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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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昔々に読んだ星座の本に、「おとめ座にはくじ運がない」
と、きっぱり書かれていた。

本当にそのとおりの人生を、今まで歩んできた。

小学校時代、夢見る乙女の私は、愛読していた 「りぼん」
や「なかよし」の懸賞に、どきどきしながら応募はがきを
出していたものだが、当たったためしがなかったのだ。

私が何かのくじに当選するには、あの ロトシックスの宣伝に出てくる
可愛いしんくんの、「運くん」の助けが必要なようだ。

運くん・・・たまには私のそばに来てね。

くじ運は、どうもDNAには関係しないらしく、私の血をひく息子が、ある日
電話をしてきてこう言った。

「渋谷のBunkamura オーチャードホールでやるライブに応募してみたら、
当選したから行って来たら?」

えっ?すご~い。 いいの?
ということで、先週の木曜日に、半休で午後フリーの娘を誘ってライブに
行って来た。

相変わらず渋谷は人で混雑していたが、Bunkamuraにできた素晴らしい
本屋さんしかり、少しづつだが 大人も楽しめる落ち着いた街へと変化して
いる印象を受けた。

オーケストラの演奏を直に聞いたのは、すごく久しぶりである。

お馴染みのsinger のお馴染みの歌声が、ほんの近い距離をなぞって私の
ところに届く。 マイクを通した声であっても、肉眼で見えるその姿から、
その瞬間に生まれる歌声に、私の鼓膜が反応しているという事実が
喜ばしいのだ。

プロデューサーの服部隆之さんが、「1万8千もの応募がありました・・・」
とおっしゃっていた。

息子のところには、運くんが居てくれてるのかな。


体力がないのは相変わらずなのに、ここのところ
イベントに満ち満ちた生活をしている。

 家の周りのごく限られた場所で、ローカール色豊かに暮らしている
日々が そのまま私の日常なので、週に2、3度でも人ごみに出て、
催し物に参加したとしたら、それこそ ”イベントに満ち満ちた生活” 
と言いたくなってしまうのである。

おとといは、英語クラブで鎌倉遠足に行って来た。
雨が降ったり止んだりの天気の下で、傘を広げたり たたんだりしながら、
東慶寺  長谷寺 文学館 高徳院を訪ねた。

東慶寺 と 長谷寺の間に、ちょっとした山道のハイキングを2時間程して、
お昼ぴったりにお蕎麦屋さんでお昼休憩をした。

鎌倉と言えば、大仏様とあじさい。
長谷寺のあじさいは、50分待ち・・とかで、時間の関係上あきらめざるを
えなかった。

高徳院の大仏様は・・といえば、このたび ひときわ大きく、ひときわ穏やかな
お姿で、私たちを迎えてくださった。

しとしと雨のおかげもあって、やわらかさが増した私の心情を、あのまあるい
お体に預けながら、シャッターを押し続けた。

人の集まる時期の鎌倉に わざわざ自ら出かけることもないだろうから、
6月の鎌倉を、一度でも経験できてよかったと、今しみじみ思っている。

























 



4つの小学校を転々とした末、落ち着いた場所が
世田谷区代田。

新学年、始まりの日。

私は、一学年に2組しかない小さな
花見堂小学校の、4年2組のみんなを前にして、
もう慣れっこになっている転校生の挨拶をしていた。

気の合う友達というのは、クラスが違えども引き寄せあう
ものなのか、「4の1」のみいちゃんと私は、5年に上がる頃
には、家を行き来しあうほどの仲良しになっていた。

そのみいちゃんと、この前の土曜日に、先延ばしになっていた
約束が実現し、彼女のお宅にお邪魔して会うことができた。 

嬉しかった。
だって、会いたくてもなかなか時間が合わないまま、下手すると
すぐ数年経ってしまうのが、私たちの世代である。

その土曜日に先んじて、会えなかった数年間に一度ピリオドを
打ったのは、私の母の死であった。

悲しい場所でしか会えないのは、悲しい傾向だと思い、
私は敢えて、みいちゃんへのお香典返しを 「郵送せず手渡し
するぞ作戦」に切り替えた。

郵送しないのなら、好きなものを選べる。

私の好きなコーヒー豆屋さんで、陶器のコーナーに
歩み寄り、 彼女に似合うコーヒー茶碗を探す。

香り高い豆を選んで袋詰してもらう。
陶器のスプーンや桜の香りの紅茶、ちょっぴり
しゃれた布巾なども買い求め、かごに詰めて茶色い
リボンでラッピングをほどこした。

大家族に嫁ぎ、3人のお子さんを立派に育て上げ、
今も、外でも家でも気持ちがいいほどの働きっぷりの
彼女に、おいしいコーヒーを飲む一人の時間
を楽しんで欲しかったのだ。

土曜日、彼女の温かいご家族に囲まれながら、
幸せなひと時を過ごした。

尊敬できる友達がいる。

50になって、遅ればせながら、
その重さに気付いた。

10年に一度くらい、いや5年に一度かな、私の余計な一言で
人間関係に小さな波乱を巻き起こすことがある。

しかも 物申してしまったそれらの人々は、大体において その組織の、
またはそのグループの、権力を持った人たちだったりするから、
いろいろと話はややこしくなるのだ。

結果は、極端に2方向に分かれる。

つまり、生意気な者として上からの権力で孤立させられ、私がその場を
去るか、建設的な意見として耳を傾けてもらい その後も良好な人間
関係が続くか、のどっちかである。

こういうことがある度に、もうこんなことはおしまいにしようと思うのに、
いざそういう状況に立たされると、発作的に行動をおこしてしまう。 
人はそうそう変われないものなのね。

世の中、みんながみんな言いたいこと言っていたら、大変なことに
なってしまうのは十分承知している。 

ほとんどの人が、自分を抑えてぎゅっと口を結んでいるのに、
私は、利害関係がないことをいいことに、これと言う時に、
思ったことを率直に言ってしまう。

社会というものの一員になれてない、未発達の人間なのかも
しれない。

私の寿命が平均女性のそれだと仮定したら、私はまだあと6回
も波乱を巻き起こす可能性があるということだ。

何だろうな・・この人生。 (タメイキ。)





細やかな行動や心遣いを、日常的にブレなく続けられる
人になりたい。と思いながら、なれないままでいる。

そんな私が、所属する英語スピーチクラブの秘書を
任されてから一年たち、6月の終わりで、待ちに待った
任期終了がやってくる。

前回のミーティングで、次のセクレタリーへの引継ぎも
ほとんど終えて、肩の重荷を下ろし、文字通り肩が軽くなって
楽になった。

苦手なことを続ける、というのは、実にストレスである。

自分の家の家計簿もちゃんとつけられない私が、
40人近くいるメンバーそれぞれの詳細に目を配り、
さまざまな記録を保存し、必要あれば、本部の
アメリカに物やマニュアルを注文したりする。

もう終わりに近い今だから言えるのだろうが・・・
苦手なことをやり続けることができたという事実は、
好きなことがうまく出来た時よりも、達成感が大きい
ということを、今更ながら発見。

少なからず 他のメンバーのためにもなってるしね。

スピーチするのも実はあまり趣味じゃないし、辞めたいなあ、
と思ったことも何度もあって・・。今も 近々辞めるんじゃない
かと思ったりもしてる。

でも、ここまで続けてきたのは、レベルの高さにもがき苦しん
だり、苦手なことにも敢えて挑戦したりすることが、本能的に
今の自分に必要だと感じていたからじゃないかと思う。

7月からは役員ではなくなるが、ニューメンバーのメンター
(世話人?)を任されてしまった。

ニューメンバーの方のためにも、また自分の欠落部分を埋める
ためにも、やるしかない。




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