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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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唯一、筋肉にだけは自信があった。
丈夫な身体には程遠いけれど、自分の筋肉は柔らかくしなやかで、
だからこそ怪我も少ないと思い込んでいた。

それが金曜日、バレエのお稽古で踊りの練習をしているときに、骨盤周りの筋肉を
ひねってしまった。「フェッテ」という動きで、片脚を高く上げたまま、軸足のつま先
を45度ドリルのように回転させて体の向きをくるっと変えた時、鈍くて気味の悪い音を
聞いた気がした。

寝返りをうつ。ベッドから起き上がる。落ちたものを拾う。車の座席を移動する。
今ではこれら全てに痛さが伴い、その都度、ひっくり返って背中を地面に付けた昆虫のよう
に、手足をばたつかせてはひとつひとつの動きの完成形へとじわじわ近づけていくことが
やっとである。

毎朝の我が家の儀式とも言える、朝食の準備 駅へのお見送り ハルの散歩 だけは、
何とか終えると、ひとつ大きなため息をついて、あとは日がな一日家に閉じこもっている。

何かしても何もしなくてもあっという間に一日は終わる。
時間の経過が傷の癒しを促してくれるのだから。
覚悟を決めてだらだらと時間を過ごすのは、予想外に気楽なものだった。

桜もほとんど散ってしまった今、一週間前に撮った桜の写真を載せようと思う。





















新聞をめくっていたら、見慣れぬ言葉にその手を止めた。
今の季節、体の不調を訴える人がたくさんいて、多くの場合
それは『秋バテ』によるもの・・というような記事だった。

夏の盛りに、エアコンをかけっぱなしにして、冷たい飲み物を
その場しのぎにごくごく飲んでいたそのつけが、時間差で今頃
来るのだという。知らないうちに冷気を体内にためこみ、自律
神経をも狂わすようだ。

私も御多分に漏れず「秋バテ」の仲間入りをしてしまったのか、
今週はとことん体調のすぐれない日々が続いた。

とにかくだるくてすぐ横になりたくなってしまう。
と言っても、ずっと寝てるわけにはいかないので、どちらかというと
まだエネルギーのある午前中にできることを終え、仕事のない日は、
午後は抗わずに家でのんびりと過ごしていた。

その間、オンラインブックショップで注文してから一日で届いた、
「そして父になる」を、ある日の午後に数時間使って寝ころびながら読み終えた。

あのカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した是枝監督作品を、監督自身と
佐野晶さんとの共著で小説化したものである。

ロードショー公開前に、先に小説を読むというのはいかがなものだろうか・・
と、ちょっぴりためらいもあったけれど、この小説から立ち上がる自分の
立体化するイメージと実際の映画が、どのように違ってしまうのかを確かめる
のも面白そうだと思い直し、先にあっけなく読んでしまった。

そうやってだるさと闘いつつ、好き勝手に過ごしながら、それでも何とかこの状態
から脱したいとねがってはいたので、テレビの通販で「深海鮫の肝油」を注文し、
飲み始めて2日が経った。

昨日バレエのお稽古に行って、トウシューズクラスまで受けてこられたことを
考えると、ちょっとは効いているのかもしれない。何てったって深海鮫なんだから。

今ではずいぶん前のことに思える、6月に行われたバレエの発表会の写真の注文分が、
それぞれの手に届いた。友達のハトちゃんが、「『チエちゃん軍団』のこの写真が一番好き。」
と言ってくれた、みんなの「パッセ」がきれいに揃った写真(写真をカメラで撮ったもの
だから、画質がひどいのだけれど。)と数枚を、自分の記念に載せさせてもらいます。
















ここ数週間で、流れが変わった。

せき立てられるように、わざわざすべきことを作り出すのを
やめてみたら、時間の流れが変わったのだ。

今の少ない体力気力を持ってして 仕事の効率や量を求めていても焦るばっかりで、
すべてがうわっすべりになりかねない と気が付いたのが発端だ。

「一日にひとつ、何かを終えることができれば、それで良しとしよう。
余力があってあとふたつみっつできれば なお嬉し。」

その感覚を基本に置くことで、あわただしいリハーサルや長時間の稽古に、余力を持って
臨むことができて、結果、バレエ発表会の本番を楽しく迎えることができたのだと思う。

何かを長く続けていくには、自分自身の体との駆け引き、精神との駆け引きが重要だ。

不思議なことに、焦点やエネルギーが、内へ内へと向いていくにつれて、外の視線の存在
が影薄くなって行った。

そういう意味で、今年の舞台は、これまでの私の最年長のものだったにもかかわらず、
一番自然に踊れて楽しかった。

30代半ばから約20年続けてきて初めて、踊りの温かさに、踊りからの愛に触れた
気がしたのだ。


ある朝いつものように顔を洗っていたら、自分の手がやたらに大きい。
ほっぺたもおでこも余すところなくしっかり包めるほど、大きくなっている
ように感じたのだ。

石鹸を残さないために、何度が顔を往復するうちに、手が大きくなったのではなく、
実は顔が小さくなったのだとわかる。

しつこい風邪を2度もひいた4月。
食い意地がはっているさすがの私も食欲のない日々を過ごしていた。

ようやくそのどんよりした息苦しさから這い出してみると、顔が小さくなっていたのだ。
ちょっと斜に構えてみると、ふっくらしていたあごのラインも幾分シャープに見える。

これはしめたぞ!
そう思った途端、4月の、あの非生産的で無意味な毎日が、ちょっと意味を持ったものへと
変身しだした・・そうだ。もうすぐバレエの発表会だし、これを維持しない手はない。

・・という変な流れで、自分流ダイエットをすることにした。

今までは、運動足りているからだいじょうぶ・・と妙な自信を持っていたけれど、
それは更年期以前の人だけに当てはまることだ、と更年期になって改めて知ったし。

ダイエット と言っても、やっていることはとても単純で、
「おかずはちゃんと食べて、炭水化物はいつもの半分に。」というもの。

そして、甘いものはやめられないから豆寒天を大量に買ってきて、空腹時甘いものを欲した
ときに食べる・・というだけなのだ。

豆腐麺、こんにゃく麺も結構食べているかな。
麺大好きの私には、慰めの存在である。

昨日ヨガの先生が、「脇腹からおへそにかけて、両手で何度もこすると、余分なお水が流れて
ウエストがくびれますよ~。」と私たちを誘い込むような感じで教えてくれた。

「でもね、何でもそうだけど、ながーく続けるのが大事。」

先生曰く、3週間続けると習慣になるのだそうだ。

実は3か月くらい休んでいた朝6時からのヨガも、再開してみた。
一応3週間経ったけど、これでほめないでね。

体調によっては、確立した習慣さへも簡単に裏切るのが、私の毎度のことなので。

今朝散歩してたら、私が名づけた「紅いたわしの木」が、満開になっていた。
私の友達に、「お腹の脂肪を燃焼させるために、亀の子たわしでお腹周りをこする」
と言っていた人がいたなあ。 痛そうだなあ。と赤いたわしの木を見て、ぼんやり
思っていた。
























お正月休みから通常気分に戻るすきを与えず、すぐさま続いた連休三日目の今日。

先週金曜日、三週間ぶりに行った新年初のバレエのお稽古で、去年の発表会の写真を受け取った。

もうすっかり過去のことになってしまってあまり思い出すこともなかったが、実にいろいろとあったので 本当に無事に終わってよかったなあ・・と写真を見ながらしみじみと感じてしまった。

 今のところ病気も、悪化しているようには思えないけれど、たとえば一年後にトウシューズ履いて踊れているのか?と言ったら、うーん・・どうだろう・・。と半信半疑。

 自分の写真をこんなところに出すなんて、ナルシストのようですが、ま、最後かもしれないということで、お付き合いください。

 顔は、ぬりたくりの厚化粧をしているので、元の私の顔は完全にかき消され、そのバレエにはおよそ似合わない、実際のコミカルな表情は、ドウランの一センチくらい下のほうで、静かにひそかに存在しています。

化粧とは、やはりすごいものです。 化けるんだから、ね。

 こんなキラキラのもの着せてもらって、ティアラまでつけちゃって。 恥ずかしさも感じながら、どこか嬉しいです。


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