日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
盛り上がりつつある 居酒屋の入り口に誰かが来た。
一瞬誰だっけと思い、あーっ!と懐かしさがこみあげる。
30年ぶりの再会は、こんな風だった。
大学時代に所属していた音楽サークルの同期会に昨日参加してきた。
同期会のつもりが、サークルのネット掲示板で知った先輩や後輩たちもたくさん参加してくれて大盛況となった。
あの頃、サークルでいつも入り浸っていた道玄坂の居酒屋が会場であったことも一因してか、30年のブランクは即座に埋まってしまう。
それどころか、いい大人が、と言われる年齢も大きく超えているのに、学生時代にタイムスリップしてしまったようだった。
私にも不思議な現象が起こった。
大人になってから知り合った人たちと飲むお酒とは確実に違っていたんだ。
たかがビールジョッキ2~3杯ですごいハイテンションになり、ちょっとのことでげらげら笑い、人の話にいちいち感動し、二次会会場へ向かう道のりを 同期のタエと手に手をとり、けたたましくしゃべり、千鳥足でよろめきながらジグザグに進んで行った。
途中若いお兄さんが、一緒に飲みに行かない?と私たちに、というよりもジョディーフォスター似の タエに声をかけてきた。
そしてジョディーフォスター似のタエと中国人のような頭をしていた私に、あろうことか 「ねえ、日本人?」て聞いたのだ。
これがまた可笑しくって彼らを無視して、日本人?だって。ねえ、日本人?だってよ。と笑いがとまらなくなる。
このテンションのまま2次会会場のバーに行ってしまった。
そこは、後から見回してみれば、おしゃれな若人が落ち着いてお酒を楽しむようなお店だったのだ。
そこへ50過ぎのおじさんおばさんが、お行儀悪くけたたましく どっとやって来たのだからたまったものではなかっただろう。
若者たちよ、ごめんなさい。普段はみんな自制心のある、責任を負った日々を送っているのよ。
見た目は初老に見えたかもしれないけど、実はあの時私たちみんな20歳だったの。
無茶よね。 よーくわかってます。
二次会も終了し、若返りの魔法も解けかかった時、先輩のk原さんが自分の靴がないと右往左往している。 探してみると、ベージュのモカシンが一足ひっそり取り残されていた。
これじゃないの? いや、違う違う。どちらかというとお前がはいているのに似てるやつだ。と、もうひとりの先輩、kma田さんがしっかりとはいている黒のスニーカーを指差す。
kma田さんは、一瞬ポケッとした表情を見せたかと思うとおもむろにモカシンを手に取り、間違えちゃった。とお茶目な顔をした。
どこをどうすれば、ベージュのモカシンと黒のスニーカーを見間違えることができるのだろう。
せっかっく理性ある大人に戻ろうとしていたところだったのに、またこの瞬間に総崩れ、だ。
kma田さんは、学生時代の夏合宿で、民宿のお便所サンダルをはいたまま東京まで戻ってきてしまったという前科がある。
30年経っても、やはり人はそうは変わらないらしい。
というわけで、まだまだ昨日の余韻をふりきれないまま、今日が始まってしまった。
そうだ、今日はバレンタインデーだ。ということで、とりあえず日常に戻るためにもハルを連れてお買い物に行き、チョコレートケーキの材料を買ってきた。
卵を攪拌しながら、トップギアにはいっている精神状態を、数段階のギアチェンジの後、ニュートラルにおさめた。
いつも通りのケーキが完成した。


一瞬誰だっけと思い、あーっ!と懐かしさがこみあげる。
30年ぶりの再会は、こんな風だった。
大学時代に所属していた音楽サークルの同期会に昨日参加してきた。
同期会のつもりが、サークルのネット掲示板で知った先輩や後輩たちもたくさん参加してくれて大盛況となった。
あの頃、サークルでいつも入り浸っていた道玄坂の居酒屋が会場であったことも一因してか、30年のブランクは即座に埋まってしまう。
それどころか、いい大人が、と言われる年齢も大きく超えているのに、学生時代にタイムスリップしてしまったようだった。
私にも不思議な現象が起こった。
大人になってから知り合った人たちと飲むお酒とは確実に違っていたんだ。
たかがビールジョッキ2~3杯ですごいハイテンションになり、ちょっとのことでげらげら笑い、人の話にいちいち感動し、二次会会場へ向かう道のりを 同期のタエと手に手をとり、けたたましくしゃべり、千鳥足でよろめきながらジグザグに進んで行った。
途中若いお兄さんが、一緒に飲みに行かない?と私たちに、というよりもジョディーフォスター似の タエに声をかけてきた。
そしてジョディーフォスター似のタエと中国人のような頭をしていた私に、あろうことか 「ねえ、日本人?」て聞いたのだ。
これがまた可笑しくって彼らを無視して、日本人?だって。ねえ、日本人?だってよ。と笑いがとまらなくなる。
このテンションのまま2次会会場のバーに行ってしまった。
そこは、後から見回してみれば、おしゃれな若人が落ち着いてお酒を楽しむようなお店だったのだ。
そこへ50過ぎのおじさんおばさんが、お行儀悪くけたたましく どっとやって来たのだからたまったものではなかっただろう。
若者たちよ、ごめんなさい。普段はみんな自制心のある、責任を負った日々を送っているのよ。
見た目は初老に見えたかもしれないけど、実はあの時私たちみんな20歳だったの。
無茶よね。 よーくわかってます。
二次会も終了し、若返りの魔法も解けかかった時、先輩のk原さんが自分の靴がないと右往左往している。 探してみると、ベージュのモカシンが一足ひっそり取り残されていた。
これじゃないの? いや、違う違う。どちらかというとお前がはいているのに似てるやつだ。と、もうひとりの先輩、kma田さんがしっかりとはいている黒のスニーカーを指差す。
kma田さんは、一瞬ポケッとした表情を見せたかと思うとおもむろにモカシンを手に取り、間違えちゃった。とお茶目な顔をした。
どこをどうすれば、ベージュのモカシンと黒のスニーカーを見間違えることができるのだろう。
せっかっく理性ある大人に戻ろうとしていたところだったのに、またこの瞬間に総崩れ、だ。
kma田さんは、学生時代の夏合宿で、民宿のお便所サンダルをはいたまま東京まで戻ってきてしまったという前科がある。
30年経っても、やはり人はそうは変わらないらしい。
というわけで、まだまだ昨日の余韻をふりきれないまま、今日が始まってしまった。
そうだ、今日はバレンタインデーだ。ということで、とりあえず日常に戻るためにもハルを連れてお買い物に行き、チョコレートケーキの材料を買ってきた。
卵を攪拌しながら、トップギアにはいっている精神状態を、数段階のギアチェンジの後、ニュートラルにおさめた。
いつも通りのケーキが完成した。
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Re:無題
早速訪ねてくれてありがとう!
こういうつながり方ができるなんて、学生時代には想像もできなかったですね。
また会える日を楽しみにしています。
時々掲示板のほうにもおじゃましますね。
こういうつながり方ができるなんて、学生時代には想像もできなかったですね。
また会える日を楽しみにしています。
時々掲示板のほうにもおじゃましますね。
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