彼女はもともとO脚で日本人的骨格に悩まされたこともあったそうだ。しかし骨格は変えられないけれど、意識して筋肉を使っていけば、筋肉はその方向に移動するというのだ。ラインは変えられると。

 そういう彼女が出演する”カラヴァッジョ”は、本当に素晴らしい。
彼女の黒髪が 東洋的な顔立ちが、逆にシャープなアクセントになっている。
あの世界屈指のダンサー、ポーリーナにまったく見劣りしない。

 自分の体の欠点を見せない賢さがある。とマラーホフに言わせた祥子さん。
そして直接的な褒め言葉より、そのマラーホフの言葉に感動していた祥子さんに、私は感動する。

 

 
 
あー、よく笑った。こんなに笑ったのは久々です。
バレエの発表会の打ち上げが、夕方からあったのです。時間が進むにつれて話題は一気に本番の反省へ。 といっても堅苦しい反省とは程遠く、それぞれが自虐 的なほどにユーモラスに自分たちを評する。内情を知っているし かつ連帯感ができあがっているからこそ、これが極めておかしいのです。おなかの皮がよじれ るほど笑った。これは大人バレエの醍醐味のひとつと言えるかもしれない。

かなり皺がふえた気がするけど、笑えるということは幸せね。
NK細胞が相当活性化された気がする。 口角を上げただけで脳みそが勘違いして、いろいろいい影響を及ぼす、って何かで読むか聞くかしましたが、無理にそっちに持っていくのは、いくらなんでも悲 しいしやっぱり不自然。 気が置けない友人たちと楽しい時間を過ごし、声をあげて笑ってしまった今日という日に、そして仲間に、感謝。
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