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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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指をこすると、カサカサと音が聞こえそうな程、指先がぼろぼろになってしまった。
季節がら、いつもより多い水仕事とこまめな手入れを怠った私の怠惰によるものなのだが、
それに加えて、12月後半からとりつかれたように物を磨き続けた勲章とも言える。

ずっとずっと「磨く」という動作が嫌いだった。
指先や手首が疲れるし、ムキになって続けていると、体のあちこちまでコリが広がるからだ。
だから溜まった汚れを見ないようにして来た。見なくても知ってるのだから本当の意味ですっきり
はできない。そのすっきりしない感じが、私そのものだと感じていた。

じゃあ何故今年からのめり込む程「磨く」ことが好きになったのか・・と言えば、
それは、自分の体のことを去年よりたくさん知ったからだと思う。
こっちの方向で動けば余計な力はあまり必要ないかな・・と、姿勢や力の入れる場所、力を抜く所
を考えながら物を磨いていた。私はムキになって何かをすることがなくなったようだ。
言ってみればヨガのアサナの完成ポーズを目指すような感じである。
こういうのを生活ヨガというのだろうか?

もう30日なので、今年を振り返ってしまおうか。
今年は私にとって、とても変化に富んだ一年だった。
たくさんのことを始めたし、たくさんの人に出会って、たくさんの友達と交友を深めた。
何が私に起こっているのだろう?・・と何度も思った一年だった。

昨日箱根一泊旅行から戻ってきた。
今年は、年末大忙しの娘以外の、3人プラス一匹。

いつもとちょっと違ったのは、昨日のお昼に沼津漁港に寄って、お魚三昧してきたことだ。
私は無難に海鮮丼を食べて、もちろんとても新鮮でおいしかったのだが、息子が食べた限定食、
「ブリのとろかま焼き定食とアラ汁」が・・ちょっともらったのだが・・目ん玉飛び出るほど
おいしかった。やっぱり料理人が食べるものを真似しておくべきだった。

来年は・・今年始めたことを誠実に楽しく続けていきたい。
「磨く」ことがやっと好きになった私は、やっと自分自身も磨き始めることができるかもしれ
ないと、期待してしまっている。



































今週から実質上、私はお休みに入ったようなもんで、バレエもシナリオセンターも今年
最後のご挨拶をすでに先生や仲間との間で交わし、教えているヨガのクラスも、また来年
よろしくね・・と言いながら明るく今年を占めることができた。

いろんなバタバタが過ぎ去って、早速今日、観たかった映画、橋口亮輔監督の『恋人たち』を、
渋谷シネパレスに観に行って来た。映画のために朝早くから渋谷まで出るなんて、私は今までした
ことのない経験で・・最近身軽で自由になった自分にまだ慣れずにどこかぎこちなかった。

・・何があろうとも生ある限り生き続けて行く。ある日人から差し出される飴玉や言葉に救われ
ることがあるかもしれない。抜け出したかった日常が逆に味方になってくれる時もあるかもしれ
ない。誰もが閉塞感を感じやすい今の時代に、息詰まるような日々があっても、静かに呼吸し続
けよう。そんな風に感じさせてくれる誠実な映画だった。

映画を観終わってぼんやりしながら道に出たら、お隣のLoFtのきらびやかなウインドウに
吸い寄せられて、オーナメントやクリスマスカードをふたつみっつ購入した。
あとちょっとしたクリスマスプレゼントも買って、あとはわき目も振らず帰りました。
渋谷をうろつくのは苦手なのです。

最近私は、人に「好き」というダイレクトな言葉をまったく使わないで、何気ないそこらへんの
ことを話しながら、好きと言う気持ちを伝えることができるようになってきました。

年末のお掃除も今年は少しずつであるけれどはかどってます。年賀状ももう出しました。
そう、静かに深く呼吸しながら、私も一日一日を送っているのです。



バレエの発表会からすでに一週間経とうとしている。
たまりにたまった目の前にある細かいことをひとつひとつ片づけていたら、
ヒュンッ と飛んでいくように7日間が過ぎ去った。

老いてもなお踊ることが楽しい。観に行きたい。と、心から言ってくれる友達が発表会
に6人来てくれて、楽しんでくれた。

人間の体はつくづく神秘的だと思う。
動きたいと思う方向性に動けることに手を合わせ、感謝する。
体を見つめ、体に問いかけ、体からの反応を待つ・・そうやってこれからも
歳をとりながら踊っていくのだろうと思う。

昨日は娘が、おとといは息子が泊まって、別々に結構べったりとお母さん役を
楽しませてもらった。一緒にハーブや観葉植物を買いにいったり、ブリシャブの
材料をスーパーで買って調理してもらったり、ハルのクリスマスお正月バージョンの
姿と我が家からの夜景を写真に撮って遊んだりもした。
何かと帰って来てくれて遊び相手になってくれるので、なんか不思議・・と思いながらも
やっぱり嬉しい。

今日は久しぶりにs散歩中に写真を撮った。
いつの間にか季節が大きく変わっていた。
もう今年もわずかなんだね~。



































意志力の弱い私が、このブログを何年も続けられているのは、人に読んでもらうということ
よりも、自分の考えを整理する道具としてこの場を使ってきたからだと思う。

サービス精神も、いくらか合わせ持って来たにせよ、私は文章を書くことで、大きい顔した
何かの陰に隠れていた、本当の思いや考えにハッと気づかされ、思考がしだいに澄んでいく心地
良さを何度も経験してきたのだ。

書く という行為はそれだけ客観性や論理性を要求されて、結果俯瞰で物事を見ることを容易に
してくれるようだ。

さてさてそんな私が最近趣味レベルではあるけれども、フィクションを書くことにも楽しみを
おぼえ始めている。フィクションの形は、脚本・・つまりドラマとか映画とかのシナリオである。

以前このブログでも触れたことがあるが、今年あるきっかけがあって、「シナリオ8週間講座」
に通い始め、脚本のいろはを学んだ。

講座終了後、約3か月のインターバルを経て、本科へ再入学して、現在隔週でシナリオセンター
の横浜校に通っている。

毎回「4千字シナリオ」の宿題が出されるのだが、創作においては「一つの決まった小道具をシーン
の中に使う」という制約のみ与えられるだけで、あとは本人にすべて任されている。

例えば私が本科に入学してから書いてきたシナリオは、小道具が ハンカチ 帽子 マッチ 写真
時計 等で、それにからめてストーリーを立ち上げていく。

ひとつ驚いたことがある。
ブログを書くことでいろいろ助けられてきた私だが、まさかシナリオを書くことが別の意味で
自分の支えになってくれるとは思わなかった。

自分が創り上げたキャラクターたちに助けられるのだ。
なんという不思議な経験だろう。
私はぼんやりと考えていたりすることがある。お話を完結したあの物語の主人公は今頃どうし
てるんだろう?と。そして、あーそうだ、彼だって頑張っているんだから私だって踏ん張らねば・・などと真剣に思ってしまっている自分がいる。

心が通じ合う知り合いが増えた感じ?
もしもこの傾向が助長するのであれば、私は脚本を書くことを簡単にはやめられないかもしれ
ない。

素人が書くたった10数分のドラマとはどんなものだろうか、と興味のある方がいるかもしれ
ないので、いまからひとつの原稿をPDF化してリンクを張ろうと思います。
この物語に登場する主人公も、私を励ましてくれる人の一人です。
原稿

3日前にバレエの先生から発表会の衣装を渡された。
完全なる「チュチュ」です!最初からチュチュに付いてるパンツが見えてしまっているほど
スカートのボンが体から垂直近くの角度で張り出している。申し訳ないです・・とちょっと
思うけど、舞台の上では年齢関係ない・・はずなので。

いつも発表会を欠かさず観に来てくれるKさんがプログラムを取りに来がてら家にお茶しにいら
してくれた。彼女の地に足の着いたぶれない生き方が好きで、10歳年上の友達が素敵に生きて
くれているとそれだけで心が満たされます。

今日はこれからピアニストのさなえさんのコンサートに行ってきます。
目をつけていた、素敵なお花のアレンジをしてくれるお花屋さんに、パープル系のブーケを作っ
てもらって、さなえさんに持って行こうと思います。
親友のハトちゃんも来るので余計に楽しみです。
中学時代の友達と会う時、ただみんなで会えて話ができるだけで十分・・
と思いがちで、いつも行き当たりばったりで、こだわりのない場所選びを
していた。

中間の渋谷とか新宿とかたまには横浜あたりで、ふらっと行って入った
カフェやレストランで、ありきたりのものを頼んでは、おしゃべりを
楽しんでいた。

でも今回、「会いたいな。」とメールをもらった私は、「たまには青山で懐石料理とか
どう?私予約するから・・」と提案したら他の二人が乗り気だったので、青山通りの
青学はす向かいにある「雅灯」に電話して、私たちにしては贅沢な4千円の懐石ランチ
を予約した。

当日、落ち着きのある個室に通されて、香り高い季節のお料理をいただきながら、
話もはずみ楽しいひとときを過ごすことができた。

コースの一品に、かぶのお料理が出される。
中央がくり抜かれていて、そこに詰められた色とりどりの具が、半透明の白いかぶを引き
立てている。その上に絶妙な濃度のあんがかけられていた。

おいしいね、おいしいね・・と言いながら、お箸をスッと入れては温かいかぶを口に運ぶ。
3人とも何度かそれを繰り返すと、お皿の上にはかぶの茎葉が3~4cmほど付いた、飾り用の
フタだけが横たわっていた。

その時みいちゃんが言ったのだ。ね、この蓋、「かぶ」なんだし、蒸してあるみたいだから
食べられるんじゃない? 

どれどれ・・と私が蓋の白い部分をかじってみる。
「こりゃ固い。だめだよ。」

みいちゃんはまだあきらめない。「青い軸のところはずいぶんやわらかそうだよ・・」

今度は3人で緑の茎をほぼ同時にかじってみる。噛んだとたんに無理だとわかった。
筋張っていて噛みきれないのだ。「あっ、これ無理!」と私が言った途端、3人で爆笑。
涙が出るほどおかしかった。おばさん3人が高らかに笑っても、個室だから問題ない。

「きっと、誰も食べようとしないだろうね。笑われるんだよ、私たち。洗い場で。
3つともかぶの軸に歯型が付いているって。一つは白い部分までかじってあるって・・」

ひとしきり贅沢な空間とおいしいご飯とおしゃべりと「爆笑」を楽しんだ後、素敵な雑貨屋さん
に行きたいという二人を、スパイラルマーケットに連れて行った。
十分にひとつひとつの品物を吟味して、それぞれが気に入ったクリスマスのオーナメントや
カードや文房具を購入した。

最後に表参道ヒルズに行ってカフェでお茶をした。おしゃべりの花がもう一花大きく開いた。

12月1日から点灯される表参道のイルミネーションを見ることができなかったのが唯一
残念だったけれど、あらゆる意味で贅沢な時間を過ごした私たちはとても満足して、
じゃまたね・・と言ってそれぞれが別々の電車に乗り、帰途についた。



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