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日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
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金曜日が忙しい。

久しぶりに 一人住まいしている息子が帰ってきた。

「健康だけには気をつけて、それで人に迷惑かけずに生きていてくれれば、
あとはお好きにどうぞ・・・。」というスタンスで、わりとあっさりと接している
つもりなのに、いざ顔をみると、バレエからピューンと帰宅して、お昼ご飯を
いそいそ作って、一緒に食べたりしているのだ。

日の傾く頃、先週に引き続き、電車に揺られて都心に向かった。
大学時代の同期を中心にした集まりに参加するために、渋谷に
向う。

満員電車並みの人混みのハチ公付近は、外気であるはずなのに閉塞感
いっぱいで、見知らぬ人の体温とすえた匂いにうんざりして、でも半歩ずつ、
じれながらスクランブル交差点に近づいていくしかなかった。

やっとこ目的地に着き、お馴染みの細い階段を軽快にかけあがると、
そこには 安心できる 顔 顔 がいた。

途端、いびつによじれていた感覚が、ふっとゆるんで温度を上げ、ビールと
つくね、手羽 も手伝って、にぎやかなおしゃべりに流れ込んでいった。

家でテレビを見たり映画みたりして過ごすのが、私の典型的な「金曜の夜」
なのだが、でも たまにはこういう金曜の夜も いいな。





とうとう ”初めてのネイル” をしてもらった私の指先は、
今でもちゃんと きらきらしてる。

さかのぼること3日前。

バレエ教室で、シューズでのレッスンが終わり、みんなが
トウシューズに履き替えている時に、

「先生。今日はトウシューズをお休みします。
今夜高校のクラス会なの。で、この際だからネイルの予約
取ってね・・・。」

なんともフレンドリーな雰囲気のバレエクラスでしょ?

急いで着替えて、じゃあね。と立ち去り、家でシャワーを浴び
身なりを整え、15分後にはもうネイルサロンで爪を整えてもらっていた。

そして、私の娘くらいの年齢のお嬢さんが、丁寧に2時間もかけてストーン
つきのネイルを仕上げてくれたそのあとに、 クラス会の会場がある
四谷三丁目に向かったのだ。

前回のクラス会が7年前。 だから、「あれは誰だろう?」 ということは
まったくなかった。

今回の集まりのきっかけは、オーストラリアに移住された担任のS先生が
帰国されたことだった。

S先生は72歳のはずなのに、ビートルズのようなマシュルームカットが
お似合いで、「本当に地毛なんだ。これは親からの遺伝らしい。」と、
黒々としたきれいなストレートヘアーを、何度も引っ張って見せてくれた。

私の通った高校は、都立高校だったのだが、大人になってから思い返すと、
あんな自由な高校は他にあるだろうか?と疑問に思うくらい、自由な
高校だった。

当時リーゼントでちょいワル高校生だった、隣に座ったM氏は、(今は
大会社の重役らしい)  「S先生さ、あの頃ヘビースモーカーだっただろ?
ある日、『おまえ今絶対タバコ持ってるだろう。俺切れちゃってさ。
ちょっとよこせよ。』と箱ごと取られたことがあったんだ。」

と言っていた。これ聞いて、あら、そうなの。ありがちだね・・・と
いうのが、みんなの反応なんだから、それが全てを物語っているのだろう。

私たちは、何かあると、たとえば健康的な体育際の打ち上げに、
みんなでお酒を飲みに行っては、べろんべろんになって渋谷を
千鳥足で歩いていた。

授業もかんたんにサボって、下校時まで閉められている鉄格子の
門を、上履きでよじ登っては、うわばきのまんまでパン屋にパンを買いに
行って食べたり、喫茶店でしゃべくって時間をつぶしていた。

これだけ聞いたら、すごい不良だね。

でも先生は、「お前らは、悪いと言ったって、限度を知っていたよ。
お前らの時が一番楽しかったなあ。あれからどんどん生徒の考えて
いることがわかりにくくなって、先生でいることがつらくなってったんだ。」

とおっしゃっていた。

先生にとっても 私たちにとっても、ハチャメチャではあったものの、
いい時間であったことにはかわりない。














強い雨が降っています。
雨粒だらけの窓ガラスを眺めながら、
お門違いの先週の文章、「もう梅雨は明けたのかしら?」
を読み返し、思わず苦笑い。

化粧のついでに 鏡に映った鼻の穴を点検し、
「あー!・・ほとんどなかった鼻毛が濃くなってる!ホラッ。ねっ、ね。」
と、喜びか悲しみかわからない私の焦りの報告に、

「ふ~ん。 よかったじゃん・・」とダンナがつぶやいた今朝。

何があっても、一日一日が、確実に過ぎていきます。

正直、その一日一日を、人にあまり迷惑かけずに生きていくだけでも
かなり精一杯な私。

でも、そんな私が、最近人から感謝されて嬉しかったことがあったんだ。

英語クラブのオフィサー仲間であったM氏が、
O脚による膝関節変形症の痛みで苦しんでいることを、鎌倉遠足の道すがら
何かのきっかけで話してくれた。

それを聞いた「筋肉骨格オタク+関節の病気持ち」の私は、
ちょっとおせっかいかな、と思いつつも、自ら実践したO脚矯正法を、
思い切って 氏に伝えてみることにした。

2週間後 彼に会った時、「あの矯正法は、ほんとうに素晴らしい。
おかげで痛みが今ほとんどないんだよ。たくさんの人に教えてあげたほうが
いいよ。」と、絶賛してくれたのだ。

私のブログを読むわずかな人たちの中に、O脚で苦しんでいる人の数は
限りなくゼロに近いのでしょうが、一応書いておこうと思います。

まずね。ふたつあるお尻のほっぺたを、中央に寄せて、ひとつにするような
意識をもつこと。 で、歩くときは、太ももの内側をすりあわせるような
つもりで脚を運ぶようにする。 ももの後ろ側ののびを意識すると
よりベター。 

これに加えて、おへそを背中に押し込んで近づけるような意識で
日々暮らしていると、確実に変わってくる。(最初は、そりゃきつい。
だって矯正だもの。でも筋肉の流れが変わってくればすこしづつ楽になる。
そこまで頑張れるかどうかは本人次第・・なのです。)

そういえば、ずいぶん前に、英語のスピーチで、こういうことを
話したことを思い出した。

「筋肉もそうだけど、人の考え方ってひとりひとりの癖があって、
だから個性があるとも言えるんだろうけれど・・・・・でもね。
筋肉も、自分の癖通りの楽な使い方をしていると、どんどんその方向に
偏って、挙句関節や骨を痛めることになるでしょ・・・

人の考え方も、その思考パターンから抜け出るには、筋肉の流れを
変えてしまうほどの強い意志が必要なわけで・・・・・これ大変そうだけ
ど、筋肉と脳みそはいくつになっても 鍛えなおすことができると誰かも
言ってたし・・・・憧れのバレエダンサーも、意識して そちらの方向に
使い続ければ、筋肉だって思い通りの場所に移動させられるって。
そう言ってたよ。
じゃなきゃ、日本人の骨格でバレエなんかできないよ、ね。
 
ということはだね。新しい自分になれることも不可能じゃないんだね・・・
たぶん。」

退屈な内容かもしれないので、そうならないように、会話風にアレンジして
みました。

そうだ。 
つよぽん、たくさん走るんだよね。
心配してるんだ。


梅雨はもう明けたのでしょうか?

今と較べ 以前はもっと、「梅雨」に対して大騒ぎしていた印象がある。
「梅雨間近です・・梅雨前線がやってきました・・とうとう梅雨入りです。」

そして最後には、大々的な「梅雨明け宣言」。
それを合図に、ドアノブがくるりと回り、開かれた夏の扉のその向こうに、
むせかえるような匂いと濃度を感じたものだ。


 6月もあと数日。
7月にバトンが渡る前に、巨乳をもてあましている女性のように、(悲しいかな
、100%想像の世界です。)猫背でうつむき加減の紫陽花たちを、たくさん
カメラにおさめてきました。 

公園の紫陽花は、「重いでしょ・・そりゃだってお花、つけすぎだもの。」
と思わず言いたくなってしまうほど、どっさり満開です。

ピンク 白 水色 空色 青 紫 赤紫。
文字通り 色々な紫陽花がある。

水色 と 空色を微妙に両方入れたのは、7色にしたかっただけ。
 
雨の鎌倉に咲く紫陽花も美しかったが、自然公園にひっそり咲く紫陽花も、
美しい。

















昔々に読んだ星座の本に、「おとめ座にはくじ運がない」
と、きっぱり書かれていた。

本当にそのとおりの人生を、今まで歩んできた。

小学校時代、夢見る乙女の私は、愛読していた 「りぼん」
や「なかよし」の懸賞に、どきどきしながら応募はがきを
出していたものだが、当たったためしがなかったのだ。

私が何かのくじに当選するには、あの ロトシックスの宣伝に出てくる
可愛いしんくんの、「運くん」の助けが必要なようだ。

運くん・・・たまには私のそばに来てね。

くじ運は、どうもDNAには関係しないらしく、私の血をひく息子が、ある日
電話をしてきてこう言った。

「渋谷のBunkamura オーチャードホールでやるライブに応募してみたら、
当選したから行って来たら?」

えっ?すご~い。 いいの?
ということで、先週の木曜日に、半休で午後フリーの娘を誘ってライブに
行って来た。

相変わらず渋谷は人で混雑していたが、Bunkamuraにできた素晴らしい
本屋さんしかり、少しづつだが 大人も楽しめる落ち着いた街へと変化して
いる印象を受けた。

オーケストラの演奏を直に聞いたのは、すごく久しぶりである。

お馴染みのsinger のお馴染みの歌声が、ほんの近い距離をなぞって私の
ところに届く。 マイクを通した声であっても、肉眼で見えるその姿から、
その瞬間に生まれる歌声に、私の鼓膜が反応しているという事実が
喜ばしいのだ。

プロデューサーの服部隆之さんが、「1万8千もの応募がありました・・・」
とおっしゃっていた。

息子のところには、運くんが居てくれてるのかな。


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