日々の生活から気になる事柄やものたちを、日記を通して紹介していくサイトです。水曜日には「やわらかい英文法」と題して、英語に関することを載せています。(平成23年3月現在)
免疫は、肉体だけでなく精神にも及ぼすらしい。
悲しみに慣れてしまうなんてことがあるとしたら何と悲しいことかと思う。
でもそれは今の私なのかもしれない。
どんなに悲しいと感じても私はいつも通りの生活をする。
穏やかに暮らす。
呼吸ひとつひとつを整え、数秒先の未来を生き抜くように。
ハルに笑顔で愛の言葉をささやく。
花の水を替え、植木に水をやる。
ありがとう。を心から何度も言う。
手先や体を動かして環境を整え、さわやかさに身をゆだねてみたりもする。
それでも悲しみは存在する。
悲しみは繭の中に存在する。
綿毛のような繭に包まれ、私の心の中にぼんやり浮かんでいる。
そのまぶしいまでの白さと入り組んだ繊細さが、悲しみの重力を霧散させる。
重さのない悲しみの悲しさを不器用に愛しながら、 私は穏やかに普通の生活を続ける。
息子が先週30歳になった。
誕生日は、彼がこの世に誕生してくれた日。
たぶん本人よりも母親にとって意味深い日であると思う。
家具屋さんとか雑貨屋さんに彼と一緒に行くと、「これ可愛いな~」と興奮するような 所 の ある息子。好みが割と私と似てる。自分の部屋も小物に凝ったり結構お洒落にしてる。
例年、生活を楽しめるような、ごく小さな誕生日プレゼントをするのが私の楽しみ。
娘の誕生日は3月。 どういう気持ちで迎えるようになるのか、まったくわからない。
高校時代の友人の今村ちゃん(旧姓だからいいかな・・)から昨日紅茶と焼き菓子のセットが
送られてきた。
「ただでさえコロナでこもりがちな中、ちいこ元気にしてるかな・・ とりあえず熱いお茶でも飲んで一息入れてゆっくり前向いて歩いて行きましょう
みんなでお散歩に出かけられる日を願いながら。」 という言葉が添えられて。
ビスコッティって言うの? とてもおいしい。 紅茶といただきました。
至福の時でした。
最近よくお礼状を書いている。今村ちゃんにも昨日午後に投函しました。
お礼状を書くのは楽しい。 どんな風に嬉しかったか自分の気持ちとズレのないように言葉を
探して書いていく。 自分の気持ちにぴったり寄り添った言葉を連ねることができるのは、
ありがたい。
一日経って、今村ちゃんからラインでお礼状のお礼?のラインが届いた。
「・・・・で、お茶飲んで、結局耳澄まして、人を想って、丁寧に生きていかなきゃって、
私も思う。浮いたり沈んだりしながら、無理しないでゆっくりいきましょう。
また会える日を楽しみにしてます。元気でね。」
コロナが収束して、みんなとお散歩楽しみです。
娘の早希は、私が事実以上に「かわいいもの好き」と思っていたみたいで、ジブリグッズや
フィーチャリング ダックスフンド のグッズなどをよくくれたものだ。
窓辺に置いてある植木鉢カバー2つは早希がくれたもの。
トトロがあふれんばかりのお花を背負っているのが可愛いのと、ダックスの鉢植えには
可憐な薔薇がひとつ咲きそうなので写真を撮っておきました。
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