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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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絶望している人間が書いたものを人が読んで面白いかどうか・・
興味深い と思う人もいるかもしれないけど、書く側としては、コールタールでも
塗りたくるような文章をお披露目するのは自分の趣味じゃない。
そう思ってここから離れたのだけど。

ほんの少しの希望が出てきた今、今だけかもしれないけどちょっとの間戻ってきました。

娘は大阪の病院に入院中で、ずっと受けたくて、でもエントリーを断られ続けて来た治験
を受けている真っ最中です。

どうして受けられるようになったのか、というのは色々あって、ここでは詳しく説明
するのはスキップしますが、娘が幾分元気だった時に彼女がやって来た仕事が、まわり
まわってこの幸運を届けてくれた・・・という感じの言い方が 一番うまく事実を伝え
てくれるかな。

彼女が入院中のこれから約一か月間、急に私身軽になって、
自分の時間を持てるというのが、なんだか照れくさい。

介護のことの詳細を書くつもりはないけれど、嫌がる老体を無理無理動かしていたら、
結果、色んな意味でスペックがあがった気がする。

ご飯も滅茶苦茶作ったし、リハビリとかマッサージにも時間を費やした。
基本ヘタレな私は、ヨガの先生とかやってる割には腕力がない。
今もすぐに疲れてヘタレにはかわりはないけど、力がなくても自分と同じ体重の彼女を
持ち上げるコツとか知らず知らずのうちに学んでいたみたい。

4か月ぶりくらいに美容院に行って、ヘアケアに無頓着な私でも平気なべリーショート
にしてもらって、前髪もパッツン短く切ってきた。
眉毛のはるか上にある前髪。
ああ楽だわあ。

美容師さんに「ほんと久しぶりですね」と3回くらい言われて、
「もうちょっとで髪の毛ゴムで結び始める所だったの。結んだら最後、もうここ来ないと
思う・・」
と言ったら美容師さんが焦って
「なら、絶対結ばないでください!」と言ってくれたのがなんだか嬉しい。

さあ、お買い物に行かなくちゃ。今日はそんなに書くつもりはなかったんだ。
夕飯はタコのパエリア。高いサフラン買っちゃった。
サフランの鮮やかな黄色が溶け出す前に、深紅をまとう一瞬の あのワクワク感。
残り少ない蜂蜜のビンを逆さにして、したたり落ちる蜂蜜が極細の糸のようになって、
途切れそうで途切れない、そんな時の甘くてじれったい感覚。

私は確実に日常に助けられている。


君によって軽やかに説かれる 『 独占欲 フリー 』  の 幻想。

そして今、それにまみれた君が吐く ため息の可愛らしさよ




懐かしいな。記事を書くこの枠組み。
最後に書いたのが3月25日。一か月半も経ってしまった。

いや、逆だろう。辞めるって言ったのに一か月半で戻ってくるのは早すぎる。
戻ってきたわけではないのです。
3日前から思い立って一年ぶりのシナリオを描き始め、今書き終わりました。
それを載せたかったのです。

テーマは出会い。ただ少し普通でないのは、今を反映させてリモートの出会いです。
脚本は映像化目的の道具みたいなものだから、読み物としてはよみづらい。
その上今回のは『リモート』が大きく介在しているため、登場人物の対面せりふがめちゃくちゃ
少ない変なシナリオになってしまいました。

〇が書いてある行は『柱』と言って、場面を表しています。
この脚本では「カメラのレンズが向いている方向」と思っていただくとわかりやすいと思います。
あちらこちらと柱が交互に何度も変わったりするので慣れないと混乱するかもしれません。

『ト書き』は、柱とセリフ以外に書いてある部分のことを言いますが、
カメラが捉える人物の動作や表情、場の説明 です。
今回はこの事実だけ伝える『ト書き』をちょっと小説っぽくしてみました。
正当な脚本には不合格の脚本ですが、楽しんで描きました。

20分ほどの短いドラマ。 タイトル 『2メートル弱』
タイトルの赤い字 『2メートル弱』をクリックすると原稿のPDFに飛びます。

オウチ時間に 小さな出会いのドラマ いかがでしょうか。






時々私は変なことを突然思いつく癖がある。

今日は一日泣いて暮らそう・・
お休みをもらえた一昨日 ふとそう思いついた。

こみあげてくるものを押し殺さない。
そのまま解放してみよう。したいように暮らしてみよう。
言いたいことを言ってみよう (昼間はハルしかいないけど、ハルに思いのたけをぶつけてみよう)
そして悲しいなら 辛いなら、涙が涸れるまで泣いてみよう。

家事をしながらふと手を止めては涙を流す。拭って顔を上げ また仕事を続ける。
何度かその動きを重ねるうちに、だんだんとその境界線がフェイドアウトしていく。
仕事をしている手に、ぽたりぽたりと涙がリズミカルに落ち始める。

無表情のまま涙がとめどなく流れる
声一つすら出ることはない
頬が涙の道筋を感じる
その道筋のわずかなほてりに 私の生を見つける
涙はあたたかい 流れる血潮のようにあたたかい


 さんざん泣いた私は よみがえった。
蘇らせてくれたのだから、私は今「泣く」という行為を心から愛してます。

「泣く」肯定派の私。
それとは別に これは怒ってみよう と思って怒ることがあります。
怒ってる自分は支離滅裂で醜いです。
でも時々わざと怒ってみたりします。

 それにしてもヨッシイママは素晴らしい。
あれから彼女は約束通り宗教のしの字も言うことなく、娘に献身的に尽くしてくれています。
訪問看護師の石黒さん リハビリの立石さん。
4人で固めた女共同体。結束は固い。

私も主婦を長年やって来たけれど、行ってみれば何もかもが自分流。
こんなにも自分以外の方の主婦の仕事を間近で見られたのは初めてで感激です。

「私なんて一生飯炊き女よ・・」というヨッシイママですが、その言葉の裏に彼女の自負を
感じることができる。雑多な仕事を見事にこなすその実力こそ、彼女が長年積み上げてきた
経験と知恵のエビデンス。

 未来を見たくない私に、このブログを書き続けることができるとは思えない。
大好きな人たちには、もうすべて伝えた気がしている。
思い残すことはない。

日記みたいに書ける時が来たらまた戻ってきます。
ありがとう。
ではまたいつか。

朝 目覚めて 娘を想う。
あ~すべてが夢だったんだ、良かった・・ってなれたらな・・って。
でもそんな願いは虚しく、現実は微動だにせず私の前に立ちはだかる。
そう、現実は何時の時でも厳しい表情を隠し持ち、露呈するタイミングを伺っている。

 すべての治療をやり尽くした後、難病の患者や家族は次に何をするかといえば、まだ認可され
ていない新しい治療法の治験や臨床試験に目を向け始め、どうにかして受けさせてもらえないか
とアクセスを試みる。
 
「3月半ばに治験募集開始」と公ではないにせよ得た情報、「大原薬品のONC201」に向けて
私たちは半年前からそこに目標を置き、希望をつなげてきた。
ところが、実際の募集が始まり、心躍らせながら募集事項を今週初めに見た私たちは愕然と
することになる。

第一相 KPS 80
医療関係者以外の 普通に健康な暮らしをしてる方たちには ??? であろう。

どういうことかというと、第一段階目の治験において、患者の全身状態のスコアが80以上、
つまり、立ち歩くことができてほとんど自分の身の回りのことを自分自身で行える全身状態で
あること が マスト条件のひとつ、ということだ。

娘はすでに自分では歩けない。甘くみてもKPS50~60というところだ。
本人も周りの私たちもこの状況に打ちのめされながら、でも何とか入れてもらえないかと、
治験を行う国立がんセンター中央病院と埼玉医科大学病院に、担当医の推薦状を持って外来
予約をして交渉した・・が、無理だった。

 「残念ながら受け入れられません」
私たちにとって非情なこの宣告を、昨日一昨日と2人の医師から告げられたのだが、
同じ答えでもこの二人から真逆の印象と感情を抱くことになった。

私は一人目の医師があらかたしゃべり終わると、ほとんど睨みつけるように彼を見ていた
と思う。そのあくどい政治家のような顔つきの医師は、私たちを傷つけることを容赦なく
言った。娘の嗚咽が狭い部屋に悲しく響く。
私が食い下がると、「私も山のような患者を抱えていて、そんなに時間を取ってられ
ない。話したいならセカンドオピニオンを希望してまた来たらいい・・」

ちなみにセカンドオピニオンはただ話すだけで4万円くらいかかる。
「こんなね、お互い気悪くするようなことしゃべっててもらちがあかない」
そう言われた私は「いえ、私は気を悪くなんかしてませんよ。気を悪くしてるのは先生だけ
です」・・私、時折すごい気が強いのよ。特にステイタスが高い人たちがなんか勘違い
しているのが許せない。

「行こう」私が娘に言った。
ダンナとヨッシイも立ち上がり、先生に礼儀正しく ありがとうございました と言った。
私は言えなかった。心の中で Go to hell と低くつぶやき、振り返りもせず部屋を出た。
ヨッシイが左手を娘の頭に置き、右手で目頭を押さえていた。

昨日の先生は、「・・というルールがあるので、ごめんね、受けさせてはあげられないんだ」
そう言いながらも先生は、大原薬品にその場で電話をしてくれて、「KPSの足りない患者さん
が今いらしているけど、何か抜け道というか方法はないかな?」と聞いてくださったり、
先生のメアドも教えてくれて、何か少しでもいい情報があったら連絡します。
そんな風に言ってくださった。

同じ答えでもこの違いは何?
あまりの極端なケースを引き続き経験してしまって、現実感がなくぼーっとしてしまう。

治験の一相はKPS80だが、二相になると50に落ちる。
二相の予定は秋ごろ。そこまで今の娘の状態をキープすることが当面の目標だ。
不安はマックスだけど。

というわけで、私は今どん底にいる。
どん底のまま、一体何が書けるのだろうか、これは自分でも興味がある。
なぜなら人間は幸せな時よりも不幸な時の方が本性が出やすいと思うから。

自分がどん底にいようが、好きな人たちには幸せでいてほしい。
そう思えることが今自分自身を好きでいられる理由なんだと思う。

友達の娘さんや息子さんが結婚したり出産したりと この一年間でおめでたラッシュの状況
が続いてきている。その都度、良かったね。と心から言えて、お祝い品を探すときも喜んで
もらえそうなものを一生懸命探した。

もちろん、娘さんや息子さんが健康であること、普通の生活ができることに対して羨ましいな
とは感じてしまう。
でもそこどまりでいられることが自分の安定につながっているんだと思う。


そう、自分がどん底にいようが君に対する愛情は変わらないよ。
でもこの愛情は、かみ砕いていうとね、私を踏み台 (あんまりいい言葉じゃないかな) 
にして、人を信じられるようになって、優しい素敵な人と出会って、幸せになってくれたら
・・っていう愛情だからね。踏み台期間が長いといいな・・
「君」は、もしも読んでくださってる人がいたら あなたかもしれません。

もう一人の君へ。
あれからずっと考えていたんだ。「綺麗はつくれる」って言葉。
少しずつ見えてきたものがあるから、明日続けて書けたら書きます。

ではまた明日。








かしましい のは最近の私。

料理を作っていて、不注意にフライパンに指を触れては、うぎゃあ!あちっ・・と叫び、ちょっと
した段差に上がりきらないつま先をゴンと打ち付け あいてーー!と悲鳴を上げる。
数え上げたらきりがない。

がむしゃらに突き進んでいるときは、交感神経バッリバリに優位に立ち、身のこなしもスムーズ
だったのが、いったんお休みをもらいだしたら、そこは元来怠け者の私のこと、すぐに緊張を
手放しだして この体たらく。

「家にはブルースリーがいるって思われんじゃない?」
と、普段は無口なくせに、時々ボソッと何かを言っては私の笑いを取るダンナがすかさず言った。

このダンナが今朝、よくもそんなこと言ってくれたな、オマエ・・というようなことを私に
言った。それだけ聞いたらホント耳を疑うよ。

「ほんとうの クソばばあ になっちゃったじゃん・・」

すぐ離婚しろ・・って思うくらいひどく聞こえるでしょ。
彼を弁護するためにもいきさつを書くと・・

この2か月間、娘の所へ通うため環状4号を毎日のように運転していたのね。
往路、ちょうど瀬谷区に差し掛かったところ左手に、角度によって見え隠れする小さな建物を
初めて見つけた時、「うそ・・・」と確かに私は言ったと思う。

その建物には「株式会社 う〇こ」という看板に (〇の中にはちゃんと五十音最後の文字が
入ります) ソフトクリームのように見えて確実にそうではないおどけた絵がついていた。

何でも調べればすぐに何らかの回答が得られるこの時代に、私はなぜかそのことをそのまま
ほったらかにしていた。
そしてその建物が見えるたびに、「電話がかかってきたら、真面目な声で『はい、株式会社
う〇こでございます』っていうのかなあ・・」とか「公の伝票とかにも印字されているんだろ
うなあ・・う〇こって・・」と色んな場面を想像しては楽しんでいた。

自分の中の七不思議ってあるでしょ?
例えば私だったら、「どうしてハルはこんなに可愛いの?宇宙一可愛い。可愛すぎて意味わかんないってば・・」のような代表的な七不思議のひとつがあるが、この会社名も小さな七不思議
のひとつとして私の中に存在し続けていた。実に 今日の朝まで。

朝ベッドでTwitterを見ていたら、おすすめユーザーってあるでしょ?
ちょっと気になった所に入ってみたら、なんとそこから株式会社う〇こに繋がった。

で、わかったことは
「毎日をハッピーにする」おしゃれなう〇こスニーカーやTシャツを売っているネットショップ
を運営していたり、楽しいう〇こイベントを開催する会社だったのです。

そういえば、う〇こミュージアム行ってたねー。カラフルだったねー。

でもこっちも負けてないよ。
サイトに行くと結構面白くて、PVもすごい凝ってる。
社用車の、屋根にモリモリがのっかった「う〇こミニパト」の車検が通った!!
って喜んでいる動画があった。
車検通らなかったら、モリモリを外さなきゃならなかったらしいの。よかったねえ・・

で、ネットショップに行ったら、これが結構お洒落なのよ。
でもさすがに う〇こ ってはっきり見えるのは抵抗あるので、小さなモリモリの刺繍が
ついている黒いキャップを買ってしまった。
う〇この色は可愛らしいオレンジで。

嬉しそうにダンナに報告したら、「本当のクソばばあになっちゃったじゃん・・」
となったのです。

私何回 う〇こ って書いただろう。大事なことよね、う〇こは。
快便は健康の入り口だから。

・・って急に話題をう〇こから変えるのはメチャ無理あるけど、

薔薇を抱えた君も素敵だけど、お月さまのようなチーズタルトを抱えた君が好き。
チーズタルトがおいしそうですね・・それすなわち


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