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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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大学時代の友達の一人が、「行きたいと思っているの・・」と教えてくれた催し、
『70’sバイブレーション横浜』を目指して、先月とある日に、赤レンガ倉庫に女6人で行って来た。

70年代真っ只中に青春時代を過ごした私たちにとって、そこに展示されている物すべてが
懐かしくて、歳も忘れてきゃあきゃあと、女子力の高い時間を過ごしてしまうこととなった。

我々の一番のお目当ては、その催事期間のみ復活する「Pied Piper House」というレコード屋
さんであった。

 当時青山通りの片隅にひっそりと存在しながら、でも音楽好きの若者たちを強力に引き付け
ていた。LPがぎっしり入っているボックスを前に、お気に入りのレコードを探すために一枚
一枚手でひっぱりあげていくあの感触。ひっぱっては戻し、ひっぱってはまた戻す。
スコンスコンと木のボックスにレコードジャケットがあたる規則的で乾いた音を聞きながら、
気持ちが高揚していく。

 レコード屋さんと言っても、今のHMVとは趣が大きく異なり、小さなお店の面積のほとんどが
レコードで埋めつくされていて、ボックスの列と列の間の細長い通路を、他人のお尻や背中と
自分のものとをほとんどすり合わせながら移動したものだ。

ハメルーンの笛吹きの絵を真ん中に、蛇が楽しげに身をくねらせて描いたような「Pied Piper House」というロゴが印刷されているレコード袋も、この催しで復活していて、ロゴ入りの
Tシャツとトートバッグを買ったらそれに入れてくれた。


「よし、11月のライブでコーラスのお手伝いをする時に、このパイドのTシャツを着よう!」
とTaeが言い出し、レコード売り場で難しい通好みのレコードをチョイスしているChikaも、
最後にはTシャツも買っていた。

で、おとといの水曜日、TaeとChikaが、コーラス練習のために我が家に遊びに来た。
お昼ごはんに、パン好きのChikaのために2種類のパンを焼いたのだが、Taeが私の作った
ベーグルをとても気に入ってくれた。

スープやサラダ、チリビーンズと一緒にベーグルを食べながら、おいしい・・幸せ・・と、
ほんとうにくつろいだ幸せそうな顔を二人がした。

あ、同じだ。ヨガのクラスを教え終えた時と。みんなとても緩んでほっとしたような、穏やかな
顔をしていた。

なんとなく道がぼんやりと見えてきた。
私が今までやってきたことが人を緩ませることができるなら、それをしていきたい。

図らずも、前回のヨガのテーマは、「からだとこころをほどく」であった。
私の基本テーマになる予感がする。













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